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始まり
序章
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真っ暗な夜の闇。
何人ものいかつい男が一人の少女を追う。
「追え!」
「あそこだ!!」
「逃がすな!!」
力の限り、少女は走っている。
が、すぐに少女は捕まる。
少女の髪を男は掴むと、不気味に微笑んだ。
「もう、逃げられないぞ。」
少女は絶望のまなざしで男を見る。
瞳には光がなく虚ろな目で涙を浮かべている。
少女はゆっくりと目を閉じる。
すると、周りが何故か燃え始めた。
炎は勢いを増し、男たちを燃やす。
少女は青白い顔で燃えていく男たちを見る。
小刻みに小さな体が震えて力尽きたように倒れた。
(助けて。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
ベットに一人の少女が寝ている。
ボロボロの薄汚い服を着て、頬も痩せこけていた。
ベットに横になっているのに、呼吸が荒く体中に汗をかいてる。
赤い髪のいかにも運動が得意そうな青年が少女の汗をぬぐっていた。
「ジーク、どうですか。」
銀髪の長い髪を一つにまとめた知的な青年が赤い髪の青年に話しかける。
「いや、起きる様子はねぇな。ずっと苦しそうにうなされてる・・・。ルイス、頼むからその母さん癖どうにかしてくれ。」
赤い髪の青年ジークは苦笑いを浮かべながら銀髪の青年ルイスの持っているものに目が釘づけになっている。
「しかし、熱もありますし。」
ルイスは袋に入れた氷を少女の頭にそっと置いた。
「・・・。」
少女はゆっくりと目を開き虚ろな目で二人の青年を見る。
「「!!!」」
2人の青年は少女の瞳をみて息を飲んだ。
少女はゆっくりとふらつきながら体を起こし、ジークとルイスに向けて土下座をした。
が、体に上手く力が入らずベットに勢いよく倒れる。
「お、おい!」
「しっかりしてください!!!」
ジークがすぐに少女に布団をかぶせてルイスが頭に氷袋をのせる。
「おい、やべぇぞ、熱が上がってる。」
ジークは少女の額に手をのせると、ルイスを見た。
「・・・朝になったら本部に戻りましょう。その時にこの女の子の体調の事も考えながら、移動します。」
ルイスはそう言うと少女の手を握り何か呪文を唱えていた。
朝になり少女の呼吸もだいぶ落ち着き始めた。
熱もかなりさがっており、少女は目を覚ましていた。
「おはようございます、僕の名前はルイスです。大丈夫、そんなに怯えないで。」
「俺はジーク!て、おい!何で布団にもぐりこんだ!?」
少女はどうやらジークの事が怖いらしく布団の中に隠れたる。
ルイスとジークはとりあえず少女に自己紹介はしたもののこの後、どう伝えればいいのかを顔を見合わせて考える。
ぐーぎゅるるるー!
「「・・・。」」
布団からの大きな音で2人は少女を見ると少女は青白い顔で小さくガタガタと震えていた。
ルイスとジークは少女を残して部屋を出て無言で料理を始めた。
「なぁ、ルイス。」
「何か?」
ジークは鍋に火をかけながら隣で野菜を切っているルイスに話しかける。
「あいつ、今までどんな生活してたんだろうな。あの目といい、行動といい。」
「・・・きっと、何かあったんでしょうね。僕たちが深く聞くわけにはいきません。」
「・・・そう、だな。でも俺は・・・あの女の子には笑ってほしいな。」
重い空気を吹っ切るようにジークは力強い声で言った。
その言葉にはルイスも頷く。
「えぇ、そうですね。あの子は僕たちに恐怖を抱いてますが、逆に今はその恐怖を使わせていただきましょう。」
ルイスはそう言うと鍋を見てからジークの頭を叩いた。
「いてっ!何すんだよ!!!」
「鍋を見なさい!鍋を!!!」
鍋からブクブクとスープがこぼれていた。
少女は布団にもぐったままぴくりとも動かなかった。
(生きてるのか、これは。しかも小さく丸まってるし。)
ジークは小さく思う。
「おーい!出てこい!!」
ジークは布団をぱっと取る。
そして、毛布で少女をくるむと
「よし、行くか!!」
茫然としている少女を片手で抱え込むとそのまま部屋を出る。
「????」
「こら、ジーク!!レディをなんという持ち方をしているんですか!!」
ジークが少女を荷物のようにして持っているのに気づいたルイスは笑いながらも注意した。
ジークは椅子に座るとおどけたように謝る。
「へいへい、分かったよーっと。」
ジークは少女を優しく自分の膝の上に乗せる。
「まだ、熱いし熱も下がったばかりなので少しづつゆっくりと飲んでください。」
ルイスはジークの隣の席に座るとフーフーとスープを覚ましながら少しづつ少女に飲ませていく。
最初は怯えていた少女に怖くないと伝えるためにルイス自らスープを飲んだりもしていた。
そして少女に見えるように水でスプーンも洗ったりしていて・・・。
少女は怯えながらも完食するとルイスは満足そうに微笑んだ。
「さて、お風呂に入りましょうか。傷がかなり目立ちしみて痛いと思いますが、汗もたくさん搔いていましたし、熱が下がっているうちにさっさと済ませましょう。」
ーーーーーーーーーー。
「どのくらい風呂に入ってなかったんだ???」
ジークは少女の背中をこすりながらタメ息をついた。
どうやら少女はルイスとジークを信用したらしく今となってはジークにすべて任せている。
ジークはなるべく優しく体をこすりながら少女が怯えなくなったので嬉しそうに笑っていた。
「ジーク、もうそろそろお湯に浸からせてあげてください。いいですか?
ジークお兄さんが60秒数えるので60と言ったら上がるんですよ?」
最期の言葉は少女に向けて言ったものらしく少女は首を傾げながらも頷いていた。
「よし、じゃぁ数えるぞいーち、にーい!」
ジークはゆっくりと大きな声で数を数え始めた。
少女もジークと数えるように口を動かす。
「・・・60!はい、上がろうな。おーい!ルイス!!」
「はいはい。待ってくださいね。」
「うわぁお!見違えったなぁ。」
ジークが感嘆の声を上げる。
綺麗になった少女はまるでお人形のようだった。
何人ものいかつい男が一人の少女を追う。
「追え!」
「あそこだ!!」
「逃がすな!!」
力の限り、少女は走っている。
が、すぐに少女は捕まる。
少女の髪を男は掴むと、不気味に微笑んだ。
「もう、逃げられないぞ。」
少女は絶望のまなざしで男を見る。
瞳には光がなく虚ろな目で涙を浮かべている。
少女はゆっくりと目を閉じる。
すると、周りが何故か燃え始めた。
炎は勢いを増し、男たちを燃やす。
少女は青白い顔で燃えていく男たちを見る。
小刻みに小さな体が震えて力尽きたように倒れた。
(助けて。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
ベットに一人の少女が寝ている。
ボロボロの薄汚い服を着て、頬も痩せこけていた。
ベットに横になっているのに、呼吸が荒く体中に汗をかいてる。
赤い髪のいかにも運動が得意そうな青年が少女の汗をぬぐっていた。
「ジーク、どうですか。」
銀髪の長い髪を一つにまとめた知的な青年が赤い髪の青年に話しかける。
「いや、起きる様子はねぇな。ずっと苦しそうにうなされてる・・・。ルイス、頼むからその母さん癖どうにかしてくれ。」
赤い髪の青年ジークは苦笑いを浮かべながら銀髪の青年ルイスの持っているものに目が釘づけになっている。
「しかし、熱もありますし。」
ルイスは袋に入れた氷を少女の頭にそっと置いた。
「・・・。」
少女はゆっくりと目を開き虚ろな目で二人の青年を見る。
「「!!!」」
2人の青年は少女の瞳をみて息を飲んだ。
少女はゆっくりとふらつきながら体を起こし、ジークとルイスに向けて土下座をした。
が、体に上手く力が入らずベットに勢いよく倒れる。
「お、おい!」
「しっかりしてください!!!」
ジークがすぐに少女に布団をかぶせてルイスが頭に氷袋をのせる。
「おい、やべぇぞ、熱が上がってる。」
ジークは少女の額に手をのせると、ルイスを見た。
「・・・朝になったら本部に戻りましょう。その時にこの女の子の体調の事も考えながら、移動します。」
ルイスはそう言うと少女の手を握り何か呪文を唱えていた。
朝になり少女の呼吸もだいぶ落ち着き始めた。
熱もかなりさがっており、少女は目を覚ましていた。
「おはようございます、僕の名前はルイスです。大丈夫、そんなに怯えないで。」
「俺はジーク!て、おい!何で布団にもぐりこんだ!?」
少女はどうやらジークの事が怖いらしく布団の中に隠れたる。
ルイスとジークはとりあえず少女に自己紹介はしたもののこの後、どう伝えればいいのかを顔を見合わせて考える。
ぐーぎゅるるるー!
「「・・・。」」
布団からの大きな音で2人は少女を見ると少女は青白い顔で小さくガタガタと震えていた。
ルイスとジークは少女を残して部屋を出て無言で料理を始めた。
「なぁ、ルイス。」
「何か?」
ジークは鍋に火をかけながら隣で野菜を切っているルイスに話しかける。
「あいつ、今までどんな生活してたんだろうな。あの目といい、行動といい。」
「・・・きっと、何かあったんでしょうね。僕たちが深く聞くわけにはいきません。」
「・・・そう、だな。でも俺は・・・あの女の子には笑ってほしいな。」
重い空気を吹っ切るようにジークは力強い声で言った。
その言葉にはルイスも頷く。
「えぇ、そうですね。あの子は僕たちに恐怖を抱いてますが、逆に今はその恐怖を使わせていただきましょう。」
ルイスはそう言うと鍋を見てからジークの頭を叩いた。
「いてっ!何すんだよ!!!」
「鍋を見なさい!鍋を!!!」
鍋からブクブクとスープがこぼれていた。
少女は布団にもぐったままぴくりとも動かなかった。
(生きてるのか、これは。しかも小さく丸まってるし。)
ジークは小さく思う。
「おーい!出てこい!!」
ジークは布団をぱっと取る。
そして、毛布で少女をくるむと
「よし、行くか!!」
茫然としている少女を片手で抱え込むとそのまま部屋を出る。
「????」
「こら、ジーク!!レディをなんという持ち方をしているんですか!!」
ジークが少女を荷物のようにして持っているのに気づいたルイスは笑いながらも注意した。
ジークは椅子に座るとおどけたように謝る。
「へいへい、分かったよーっと。」
ジークは少女を優しく自分の膝の上に乗せる。
「まだ、熱いし熱も下がったばかりなので少しづつゆっくりと飲んでください。」
ルイスはジークの隣の席に座るとフーフーとスープを覚ましながら少しづつ少女に飲ませていく。
最初は怯えていた少女に怖くないと伝えるためにルイス自らスープを飲んだりもしていた。
そして少女に見えるように水でスプーンも洗ったりしていて・・・。
少女は怯えながらも完食するとルイスは満足そうに微笑んだ。
「さて、お風呂に入りましょうか。傷がかなり目立ちしみて痛いと思いますが、汗もたくさん搔いていましたし、熱が下がっているうちにさっさと済ませましょう。」
ーーーーーーーーーー。
「どのくらい風呂に入ってなかったんだ???」
ジークは少女の背中をこすりながらタメ息をついた。
どうやら少女はルイスとジークを信用したらしく今となってはジークにすべて任せている。
ジークはなるべく優しく体をこすりながら少女が怯えなくなったので嬉しそうに笑っていた。
「ジーク、もうそろそろお湯に浸からせてあげてください。いいですか?
ジークお兄さんが60秒数えるので60と言ったら上がるんですよ?」
最期の言葉は少女に向けて言ったものらしく少女は首を傾げながらも頷いていた。
「よし、じゃぁ数えるぞいーち、にーい!」
ジークはゆっくりと大きな声で数を数え始めた。
少女もジークと数えるように口を動かす。
「・・・60!はい、上がろうな。おーい!ルイス!!」
「はいはい。待ってくださいね。」
「うわぁお!見違えったなぁ。」
ジークが感嘆の声を上げる。
綺麗になった少女はまるでお人形のようだった。
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