未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます（Ver.02）

シモーヌ

一旦整理（入れ替わりがあるからなあ）

新暦〇〇〇七年七月十五日。



子供達が次々と巣立って行ったことで、ここで一度、現在この家に住んでる家族のことを整理したいと思う。

エレクシア。俺の嫁一号。要人警護仕様のメイトギア。事実上の本妻。外見や性格は一番俺の好みのタイプ。

密ひそか。ここに来た俺に最初に懐いたボノボ人間ボノボの雌。嫁二号。

刃じん。密の次に俺に懐いたカマキリ人間カマキリの雌。嫁三号。

伏ふく。コーネリアス号を発見した時に遭遇し、タイマンで勝ったのと餌を与えたことで懐いたらしいライオン人間ライオンの雌。嫁四号。

鷹よう。コーネリアス号を発見するきっかけとなった調査に出向いた時に使ったローバーのルーフキャリアがいたく気に入ったのか居ついてしまい、何か知らんがなし崩し的に関係を持ってしまったタカ人間タカの雌。嫁五号。

セシリア。コーネリアス号を発見した時に船内で遭遇したメイトギア。二千年近い時間を一人でコーネリアス号の中で眠っていた。嫁、と言うよりは家政婦か。

光ひかり。俺と密ひそかの娘。人間である俺の形質をつよく受け継いだらしく、外見上は完全に人間。しかし成長は早く、実年齢の二倍以上の年齢に見える。頭もよく、言葉も話すが、メンタリティそのものはかなり野性寄り。絵本が好き。

走そう。俺と伏ふくの息子。やんちゃ坊主。とにかく走るのが好き。誉ほまれとしょっちゅう喧嘩をしていたが、あいつが巣立ってからは少し落ち着いた感じもする。

凱かい。俺と伏ふくの息子。体と態度は大きいが実は気が小さい。相手に反撃されるとすぐにヘタレる。しかし、凶きょうの襲撃の際には大活躍。成長が見える。

翔しょう。俺と鷹ようの娘。母親の鷹ようと共に狩りの練習に出掛けた際にクモ人間クモの襲撃を受けて命を落としかけるが、鷹ようの身を挺した陽動とエレクシアの活躍により難を逃れる。体は小さく猫のような仕草が可愛いが非常に強い。何故か凱かいのことが気に入ってるらしい。

焔ほむら。俺と密ひそかの息子。兄の誉ほまれによく似たやんちゃ坊主。メイフェアとセシリアとエレクシアが好き。

新あらた。俺と密ひそかの息子。焔ほむらとは双子の兄弟。逆子でなかなか生まれることができず、危うく母親の密ひそかと共に命の危険に曝されたが、セシリアの救急措置によって無事に生まれることができた。焔ほむらに比べると若干大人しいが、まあ元気である。

丈じょう。俺と刃じんの息子。焔ほむらや新あらたと同じ日に生まれた。普段は非常に大人しいが、生まれついてのハンターぶりは母親の刃じんや姉の明めいにも劣らない。凶きょうの襲撃の際は母親の胸にしがみついて一体化していた。

彩さい。俺と伏ふくの娘。姉の深しんと同じくじゃじゃ馬。凶きょうの襲撃の際は、家の中に侵入してきたグンタイ竜グンタイの首に喰らいついてとどめを差すほど。

凛りん。俺と伏ふくの娘。彩さいとは双子の姉妹。姉二人に劣らぬじゃじゃ馬。やはり凶きょうの襲撃の際は、家の中に侵入してきたグンタイ竜グンタイの首に喰らいついてとどめを差した。

力ちから。河に住むワニ人間ワニの雄。コーネリアス号を発見した調査の帰路で不定形生物に追われていたところを助けることになり、その時に保護した悠はるかと共になし崩し的に仲間に加わる。

悠はるか。実は力ちからを追っていたらしい不定形生物が、俺達の乗るローバーに侵入してきたところをエレクシアの捨て身の放電攻撃を受けて、ワニ人間ワニの雌に姿を変えたもの。悠はるかの基になったと思しきワニ人間ワニの雌は力ちからのパートナーだったらしく、そのまま力ちからとパートナーになる。不定形生物の秘密に迫れるかと思って観察を続けているが、現在までのところは体が透明な以外は完全にワニ人間ワニとしての生態しか確認できない。

とまあ、俺を含めて現在総勢十八名。何とか楽しくやってる感じかな。