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8章 知識の神の謎解きとゲーム
91話キルゲーム2
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メルが選んだ兵種は
アタッカーLv1 1人
バーサーカーLv1 1人
マジシャンLv1 1人
スパイLv3 1人
アサシンLv3 5人
モグラLv3 1人
プランナーLv3 1人
フェアリーLv1 1人
エルフLv3 1人
鬼Lv3 1人
プレイヤー(メル)
武器
魔法付与の手袋
防具
魔防の小物(指輪)
「これで良いわよ」
「おっ決まったのかい、なら始めるよ」
タケルがパチッと指を鳴らすとそこから周りに波紋が3回、1回目は赤、2回目は緑、3回目は青色の波紋がタケルの指を中心に広がり、地震が起こり床が崩れた
「メルちゃん?因みにそれが君のスマホだよ、後手加減はしないからね」
タケルは最後にそう言うと崩れ去った床でその姿を眩ました
…
………………
……………………………
「う、ん?」
メルが目を覚ますと目の前には14人程の生物がいた
「やっと起きたぞ」
「今回集められたのはこのメンバーか」
「わ、私などがお役に立てるのでしょうか?」
「穴ーーーーーー!穴を掘らせろーーーー!」
その声でメルの意識がハッキリした
「あれ!ここはどこ?てかあのド変態は?」
「お、やっと目を覚ましたぜ」
「主ご無事でしたか」
「あれ?聞き覚えがある声が…ナタ!」
「はい、ナタでございます」
メルがこの場所に知り合いがいたことに嬉しさの余り抱きついてしまった
「おっ、あんたら恋人か?」
「俺は主の奴隷だ」
ナタが鬼の子供にそう言うと鬼は首を傾げた
「奴隷ってあれだろ?扱いが酷いって言う」
「そうなの!?」
「そうです主」
「私、てっきり物凄く働かされるだけと思ってた……て言うかここってどこ?」
メル達がいたのは何かの通路、その通路の壁、床、天井は全て生々しく所々でギョロギョロ目が蠢いていた
「ここは知識の神の試練の場、私共が呼ばれたのは過去にこの試練を成功させた者だからです」
「へぇ~、じゃあ私が選んだ兵種?はここに全員いるわけ?」
「はい」
ナタがコクリと頷くと大きな爆発音が鳴り響いた後小さな声で聞こえた
「キルゲーム開始…」
「え?始まったの?」
メルが慌てた瞬間皆も慌て出した
「おい!とにかく命令を出せ!後は俺らが何とかするから!」
「じゃ、じゃあスパイの人は私に相手の情報を教えて!その間皆は私とそのスパイを守って!」
「「「「はい!」」」」
すると皆の連携は上手くスパイがメルの近くに来た途端声を1つも出さずにメルとスパイの周りに立ち、敵を待ち構えた
「あ、あの!私がスパイのイールと言います!敵の兵種とLvはドラゴン、ドラゴンライダー、吸血鬼、マジシャン、エルフ、全てLv3です
そしてフェアリーLv1です後は分かりません」
「ありがとイール」
メルはその場で考え込んだ後1つ思い浮かびとにかくやってみる事にした
「皆!まずアタッカー、バーサーカー、マジシャン、プランナーはあっちに行って敵が出たらぶっ殺して行って!スパイ、アサシン、モグラ、フェアリーは隠れながら敵を撲滅!そして鬼とナタは私とあのド変態をぶち殺してお兄ちゃんを助けるわよ!」
メルが息込んでいると皆若干引き気味になった
ーーアタッカーチームーー
「あの女の子が今回のチームリーダーか、まあ別に良いけどな」
「ひひひ、人、人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人~!」
「まず敵を確認したらプランナーが敵を捕まえてそこを俺らがズバッと斬る。これでいいか?」
「異論は無い」
「ひ、人が斬れるなら何でもいい…」
「私、き、緊張によ、よよよ、弱いん、だ、だ、大丈夫か、な?」
「大丈夫だろ」
アタッカーの男がそう言った所でいきなり死んでしまった
「なっ!敵襲だ…そこか!」
プランナーはすぐにそこにいた男と女2人を捕まえた
「早く殺せ!」
バーサーカーは狂喜の笑みを浮かべながらプランナーに捕まったアサシンを殺した
ーースパイチームーー
「ね、ねえモグラさん」
「うおーーー!穴ーーーーーー!」
「静かにしろ!」
アサシンの1人がモグラを気絶させその場に放置した
6人が走って進んで行くと吸血鬼とエルフが一緒にいた
6人は目で合図を送りあいスパイとアサシン2人が敵の注意を惹き付けた瞬間にフェアリーが燐紛を掛けて吸血鬼達を痺れさせた後、吸血鬼の首と胸、そして頭を突き刺したその後エルフが驚いた隙に注意を惹き付けていた3人がエルフを殺した
「よし、片付いた」
ーーメルチームーー
「ねえ、ナタ?あれって敵?」
「はい主私共の見方にドラゴンはいませんでしたあれは敵です」
「ちょっと私試したい事あるんだけど良いかな?」
「私は構いません」
「あ?俺は別にどうでもいいぜ好きにしな」
メルはナタと鬼に了解を得てグローブを嵌めそれに火と雷、そして風を付与しドラゴンの前に出た
「ん?こいつは敵の大将だったっけ?まあ良いや殺せばいいだけだ」
ドラゴンライダーはメルを見て殺そうとしたがメルによって殺される事になった
まずドラゴンが火を吐き出したが付与した風で跳ね返しその炎に雷を纏わせた
するとドラゴンが吐き出した火を飲み込もうとしたがそこから全体に痺れが広がり動けなくなった
「よし!後は…」
メルはそのグローブに火を纏わせドラゴンの前まで来るとメルは右腕を後ろに下げ風の力と本気の力でドラゴンの頭を殴った…ドラゴンの頭はぐるりと1回転し、その回転した位置から血がボタボタと垂れ落ちた
「ひっ!あのドラゴンが一瞬で…」
「死ね」
その言葉はメルではなく鬼の子供から出された物だった
鬼はドラゴンライダーへと跳躍し、すれ違い際に腰に携帯していた刀で首を切り落とした
「はっ、口ほどにもねぇ」
鬼が進もうとしたとき前方から物凄い早さの球が飛んできてナタは咄嗟にメルを押し倒しそのまま鬼の頭を下方向へ殴った
そこで鬼の子供は少し頭を下げたその時点で球はナタの体に直撃し貫通していった
「ごふぁ!」
ナタはその球に首や頭、足と色々な場所に穴が空き地面に落ちた
「ナタ!」
「ああ、外したか~」
球が飛んできた方向から不敵な笑いを浮かべながらタケルがマシンガンを持ちながら歩いてきた
「あ?外した…だと?絶対に許さない!このド変態が!」
メルが風で走る速度を上げながらタケルを殴りに行くがタケルは平気な顔で銃を構えてメルを撃った
ドドドドドドドドドドドドドドドン!
「あっ、やった!勝っちゃったよ~」
タケルは笑いながらメルがいた場所を眺める
「どこ見てんのよ」
「は?」
タケルが振り返った瞬間メルは1発タケルの顔面を思いきり殴った
「ぶほぉ!」
タケルは吹き飛ばされ絶命した
《今回のゲーム、メルチームの勝利。5分後に再試合します》
メル達は光に包まれすぐにその場から消失した
アタッカーLv1 1人
バーサーカーLv1 1人
マジシャンLv1 1人
スパイLv3 1人
アサシンLv3 5人
モグラLv3 1人
プランナーLv3 1人
フェアリーLv1 1人
エルフLv3 1人
鬼Lv3 1人
プレイヤー(メル)
武器
魔法付与の手袋
防具
魔防の小物(指輪)
「これで良いわよ」
「おっ決まったのかい、なら始めるよ」
タケルがパチッと指を鳴らすとそこから周りに波紋が3回、1回目は赤、2回目は緑、3回目は青色の波紋がタケルの指を中心に広がり、地震が起こり床が崩れた
「メルちゃん?因みにそれが君のスマホだよ、後手加減はしないからね」
タケルは最後にそう言うと崩れ去った床でその姿を眩ました
…
………………
……………………………
「う、ん?」
メルが目を覚ますと目の前には14人程の生物がいた
「やっと起きたぞ」
「今回集められたのはこのメンバーか」
「わ、私などがお役に立てるのでしょうか?」
「穴ーーーーーー!穴を掘らせろーーーー!」
その声でメルの意識がハッキリした
「あれ!ここはどこ?てかあのド変態は?」
「お、やっと目を覚ましたぜ」
「主ご無事でしたか」
「あれ?聞き覚えがある声が…ナタ!」
「はい、ナタでございます」
メルがこの場所に知り合いがいたことに嬉しさの余り抱きついてしまった
「おっ、あんたら恋人か?」
「俺は主の奴隷だ」
ナタが鬼の子供にそう言うと鬼は首を傾げた
「奴隷ってあれだろ?扱いが酷いって言う」
「そうなの!?」
「そうです主」
「私、てっきり物凄く働かされるだけと思ってた……て言うかここってどこ?」
メル達がいたのは何かの通路、その通路の壁、床、天井は全て生々しく所々でギョロギョロ目が蠢いていた
「ここは知識の神の試練の場、私共が呼ばれたのは過去にこの試練を成功させた者だからです」
「へぇ~、じゃあ私が選んだ兵種?はここに全員いるわけ?」
「はい」
ナタがコクリと頷くと大きな爆発音が鳴り響いた後小さな声で聞こえた
「キルゲーム開始…」
「え?始まったの?」
メルが慌てた瞬間皆も慌て出した
「おい!とにかく命令を出せ!後は俺らが何とかするから!」
「じゃ、じゃあスパイの人は私に相手の情報を教えて!その間皆は私とそのスパイを守って!」
「「「「はい!」」」」
すると皆の連携は上手くスパイがメルの近くに来た途端声を1つも出さずにメルとスパイの周りに立ち、敵を待ち構えた
「あ、あの!私がスパイのイールと言います!敵の兵種とLvはドラゴン、ドラゴンライダー、吸血鬼、マジシャン、エルフ、全てLv3です
そしてフェアリーLv1です後は分かりません」
「ありがとイール」
メルはその場で考え込んだ後1つ思い浮かびとにかくやってみる事にした
「皆!まずアタッカー、バーサーカー、マジシャン、プランナーはあっちに行って敵が出たらぶっ殺して行って!スパイ、アサシン、モグラ、フェアリーは隠れながら敵を撲滅!そして鬼とナタは私とあのド変態をぶち殺してお兄ちゃんを助けるわよ!」
メルが息込んでいると皆若干引き気味になった
ーーアタッカーチームーー
「あの女の子が今回のチームリーダーか、まあ別に良いけどな」
「ひひひ、人、人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人~!」
「まず敵を確認したらプランナーが敵を捕まえてそこを俺らがズバッと斬る。これでいいか?」
「異論は無い」
「ひ、人が斬れるなら何でもいい…」
「私、き、緊張によ、よよよ、弱いん、だ、だ、大丈夫か、な?」
「大丈夫だろ」
アタッカーの男がそう言った所でいきなり死んでしまった
「なっ!敵襲だ…そこか!」
プランナーはすぐにそこにいた男と女2人を捕まえた
「早く殺せ!」
バーサーカーは狂喜の笑みを浮かべながらプランナーに捕まったアサシンを殺した
ーースパイチームーー
「ね、ねえモグラさん」
「うおーーー!穴ーーーーーー!」
「静かにしろ!」
アサシンの1人がモグラを気絶させその場に放置した
6人が走って進んで行くと吸血鬼とエルフが一緒にいた
6人は目で合図を送りあいスパイとアサシン2人が敵の注意を惹き付けた瞬間にフェアリーが燐紛を掛けて吸血鬼達を痺れさせた後、吸血鬼の首と胸、そして頭を突き刺したその後エルフが驚いた隙に注意を惹き付けていた3人がエルフを殺した
「よし、片付いた」
ーーメルチームーー
「ねえ、ナタ?あれって敵?」
「はい主私共の見方にドラゴンはいませんでしたあれは敵です」
「ちょっと私試したい事あるんだけど良いかな?」
「私は構いません」
「あ?俺は別にどうでもいいぜ好きにしな」
メルはナタと鬼に了解を得てグローブを嵌めそれに火と雷、そして風を付与しドラゴンの前に出た
「ん?こいつは敵の大将だったっけ?まあ良いや殺せばいいだけだ」
ドラゴンライダーはメルを見て殺そうとしたがメルによって殺される事になった
まずドラゴンが火を吐き出したが付与した風で跳ね返しその炎に雷を纏わせた
するとドラゴンが吐き出した火を飲み込もうとしたがそこから全体に痺れが広がり動けなくなった
「よし!後は…」
メルはそのグローブに火を纏わせドラゴンの前まで来るとメルは右腕を後ろに下げ風の力と本気の力でドラゴンの頭を殴った…ドラゴンの頭はぐるりと1回転し、その回転した位置から血がボタボタと垂れ落ちた
「ひっ!あのドラゴンが一瞬で…」
「死ね」
その言葉はメルではなく鬼の子供から出された物だった
鬼はドラゴンライダーへと跳躍し、すれ違い際に腰に携帯していた刀で首を切り落とした
「はっ、口ほどにもねぇ」
鬼が進もうとしたとき前方から物凄い早さの球が飛んできてナタは咄嗟にメルを押し倒しそのまま鬼の頭を下方向へ殴った
そこで鬼の子供は少し頭を下げたその時点で球はナタの体に直撃し貫通していった
「ごふぁ!」
ナタはその球に首や頭、足と色々な場所に穴が空き地面に落ちた
「ナタ!」
「ああ、外したか~」
球が飛んできた方向から不敵な笑いを浮かべながらタケルがマシンガンを持ちながら歩いてきた
「あ?外した…だと?絶対に許さない!このド変態が!」
メルが風で走る速度を上げながらタケルを殴りに行くがタケルは平気な顔で銃を構えてメルを撃った
ドドドドドドドドドドドドドドドン!
「あっ、やった!勝っちゃったよ~」
タケルは笑いながらメルがいた場所を眺める
「どこ見てんのよ」
「は?」
タケルが振り返った瞬間メルは1発タケルの顔面を思いきり殴った
「ぶほぉ!」
タケルは吹き飛ばされ絶命した
《今回のゲーム、メルチームの勝利。5分後に再試合します》
メル達は光に包まれすぐにその場から消失した
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