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第一部 ライアス編
魔法陣防衛戦(中編)
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マルクト王国の首都クリスタル城を中心に6つの城から光が満ち始めた。
首都を中心に六芒星を描くように各城が配置されている。この巨大な魔法陣が展開されたら強力かつ聖なる破邪の魔法陣が完成され魔族は一瞬で全滅出来るだろう。
この魔法を展開するのは、マルクト王国から代々受け継がれてきた魔法貴族の家の者達だ。彼ら彼女らは、この法陣を展開させるため小さい頃から修行に励む。
今がその力を発揮する時だ!
しかし、魔族もマルクト王国の破邪の魔法陣の事は知っているから、クリスタル城は本拠地であり、更に魔法軍を指揮する大神官は最強の魔法使いと讃えられている。
魔族はクリスタル城は狙わず6つの城に狙いを定めた。各城では魔法陣を展開させる司祭を殺す為に激しい攻撃を仕掛ける!
ライアス一行と途中でさらに合流したマルクト王国の迎撃部隊も加わり南東にある城を目指した!
魔族だ!かなりの軍を城の攻略の為に投入している。数に驚いた王国軍であったが、それも一瞬の事であった。
魔族の大軍にためらいも無くライアス達は斬りかかる!
「ぐは!」「な、なんだコイツら…はぐ!」
ライアスと武蔵が剣で切り伏せ突進する!
クラウドとリナが状況に応じた戦い方で敵を撹乱する!
その間に詠唱が終わったマリアの魔法が炸裂する!
5人の連携は、ここに来てさらに凄みを増す!
ライアスと武蔵の剣は魔族の防御に特化した鉄鋼兵団をも盾もろとも斬り裂いた!
クラウドもいつもは冷静に戦うが今日は違っていた。闘志を剥き出しにして突進する!
「これはマズイ事になってるねぇ~!」クラウドはこの先にある城を見ている。どうやら城門が突破されている!
「急げ~!魔族を蹴散らせ~!セリーヌ様を守るのだ!!」王国軍の団長も兵を鼓舞し指揮を採る。
「うぉぉぉ~やらせる訳にはいかないねぇ~!!」クラウドは破られた城門目指して突進する!鬼気迫る勢いで敵を斬り裂き魔法を放ちなぎ払う!
いつもと違う様子のクラウドにライアス達は気付き援護する!
「玄空剣!!」一閃ライアスが気を剣に乗せて門までの敵を消滅させる!
「すまないが先に行かせてもらうねぇ~!」クラウドがライアスの攻撃によって門までの開いた道筋を通って走り出した。
クラウドが城門から中に入り城内を目指した!
城内は魔族で溢れていて乱戦になっている!
どうやら本城が破られている!
そして城内でも魔族が侵入し激戦が行われている!
「セリーヌ様…魔族はどうやらこの魔法陣の間まで迫って来そうですな…。」紳士な老人が美しい法衣と鎧を身に着けた女性に話し掛ける。
「そのようですね…破邪の魔法陣は六芒星を描かなくては威力が落ちてしまうでしょう。やはり私では力不足でしたね…。」セリーヌは肩を落とし涙をにじませて答えた。
「爺…ごめんなさい。貴方にも辛い思いをさせてしまって…。」
「そのような事をおっしゃいますな…。どこまでもセリーヌお嬢様の側におりまするぞ。」
ガタガタと激しく揺れる音が聞こえる!
目の前の扉の前まで魔族が来たようだ!
セリーヌと執事の2人は剣を抜き身構えた。
首都を中心に六芒星を描くように各城が配置されている。この巨大な魔法陣が展開されたら強力かつ聖なる破邪の魔法陣が完成され魔族は一瞬で全滅出来るだろう。
この魔法を展開するのは、マルクト王国から代々受け継がれてきた魔法貴族の家の者達だ。彼ら彼女らは、この法陣を展開させるため小さい頃から修行に励む。
今がその力を発揮する時だ!
しかし、魔族もマルクト王国の破邪の魔法陣の事は知っているから、クリスタル城は本拠地であり、更に魔法軍を指揮する大神官は最強の魔法使いと讃えられている。
魔族はクリスタル城は狙わず6つの城に狙いを定めた。各城では魔法陣を展開させる司祭を殺す為に激しい攻撃を仕掛ける!
ライアス一行と途中でさらに合流したマルクト王国の迎撃部隊も加わり南東にある城を目指した!
魔族だ!かなりの軍を城の攻略の為に投入している。数に驚いた王国軍であったが、それも一瞬の事であった。
魔族の大軍にためらいも無くライアス達は斬りかかる!
「ぐは!」「な、なんだコイツら…はぐ!」
ライアスと武蔵が剣で切り伏せ突進する!
クラウドとリナが状況に応じた戦い方で敵を撹乱する!
その間に詠唱が終わったマリアの魔法が炸裂する!
5人の連携は、ここに来てさらに凄みを増す!
ライアスと武蔵の剣は魔族の防御に特化した鉄鋼兵団をも盾もろとも斬り裂いた!
クラウドもいつもは冷静に戦うが今日は違っていた。闘志を剥き出しにして突進する!
「これはマズイ事になってるねぇ~!」クラウドはこの先にある城を見ている。どうやら城門が突破されている!
「急げ~!魔族を蹴散らせ~!セリーヌ様を守るのだ!!」王国軍の団長も兵を鼓舞し指揮を採る。
「うぉぉぉ~やらせる訳にはいかないねぇ~!!」クラウドは破られた城門目指して突進する!鬼気迫る勢いで敵を斬り裂き魔法を放ちなぎ払う!
いつもと違う様子のクラウドにライアス達は気付き援護する!
「玄空剣!!」一閃ライアスが気を剣に乗せて門までの敵を消滅させる!
「すまないが先に行かせてもらうねぇ~!」クラウドがライアスの攻撃によって門までの開いた道筋を通って走り出した。
クラウドが城門から中に入り城内を目指した!
城内は魔族で溢れていて乱戦になっている!
どうやら本城が破られている!
そして城内でも魔族が侵入し激戦が行われている!
「セリーヌ様…魔族はどうやらこの魔法陣の間まで迫って来そうですな…。」紳士な老人が美しい法衣と鎧を身に着けた女性に話し掛ける。
「そのようですね…破邪の魔法陣は六芒星を描かなくては威力が落ちてしまうでしょう。やはり私では力不足でしたね…。」セリーヌは肩を落とし涙をにじませて答えた。
「爺…ごめんなさい。貴方にも辛い思いをさせてしまって…。」
「そのような事をおっしゃいますな…。どこまでもセリーヌお嬢様の側におりまするぞ。」
ガタガタと激しく揺れる音が聞こえる!
目の前の扉の前まで魔族が来たようだ!
セリーヌと執事の2人は剣を抜き身構えた。
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