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成り損ないと成れ果て
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宮廷の常駐騎士の為に用意された部屋の一室で、二人の人物が深刻な面持ちでテーブルを囲んでいた。
一方は可憐で見た目麗しい令嬢であり、ティーカップを気品が溢れる動作で口に運んでいる。もう一方は老境に達していながらも屈強な体躯の男であり、腕を組みながら目を瞑り何かを考えている様だ。
対象的な二人はしばらくの間、一切口を開かず黙り込んでいる。しかし屈強な男の限界が来たのか、重い口を開いて可憐な令嬢へ問いただす。
「おいディアナ。あのロイとかいう若造は何者なんだ?」
「キャンベル先生の感じた通りの方ですよ」
屈強な男......元王国騎士団長のリチャード・キャンベルは不機嫌そうに、現在の王国騎士団長であるディアナへ強い眼差しを向ける。しかし当のディアナはキャンベルを気にする様子もなく、冷静にそして静かにティーカップを置いた。
「......彼《ロイ》はウィルさん。“虎牙の剣鬼”と師弟関係を結び、数ヶ月ものあいだ行動を共にしていた人物です」
「虎牙の剣鬼......例の辻斬りか。何故、其奴はあの若造を弟子にしたのだ? 其奴の話を聞いている限り、他人に情を持つような人間ではないだろう」
「さあ、私が彼と遭遇したのはたったの二度だけですので、詳しい事はわかりません。ですが一度目の遭遇時と、二度目に遭遇時では印象が少し異なりました」
「印象が? それはどういう事だ」
「上手くは言えませんが......まず一度目はある甘味処で遭遇しました。その時はそれこそキャンベル先生が仰った通り、誰にも情を持たない無機質な印象を受けました。それはある種の浮世離れした、非人間的な雰囲気すら感じられました」
「ふむ...では二度目はどう感じたのだった?」
「二度目に遭遇したのは、虎牙の剣鬼を騙っていた、レジナルドという男を襲撃した際です。その時もやはり一度目と同様で、無機質な印象を受けました。しかし明確に異なる点もあります」
「異なる点か、それは一体なんだ?」
「ロイさんです。ウィルさんは確実にロイさんへ、何かしらの情を抱いているように感じられました」
「あの若造にか? だがあの若造には特別な才能があるようにも、感じられなかったのだがの」
「ええ、才という点に関しては、私も全く同意見です。ですのでこれから話す内容はあくまでも私の直感であり、確かな証拠があるわけではありません」
「相変わらずいい加減な奴だな。まあよい聞かせてみろ」
「はい。ではまずロイさんを此処で面倒を見ている理由ですが...恐らくウィルさんを倒せるのは、彼だけだと思うからです」
「ほう、なぜそう思う?」
「ウィルさんが......聖人の成り損ない、又はその成れ果てだと考えられるからです」
ディアナの発言を聞いたキャンベルが、椅子から滑り落ち慌てて立ち上がると、怒号にも似た大声で言葉を捲し立てる。
「な、何を言っておるのだ!? そんな訳なかろう!! 聖人の出現はイナバが殺された事で、全て無にきしたはずだ!!」
「もしその“稲葉の剣聖”を殺したのが、虎牙の剣鬼だったとしたら?」
「だが、それでは...あまりにも」
「キャンベル先生。既にあなたも聞いているはず、再度“聖人の予兆”が現れたと法国から伝えが来ていることに」
ディアナの発言は、常に冷静沈着なキャンベルという人物の精神を揺さぶるには、十分すぎるモノであった。
「確かに聞き及んでいたが......だがそれだけでは、虎牙の剣鬼が聖人になったとは言えまい。それにイナバの件もそうだ......」
「稲葉の剣聖に関しては、ロイさんから言質が取れています。それに今のウィルさんの置かれた状況は、人魔大戦時の剣聖が置かれていた状況と酷似しています」
「状況が?」
「ええ、イナバ・コハクの最も活躍していた人魔大戦の終戦直前には、王国だけではなく大陸全土で讃えられていました。それは最早、信仰と言っても差し支えがない程だと聞き及んでいます」
「うむ、それはワシも知っておる。当時の奴はまさに鬼神が如き戦果を上げ、人々からは剣聖と...そして魔の者共からは剣鬼と......」
そこまで言うとキャンベルは勢いよく顔を上げ、ディアナを真っ直ぐ見つめる。
「気が付きましたか? ウィルさんは剣聖イナバ・コハクの意思を、意図せず受け継いでしまったのです」
キャンベルは知ってる。旧友であるイナバがこと強さと戦いに関しては貪欲な男である事を。そして自らの後継者を探す為に、自らの流派を立ち上げた事を。
「一方のウィルさんですが......戦争という特殊な状況にいない彼では、イナバ・コハクの様に信仰を受けることはありません。しかし」
「今や奴は王国全土で恐れられている。それだけではなく、人類の英雄を斬り、剣豪共を斬り......その武功は帝国や法国にも轟いているはずだ」
キャンベルの発言にディアナは深く頷く。そして発言の一部に不足している部分を補足する。
「付け加えるなら...虎牙の剣鬼を騙る男の犯行全て、つまりは民間人や騎士団の虐殺などもウィルさんの犯行となって広がってしまった」
ディアナの補足を聞いたキャンベルは、顎に手を当て納得した様な顔をする。
「確かに、奴を知るものはごく僅か。ほとんどのもの達は、剣鬼が同一人物として恐れている」
そう言いながらキャンベルは椅子に座り直すと一度、テーブルに置かれたティーカップを雑に手に取ると一気に飲み干した。その光景を静かに眺めていたディアナは、呆れた様にため息を吐く。
「信仰と畏怖という違いはありますが、どちらにも
しても強い人の心、想いが関係することは言うまでもありません」
「多くの存在を殺したことに変わりはなく、見方を変えれば虎牙の剣鬼も英雄と成るか......だがそれと若造が勝つというのはどう繋がる?」
「それこそ私の直感になってしまいますが、ウィルがロイさんへ異様に強い情を抱いていることです。それこそ親と子のような」
「それが?」
キャンベルは本当に理解していない様に首を傾げている。その姿にディアナはため息を吐き、毒づいた言葉を吐き出す。
「はぁ...キャンベル先生はこういう事に疎いのですね。それだからその年で独身なのですよ」
「余計なお世話じゃ!! それよりはよ説明せんか!!」
「.......親は子を守るモノです。子を殺す親が何処にいますか? 少なくともウィルさんは、ロイさんを殺すことができなかった。他の者達は例え、家族と言って差し支えない者だったとしても、容赦なく切り伏せたというのに。もしかしたら自分自身から守る為に、あえて切ったのかもしれませんね」
「殺さない程度にか......だがお主の話が本当だったとしても、聞いている限りあの若造の実力では虎牙の剣鬼を倒す事は出来ないだろう」
「ええ、だから鍛えているのです。ロイさんは最後に、止めさえ刺してくれたらそれで良いのです。そこまでは私達が物事を進めていく......」
そこまで静かに聞き、考えをまとめていたキャンベルはとある事に気がつき、テーブルに手をつきながら体を前に突き出す。
「ちょっと待て!! まさか現役を引退したワシにも、その作戦を手伝わせるつもりじゃ無かろうな!?」
「あら、口が滑ってしまいました。ですが此処まで聞いた以上、参加しないなど許されませんよ?」
不敵に笑うディアナは優雅に手で口を隠す、そしてキャンベルは大きく肩を落とすとため息を吐いた。
「まさか引退してからも人魔大戦にも劣らぬ、重要任務を任されるとは思わなかったぞ」
「それだけキャンベル先生が優秀という事ですよ」
「主一人いれば事足りると思うがの......」
「彼に会うまでは私もそう思っていました」
「そこまで虎牙の剣鬼は強いのか?」
「恐らく私と先生、そして騎士団が奇襲をして五分五分と言ったところでしょうか。状況によっては、相手の方に理がある可能性も捨てきれません」
「にわかに信じられんが、主が言うのであれば間違い無いのだろう......一つ興味本位で聞くが」
「なんでしょう」
「今の主ではなく......本来の主と剣鬼ならどちらが上だ?」
緊張しながら発したキャンベルの言葉が、静かな部屋の中に響く。
「......さあ、どうでしょう」
そして暫くの沈黙のちに、ディアナは可憐に微笑んだ。
一方は可憐で見た目麗しい令嬢であり、ティーカップを気品が溢れる動作で口に運んでいる。もう一方は老境に達していながらも屈強な体躯の男であり、腕を組みながら目を瞑り何かを考えている様だ。
対象的な二人はしばらくの間、一切口を開かず黙り込んでいる。しかし屈強な男の限界が来たのか、重い口を開いて可憐な令嬢へ問いただす。
「おいディアナ。あのロイとかいう若造は何者なんだ?」
「キャンベル先生の感じた通りの方ですよ」
屈強な男......元王国騎士団長のリチャード・キャンベルは不機嫌そうに、現在の王国騎士団長であるディアナへ強い眼差しを向ける。しかし当のディアナはキャンベルを気にする様子もなく、冷静にそして静かにティーカップを置いた。
「......彼《ロイ》はウィルさん。“虎牙の剣鬼”と師弟関係を結び、数ヶ月ものあいだ行動を共にしていた人物です」
「虎牙の剣鬼......例の辻斬りか。何故、其奴はあの若造を弟子にしたのだ? 其奴の話を聞いている限り、他人に情を持つような人間ではないだろう」
「さあ、私が彼と遭遇したのはたったの二度だけですので、詳しい事はわかりません。ですが一度目の遭遇時と、二度目に遭遇時では印象が少し異なりました」
「印象が? それはどういう事だ」
「上手くは言えませんが......まず一度目はある甘味処で遭遇しました。その時はそれこそキャンベル先生が仰った通り、誰にも情を持たない無機質な印象を受けました。それはある種の浮世離れした、非人間的な雰囲気すら感じられました」
「ふむ...では二度目はどう感じたのだった?」
「二度目に遭遇したのは、虎牙の剣鬼を騙っていた、レジナルドという男を襲撃した際です。その時もやはり一度目と同様で、無機質な印象を受けました。しかし明確に異なる点もあります」
「異なる点か、それは一体なんだ?」
「ロイさんです。ウィルさんは確実にロイさんへ、何かしらの情を抱いているように感じられました」
「あの若造にか? だがあの若造には特別な才能があるようにも、感じられなかったのだがの」
「ええ、才という点に関しては、私も全く同意見です。ですのでこれから話す内容はあくまでも私の直感であり、確かな証拠があるわけではありません」
「相変わらずいい加減な奴だな。まあよい聞かせてみろ」
「はい。ではまずロイさんを此処で面倒を見ている理由ですが...恐らくウィルさんを倒せるのは、彼だけだと思うからです」
「ほう、なぜそう思う?」
「ウィルさんが......聖人の成り損ない、又はその成れ果てだと考えられるからです」
ディアナの発言を聞いたキャンベルが、椅子から滑り落ち慌てて立ち上がると、怒号にも似た大声で言葉を捲し立てる。
「な、何を言っておるのだ!? そんな訳なかろう!! 聖人の出現はイナバが殺された事で、全て無にきしたはずだ!!」
「もしその“稲葉の剣聖”を殺したのが、虎牙の剣鬼だったとしたら?」
「だが、それでは...あまりにも」
「キャンベル先生。既にあなたも聞いているはず、再度“聖人の予兆”が現れたと法国から伝えが来ていることに」
ディアナの発言は、常に冷静沈着なキャンベルという人物の精神を揺さぶるには、十分すぎるモノであった。
「確かに聞き及んでいたが......だがそれだけでは、虎牙の剣鬼が聖人になったとは言えまい。それにイナバの件もそうだ......」
「稲葉の剣聖に関しては、ロイさんから言質が取れています。それに今のウィルさんの置かれた状況は、人魔大戦時の剣聖が置かれていた状況と酷似しています」
「状況が?」
「ええ、イナバ・コハクの最も活躍していた人魔大戦の終戦直前には、王国だけではなく大陸全土で讃えられていました。それは最早、信仰と言っても差し支えがない程だと聞き及んでいます」
「うむ、それはワシも知っておる。当時の奴はまさに鬼神が如き戦果を上げ、人々からは剣聖と...そして魔の者共からは剣鬼と......」
そこまで言うとキャンベルは勢いよく顔を上げ、ディアナを真っ直ぐ見つめる。
「気が付きましたか? ウィルさんは剣聖イナバ・コハクの意思を、意図せず受け継いでしまったのです」
キャンベルは知ってる。旧友であるイナバがこと強さと戦いに関しては貪欲な男である事を。そして自らの後継者を探す為に、自らの流派を立ち上げた事を。
「一方のウィルさんですが......戦争という特殊な状況にいない彼では、イナバ・コハクの様に信仰を受けることはありません。しかし」
「今や奴は王国全土で恐れられている。それだけではなく、人類の英雄を斬り、剣豪共を斬り......その武功は帝国や法国にも轟いているはずだ」
キャンベルの発言にディアナは深く頷く。そして発言の一部に不足している部分を補足する。
「付け加えるなら...虎牙の剣鬼を騙る男の犯行全て、つまりは民間人や騎士団の虐殺などもウィルさんの犯行となって広がってしまった」
ディアナの補足を聞いたキャンベルは、顎に手を当て納得した様な顔をする。
「確かに、奴を知るものはごく僅か。ほとんどのもの達は、剣鬼が同一人物として恐れている」
そう言いながらキャンベルは椅子に座り直すと一度、テーブルに置かれたティーカップを雑に手に取ると一気に飲み干した。その光景を静かに眺めていたディアナは、呆れた様にため息を吐く。
「信仰と畏怖という違いはありますが、どちらにも
しても強い人の心、想いが関係することは言うまでもありません」
「多くの存在を殺したことに変わりはなく、見方を変えれば虎牙の剣鬼も英雄と成るか......だがそれと若造が勝つというのはどう繋がる?」
「それこそ私の直感になってしまいますが、ウィルがロイさんへ異様に強い情を抱いていることです。それこそ親と子のような」
「それが?」
キャンベルは本当に理解していない様に首を傾げている。その姿にディアナはため息を吐き、毒づいた言葉を吐き出す。
「はぁ...キャンベル先生はこういう事に疎いのですね。それだからその年で独身なのですよ」
「余計なお世話じゃ!! それよりはよ説明せんか!!」
「.......親は子を守るモノです。子を殺す親が何処にいますか? 少なくともウィルさんは、ロイさんを殺すことができなかった。他の者達は例え、家族と言って差し支えない者だったとしても、容赦なく切り伏せたというのに。もしかしたら自分自身から守る為に、あえて切ったのかもしれませんね」
「殺さない程度にか......だがお主の話が本当だったとしても、聞いている限りあの若造の実力では虎牙の剣鬼を倒す事は出来ないだろう」
「ええ、だから鍛えているのです。ロイさんは最後に、止めさえ刺してくれたらそれで良いのです。そこまでは私達が物事を進めていく......」
そこまで静かに聞き、考えをまとめていたキャンベルはとある事に気がつき、テーブルに手をつきながら体を前に突き出す。
「ちょっと待て!! まさか現役を引退したワシにも、その作戦を手伝わせるつもりじゃ無かろうな!?」
「あら、口が滑ってしまいました。ですが此処まで聞いた以上、参加しないなど許されませんよ?」
不敵に笑うディアナは優雅に手で口を隠す、そしてキャンベルは大きく肩を落とすとため息を吐いた。
「まさか引退してからも人魔大戦にも劣らぬ、重要任務を任されるとは思わなかったぞ」
「それだけキャンベル先生が優秀という事ですよ」
「主一人いれば事足りると思うがの......」
「彼に会うまでは私もそう思っていました」
「そこまで虎牙の剣鬼は強いのか?」
「恐らく私と先生、そして騎士団が奇襲をして五分五分と言ったところでしょうか。状況によっては、相手の方に理がある可能性も捨てきれません」
「にわかに信じられんが、主が言うのであれば間違い無いのだろう......一つ興味本位で聞くが」
「なんでしょう」
「今の主ではなく......本来の主と剣鬼ならどちらが上だ?」
緊張しながら発したキャンベルの言葉が、静かな部屋の中に響く。
「......さあ、どうでしょう」
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