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6章 石化の治療法と石像の在処
39話次の町アートベットへ
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[著者のコメント]
今回の章は物凄く長いです。はい
リュートの火山で一年を過ごしレインとメイトがいなくなった悲しみが少し薄れてきた
あの日の次の日リュートはレインの石像を取りに行ったが見付からなくその日は諦めたが約1ヶ月探しても無かったので先に石化を解く方法を探す事にした
その時はまだメル達の心は癒えておらずずっと部屋の隅で俯いていたがついにこの一年で少し元気になったのだがやはり前より元気がない様子
「おはようリュート」
メルはリュートにおはようと挨拶し火山の外に食べ物を取りに行った
何時もはリュートが取りに行っていたのだがこの一週間はメルが取りに行っている
リュートは武器を造るために鍛冶場へ向かうミルとタイタンはまだ寝ている
メルはタイタンにグランと代わらないのかと聞くとタイタンは
「お兄ちゃんと今代わったらお兄ちゃんが悲しむと思って代わってないの」
タイタンはメルに笑いながら言った
リュートはハンマーを握り武器の形を形成するその武器は…刀だった
その刀は青く透き通った刀身に柄は青く魔力を通しやすくするためのミスリルが柄の先端から刃の先まで少量混ぜ込まれている
そしてもう1つ似ている刀がリュートの隣にあるがこっちの刀は刀身が紅く光に反射すると少し黒みが掛かっている事が分かる
こちらの刀は柄は紅く鍔の所に布が少し巻いてある。この布はちょっとやそっとじゃ解けなかったそしてこの紅い刀はモンスターの血を吸い切れ味が増していく妖刀だった
なぜこんな物が出来たのかリュート自身も不思議だった
そして青い方が完成した所でメルが帰ってきた
「ただいま」
メルは両手に木の実を一杯持って帰ってきた
「今日は大量だな」
リュートがメルに微笑むとメルも微笑む…が何処か作り物の顔の様だった
部屋に戻るとミル達が起きる
「「おはよー」」
「おはよー!二人も早く食べてね」
そう言うとメルはテーブルの上に木の実を置く
「「「「頂きます!」」」」
皆、一言も話さず食べ終わった
「そうそう、今日でお前らに行って貰う所がある」
リュートがメル達に言うとメル達は「何処?」とリュートに聞く
「昨日、武器の性能を確かめるために森に行ったら人が複数居たんだ!だから近くに町があるって事だ。お前らにはこれからそこに行って貰う!」
リュートは明る気に話すが内心は余り明るくない
「じゃあ何でリュートは行かないの?」
「俺が竜人だからだ。種族が違うと色々厄介な事が起こるかも知れないからな」
リュートはメルに説明するとメルは納得しミル達と一緒に準備しているその時にリュートはメル達に武器を渡す
メルには魔石が埋め込まれたミスリルの杖を渡す。この杖の先端を敵に向け魔力を込めると魔法弾を放てる。しかし、魔法を詠唱しながらだと普通に魔法を放てる
ミルにはミスリルの剣を渡す
この剣は魔力を込めると刃零れしない様に出来ている
タイタンにはナイフとペンダントを渡す
このペンダントは姿を変えれる効果があるこの効果はこのペンダントを外すまで消えない
ナイフはグランの持っていたナイフを鉄から鋼のナイフへと変えた
そして、メル達は鞄に金を入れ出発する
「気を付けろよ~!」
リュートは手を振りメル達を見送る。そしてメル達が見えなくなると手を振るのを止めた
「さて、久し振りにやろうか」
リュートは延びをしてから武器を取りに火山へ戻った
メル達は森の中を少しスキップして進んでいた
(お兄ちゃんが助かるかも!やったーー!)
メルは内心物凄くウキウキしているが顔ではまだ暗い表情をしているつもりだが、スキップしていたのでとても暗そうには見えない。それはミルも同じでレインが助かるかもと言う思いで頭の中が一杯だった
3人が出発してから約一時間が立つと町が見えてきた
そして町の入り口を探し見つけるとそこには長い行列が有った。行列の最後尾を探し並んだ
それから10分立つとやっと門番が見えてきたそして2分位するとメル達の番になった
「はい!ギルドカードを提示するか銀貨10枚です!」
門番は元気よく言うと3人ともギルドカードを見せた
「あれ?これ、男の子のだよ?」
タイタンのギルドカードを見た門番は不思議な顔を浮かべる
ギルドカードは男性用と女性用で形が少し違う
男性用は少し左に大きくて女性用は右側に少し大きい
「このままだと騎士を呼ぶことになるけど…」
門番がそう言うとタイタンは焦った
「わわっ!待って待って!」
タイタンはそう言い門番を止める
そして、グランと代わりグランに記憶を共有させ状況を理解させる
「すいません僕、男ですが」
グランがそう言うと門番はグランの方を見て驚いていた
「あれ?さっきの女の子は?」
「女の子って僕は男ですよ?」
グランがそう言うと門番は困った顔をしたが
「別にいっか!ようこそ!アートベットへ!」
門番は笑顔で通してくれた
今回の章は物凄く長いです。はい
リュートの火山で一年を過ごしレインとメイトがいなくなった悲しみが少し薄れてきた
あの日の次の日リュートはレインの石像を取りに行ったが見付からなくその日は諦めたが約1ヶ月探しても無かったので先に石化を解く方法を探す事にした
その時はまだメル達の心は癒えておらずずっと部屋の隅で俯いていたがついにこの一年で少し元気になったのだがやはり前より元気がない様子
「おはようリュート」
メルはリュートにおはようと挨拶し火山の外に食べ物を取りに行った
何時もはリュートが取りに行っていたのだがこの一週間はメルが取りに行っている
リュートは武器を造るために鍛冶場へ向かうミルとタイタンはまだ寝ている
メルはタイタンにグランと代わらないのかと聞くとタイタンは
「お兄ちゃんと今代わったらお兄ちゃんが悲しむと思って代わってないの」
タイタンはメルに笑いながら言った
リュートはハンマーを握り武器の形を形成するその武器は…刀だった
その刀は青く透き通った刀身に柄は青く魔力を通しやすくするためのミスリルが柄の先端から刃の先まで少量混ぜ込まれている
そしてもう1つ似ている刀がリュートの隣にあるがこっちの刀は刀身が紅く光に反射すると少し黒みが掛かっている事が分かる
こちらの刀は柄は紅く鍔の所に布が少し巻いてある。この布はちょっとやそっとじゃ解けなかったそしてこの紅い刀はモンスターの血を吸い切れ味が増していく妖刀だった
なぜこんな物が出来たのかリュート自身も不思議だった
そして青い方が完成した所でメルが帰ってきた
「ただいま」
メルは両手に木の実を一杯持って帰ってきた
「今日は大量だな」
リュートがメルに微笑むとメルも微笑む…が何処か作り物の顔の様だった
部屋に戻るとミル達が起きる
「「おはよー」」
「おはよー!二人も早く食べてね」
そう言うとメルはテーブルの上に木の実を置く
「「「「頂きます!」」」」
皆、一言も話さず食べ終わった
「そうそう、今日でお前らに行って貰う所がある」
リュートがメル達に言うとメル達は「何処?」とリュートに聞く
「昨日、武器の性能を確かめるために森に行ったら人が複数居たんだ!だから近くに町があるって事だ。お前らにはこれからそこに行って貰う!」
リュートは明る気に話すが内心は余り明るくない
「じゃあ何でリュートは行かないの?」
「俺が竜人だからだ。種族が違うと色々厄介な事が起こるかも知れないからな」
リュートはメルに説明するとメルは納得しミル達と一緒に準備しているその時にリュートはメル達に武器を渡す
メルには魔石が埋め込まれたミスリルの杖を渡す。この杖の先端を敵に向け魔力を込めると魔法弾を放てる。しかし、魔法を詠唱しながらだと普通に魔法を放てる
ミルにはミスリルの剣を渡す
この剣は魔力を込めると刃零れしない様に出来ている
タイタンにはナイフとペンダントを渡す
このペンダントは姿を変えれる効果があるこの効果はこのペンダントを外すまで消えない
ナイフはグランの持っていたナイフを鉄から鋼のナイフへと変えた
そして、メル達は鞄に金を入れ出発する
「気を付けろよ~!」
リュートは手を振りメル達を見送る。そしてメル達が見えなくなると手を振るのを止めた
「さて、久し振りにやろうか」
リュートは延びをしてから武器を取りに火山へ戻った
メル達は森の中を少しスキップして進んでいた
(お兄ちゃんが助かるかも!やったーー!)
メルは内心物凄くウキウキしているが顔ではまだ暗い表情をしているつもりだが、スキップしていたのでとても暗そうには見えない。それはミルも同じでレインが助かるかもと言う思いで頭の中が一杯だった
3人が出発してから約一時間が立つと町が見えてきた
そして町の入り口を探し見つけるとそこには長い行列が有った。行列の最後尾を探し並んだ
それから10分立つとやっと門番が見えてきたそして2分位するとメル達の番になった
「はい!ギルドカードを提示するか銀貨10枚です!」
門番は元気よく言うと3人ともギルドカードを見せた
「あれ?これ、男の子のだよ?」
タイタンのギルドカードを見た門番は不思議な顔を浮かべる
ギルドカードは男性用と女性用で形が少し違う
男性用は少し左に大きくて女性用は右側に少し大きい
「このままだと騎士を呼ぶことになるけど…」
門番がそう言うとタイタンは焦った
「わわっ!待って待って!」
タイタンはそう言い門番を止める
そして、グランと代わりグランに記憶を共有させ状況を理解させる
「すいません僕、男ですが」
グランがそう言うと門番はグランの方を見て驚いていた
「あれ?さっきの女の子は?」
「女の子って僕は男ですよ?」
グランがそう言うと門番は困った顔をしたが
「別にいっか!ようこそ!アートベットへ!」
門番は笑顔で通してくれた
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