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000 〜主要登場人物紹介・用語集〜 随時更新
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こんにちは! この小説を眼に留めていただいてありがとうございます!
今まで武侠小説という中国の冒険活劇ものばかり書いておりましたが、今回は西洋ファンタジーものに挑戦させてもらいました。この作品が少しでも皆様の心に留まっていただければ幸いです。
『主要登場人物紹介』
ベルティカ=ディ=ガレリオ……この物語の主人公。22歳。地方領主の息子。長身と整った顔立ちに透き通るような銀髪と完璧な見た目ではあるが、中身はのんびり屋で野心の欠片もないマイペースな性格。領民からは頼りなく思われている反面、面倒見は良いためなんだかんだで慕われている。愛称はベル。
ヤンアル……どこからか突然現れた褐色の肌を持つ美女。黒髪黒眼の東方系の顔立ちをしているが出自などは一切が不明。魔法とは異なる体系の不思議な技を使う。
レベイア=ディ=ガレリオ……ベルティカの妹。12歳。領主とは名ばかりの質素な暮らしに嫌気が差しており、上級貴族との玉の輿を狙うなど上昇志向が強い。グータラな兄には当たりが強いが、実はベルティカが大好き。
ミケーレ・ヴァレンティーノ……ガレリオ家に仕える赤毛の使用人。25歳。曽祖父の代からガレリオ家に仕えており、ベルティカとは子供の頃からの仲で兄のような存在。愛称はミキ。
カレン・ローグ……ガレリオ家に仕える青髪の女性。24歳。レベイア付きの侍女で物静かな性格だが怒ると怖い。凛とした容姿から領内にファンが多い。
ガスパール・ドロレス……代々ガレリオ家に仕える執事長で、ベルティカの教育係。62歳。ベルティカには口うるさいが本心では孫のように思っている。
バリアント=ディ=ガレリオ……ベルティカの父の地方領主。50歳。争い事を好まぬ性格で誰にでも分け隔てなく優しい。領民からは慕われているが、反面領主としては厳しさが足りないとも言える。幼い頃から病弱な体質。
アレッサンドラ=ディ=ガレリオ……バリアントの妻でベルティカとレベイアの母親。41歳。ガレリオ家よりも裕福な階級の出身で、質素な暮らしに嫌気が差し5年前から家を出て実家に戻っている。自他共に認める美貌の持ち主。愛称はサンドラ。
ファビオ・ロッシート……サンドラの実家であるヴィレッティ家に古くから仕える使用人。寡黙な性格で、ガスパールとは若い頃からの知り合い。
ロベルト・カステリーニ……州都一帯を治めるカステリーニ家の当主。国王に謁見できるほどの実力者。
ジャンマルコ・カステリーニ……ロベルトの息子。チャラついた見た目に、カステリーニ家の権力を笠に着て汚いことも平然とする性格の持ち主。愛称はジャン。
バルディ卿……州都から西にあるデルニという街付近を治める領主。大柄な体躯に立派な口ヒゲと大きな声量が特徴。
アリーヤ……褐色の肌に艶やかな黒髪と、ヤンアルと酷似する移民の女性。自慢の美貌とダンスで日銭を稼いでいるようだが……?
ラファエラ・ファルジーニ……冒険者ギルドのペッサーラ支部で受付嬢をしている女性。愛称はラフィー。
ダニエレ・ファルジーニ……ラフィーの父で、ペッサーラ支部のギルドマスター。2メートルの大男だが、その性格は慎重。愛称はダニー。
エヴァンジェリーナ・ファルジーニ……ダニエレの祖母で、かつてはギルドの総帥を務めていた豪快な性格の老貴婦人。魔法の腕前はかなりのものらしい。愛称はエヴァ。
ガエタノ・ファルコーネ……エヴァの弟子を自称する現・ギルド総帥。元冒険者でエヴァとは10代の頃からの付き合い。
ロンジュ……常に竜を模した仮面を着けている謎の少年。背丈からは14、5歳くらいと推察されるが、精神年齢はそれよりも幼いと思われる節がある。
ロンディーネ……その名の通り、燕を模した仮面を着けている謎の女。ロンジュと同じ服装をしていることから同門の者と思われる。危ういところのあるロンジュの保護者のような立場。
マルティーナ・ガッティ……ロンディーネやロンジュと同じ機関に所属する茶髪のメガネ美人。ロンディーネとは性格が合わないのか普段から言い合いをしている模様。愛称はティーナ。
フランチェスコ・ナヴァーロ……ロンディーネやロンジュ、マルティーナの上司と思われるダンディ過ぎる男。何かの研究者のようである一方、医学にも造詣が深い。愛称はフラー。
レオナルド・サルトル……フランチェスコの部下で欲望に忠実な男。緑色の短髪に粗野な言動が特徴。攻撃魔法が得意らしい。愛称はレオ。
クリスティアン・マウリ……フランチェスコの部下で怠惰な性格の痩身の男。灰色の長髪に糸のような細い眼が特徴。能力低下魔法の使い手。愛称はクリス。
カルロ・エスポジート……フランチェスコの部下で自らをカルラと称しているピンク色のロングヘアーの男。フランチェスコに陶酔しており、彼のためならどんな手段も辞さない様子。
ルカ・ヴァンヌッキ……フランチェスコの部下で気弱で臆病な小太りの若者。ストレスを受けると吃るクセがある。
『主要用語集』
ロセリア王国……この物語の舞台。12の州からなる王国。気候は温暖で四季があり、農業や漁業が盛ん。
デルモンテ州……ロセリア王国の最東端に位置する州。領民の大半が農業で生計を立てている。
トリアーナ県……デルモンテ州内のガレリオ家が治める地方。一言で言えば田舎。
ガラテーア……トリアーナ県で最も栄えている街。郊外にガレリオ家の屋敷がある。
カディナ……ガラテーアから北東に30キロほど行ったところにある人口一万人未満の町。水源が近くにあり、その中でもフレールの泉はカップルで一緒にコインを投げ入れると一生添い遂げられるという逸話がある。
アンヘリーノ……デルモンテ州の州都で、周囲を堅固な城壁で覆われた城塞都市。ベルの母・サンドラの実家であるヴィレッティ家や、州都一帯を治めるカステリーニ家の屋敷がある。州随一の蔵書数を誇る州立図書館や、街の名の由来となった天使像が有名なサン・エミリオ教会が観光名所。
デルニ……アンヘリーノから西へ50キロほど先にある街。街の規模としてはカディナ以上ガラテーア未満といったところ。
パルミナ州……デルモンテ州から見て西に位置する州。海に接していることもあって漁業が盛ん。領民の多くは漁業や造船業に関連した仕事をしている。
ベリーシャ……パルミナ州の州都である港街。その性質上、さまざまな人種が入り乱れており、ロセリアの人種のるつぼと言われている。
フェリーチェ州……デルモンテ州の南西に位置する州。海に面していない内陸地だが、首都に続く街道上にあるため異国の文化を取り入れた絹織物が特産となっている。
ペッサーラ……フェリーチェ州の都市。冒険者ギルドがある。
ラヴェッキオ州……首都・ロムルスがあるロセリアのほぼ中心に位置する州。面積はデルモンテ州の半分ほどだが、人も物も集まる文字通りロセリアの経済の中心地。
ロムルス……背後を七つの丘に囲まれ、街の中にはベリス河が流れるロセリアの首都。国王の住まう王宮が存在することから畏敬の念を込めて王都ととも呼ばれている。
『技・魔法一覧』
『火』……火の初級魔法。攻撃用よりはランプを点けたり焚き火を起こしたりする時に広く用いられる。
『火焔』……火の中級魔法。この辺りの魔法を自在に操れれば、冒険者としては一人前。
『獄炎』……火の最上位魔法。攻撃魔法の中でも指折りの威力を誇るが、扱える者は限られている。
『風刃』……風の初級魔法。視えない風の刃で対象を切り刻む魔法。
『竜巻』……風の上級魔法。その名の通り竜巻を発生させる魔法。防御壁としても有能。
『稲妻』……雷の初級魔法。威力はさほどでもないが、コントロールがしやすく詠唱も短いため好んで使う者も多い。
『石礫』……地の初級魔法。石の塊を対象にぶつける魔法。術者の力量によって石の大きさや数を調節可能。
『石飛槍』……地の中級魔法。地面から形成された槍で対象を串刺しにする魔法。こちらも数や大きさを調節可能。
『地角錐』……地の中級魔法。地面から四角錐を隆起させて対象を貫く魔法。
『泥沼』……地の上級魔法。地面を泥化させて対象を奈落へと引き摺り込む魔法。
『緊縛』……相手の身体を麻痺させて動きを奪う神経系魔法。盗賊などが習得している場合が多い。
『睡眠』……相手の眠気を誘う神経系魔法。個人差によって掛かりにくさはあるが、睡眠障害の治療にも使われる場合がある。
『魅了』……異性を虜にしてしまう神経系魔法。男性でも使えるが、女性が使うことでより高い効果を得られる。
『結界捕縛』……光輝く縄で相手を捕縛する結界魔法の一種。その拘束力は緊縛よりも数段上。
『沈黙』……対象の言語を司る部位の働きを鈍らせる魔法。掛けられると呪文を唱えられなくなるので魔術師には効果絶大。
『筋力低下』……その名の通り、対象の筋力を低下させる能力低下魔法。強く掛けると、呼吸や心臓の鼓動までも止めることが可能。
『神経衰弱』……対象の精神力を低下させる能力低下魔法。掛けられると戦闘意欲や集中力が著しく落ちてしまう。
『魔力吸収』……対象の魔力を吸い取り自らのものとする間接魔法。己の許容量を超えるほど吸うと魔力酔いを起こす場合もあるため、注意が必要。
『魔力分配』……自分の魔力を対象に分け与える間接魔法。
『戦女神』……対象の筋力や反射速度などを上昇させる強化魔法。一般的に強化魔法の使い手は少ないため、その価値は高い。
『幸運の女神』……対象の幸運値を上げる強化魔法の一種。そのため、カジノや賭けの場では使用が禁じられている。
『状態初期化』……掛けられているデバフやバフなどを解除する補助魔法。
『解呪』…… 魅了などの状態異常を解除する補助魔法。
『点穴』……人体の経穴を突いて、相手を痺れさせたり、眠らせたりする技。使えるのはヤンアルとロンジュのみ。
『氷の腕』(仮称)……触れた箇所を凍りつかせる魔性の技。数十秒掴むことで全身を凍らせることも可能。恐るべき技だが、その分、代償も大きい模様。
今まで武侠小説という中国の冒険活劇ものばかり書いておりましたが、今回は西洋ファンタジーものに挑戦させてもらいました。この作品が少しでも皆様の心に留まっていただければ幸いです。
『主要登場人物紹介』
ベルティカ=ディ=ガレリオ……この物語の主人公。22歳。地方領主の息子。長身と整った顔立ちに透き通るような銀髪と完璧な見た目ではあるが、中身はのんびり屋で野心の欠片もないマイペースな性格。領民からは頼りなく思われている反面、面倒見は良いためなんだかんだで慕われている。愛称はベル。
ヤンアル……どこからか突然現れた褐色の肌を持つ美女。黒髪黒眼の東方系の顔立ちをしているが出自などは一切が不明。魔法とは異なる体系の不思議な技を使う。
レベイア=ディ=ガレリオ……ベルティカの妹。12歳。領主とは名ばかりの質素な暮らしに嫌気が差しており、上級貴族との玉の輿を狙うなど上昇志向が強い。グータラな兄には当たりが強いが、実はベルティカが大好き。
ミケーレ・ヴァレンティーノ……ガレリオ家に仕える赤毛の使用人。25歳。曽祖父の代からガレリオ家に仕えており、ベルティカとは子供の頃からの仲で兄のような存在。愛称はミキ。
カレン・ローグ……ガレリオ家に仕える青髪の女性。24歳。レベイア付きの侍女で物静かな性格だが怒ると怖い。凛とした容姿から領内にファンが多い。
ガスパール・ドロレス……代々ガレリオ家に仕える執事長で、ベルティカの教育係。62歳。ベルティカには口うるさいが本心では孫のように思っている。
バリアント=ディ=ガレリオ……ベルティカの父の地方領主。50歳。争い事を好まぬ性格で誰にでも分け隔てなく優しい。領民からは慕われているが、反面領主としては厳しさが足りないとも言える。幼い頃から病弱な体質。
アレッサンドラ=ディ=ガレリオ……バリアントの妻でベルティカとレベイアの母親。41歳。ガレリオ家よりも裕福な階級の出身で、質素な暮らしに嫌気が差し5年前から家を出て実家に戻っている。自他共に認める美貌の持ち主。愛称はサンドラ。
ファビオ・ロッシート……サンドラの実家であるヴィレッティ家に古くから仕える使用人。寡黙な性格で、ガスパールとは若い頃からの知り合い。
ロベルト・カステリーニ……州都一帯を治めるカステリーニ家の当主。国王に謁見できるほどの実力者。
ジャンマルコ・カステリーニ……ロベルトの息子。チャラついた見た目に、カステリーニ家の権力を笠に着て汚いことも平然とする性格の持ち主。愛称はジャン。
バルディ卿……州都から西にあるデルニという街付近を治める領主。大柄な体躯に立派な口ヒゲと大きな声量が特徴。
アリーヤ……褐色の肌に艶やかな黒髪と、ヤンアルと酷似する移民の女性。自慢の美貌とダンスで日銭を稼いでいるようだが……?
ラファエラ・ファルジーニ……冒険者ギルドのペッサーラ支部で受付嬢をしている女性。愛称はラフィー。
ダニエレ・ファルジーニ……ラフィーの父で、ペッサーラ支部のギルドマスター。2メートルの大男だが、その性格は慎重。愛称はダニー。
エヴァンジェリーナ・ファルジーニ……ダニエレの祖母で、かつてはギルドの総帥を務めていた豪快な性格の老貴婦人。魔法の腕前はかなりのものらしい。愛称はエヴァ。
ガエタノ・ファルコーネ……エヴァの弟子を自称する現・ギルド総帥。元冒険者でエヴァとは10代の頃からの付き合い。
ロンジュ……常に竜を模した仮面を着けている謎の少年。背丈からは14、5歳くらいと推察されるが、精神年齢はそれよりも幼いと思われる節がある。
ロンディーネ……その名の通り、燕を模した仮面を着けている謎の女。ロンジュと同じ服装をしていることから同門の者と思われる。危ういところのあるロンジュの保護者のような立場。
マルティーナ・ガッティ……ロンディーネやロンジュと同じ機関に所属する茶髪のメガネ美人。ロンディーネとは性格が合わないのか普段から言い合いをしている模様。愛称はティーナ。
フランチェスコ・ナヴァーロ……ロンディーネやロンジュ、マルティーナの上司と思われるダンディ過ぎる男。何かの研究者のようである一方、医学にも造詣が深い。愛称はフラー。
レオナルド・サルトル……フランチェスコの部下で欲望に忠実な男。緑色の短髪に粗野な言動が特徴。攻撃魔法が得意らしい。愛称はレオ。
クリスティアン・マウリ……フランチェスコの部下で怠惰な性格の痩身の男。灰色の長髪に糸のような細い眼が特徴。能力低下魔法の使い手。愛称はクリス。
カルロ・エスポジート……フランチェスコの部下で自らをカルラと称しているピンク色のロングヘアーの男。フランチェスコに陶酔しており、彼のためならどんな手段も辞さない様子。
ルカ・ヴァンヌッキ……フランチェスコの部下で気弱で臆病な小太りの若者。ストレスを受けると吃るクセがある。
『主要用語集』
ロセリア王国……この物語の舞台。12の州からなる王国。気候は温暖で四季があり、農業や漁業が盛ん。
デルモンテ州……ロセリア王国の最東端に位置する州。領民の大半が農業で生計を立てている。
トリアーナ県……デルモンテ州内のガレリオ家が治める地方。一言で言えば田舎。
ガラテーア……トリアーナ県で最も栄えている街。郊外にガレリオ家の屋敷がある。
カディナ……ガラテーアから北東に30キロほど行ったところにある人口一万人未満の町。水源が近くにあり、その中でもフレールの泉はカップルで一緒にコインを投げ入れると一生添い遂げられるという逸話がある。
アンヘリーノ……デルモンテ州の州都で、周囲を堅固な城壁で覆われた城塞都市。ベルの母・サンドラの実家であるヴィレッティ家や、州都一帯を治めるカステリーニ家の屋敷がある。州随一の蔵書数を誇る州立図書館や、街の名の由来となった天使像が有名なサン・エミリオ教会が観光名所。
デルニ……アンヘリーノから西へ50キロほど先にある街。街の規模としてはカディナ以上ガラテーア未満といったところ。
パルミナ州……デルモンテ州から見て西に位置する州。海に接していることもあって漁業が盛ん。領民の多くは漁業や造船業に関連した仕事をしている。
ベリーシャ……パルミナ州の州都である港街。その性質上、さまざまな人種が入り乱れており、ロセリアの人種のるつぼと言われている。
フェリーチェ州……デルモンテ州の南西に位置する州。海に面していない内陸地だが、首都に続く街道上にあるため異国の文化を取り入れた絹織物が特産となっている。
ペッサーラ……フェリーチェ州の都市。冒険者ギルドがある。
ラヴェッキオ州……首都・ロムルスがあるロセリアのほぼ中心に位置する州。面積はデルモンテ州の半分ほどだが、人も物も集まる文字通りロセリアの経済の中心地。
ロムルス……背後を七つの丘に囲まれ、街の中にはベリス河が流れるロセリアの首都。国王の住まう王宮が存在することから畏敬の念を込めて王都ととも呼ばれている。
『技・魔法一覧』
『火』……火の初級魔法。攻撃用よりはランプを点けたり焚き火を起こしたりする時に広く用いられる。
『火焔』……火の中級魔法。この辺りの魔法を自在に操れれば、冒険者としては一人前。
『獄炎』……火の最上位魔法。攻撃魔法の中でも指折りの威力を誇るが、扱える者は限られている。
『風刃』……風の初級魔法。視えない風の刃で対象を切り刻む魔法。
『竜巻』……風の上級魔法。その名の通り竜巻を発生させる魔法。防御壁としても有能。
『稲妻』……雷の初級魔法。威力はさほどでもないが、コントロールがしやすく詠唱も短いため好んで使う者も多い。
『石礫』……地の初級魔法。石の塊を対象にぶつける魔法。術者の力量によって石の大きさや数を調節可能。
『石飛槍』……地の中級魔法。地面から形成された槍で対象を串刺しにする魔法。こちらも数や大きさを調節可能。
『地角錐』……地の中級魔法。地面から四角錐を隆起させて対象を貫く魔法。
『泥沼』……地の上級魔法。地面を泥化させて対象を奈落へと引き摺り込む魔法。
『緊縛』……相手の身体を麻痺させて動きを奪う神経系魔法。盗賊などが習得している場合が多い。
『睡眠』……相手の眠気を誘う神経系魔法。個人差によって掛かりにくさはあるが、睡眠障害の治療にも使われる場合がある。
『魅了』……異性を虜にしてしまう神経系魔法。男性でも使えるが、女性が使うことでより高い効果を得られる。
『結界捕縛』……光輝く縄で相手を捕縛する結界魔法の一種。その拘束力は緊縛よりも数段上。
『沈黙』……対象の言語を司る部位の働きを鈍らせる魔法。掛けられると呪文を唱えられなくなるので魔術師には効果絶大。
『筋力低下』……その名の通り、対象の筋力を低下させる能力低下魔法。強く掛けると、呼吸や心臓の鼓動までも止めることが可能。
『神経衰弱』……対象の精神力を低下させる能力低下魔法。掛けられると戦闘意欲や集中力が著しく落ちてしまう。
『魔力吸収』……対象の魔力を吸い取り自らのものとする間接魔法。己の許容量を超えるほど吸うと魔力酔いを起こす場合もあるため、注意が必要。
『魔力分配』……自分の魔力を対象に分け与える間接魔法。
『戦女神』……対象の筋力や反射速度などを上昇させる強化魔法。一般的に強化魔法の使い手は少ないため、その価値は高い。
『幸運の女神』……対象の幸運値を上げる強化魔法の一種。そのため、カジノや賭けの場では使用が禁じられている。
『状態初期化』……掛けられているデバフやバフなどを解除する補助魔法。
『解呪』…… 魅了などの状態異常を解除する補助魔法。
『点穴』……人体の経穴を突いて、相手を痺れさせたり、眠らせたりする技。使えるのはヤンアルとロンジュのみ。
『氷の腕』(仮称)……触れた箇所を凍りつかせる魔性の技。数十秒掴むことで全身を凍らせることも可能。恐るべき技だが、その分、代償も大きい模様。
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