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第10話(後篇):謎もみもみ
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■第10話(後篇):謎もみもみ
そんなことがあって、翌朝は身体がちょっとダルかった。
そのくせ、不思議と気分は悪くなかった。
アカネがあんなことを語ったのは、幸尋にとって意外なことだったが、
ただ穏やかな気持ちであることが、自分自身でも不思議だった。
学校に行っても、昨夜のことを何となく思い出しては、
ぼんやりと一日を過ごした。
行きも帰りも「あの一帯」に目を遣りながら、
どこかにアカネの家があったことを思った。
(アカネの幼い頃・・・)
今はギャル系の女子高生であるが、
やっぱりあどけない少女だっただろう。
家に帰って、家事をこなしていると、
アカネが帰ってきた。
何ともダルそうだったが、幸尋の顔を見ると、
小さく舌打ちした。
――もう後は寝るばかりの時間
「おい、マッサージしろよ・・・」
アカネが頭をぼりぼり掻きながら、
けだるそうに言う。
「ヤダ。何でだよ・・・」
面倒なことを言い始めたと思った。
彼女の言動が脈絡が無いように思えて仕方ない。
「なんか肩が凝ってんだよ」
「肩が凝ることなんか何もしてないだろ・・・」
むしろ幸尋のほうが肩凝り要因は多い。
炊事や洗濯、掃除など家事はけっこう肩と腰にくる。
「あたしもいろいろあんだよ」
言葉の意味以上に「ごちゃごちゃ言うな」という色があった。
普段、彼女に直接触れるような場面はない。
「触れてはいけない」条約でもあるかのように。
幸尋にとっては、何気なく女の子の身体に触れることなど
あってはならないと思っている。
それは、アカネがやって来たときから、
何となくそう思っていることだった。
それでも、何かとアカネの身体に触れることになってしまう。
それはいつも彼女の言動が原因なのだが・・・。
「ほらっ、有難く思えよ?」
うつ伏せに寝転がって、幸尋を促した。
アカネの言葉は意図が分からないものが少なくない。
幸尋は溜息をつきながら、面倒くさそうに
アカネの腰の上に跨った。
体重を完全に乗せることなく、やや膝立ちになる。
目の前に伸びるアカネの身体。
彼女の髪は、肩より上に掻き上げられていて、
うなじから首筋が見える。髪の色とは対照的な白さである。
普段、アカネの言動を聞いていると、
身体もけっこう大きいように錯覚してしまう。
首周りに幸尋が両手を添えて、
肩を手で包み込むように握る。
(・・・あ・・・意外に・・・)
思ったより華奢な肩だった。
確かに、肩が凝っていた。
こうなると揉み甲斐がある。
・・・ぎゅう・・・ぎゅううっ・・・
(何でこんなに凝るかな・・・ったく・・・)
・・・ぎゅ・・・ぎゅっ・・・
肩から首にかけて、ゆっくり位置を
ずらしながら揉む。
それから肩甲骨の間も手のひらで押したり、
上下になぞったりする。
嫌々始めた幸尋も揉み甲斐を覚えて、
次第に揉み方を工夫した。
・・・ぎゅ~っ・・・ぎゅぎゅ・・・
ふわりといい香りがしてくる。
微かに甘いような柑橘類のような。
それがアカネが使っているシャンプーの香りなのか、
それとも服からのものか、何かはよく分からない。
引き寄せられそうな香りだった。
普段のツンツンぶりには似つかわしくなかった。
ふと我に返る。
自然にアカネに跨っているが、改めてこの体勢を考えてみると、
急にとんでもないことをしている気がしてきた。
アカネは布団に顔を沈めている。
幸尋が揉み始めてから、とくに反応が無い。
(・・・女の子の身体に跨っているなんて・・・)
だらしなく鼓動が高まる。
(女の子の身体って、何でこうも柔らかいんだろ・・・)
服越しでも分かるしっとりした質感。
手の平に力を入れると、やわらかな弾力を感じる。
(・・・これが肩じゃなければ・・・)
思わず想像が働く。
(アカネがうつ伏せではなかったら・・・)
あのアカネが仰向けの状態で、幸尋に跨らせるワケはない。
しかし、彼女のハダカは鮮明に脳裏に覚えている。
(・・・ダメだ・・・何を考えて・・・)
理性がブレーキをかける。
今、彼女の後ろに跨って肩を揉んでいると、
カンタンに彼女のボディラインが脳裏に描けてしまう。
腰のくびれ。
なだらかにのぼる背中。
背中と脇腹のカーブは悩ましいまでの立体感だった。
その曲線を手で確かめたい衝動を抑えがたかった。
本能に訴えかける曲線美が幸尋の悪魔を煽った。
もう肩を揉む手は凝りを解しているというより、
アカネの身体の感触を確かめているといったほうがよかった。
肩や背中といっても、いや、肩や背中だからこそ、
余すことなく感触を楽しめるといっていい。
指先を使って弾力の返りを・・・
手の平で平面の広がりを・・・
この際、うつ伏せになって黙っているアカネの体勢は好都合だった。
彼女の顔を気にすることなく、彼女の身体の曲線美を味わえる。
(・・・何なんだ・・・この丸みはっ!)
(・・・あぁ・・・くそぅ・・・この弾力っ!)
今の幸尋の顔は人に見せていいものではない。
本能的な興味に支配されてしまっていた・・・。
「んぅ・・・」
微かに漏れた声音。
いつにない声音に幸尋がハッとした。
アカネが大きく呼吸しているのが分かった。
息を吸うたびに上半身全体が動く。
思いがけないアカネの反応に、ようやく幸尋は理性を取り戻した。
さっきまでの貪欲な手つきが急にゆっくりになる。
「・・・も、もうこれぐらいでいいだろ・・・」
自分でも呆れるぐらい声が震えてしまった。
「・・・ぅ・・・ぅん・・・」
アカネが溜息とも取れるような声を漏らした。
顔が見たかったが、布団に沈めたままである。
その声に幸尋は気を取られならがも、
何とか立ち上がって、彼女から離れた。
これ以上、アカネに触れていたら危ないとはっきり思った。
自分ではコントロールできない何かに突き動かされそうだった。
「・・・じゃ・・・おやすみ・・・」
アカネの返事を待つことなく、
幸尋は部屋に戻った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・はぁはぁはぁ・・・
手が止まらなかった。
(・・・こんなことバレたら、絶対変態だと思われる・・・)
アカネのいろんな姿が甦る。
制服姿、風呂上がり姿、巫女姿、ポニーテール・・・
生活の様々な場面でアカネは違った姿を見せた。
彼女はとくに何も思っていないかもしれなかったが、
幸尋はそのたびに目を奪われていた。
(何であんなことしてくるんだよ・・・)
何よりも、幸尋にもたれかかってきた
昨夜のことが今更とても気になった。
彼には自分でも抑えられない衝動があった。
アカネのいろんな姿を思い返して、痛いぐらいに勃起した。
(・・・アカネなんかで・・・こんなこと・・・)
なまじ彼女の身体の感触を知っていることが
幸尋には苦しかった。
あんなにツンツンしているのに、
アカネの身体は実にしなやかで柔らかい。
それに時折、意外な一面を覗かせる・・・。
脳裏に、アカネを押し倒す妄想が走る。
衝動のままに犯す。
(・・・あぁ・・・一体、どんな顔するんだろう・・・)
あのツンツンした彼女を犯すと、どんな顔をするのか。
彼女が苦悶する顔など、普段は決して考えられない。
(・・・・・・・・・)
今はもう一緒に暮らしているのだ。
壁をいくつか隔てた部屋にアカネがいる。
リビングにもお風呂にもトイレも共に使っている。
それなのに、幸尋はこっそりひとりで
アカネを妄想のうちに犯した。
罪悪感に苛まれる。
バレるわけにはいかない。
それなのに、痛いぐらいに勃起し、
呼吸はますます荒くなった。
びゅびゅびゅーっ
「っはぁ!」
精液が白い孤を描く。
壁にビチャッと生々しい音を立てて精液がかかる。
指間にも少し精液が付いていた。
指を開くと、名残惜しそうに白い糸を引く。
興奮が去り、急に頭が冷静になってくる。
(・・・あぁ・・・何てことを・・・)
壁に垂れる精液の跡を見ながら、
幸尋は激しく後悔した。
どうして男にはこんな生理があるのか。
女の生理と比べて、男の獣じみた射精という生理を恨んだ。
(つづく)
そんなことがあって、翌朝は身体がちょっとダルかった。
そのくせ、不思議と気分は悪くなかった。
アカネがあんなことを語ったのは、幸尋にとって意外なことだったが、
ただ穏やかな気持ちであることが、自分自身でも不思議だった。
学校に行っても、昨夜のことを何となく思い出しては、
ぼんやりと一日を過ごした。
行きも帰りも「あの一帯」に目を遣りながら、
どこかにアカネの家があったことを思った。
(アカネの幼い頃・・・)
今はギャル系の女子高生であるが、
やっぱりあどけない少女だっただろう。
家に帰って、家事をこなしていると、
アカネが帰ってきた。
何ともダルそうだったが、幸尋の顔を見ると、
小さく舌打ちした。
――もう後は寝るばかりの時間
「おい、マッサージしろよ・・・」
アカネが頭をぼりぼり掻きながら、
けだるそうに言う。
「ヤダ。何でだよ・・・」
面倒なことを言い始めたと思った。
彼女の言動が脈絡が無いように思えて仕方ない。
「なんか肩が凝ってんだよ」
「肩が凝ることなんか何もしてないだろ・・・」
むしろ幸尋のほうが肩凝り要因は多い。
炊事や洗濯、掃除など家事はけっこう肩と腰にくる。
「あたしもいろいろあんだよ」
言葉の意味以上に「ごちゃごちゃ言うな」という色があった。
普段、彼女に直接触れるような場面はない。
「触れてはいけない」条約でもあるかのように。
幸尋にとっては、何気なく女の子の身体に触れることなど
あってはならないと思っている。
それは、アカネがやって来たときから、
何となくそう思っていることだった。
それでも、何かとアカネの身体に触れることになってしまう。
それはいつも彼女の言動が原因なのだが・・・。
「ほらっ、有難く思えよ?」
うつ伏せに寝転がって、幸尋を促した。
アカネの言葉は意図が分からないものが少なくない。
幸尋は溜息をつきながら、面倒くさそうに
アカネの腰の上に跨った。
体重を完全に乗せることなく、やや膝立ちになる。
目の前に伸びるアカネの身体。
彼女の髪は、肩より上に掻き上げられていて、
うなじから首筋が見える。髪の色とは対照的な白さである。
普段、アカネの言動を聞いていると、
身体もけっこう大きいように錯覚してしまう。
首周りに幸尋が両手を添えて、
肩を手で包み込むように握る。
(・・・あ・・・意外に・・・)
思ったより華奢な肩だった。
確かに、肩が凝っていた。
こうなると揉み甲斐がある。
・・・ぎゅう・・・ぎゅううっ・・・
(何でこんなに凝るかな・・・ったく・・・)
・・・ぎゅ・・・ぎゅっ・・・
肩から首にかけて、ゆっくり位置を
ずらしながら揉む。
それから肩甲骨の間も手のひらで押したり、
上下になぞったりする。
嫌々始めた幸尋も揉み甲斐を覚えて、
次第に揉み方を工夫した。
・・・ぎゅ~っ・・・ぎゅぎゅ・・・
ふわりといい香りがしてくる。
微かに甘いような柑橘類のような。
それがアカネが使っているシャンプーの香りなのか、
それとも服からのものか、何かはよく分からない。
引き寄せられそうな香りだった。
普段のツンツンぶりには似つかわしくなかった。
ふと我に返る。
自然にアカネに跨っているが、改めてこの体勢を考えてみると、
急にとんでもないことをしている気がしてきた。
アカネは布団に顔を沈めている。
幸尋が揉み始めてから、とくに反応が無い。
(・・・女の子の身体に跨っているなんて・・・)
だらしなく鼓動が高まる。
(女の子の身体って、何でこうも柔らかいんだろ・・・)
服越しでも分かるしっとりした質感。
手の平に力を入れると、やわらかな弾力を感じる。
(・・・これが肩じゃなければ・・・)
思わず想像が働く。
(アカネがうつ伏せではなかったら・・・)
あのアカネが仰向けの状態で、幸尋に跨らせるワケはない。
しかし、彼女のハダカは鮮明に脳裏に覚えている。
(・・・ダメだ・・・何を考えて・・・)
理性がブレーキをかける。
今、彼女の後ろに跨って肩を揉んでいると、
カンタンに彼女のボディラインが脳裏に描けてしまう。
腰のくびれ。
なだらかにのぼる背中。
背中と脇腹のカーブは悩ましいまでの立体感だった。
その曲線を手で確かめたい衝動を抑えがたかった。
本能に訴えかける曲線美が幸尋の悪魔を煽った。
もう肩を揉む手は凝りを解しているというより、
アカネの身体の感触を確かめているといったほうがよかった。
肩や背中といっても、いや、肩や背中だからこそ、
余すことなく感触を楽しめるといっていい。
指先を使って弾力の返りを・・・
手の平で平面の広がりを・・・
この際、うつ伏せになって黙っているアカネの体勢は好都合だった。
彼女の顔を気にすることなく、彼女の身体の曲線美を味わえる。
(・・・何なんだ・・・この丸みはっ!)
(・・・あぁ・・・くそぅ・・・この弾力っ!)
今の幸尋の顔は人に見せていいものではない。
本能的な興味に支配されてしまっていた・・・。
「んぅ・・・」
微かに漏れた声音。
いつにない声音に幸尋がハッとした。
アカネが大きく呼吸しているのが分かった。
息を吸うたびに上半身全体が動く。
思いがけないアカネの反応に、ようやく幸尋は理性を取り戻した。
さっきまでの貪欲な手つきが急にゆっくりになる。
「・・・も、もうこれぐらいでいいだろ・・・」
自分でも呆れるぐらい声が震えてしまった。
「・・・ぅ・・・ぅん・・・」
アカネが溜息とも取れるような声を漏らした。
顔が見たかったが、布団に沈めたままである。
その声に幸尋は気を取られならがも、
何とか立ち上がって、彼女から離れた。
これ以上、アカネに触れていたら危ないとはっきり思った。
自分ではコントロールできない何かに突き動かされそうだった。
「・・・じゃ・・・おやすみ・・・」
アカネの返事を待つことなく、
幸尋は部屋に戻った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・はぁはぁはぁ・・・
手が止まらなかった。
(・・・こんなことバレたら、絶対変態だと思われる・・・)
アカネのいろんな姿が甦る。
制服姿、風呂上がり姿、巫女姿、ポニーテール・・・
生活の様々な場面でアカネは違った姿を見せた。
彼女はとくに何も思っていないかもしれなかったが、
幸尋はそのたびに目を奪われていた。
(何であんなことしてくるんだよ・・・)
何よりも、幸尋にもたれかかってきた
昨夜のことが今更とても気になった。
彼には自分でも抑えられない衝動があった。
アカネのいろんな姿を思い返して、痛いぐらいに勃起した。
(・・・アカネなんかで・・・こんなこと・・・)
なまじ彼女の身体の感触を知っていることが
幸尋には苦しかった。
あんなにツンツンしているのに、
アカネの身体は実にしなやかで柔らかい。
それに時折、意外な一面を覗かせる・・・。
脳裏に、アカネを押し倒す妄想が走る。
衝動のままに犯す。
(・・・あぁ・・・一体、どんな顔するんだろう・・・)
あのツンツンした彼女を犯すと、どんな顔をするのか。
彼女が苦悶する顔など、普段は決して考えられない。
(・・・・・・・・・)
今はもう一緒に暮らしているのだ。
壁をいくつか隔てた部屋にアカネがいる。
リビングにもお風呂にもトイレも共に使っている。
それなのに、幸尋はこっそりひとりで
アカネを妄想のうちに犯した。
罪悪感に苛まれる。
バレるわけにはいかない。
それなのに、痛いぐらいに勃起し、
呼吸はますます荒くなった。
びゅびゅびゅーっ
「っはぁ!」
精液が白い孤を描く。
壁にビチャッと生々しい音を立てて精液がかかる。
指間にも少し精液が付いていた。
指を開くと、名残惜しそうに白い糸を引く。
興奮が去り、急に頭が冷静になってくる。
(・・・あぁ・・・何てことを・・・)
壁に垂れる精液の跡を見ながら、
幸尋は激しく後悔した。
どうして男にはこんな生理があるのか。
女の生理と比べて、男の獣じみた射精という生理を恨んだ。
(つづく)
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