我が娘が風呂上りにマッパで薄暗い部屋でPCの画面を見ながら不気味な笑い声を上げてるんだが?

京衛武百十

文字の大きさ
上 下
48 / 92

大事なことなのに煙たがられる

しおりを挟む
セックスの話題って、なんであんなに煙たがられるんだろうね。大事なことなのに。

自分の両親のセックスがなければ自分は生まれてこなかったのに。

まあ、一部、例外はあるかもだけどさ。

『顔も知らない相手から提供された精子を使って体外受精した』

とかさ。でも、少なくとも今はまだ、そういうのはレアな事例でしょ?

だけど確かに、私も、自分の両親のそういうのって想像したくもないんだよね。

それって結局、親自身が向き合うことを避けてるからなんだろうなって気が、今はしてる。

神音かのんが、私とダンナのそれを察しながらもケロっとしてるのを見ると余計に。

でも、彼女自身は、下ネタとか、アニメの<セクスィ~なシーン>とかについては、あまり好きじゃないそうだ。

「あんまり露骨なエロネタぶっこまれても『ゲーッ』て思う」

だって。

私も、ダンナとのそれは好きだけど、他人のは、特に、AVとかの露骨なのは気持ち悪いんだよね。

なんて言うか、『汚らしい』って気がしてさ。

だからって、『AVとか作るな!』って言いたいわけじゃないんだよ。自分から視界に入れようとは思わないだけでさ。

ちゃんと住み分けててくれるんなら、それでいいんだ。

あと、AVとかでやってることで女性が悦ぶとか思わないで欲しいってこと。

『中にはそういうので悦ぶ女性もいる』

かもしれなくても、いるんだろうけど、全員じゃないんだよ。それはわきまえて欲しい。

『痴漢されて悦ぶ』

とか、それこそもってのほか。正直、

『死ね!』

って思う。思うだけで、口には出さないようにしてるけどさ。やたらそういうことを攻撃的に口にする女性もいるけど、私は、そういうのも好きじゃないんだ。

『自分こそが女性の代表!』

みたいな顔をされるのも好きじゃない。

私は<私>だからね。性別は確かに女性だけど、だからって<女性>ってだけで一括りにされるのも気分はよくない。

女性の代表になるつもりもまったくないし、逆に、ダンナ以外の男性は苦手だけど男性だからってだけで一括りにして攻撃する気もない。

なんかそういうのって、<個人>を蔑ろにする考え方だって気がして仕方ないんだ。

私が私であるように、観音かのん観音かのんだからね。彼女が私とダンナの関係性をどう見てるのかは、彼女にしか分かんないことだと思う。



あと、私は、彼のことを『ダンナ』って呼ぶけど、別にそんなに深い意味はないんだよね。正直、<愛称>みたいな形で使ってる。

私自身は、彼に従属するつもりもなんか、これっぽっちも無いからね。

相手に従属することを求めてくるようなタイプを選んでおいて嫌な思いをしたからって男性を一括りにして敵視するようなのは、理解できないよ。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

ハズレガチャの空きカプセル

京衛武百十
現代文学
釈埴一真(しゃくじきかずま)と妹の琴美(ことみ)は、六畳一間の安アパートの一室に捨てられた兄妹である。会社勤めの一真の収入をあてにしていたはずの両親が、宝くじが当たったとかで、「お前らは勝手に生きろ。俺達はお前らの所為で台無しになった自分の人生をエンジョイするからよ」と吐き捨て、行先も告げずにいなくなったのだ。 一真はすでに成人し仕事をしていたからまだしも琴美はまだ十六歳の高校生である。本来なら保護責任があるはずだが、一真も琴美も、心底うんざりしていたので、両親を探すこともしなかった。 なお、両親は共に再婚同士であり、一真と琴美はそれぞれの連れ子だったため、血縁関係はない。 これは、そんな兄妹の日常である。     筆者より。 <血の繋がらない兄妹>という設定から期待されるような展開はありません。一真も琴美も、徹底した厭世主義者ですので。 また、出だしが一番不幸な状態なだけで、二人が少しずつ人間性を取り戻していく様子を描く日常ものになると思います。また、結果には必ずそれに至る<理由>がありますので、二人がどうしてそうなれたのか理由についても触れていきます。 あと、元々は『中年男と女子高生というシチュエーションを自分なりに描いたらどうなるだろう?』ということで思い付きましたが、明らかに方向性が違いますね。 なお、舞台は「9歳の彼を9年後に私の夫にするために私がするべきこと」や「織姫と凶獣」と直接繋がっており、登場人物も一部重なっています。

ナースコール

wawabubu
青春
腹膜炎で緊急手術になったおれ。若い看護師さんに剃毛されるが…

処理中です...