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王の恋
第17話
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レンに身体を奪われ全裸姿で眠っていた剛志が目を覚ました。
「……」
剛志は無言で身体を起こし藁のベッドからおりそのままドアに向かいドアを開こうとしたその時、ドアが開きレオンに遭遇した。
「剛志君!」
全裸姿で立っている剛志にレオンが驚いた口調で話しかけると剛志は無言で倒れかけレオンは慌てて中に入り抱き止めた。
その後、レオンは剛志をお姫様抱っこし藁のベッドに近づくと剛志を仰向けで寝かせた。
「……」
剛志の全裸を見てイラついたレオンは足首まで長い白い服を着せ立ったまま剛志を見つめた。
「俺が剛志君を好きにならなかったら…すまない…剛志君…」
口にした後、レオンの目から涙が流れその涙が剛志の頬に落ちると剛志の目が開いた。
「レオンさん」
「剛志君」
涙を拭いレオンが見つめると剛志は身体を起こしレオンに抱きついた。
「……」
「剛志君?」
「親子喧嘩してほしくないから言います」
「……」
「俺のこと…」
言いかけたその時、剛志はレオンに無言で唇を奪われた。
その後、剛志はレオンからの唇から解放され再び眠りについた。
「……」
「暫くの間、お休み」
そう言ってレオンが部屋から出ていったその時、剛志の目が開いた。
「……」
無言で剛志は身体を起こし藁のベッドからおり部屋を出ていき螺旋階段を上がると10階の部屋の前に止まり中に入った。
ドアを閉め中央に立つと目を閉じ心の中で話しかけた。
「レオさん…俺…どうしたら良いんでしょうか?」
「あんた誰だ」
「……」
目を開き振り向いた剛志は人間姿の男性に驚いた。
「俺の他に人間が居たんだ」
「お前もレンの美しさにやられ誘拐されたのか」
「俺はレオンさんの妻になる男です」
「レオン?誰だよ」
「レンさんの息子です」
「知らないな」
「あなたには何も言わなかったんですね」
「レンのことはどうでも良い、俺はここから逃げる」
「今、出たらレンさんに見つかります」
出ていこうとする男性を剛志が止めると人間姿のレンが部屋の中に現れた。
「探したよ、剛志君」
「……」
無言で剛志がレンを見つめるなか男性はレンに近づき話しかけた。
「レン、新しい恋人を見つけたのなら俺をここから出してくれ」
「わかったここから出してやる」
「……」
やっとここから出られる男性がホッとした顔をしたその時、レンに唇を奪われた。
その後、レンが唇を離した直後、男性は苦しみ仰向けで倒れた。
「大丈夫ですか」
男性に近づき男性の手首に触れた剛志は脈を感じないことに驚いた。
「亡くなってる」
「……」
無言でレンは剛志の手首を掴み立たせ壁に押しつけると口を開いた。
「今からこの部屋は君のものだ」
「何で命を奪ったんですか」
「邪魔者は命を奪う、それが俺のやり方だ」
「……」
「俺が戻るまでおとなしくしてろ」
そう言ってレンが剛志の左右の手首を壁に埋め部屋を出ていくと剛志は眠気に襲われ眠りにつき命を奪われた男性は消えていった。
その頃、レオンとレンは家の前の外で睨み合っていた。
「……」
剛志は無言で身体を起こし藁のベッドからおりそのままドアに向かいドアを開こうとしたその時、ドアが開きレオンに遭遇した。
「剛志君!」
全裸姿で立っている剛志にレオンが驚いた口調で話しかけると剛志は無言で倒れかけレオンは慌てて中に入り抱き止めた。
その後、レオンは剛志をお姫様抱っこし藁のベッドに近づくと剛志を仰向けで寝かせた。
「……」
剛志の全裸を見てイラついたレオンは足首まで長い白い服を着せ立ったまま剛志を見つめた。
「俺が剛志君を好きにならなかったら…すまない…剛志君…」
口にした後、レオンの目から涙が流れその涙が剛志の頬に落ちると剛志の目が開いた。
「レオンさん」
「剛志君」
涙を拭いレオンが見つめると剛志は身体を起こしレオンに抱きついた。
「……」
「剛志君?」
「親子喧嘩してほしくないから言います」
「……」
「俺のこと…」
言いかけたその時、剛志はレオンに無言で唇を奪われた。
その後、剛志はレオンからの唇から解放され再び眠りについた。
「……」
「暫くの間、お休み」
そう言ってレオンが部屋から出ていったその時、剛志の目が開いた。
「……」
無言で剛志は身体を起こし藁のベッドからおり部屋を出ていき螺旋階段を上がると10階の部屋の前に止まり中に入った。
ドアを閉め中央に立つと目を閉じ心の中で話しかけた。
「レオさん…俺…どうしたら良いんでしょうか?」
「あんた誰だ」
「……」
目を開き振り向いた剛志は人間姿の男性に驚いた。
「俺の他に人間が居たんだ」
「お前もレンの美しさにやられ誘拐されたのか」
「俺はレオンさんの妻になる男です」
「レオン?誰だよ」
「レンさんの息子です」
「知らないな」
「あなたには何も言わなかったんですね」
「レンのことはどうでも良い、俺はここから逃げる」
「今、出たらレンさんに見つかります」
出ていこうとする男性を剛志が止めると人間姿のレンが部屋の中に現れた。
「探したよ、剛志君」
「……」
無言で剛志がレンを見つめるなか男性はレンに近づき話しかけた。
「レン、新しい恋人を見つけたのなら俺をここから出してくれ」
「わかったここから出してやる」
「……」
やっとここから出られる男性がホッとした顔をしたその時、レンに唇を奪われた。
その後、レンが唇を離した直後、男性は苦しみ仰向けで倒れた。
「大丈夫ですか」
男性に近づき男性の手首に触れた剛志は脈を感じないことに驚いた。
「亡くなってる」
「……」
無言でレンは剛志の手首を掴み立たせ壁に押しつけると口を開いた。
「今からこの部屋は君のものだ」
「何で命を奪ったんですか」
「邪魔者は命を奪う、それが俺のやり方だ」
「……」
「俺が戻るまでおとなしくしてろ」
そう言ってレンが剛志の左右の手首を壁に埋め部屋を出ていくと剛志は眠気に襲われ眠りにつき命を奪われた男性は消えていった。
その頃、レオンとレンは家の前の外で睨み合っていた。
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