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ロボットメイド、アリシアの優雅な日常
アリシア、奮闘する
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爆発と同時に、アリシアの戦闘モードが起動した。それに続いて、警備にあたっていたレイバーギア達の緊急モードも起動。だが、緊急モードの起動に成功したのは、その場にいたものの半分もいなかった。それと言うのも、爆発が起こる瞬間、警備のレイバーギア達に嘘の指令が発信されたのだ。『これは訓練である。待機状態を維持せよ』と。
ロボットは、指示されたことには従う。それを逆手に取られてしまったのである。しかも、客が連れていたロボット達も、警備のレイバーギアを通じてその指令を受信してしまい、多くが待機状態になってしまったのだった。もちろん、主人が命令すれば優先順位が高いそちらの命令には従う。しかし決定的に反応が遅れてしまうのだ。何しろここにいるロボットの主達は、殆どがただの民間人であるがゆえに、軍事的な知識にはどうしても乏しい。
多くの人間を守る為に不可欠なロボット同士の連携を、見事なまでに乱されてしまっていた。
現状、まともに対応出来る状態なのは、アリシアを含め数体のロボットだけであった。しかも戦闘能力を持つロボットに至ってはアリシアを含めても三体だけだった。標準仕様のメイトギアに出来るのは、身を挺して主人を守ることだけである。
アリシアは、その現状を踏まえ、少なくない人間の被害が出ることを覚悟していた。そして自らが守るべき対象は千堂ただ一人。他の人間は守り切れなくても仕方ないと切り捨てた。それが戦闘モードの思考であった。だがそれと同時に、自らの最大戦力で迅速に敵勢力を制圧することで被害を最小限に食い止めるという思考も行われていた。
そこでアリシアは、手近にあったナイフやフォークを手に取り、現時点で確認できる敵性対象目掛けて弾丸のように放つ。辛うじて緊急モードに入れた警備用レイバーギア二体と連携し、いや、彼女が司令塔となり、それぞれのセンサーで得た情報を共有しそれを並列的に処理し適切な指示を与えつつ自らも攻撃を行ったのだった。
それにより、爆発後僅か一秒足らずで十人のテロリストの無力化に成功し、その隙を利用しテーブルでバリケードを築き、敵からの攻撃の死角に千堂らを避難させ、更に手近にあったものを片っ端から使ってテロリストの攻撃を阻害した。
そう、『阻害した』のである。さすがにナイフやフォークなどでは威力が小さすぎる上に精度が低く、体勢を立て直したテロリスト相手では効果的なダメージを与えられなかったのだった。相手は残り五人と思われたが、最初に十人を倒せた後はほぼ膠着状態に。
しかもテロリスト達はロボットを相手にするのではなく、明らかに人間を直接狙っていた。恐らくそれ故なのだろう。対ロボット用の強力な火器は装備されていなかった。あくまで取り回しのしやすい小火器のみの攻撃だ。手榴弾を持った者もいたが、幸い既に無力化されていた。それでも訓練を積んだ人間達であり、その狙いをつけさせないようにするだけで手一杯である。
アリシアは、テーブルのバリケードの中でタラントゥリバヤ達を守ろうとする千堂の姿をちらりと見た。彼はタラントゥリバヤ達を守る為なら自らを盾にしようとするに違いない。そういう性分なのは分かっていた。時間がかかればかかる程、危険も増す。だからここは、敢えて自分が直接迎撃するしかないと判断した。
自分が狙いをつけた者以外への牽制を警備のロボットに任せ、アリシアは銃撃の中に身を躍らせた。連中が使っている程度の小火器では彼女には傷一つつけられない。自らの体で銃弾を受け止めつつ一番近いところにいた一人に対し飛び掛かり、即座に両腕を掴んで骨を粉砕、続けて両足を踏み付けてこちらの骨も粉砕した。更にフルフェイスのヘルメットの上から顔面を殴打、ヘルメットごと顎の骨も砕いた。
命までは奪わない。だが、確実に戦闘力は奪う。そうして一人目を無力化し、次へと奔った。だがアリシアはここで違和感に気付いた。自分がテロリストの一人を叩きのめしてる間、他の連中はそれを援護しようとするでもなく人間への攻撃を続けている。仲間に何が起ころうと攻撃目標は変えないというのが徹底されているのだ。二人目を同じように無力化した時も同じだった。バイタルサインを見る限り薬物使用の兆候は見られない。むしろリラックスしているかのような状態と言えた。となると、強力な暗示、催眠術か何かを掛けられている状態なのかもしれない。
最初の爆発からここまでで約一分。アリシアが三人目に飛び掛かった瞬間、また別の気配を彼女は捉えた。最初に倒した十人の内の一人が武器を構えたのである。三人目を無力化しつつ彼女が確認したそれは、グレネードランチャーらしきものだった。なのにそれの銃口が向けられていたのは、何もない中空だった。遠距離に届かせる為の行為かとも推測されたが、その角度から推定される落下地点は今はほぼ無人の砂浜である。そのことからアリシアは別の結論を導き出す。
彼女の視線の先には、ほぼ全面がガラスで作られたホテルの姿があった。それに気付いたと同時にアリシアは地面を蹴り、空中に舞い上がった。そんなアリシアに遅れることコンマ一秒ほど、グレネードランチャーらしきものの引き金が引かれ、手榴弾のようなものが放たれる。
しかし軌道を予測していたアリシアがそれを空中で掴み、抱きかかえるようにして体を丸めるのと同時に、それは炸裂したのだった。
その場にいた人間達はまるで何か大きな固いクッションで全身を叩かれたような衝撃を受け、ある者は鼓膜が破れ、ある者は気を失った。そしてホテルのガラスにはひびが入った。
「衝撃波爆弾!?」
千堂の頭に蘇るものがあった。以前、軍の演習で見た、衝撃波によってその場にいる人間の兵士を無力化する、非殺傷型の爆弾が使用された時に感じた衝撃に似ていたと思ったのである。その時はもちろん安全な位置で見ていたのだが、一キロ以上離れた場所でのそれでも固いクッションで体を叩かれたような感じを受けたのを覚えていた。それによってテロリスト達の狙いに千堂も気が付いた。連中は衝撃波爆弾が生む衝撃波によってホテルのガラスを破壊、破片の雨を降らせることで被害を大きくしようとしたのだろう。
では、それを自分の体で受け止めようとしたアリシアは?
「アリシア!!」
衝撃波の影響で耳が聞こえにくくなっていたが、千堂は思わずそう声を上げて彼女の姿を探した。空中での爆発と同時に彼女の姿を見失ってしまったのだ。
千堂がアリシアの姿を探してるその一方で、二発目の爆発については訓練ではないと判断した警備用のレイバーギアが緊急モードを起動、残ったテロリストを制圧し、辛うじて状況は終了したのだった。
「アリシア!!」
タラントゥリバヤ達も廣芝達も無事なことを確認した千堂がアリシアの姿を求め、再度声を上げる。するとその時、ホテルの一階の割れたガラスの枠に、見覚えのあるスカートをまとった脚が見えた。そこに駆け寄る千堂の視線の先に、窓枠に引っかかるように倒れているアリシアの姿が。
「アリシア、無事か!? アリシア!!」
何度も声を掛ける千堂に向かって、彼女が僅かに頭を動かした。
「申し訳ございません。爆発の衝撃で各関節部に歪みが生じ、動けません」
爆発の威力そのものは、彼女の柔らかい装甲を破る程のものではなかった。ただ、手足の関節部に瞬間的に不正かつ過大な力が加わったことで部品が変形してしまったのだと言う。
「そうか…大丈夫、すぐに直してやる。今夜中にも直してやるよ」
そう言った千堂とアリシアの下に、廣芝達も駆けつけてきた。そして廣芝達の力も借りてアリシアを手配したバンに乗せ、千堂はどこかに電話を。そんな千堂に声を掛ける者がいた。
「千堂! アリシアは無事ですか!?」
タラントゥリバヤだった。心配そうに話しかけてくる彼女に、しかし千堂は言いようのない違和感を覚えていたのだった。
ロボットは、指示されたことには従う。それを逆手に取られてしまったのである。しかも、客が連れていたロボット達も、警備のレイバーギアを通じてその指令を受信してしまい、多くが待機状態になってしまったのだった。もちろん、主人が命令すれば優先順位が高いそちらの命令には従う。しかし決定的に反応が遅れてしまうのだ。何しろここにいるロボットの主達は、殆どがただの民間人であるがゆえに、軍事的な知識にはどうしても乏しい。
多くの人間を守る為に不可欠なロボット同士の連携を、見事なまでに乱されてしまっていた。
現状、まともに対応出来る状態なのは、アリシアを含め数体のロボットだけであった。しかも戦闘能力を持つロボットに至ってはアリシアを含めても三体だけだった。標準仕様のメイトギアに出来るのは、身を挺して主人を守ることだけである。
アリシアは、その現状を踏まえ、少なくない人間の被害が出ることを覚悟していた。そして自らが守るべき対象は千堂ただ一人。他の人間は守り切れなくても仕方ないと切り捨てた。それが戦闘モードの思考であった。だがそれと同時に、自らの最大戦力で迅速に敵勢力を制圧することで被害を最小限に食い止めるという思考も行われていた。
そこでアリシアは、手近にあったナイフやフォークを手に取り、現時点で確認できる敵性対象目掛けて弾丸のように放つ。辛うじて緊急モードに入れた警備用レイバーギア二体と連携し、いや、彼女が司令塔となり、それぞれのセンサーで得た情報を共有しそれを並列的に処理し適切な指示を与えつつ自らも攻撃を行ったのだった。
それにより、爆発後僅か一秒足らずで十人のテロリストの無力化に成功し、その隙を利用しテーブルでバリケードを築き、敵からの攻撃の死角に千堂らを避難させ、更に手近にあったものを片っ端から使ってテロリストの攻撃を阻害した。
そう、『阻害した』のである。さすがにナイフやフォークなどでは威力が小さすぎる上に精度が低く、体勢を立て直したテロリスト相手では効果的なダメージを与えられなかったのだった。相手は残り五人と思われたが、最初に十人を倒せた後はほぼ膠着状態に。
しかもテロリスト達はロボットを相手にするのではなく、明らかに人間を直接狙っていた。恐らくそれ故なのだろう。対ロボット用の強力な火器は装備されていなかった。あくまで取り回しのしやすい小火器のみの攻撃だ。手榴弾を持った者もいたが、幸い既に無力化されていた。それでも訓練を積んだ人間達であり、その狙いをつけさせないようにするだけで手一杯である。
アリシアは、テーブルのバリケードの中でタラントゥリバヤ達を守ろうとする千堂の姿をちらりと見た。彼はタラントゥリバヤ達を守る為なら自らを盾にしようとするに違いない。そういう性分なのは分かっていた。時間がかかればかかる程、危険も増す。だからここは、敢えて自分が直接迎撃するしかないと判断した。
自分が狙いをつけた者以外への牽制を警備のロボットに任せ、アリシアは銃撃の中に身を躍らせた。連中が使っている程度の小火器では彼女には傷一つつけられない。自らの体で銃弾を受け止めつつ一番近いところにいた一人に対し飛び掛かり、即座に両腕を掴んで骨を粉砕、続けて両足を踏み付けてこちらの骨も粉砕した。更にフルフェイスのヘルメットの上から顔面を殴打、ヘルメットごと顎の骨も砕いた。
命までは奪わない。だが、確実に戦闘力は奪う。そうして一人目を無力化し、次へと奔った。だがアリシアはここで違和感に気付いた。自分がテロリストの一人を叩きのめしてる間、他の連中はそれを援護しようとするでもなく人間への攻撃を続けている。仲間に何が起ころうと攻撃目標は変えないというのが徹底されているのだ。二人目を同じように無力化した時も同じだった。バイタルサインを見る限り薬物使用の兆候は見られない。むしろリラックスしているかのような状態と言えた。となると、強力な暗示、催眠術か何かを掛けられている状態なのかもしれない。
最初の爆発からここまでで約一分。アリシアが三人目に飛び掛かった瞬間、また別の気配を彼女は捉えた。最初に倒した十人の内の一人が武器を構えたのである。三人目を無力化しつつ彼女が確認したそれは、グレネードランチャーらしきものだった。なのにそれの銃口が向けられていたのは、何もない中空だった。遠距離に届かせる為の行為かとも推測されたが、その角度から推定される落下地点は今はほぼ無人の砂浜である。そのことからアリシアは別の結論を導き出す。
彼女の視線の先には、ほぼ全面がガラスで作られたホテルの姿があった。それに気付いたと同時にアリシアは地面を蹴り、空中に舞い上がった。そんなアリシアに遅れることコンマ一秒ほど、グレネードランチャーらしきものの引き金が引かれ、手榴弾のようなものが放たれる。
しかし軌道を予測していたアリシアがそれを空中で掴み、抱きかかえるようにして体を丸めるのと同時に、それは炸裂したのだった。
その場にいた人間達はまるで何か大きな固いクッションで全身を叩かれたような衝撃を受け、ある者は鼓膜が破れ、ある者は気を失った。そしてホテルのガラスにはひびが入った。
「衝撃波爆弾!?」
千堂の頭に蘇るものがあった。以前、軍の演習で見た、衝撃波によってその場にいる人間の兵士を無力化する、非殺傷型の爆弾が使用された時に感じた衝撃に似ていたと思ったのである。その時はもちろん安全な位置で見ていたのだが、一キロ以上離れた場所でのそれでも固いクッションで体を叩かれたような感じを受けたのを覚えていた。それによってテロリスト達の狙いに千堂も気が付いた。連中は衝撃波爆弾が生む衝撃波によってホテルのガラスを破壊、破片の雨を降らせることで被害を大きくしようとしたのだろう。
では、それを自分の体で受け止めようとしたアリシアは?
「アリシア!!」
衝撃波の影響で耳が聞こえにくくなっていたが、千堂は思わずそう声を上げて彼女の姿を探した。空中での爆発と同時に彼女の姿を見失ってしまったのだ。
千堂がアリシアの姿を探してるその一方で、二発目の爆発については訓練ではないと判断した警備用のレイバーギアが緊急モードを起動、残ったテロリストを制圧し、辛うじて状況は終了したのだった。
「アリシア!!」
タラントゥリバヤ達も廣芝達も無事なことを確認した千堂がアリシアの姿を求め、再度声を上げる。するとその時、ホテルの一階の割れたガラスの枠に、見覚えのあるスカートをまとった脚が見えた。そこに駆け寄る千堂の視線の先に、窓枠に引っかかるように倒れているアリシアの姿が。
「アリシア、無事か!? アリシア!!」
何度も声を掛ける千堂に向かって、彼女が僅かに頭を動かした。
「申し訳ございません。爆発の衝撃で各関節部に歪みが生じ、動けません」
爆発の威力そのものは、彼女の柔らかい装甲を破る程のものではなかった。ただ、手足の関節部に瞬間的に不正かつ過大な力が加わったことで部品が変形してしまったのだと言う。
「そうか…大丈夫、すぐに直してやる。今夜中にも直してやるよ」
そう言った千堂とアリシアの下に、廣芝達も駆けつけてきた。そして廣芝達の力も借りてアリシアを手配したバンに乗せ、千堂はどこかに電話を。そんな千堂に声を掛ける者がいた。
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