何でも願いが叶う水晶玉~短編集~

猫幸世

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何でも願いが叶う水晶玉~短編集~

白猫の大輔編

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ー猫の国ー 

マタタビの草原で白猫の大輔(だいすけ)が寝転んでいると慌てて大輔の恋人の白猫、絵美(えみ)が駆け寄ってきた。 

「大変よ」

「慌ててどうしたんだ」

寝転んだまま大輔が問いかけると絵美は荒れた息を落ち着かせ口を開いた。 

「落ち着いて聞いてね」

「何だよ」

「大輔、お父さんが倒れたの」

「え…」

慌てて大輔が身体を起こし目を向けると絵美が口を開いた。 

「急いで家に向かいましょう」

「あぁ」

急いで立ち上がると大輔は絵美と共にマタタビの草原を離れ大輔の家に向かった。 

10分後、家に着くと大輔は家の中に入りワラの上で眠っている白猫の父親に目を向けた。

「父さん!」

「大輔…」

「母さん、父さんに何があったの?」 

「畑で育てた食材の世話を一緒にしてたら突然、倒れたの」

「先生に連絡したのか?」 

「診察してもらった」

「何て?」

「1年の命だって言われた」

そう言って母親が涙を流すと「おばさん」と言って絵美は大輔の母親に近づき抱きしめた。 

「1年の命…」

小さな声で口にし大輔が家から出ていくと絵美は大輔の母親を抱きしめながら見つめた。 

「絵美ちゃん、私のことは大丈夫だから大輔のことお願い」

そう言って大輔の母親が離れると絵美は家から出ていき大輔を探しに向かった。

その頃、大輔は涙を流しながらマタタビの草原を走っていた。 

「父さん…父さん…父さん…」

口にしながら長いマタタビの草原を走りその後、うつ伏せで倒れると大輔は声を出しながら涙を流した。 

「何で泣いてんだ」

声をかけながら三毛猫が近づくとうつ伏せで大輔が口を開いた。 

「父さんの命が1年の命だって…父さん…」

「良いこと教えてあげようか」

「1人になりたいんだどっか行ってくれ」

「何でも願いが叶う水晶玉があるんだ、その水晶玉にお父さんの命のこと願ったらお父さん助かるかも」

「え…」

三毛猫の言葉に驚き顔をあげ大輔が立ち上がると三毛猫が口を開いた。 

「何でも願いが叶う水晶玉は人間界にあるそうだよ」

「人間界?」

「何でも願いが叶う水晶玉は誰も寄り付かない森林の中のどこかにあるそうだよ」

「俺1人じゃ無理だ君も一緒に」

「俺は行かれない、大輔君、君が探すんだ」

「どうして俺の名前を」

「大輔君の思いが伝われば水晶玉は大輔君の願いを叶えてくれるはず」

「あなたは何者ですか?」

「頑張って」

そう言って三毛猫がその場から消えると絵美が駆け寄ってきた。 

「大輔」

「絵美、三毛猫が消えた」

「三毛猫?何、言ってんの」

「絵美、今から人間界に行ってくる」

「え…人間界…」

「三毛猫が言ったんだ、人間界の森林の中のどこかに何でも願いが叶う水晶玉があるって、その水晶玉で父さんの命を助けてもらう」

「信じられるの?」

「わからない、わからないけど俺は水晶玉を信じたい」

「私も行く」

「絵美は父さんと母さんを頼む」

「大輔」

心配そうな顔で見つめる絵美に大輔が口を開いた。 

「俺の願いが叶ったら結婚しよう」

「本当」

「あぁ」

「浮気しないで水晶玉が見つかったら帰ってくるのよ」

「浮気なんてするわけないだろ」

そう言って大輔が指を鳴らすと空間が現れた。

その後、空間に近づき振り返ると近づいてくる絵美に目を向けた。 

「絵美、行ってくる」

「気をつけてね」

「……」

絵美の口にチュっとキスをすると大輔は空間の中に入っていき絵美は閉じる空間を見つめた。 

「大輔が無事で戻りますように」

手を合わせながら絵美が無事を祈る頃、大輔は一歩一歩空間の中を歩いていた。 

7日後、歩き疲れて倒れそうになっている大輔の目の前に明かりが見え大輔は走りながら向かった。 

「やっと人間界に着いた」

口にしながら空間から出た大輔の目の前にクラクションを鳴らしながら近づいてくる車に大輔は驚きその場から離れ安全な場所に向かった。 

「何だよあれ」

人だけではない物に驚きながら大輔は落ち着いた場所に向かうため歩き始めた。

それから暫くして歩いていた足が止まりその後、大輔は体力不足で倒れた。

そこへ1人の男性が現れ大輔を運んでいった。 

5時間後、目を覚ました大輔は身体を起こしまわりを見渡し驚いた。 

「ここはどこだ」

そう言って大輔がベッドからおりると男性がキャットフードと水を持って現れた。

「具合はどうだい猫ちゃん」

「……」

無言で大輔がじっと見つめると男性が口を開いた。 

「食べれるかな」

そう言って男性がキャットフードと水が入った皿を置くと大輔は男性に向かって威嚇した。 

「威嚇しなくても大丈夫だよ、俺は獣医だ」

「……」

「何日も食事しなかったんだね、だから体力が無くて倒れた、食事と睡眠をとれば元気になるだから食べて」

「食事中に何かしたらお前の首筋を爪で傷つけるからな」

大輔が口にするも男性にとって大輔の言葉はニャーニャーしか聞こえず男性は「いっぱい食べてね」と言って部屋を出ていった。 

「あいつ俺の言葉がわからないのか」

そう言って大輔はキャットフードに目を向け食べ始めた。 

その頃、男性は浴室でシャワーを浴びながら髪と身体を洗っていた。 

「……」

シャワーを止め濡れた身体で洗面台の前に大きなタオルで身体を拭いていると大輔が現れた。

「……」

無言で大輔が見つめていると男性は大輔に築き声をかけた。 

「どうしたんだ猫ちゃん」

「お前は信用できる」

そう言って大輔が飛びかかると男性は大きなタオルを離し大輔を抱っこした。 

「どうした」

「……」

男性の問いに返事をせず大輔は男性の唇にキスをした。 

その後、大輔は男性から離れ床に立ち驚いた顔で見つめる男性に向かって口を開いた。

「俺の名前は大輔」

「猫ちゃんが人間の言葉を喋った」

「あんたなら俺の力になってくれると思って俺の言葉がわかるようにした」

「……」

「あんた名前は」

「誠(せい)」

「俺は」

「ちょっと待って」

「……」

「裸のままじゃ風邪を引いちゃうから服を着て良いかな」

「はい」

「ありがとう」

そう言って誠がカゴの中にある上下の下着とパジャマを着ていると大輔は美しい誠の身体に目を奪われじっと見つめた。

「美しい…」

「え…何?」

「何でもない」

「部屋で話そうか」

そう言って誠が洗面台を離れていくと大輔も離れ誠についていった。 

ー部屋の中ー 

誠がベッドに座ると大輔もベッドに座り父親のことや何でも願いが叶う水晶玉のことを話した。 

「何でも願いが叶う水晶玉が本当にあるなら俺も探すけど」

「俺は三毛猫の言葉を信じる」

「だから来たんだもんね」

「誠にお願いがある、俺と一緒に探してくれないか頼む」

そう言って大輔が頭をさげると誠が口を開いた。 

「猫ちゃんに頭をさげられるなんて思わなかったよ」

「……」

「顔をあげて」

「……」

無言で大輔が顔をあげると誠が口を開いた。 

「仕事が終わってからで良いなら一緒に探すよ」

「ありがとう」

「明日は日曜日、仕事は休みだから探しに行こうか」

「1日、良いのか?」

「約束してる相手も居ないし」

「そうか」

「大輔君が言ってた誰も行かない森林、スマホで探してみるね」

そう言って鞄の中からスマホを取り出すと誠はベッドに座り森林の場所を調べ始めた。 

「……」

無言で大輔がじっと見つめているとスマホに目を向けながら誠が口を開いた。 

「俺の顔に何かついてますか」

「じっと見てすまない」

そう言って大輔が顔をそらすと誠が口を開いた。 

「寝てて良いよ、俺も疲れたら寝るから」

「俺だけ寝るのは悪い、誠さんが寝るまで起きてる」

「わかった」

その言葉を最後に誠はスマホで探し続けた。 

ー翌日ー 

「大輔君、森林の場所わかったよ」

「本当か」

「今から行ってみる?」

「俺を連れていってくれ」

「わかった、着替えるから待ってて」

そう言って誠がスマホをベッドに置き立ち上がり上下のパジャマを脱ぎタンスに近づき上下の服を取り出すと着始めた。

その姿に大輔はドキドキと胸が高鳴り大輔の姿が白猫から全裸姿の人間に変わった。 

「準備できました、行きましょうか」

そう言って振り返った誠は全裸姿の大輔に驚いた。 

「誰ですか?」

「何、言ってんだ」

「どうやって中に入ったんですか」

「誠さん、俺です白猫の大輔です」

「大輔君?あなたが…白猫?」

「誠さん、俺は白猫です、急にどうしたんですか」

「……」

無言で誠は机の上に置いてある鏡を掴み大輔に向かって差し出した。 

その鏡を受け取ろうと手を差し出した大輔は自分の手が猫ではなく人間の手に驚いた。 

「何で人間に」

「それじゃ本当に白猫の大輔君」

「あぁ」

「まず服を着ないとね」

そう言って誠はタンスの中から上下の下着と服を取り出し差し出した。 

「サイズが合うと良いんだけど」

「……」

無言で上下の下着と服を受け取ると大輔は着始めた。 

「車の中で待ってるから着替えが終わったら来てください」

そう言って誠がスマホと車のキーを持って部屋を出ていくと大輔はゆっくりゆっくりと下着と服を着始めた。

1時間後、大輔は部屋を出ていき誠が待つ車に向かい助手席に乗り込んだ。

「遅くなってすみません」

「大丈夫だから謝らないで」

「森林はここからどれくらいかかるんだ?」 

「そうだね…1時間以上はかかるんじゃないかな」

「そんなに遠いのか」

「休憩しながら向かえば大丈夫だよ」

「俺のためにすまない」

「出発するからシートベルト締めて」

「シートベルト?」

「ゴメン、シートベルトわからないよね」

そう言って誠は大輔に近づきシートベルトを着用させた。 

「……」

大輔は誠の良い匂いに興奮し始めた。 

「これでよし、さぁ行こっか」

そう言って誠は大輔から離れエンジンをかけるとハンドルを握り車を走らせた。

それから暫くして大輔の大事な部分に異変が起きた。 

「……」

誠に築かれないように大輔が大事な部分に触れていると運転しながら誠が口を開いた。 

「どうかしたの?」

「何…」

「さっきから触れてるから」

「……」

誠に見られていた急に恥ずかしくなり大輔は慌てて大事な部分から手を離し顔をそらした。 

様子がおかしいと感じた誠は安全な場所に車を止めた。 

「どうした」

そう言って大輔が顔を向けると誠は自分のシートベルトを外し運転席からおり助手席に近づくとドアを開き大輔のシートベルトを外した。 

「後部座席に乗って」

「え…」

「おりて」

「……」

言われた通り大輔が助手席からおり後部座席に乗り込むと誠は助手席のドアと運転席のドアを閉め後部座席に乗り込んだ。 

驚いた顔で大輔が見つめると誠が口を開いた。 

「発情していますね」

「発情…」

「そんな状態で水晶玉を探しに行くのは無理だ」

そう言って誠がズボンとパンツを脱ぐと驚いた顔で大輔が「何をしてんだ」と口にすると誠が口を開いた。

「発情を静めないと、大輔君もズボンとパンツを脱いで」

「誰かに見られたらどうするんだ」

「ここはあんまり車が通らないから大丈夫だよ」

「俺には…恋人がいるんだ…」

「これは浮気じゃない、大輔君の発情を静めるだけだから」

「…もう…ダメだ」

「大輔君?」

「ゴメン、絵美」

そう言って大輔は誠の身体を倒し大事な部分をお尻の穴に入れ腰を揺らしながら愛撫した。 

「大輔君…ゆっくり…」

「誠さんの裸を見てから興奮が止まらないんだ」

「大輔君…ああ…」

激しく大輔に愛撫され誠は感じエロい声を出した。 

そこへ2人の若い酔っぱらいの男性が現れた。

2人の若い酔っぱらいは車に近づき後部座席のドアを開き口を開いた。 

「良いことやってんじゃん俺達もまぜてよ」

そう言って1人の酔っぱらい男性が大輔を後部座席からおろすともう1人の酔っぱらい男性が誠の姿を見て驚いた。 

「男じゃねえか」

「大輔君、大丈夫ですか?」

「……」

誠の問いに返事をしようとした大輔だったが酔っぱらいの男性に身体を押さえつけられ返事ができない。 

「女じゃないのか」

大輔を押さえつけている酔っぱらいの男性が声をかけると誠の側に居る酔っぱらいの男性が口を開いた。 

「男だけど良い身体してるぜ」

口にしながら上服をめくり肌を見つめる酔っぱらいの男性に誠は「やめてください」と言って男性の手を払った。 

「俺も良いだろ」

そう言って酔っぱらいの男性が誠を襲い始めると魔法の杖を持った男性が大輔を押さえつけている酔っぱらいの男性の前に現れた。 

「何をしてるんですか?」

男性が声をかけると大輔を押さえつけている酔っぱらいの男性が口を開いた。

「誰だお前」

「あなたが押さえつけている男性の知り合いの者です、彼を解放してください」

「……」

無言で酔っぱらいの男性が大輔から離れ立ち上がると魔法の杖を持った男性はその杖で酔っぱらいの男性を眠らせた。 

「大輔君、大丈夫ですか?」

「どうして俺の名前を」

そう言って大輔が立ち上がり目を向けると男性が近づいた。 

「話しはあとです」

そう言って男性は魔法の杖を使って後部座席から酔っぱらいの男性をおろさせた。 

「何だよ」

「あなたも眠ってください」

そう言って男性は魔法の杖で酔っぱらいの男性を眠らせた。 

「さっき言ったよな、俺の知り合いだって」

大輔が問いかけると男性が口を開いた。 

「彼に恋をしましたか」

「何だって」

「彼に恋をしたから人間の姿になった」

「誰だよあんた」

「声でわかりませんか大輔君」

「…まさか…三毛猫…」

「正解です」

「何で人間に」

「彼が目を覚ましたら空間から向かってください」

「あの」

「あなたの願いが無事に叶いますように」

そう言って人間姿の三毛猫がその場から消えると大輔は後部座席に近づきパンツとズボンを穿いた。 

その後、大輔は誠の下半身にパンツとズボンを穿かせ後部座席から出ると誠の身体を支えながらお姫様抱っこし空間に近づくと大輔は空間の中に入っていった。 

30分後、誠が目を覚ますと歩きながら大輔が口を開いた。

「俺が発情しなかったら誠さんが襲われることもなかった」

「おろしてください」

「……」

無言で立ち止まると大輔はゆっくり誠をおろし立たせた。 

「俺は気にしてないからそんな顔しないで」

そう言って誠は悲しい顔をする大輔の唇に唇を重ねた。 

その後、誠と大輔は森林に向けて空間の中を歩き始めた。

2時間後、誠と大輔の前に森林が見えると誠と大輔は走って向かい空間から出た。

「ここのどこかに水晶玉が」

「大輔君、手分けして探そう」

「わかりました」

返事をすると大輔と誠は別々で森林を歩きだし水晶玉を探し始めた。 

5時間後、光る水晶玉を見つけた誠は駆け寄り掴んだ。 

「大輔君が言ってた水晶玉かな」

誠が口にしたその時、誠の手から水晶玉が離れそのまま水晶玉の姿が三毛猫に変わった。 

「三毛猫…」

「願いは何だ」

「俺じゃなくて…大輔君…」

大きな声で誠が叫ぶと大輔が駆け寄ってきた。 

「どうしたんですか?」

「水晶玉、見つけた」

「どこですか」

「目の前に」

「え…」

誠が見つめる目線に目を向けた大輔は三毛猫に驚いた。

「あんたは三毛猫、どうしてここに」

「大輔、願いは何だ」

「…父さんの命を救ってください」

「了解」

魔法の杖を上空にかざし力を送ると大輔の父親の命を救った。 

「願い完了しました」 

「父さんは」

「……」

魔法の杖で元気な父親の姿を見せると大輔は喜び涙を流した。 

「大輔君、良かったね」

「あぁ」

誠の言葉に涙を拭いながら大輔が返事をすると三毛猫が大輔に向かって口を開いた。 

「他に願いはないか」

「他って…良いのか?」

「最初は父親の命を救うそれだけだったけど、新たな願いができた」

「お見通しか」

「願いは何だ」

「白猫に戻らないように完全な人間にしてください」

「了解」

三毛猫が魔法の杖で大輔に魔法をかけると誠が大輔に向かって口を開いた。 

「大輔君、願い間違ってるよ、大輔君は人間じゃなくて白猫」

「願い完了しました」

誠のあとに三毛猫が口にすると大輔が誠に向かって口を開いた。 

「誠さんの側にずっと居たい」

「……」

「迷惑ですか?」

「ご家族と恋人が心配しますよ」

「願い良いかな?」

三毛猫に向かって大輔が問いかけると三毛猫が口を開いた。 

「良いですよ」

「父さんと母さんと絵美の記憶から俺を消してくれ」

「了解」

「……」

大輔の願いに誠が驚いた顔で見つめると三毛猫が口を開いた。 

「完了しました」

「三毛猫、俺の願いはもうない」

「わかりました、それでは」

そう言って三毛猫が水晶玉に変身するとその場から消えていった。 

「大輔君、どうしてそんな願いを」

「……」

誠の言葉に大輔は返事をせず無言で誠の唇を奪いその後、口を開いた。 

「誠さんのこと好きです」

「好きって俺は男で人間、大輔君は」

「今の俺は白猫じゃない人間です」

「……」

「男の俺は嫌いですか?」

「嫌いじゃないです、大輔君のこと好きです」

照れながら誠が口にすると手を差し出しながら大輔が告白をした。 

「誠さんのこと愛してます、俺と付き合ってください」

「本気ですか?」

「今の俺、誠さんに発情してます」

「え…」

「誠さんが俺の気持ちを受け入れてくれたら…今すぐ俺、誠さんを襲います」

「……」

無言で上下の服と下着を脱ぎ全裸になると誠は呆然としている大輔の唇を奪った。 

その後、誠は唇を離し気持ちを口にした。

「俺も大輔君のこと愛してます」

「誠さん」

「大輔君、俺を抱いてください」

「……」

誠の許可を得た大輔は無言で上下の服と下着を脱ぎ全裸になると誠の身体をゆっくり倒しその後、覆い被さると唇を重ねた。

「…ん…」

エロい声を出し誠がキスに感じると大輔は唇を離し口を開いた。

「誠さんのエロい声で発情が爆発した激しく交わりたい」

「俺も激しく交わりたい」

「誠さん」

名前を口にすると大輔と誠は森林の中で激しく交わり愛し合った。 
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