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異世界さんこんにちは。
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三人はお昼過ぎにやっと来た。
バイルさんはオレに瞑想を一通り教えてさっさと去っていった。
一人で座禅を組んでそれっぽくしてると後ろから声が掛かった。
「セイ?」
振り替えるとアベルを先頭に三人は立っていた。
アベルは、
「すまない!あの後すっかり飲み過ぎてしまって」
「ごめぇ~ん!ちょっと頭が痛くってさ!」
「わ、わりぃな」
三人とも一応罪悪感は感じているだ。
まぁ、オレも酒で失敗がないわけではない、責めるつもりはない。
「ホン、マジカンベン!だけど今日はクエストは止めとっか?三人ともキチー(キツイ)っしょ?」
三人の顔色は白っぽく明らかに体調が悪そうだ。
「いや、それがそうも言ってられないんだ」
アベルが言った。
「どうして?」
「言いにくいんだが、資金が底をついてしまって、、、」
もしかして、
全部飲み代にしちまつまたのか?
「食欲は無いから良いんだが、流石に野宿はきつくって
、、、」
全然ダメダメじゃねぇかコイツら。
今さらながらちょっと後悔。さっきのオッサンのグループに入れてもらえば良かった。
でもコイツらな、、、。
「シャーネェ、いくら?少しなら貸すし」
「いいのか!」
「駄目だ!」
喜び飛び付いて来ようとするカインをアベルが止めた。
「昨日パーティーを組んだばかりで何の行動もしていないのにいきなり甘える訳にはいかない!」
アベルがそう言うと、カインとシュザは肩を落として項垂れた。
・
異世界に来ればトントン拍子で全てが進むと思ったら、、、。
これがリアルか。
オレは何故か今二日酔いの男三人と一緒にダンジョンに向かっていた。
その三人の足取りには明らかに元気が無くフラフラしていて、絶対に戦闘で役に立たねぇよな。
はっきり言ってお金を受け取ってくれた方がオレとしても有り難かったんだけど、、、。
だってこのまま戦闘になったら明らかにオレの負担が一番大きいよね?
今も斥候のシュザが先頭で俺達を先導しくれるが中々先に進まない。
その後ろをカインがノロノロと進み。
そのカインの後ろをアベルがヨタヨタと進む。
オレは一番後ろで、「はぁ」とため息を付きながら後に付いていく。
ダンジョンの場所は町から少し外れた場所にあって、そこは初心者向けで現れる魔物も比較的弱いらしい。
そのダンジョンの上の階で現れるキラーアントの幼虫を採取して帰ってくればミッションクリア。
一つ一つはそれほど高価では無いけれど、たくさん採取出来るらしく全部持って帰ればそこそこの金額になるらしい。
ちなみに今までキラーアントの卵を発見しても、採取せずに帰っていたらしい。
なんせ、かさ張るのにあんまり金にならないからだ。
だったらもう少し深くダンジョンに潜って、少しでも高額で引き取ってもらえる魔物を探した方が効率が良いのだそうだ。
とは言ってもそのダンジョンに辿り着けるのか?
そう不安になったとき自分の背後で気配が気配がした。
後ろを見ること無く剣を抜いて、
後ろを振り向き様に切りつける!
『ザシュ!』
ホーンラビットが血を噴き出して転がる。
スキルの気配感知はホント優秀。
取得しておいて良かった。
そしてホーンラビットをアイテムボックスにしまって、気になるステータスを開く。
おっ。
レベルが上がっている。
レベルが6に上がっていて。
経験値の欄が
65/120になっている。
昨日確認したときは、61/62だったから、ホーンラビットを殺して得られる経験値は4で、次のレベルに上がるにはほぼ倍の経験値が必要になるのか?
だからホーンラビットを殺してレベルを上げようとするなら15匹。
さらにレベルを上げようとするなら30匹。
その次は60匹か。
そこまでは良いかも知れないけど、その次にレベルを上げるには120匹殺さないといけない。
それはちょっとな、、、。
ステータスを確認していると、
「何をしてるんだ?」
オレの前を歩いていたアベルがオレを見て言った。
どうやらオレの弄っているステータスの半透明なボードはアベルには見えないみたいだ。
「んや、なんでもねぇよ。それより大丈夫か?」
「ん?ああ、大丈夫さ!行こう」
アベルは口調だけは元気なんだけど、明らかに空元気で体から力が出てない。
「それより、結構手際が良いな」
さっきのホーンラビットの事だろう。
「ん?あぁ、気配感知のスキルがあるから」
オレがそう言うと、
「えぇ!なら代わってよぉ!」
先頭にいたシュザが泣きそうな顔で言った。
確かに一番体調が悪そう、というか一番飲み過ぎたって感じだな。
「シャーネーな」
アベルは止めてくれたが結局隊列はオレとシュザの位置を交換して進む事にした。
オレとしても早く強くなりたいしな。
レベルを上げるのもまぁ大事だけど、早く戦闘そのものに慣れたい。
やっぱり日本ではこんな荒事に関わった事が無いし、剣を持ったのも昨日が初めてだ。
少しでも早くおれ自身の強さを上げていかないとな。
それに今は二日酔いでボロボロだけと仲間がいる。何か有ればそれでも助けてくれるだろう。
後ろの三人が離されないようにゆっくりと進む。
でもゆっくりと歩くのも何だか手持ち無沙汰なので、再びステータスを開いてチェック。
タナカセイジ
レベル6
HP40/40 MP12/12
力 13
敏捷10
魔力12
体力13
剣術レベル3
気配感知レベル2
鑑定レベル2
隠密レベル1
回復魔法レベル1
火魔法レベル1
残りスキルポイント1
スキルリセット1/1
ビミョーに上がってはいるんだよな。
HPは5上がって、MPは2上がってる。
あと、最初レベルが1だった時には、力も敏捷も魔力も体力も全部オール5だったからそれから5つレベルが上がって、今レベルが5だから一つレベルが上がると1から2上がってるわけだ。
なんか、上がりかたがビミョー。
もっとガンガン上がんねぇかなぁ。
力の上昇するスキルとか取ってぇ、、、。
でもスキルポイントはスキル《経験値取得上昇》に出来るだけスキルポイントを振りたいんだよな。
そうしないと後半のレベル上げが絶対にきつくなるしぃ、
ほんと、スキルリセットがビミョー過ぎんだよ。
何でレベルまでリセットさせっかなぁ~。
やっぱりスキルに頼らず訓練で力とか、魔力を上げつつスキルも磨いて行くのが一番良いのかなぁ~。
「ねぇ、何かさ、レベルとかスキルに頼らないで強くなる良い方法無い?」
後ろで白い顔をして歩くカインに聞いた。
「一番簡単なのが武器、だな。効果の付与された武器を買うのが一番手っ取り早い。うっぷ。但し、かなり高く付く、うっぷ」
「どれぐらい高いの?」
「うっ。効果に、うっぷ。よる」
喋る事すら大変とは。、、、。
でも、良いな。
協力な武器や防具を使えば、確かにスキルとレベルをリセットしても問題ない。
そう言えば、エンチャントってスキルが有ったような、、、。
そうしてスキルを考察しているうちにダンジョンに到着した。
バイルさんはオレに瞑想を一通り教えてさっさと去っていった。
一人で座禅を組んでそれっぽくしてると後ろから声が掛かった。
「セイ?」
振り替えるとアベルを先頭に三人は立っていた。
アベルは、
「すまない!あの後すっかり飲み過ぎてしまって」
「ごめぇ~ん!ちょっと頭が痛くってさ!」
「わ、わりぃな」
三人とも一応罪悪感は感じているだ。
まぁ、オレも酒で失敗がないわけではない、責めるつもりはない。
「ホン、マジカンベン!だけど今日はクエストは止めとっか?三人ともキチー(キツイ)っしょ?」
三人の顔色は白っぽく明らかに体調が悪そうだ。
「いや、それがそうも言ってられないんだ」
アベルが言った。
「どうして?」
「言いにくいんだが、資金が底をついてしまって、、、」
もしかして、
全部飲み代にしちまつまたのか?
「食欲は無いから良いんだが、流石に野宿はきつくって
、、、」
全然ダメダメじゃねぇかコイツら。
今さらながらちょっと後悔。さっきのオッサンのグループに入れてもらえば良かった。
でもコイツらな、、、。
「シャーネェ、いくら?少しなら貸すし」
「いいのか!」
「駄目だ!」
喜び飛び付いて来ようとするカインをアベルが止めた。
「昨日パーティーを組んだばかりで何の行動もしていないのにいきなり甘える訳にはいかない!」
アベルがそう言うと、カインとシュザは肩を落として項垂れた。
・
異世界に来ればトントン拍子で全てが進むと思ったら、、、。
これがリアルか。
オレは何故か今二日酔いの男三人と一緒にダンジョンに向かっていた。
その三人の足取りには明らかに元気が無くフラフラしていて、絶対に戦闘で役に立たねぇよな。
はっきり言ってお金を受け取ってくれた方がオレとしても有り難かったんだけど、、、。
だってこのまま戦闘になったら明らかにオレの負担が一番大きいよね?
今も斥候のシュザが先頭で俺達を先導しくれるが中々先に進まない。
その後ろをカインがノロノロと進み。
そのカインの後ろをアベルがヨタヨタと進む。
オレは一番後ろで、「はぁ」とため息を付きながら後に付いていく。
ダンジョンの場所は町から少し外れた場所にあって、そこは初心者向けで現れる魔物も比較的弱いらしい。
そのダンジョンの上の階で現れるキラーアントの幼虫を採取して帰ってくればミッションクリア。
一つ一つはそれほど高価では無いけれど、たくさん採取出来るらしく全部持って帰ればそこそこの金額になるらしい。
ちなみに今までキラーアントの卵を発見しても、採取せずに帰っていたらしい。
なんせ、かさ張るのにあんまり金にならないからだ。
だったらもう少し深くダンジョンに潜って、少しでも高額で引き取ってもらえる魔物を探した方が効率が良いのだそうだ。
とは言ってもそのダンジョンに辿り着けるのか?
そう不安になったとき自分の背後で気配が気配がした。
後ろを見ること無く剣を抜いて、
後ろを振り向き様に切りつける!
『ザシュ!』
ホーンラビットが血を噴き出して転がる。
スキルの気配感知はホント優秀。
取得しておいて良かった。
そしてホーンラビットをアイテムボックスにしまって、気になるステータスを開く。
おっ。
レベルが上がっている。
レベルが6に上がっていて。
経験値の欄が
65/120になっている。
昨日確認したときは、61/62だったから、ホーンラビットを殺して得られる経験値は4で、次のレベルに上がるにはほぼ倍の経験値が必要になるのか?
だからホーンラビットを殺してレベルを上げようとするなら15匹。
さらにレベルを上げようとするなら30匹。
その次は60匹か。
そこまでは良いかも知れないけど、その次にレベルを上げるには120匹殺さないといけない。
それはちょっとな、、、。
ステータスを確認していると、
「何をしてるんだ?」
オレの前を歩いていたアベルがオレを見て言った。
どうやらオレの弄っているステータスの半透明なボードはアベルには見えないみたいだ。
「んや、なんでもねぇよ。それより大丈夫か?」
「ん?ああ、大丈夫さ!行こう」
アベルは口調だけは元気なんだけど、明らかに空元気で体から力が出てない。
「それより、結構手際が良いな」
さっきのホーンラビットの事だろう。
「ん?あぁ、気配感知のスキルがあるから」
オレがそう言うと、
「えぇ!なら代わってよぉ!」
先頭にいたシュザが泣きそうな顔で言った。
確かに一番体調が悪そう、というか一番飲み過ぎたって感じだな。
「シャーネーな」
アベルは止めてくれたが結局隊列はオレとシュザの位置を交換して進む事にした。
オレとしても早く強くなりたいしな。
レベルを上げるのもまぁ大事だけど、早く戦闘そのものに慣れたい。
やっぱり日本ではこんな荒事に関わった事が無いし、剣を持ったのも昨日が初めてだ。
少しでも早くおれ自身の強さを上げていかないとな。
それに今は二日酔いでボロボロだけと仲間がいる。何か有ればそれでも助けてくれるだろう。
後ろの三人が離されないようにゆっくりと進む。
でもゆっくりと歩くのも何だか手持ち無沙汰なので、再びステータスを開いてチェック。
タナカセイジ
レベル6
HP40/40 MP12/12
力 13
敏捷10
魔力12
体力13
剣術レベル3
気配感知レベル2
鑑定レベル2
隠密レベル1
回復魔法レベル1
火魔法レベル1
残りスキルポイント1
スキルリセット1/1
ビミョーに上がってはいるんだよな。
HPは5上がって、MPは2上がってる。
あと、最初レベルが1だった時には、力も敏捷も魔力も体力も全部オール5だったからそれから5つレベルが上がって、今レベルが5だから一つレベルが上がると1から2上がってるわけだ。
なんか、上がりかたがビミョー。
もっとガンガン上がんねぇかなぁ。
力の上昇するスキルとか取ってぇ、、、。
でもスキルポイントはスキル《経験値取得上昇》に出来るだけスキルポイントを振りたいんだよな。
そうしないと後半のレベル上げが絶対にきつくなるしぃ、
ほんと、スキルリセットがビミョー過ぎんだよ。
何でレベルまでリセットさせっかなぁ~。
やっぱりスキルに頼らず訓練で力とか、魔力を上げつつスキルも磨いて行くのが一番良いのかなぁ~。
「ねぇ、何かさ、レベルとかスキルに頼らないで強くなる良い方法無い?」
後ろで白い顔をして歩くカインに聞いた。
「一番簡単なのが武器、だな。効果の付与された武器を買うのが一番手っ取り早い。うっぷ。但し、かなり高く付く、うっぷ」
「どれぐらい高いの?」
「うっ。効果に、うっぷ。よる」
喋る事すら大変とは。、、、。
でも、良いな。
協力な武器や防具を使えば、確かにスキルとレベルをリセットしても問題ない。
そう言えば、エンチャントってスキルが有ったような、、、。
そうしてスキルを考察しているうちにダンジョンに到着した。
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