ゴッドクエスト

紅蓮の焔

文字の大きさ
上 下
25 / 242
4章 トゥルクス山と土の精霊王

23話モロリスに降りかかる脅威

しおりを挟む
[著者のコメント]
すみません、色々忙しくて遅れました





レイン達がテルシアに向かった後すぐに村の人達は起きてきた
「レイン殿達は?」
「もうテルシアへ向かいました」
メイトが村長に説明した
「なるほどのぅ冒険者か」
村長は少し考えた後村の人達を起こしメイト達と宴会の片付けをした
片付けが終わる頃には昼過ぎになっていた
「少し遅いのですが昼食にしましょう」
村長がそう言うとメルとグランは
「「さんせーい」」
と疲れきった声で返事をした
昼食はオークの腹肉をこんがり焼き調味料を掛けたもので噛み締めた瞬間、中から肉汁が溢れ出てきた
「あつっ」
肉汁が熱くて噛みちぎれなかったがもう一度同じところを噛みしめたそこから、さっきは熱すぎて分からなかったがピリッと辛い調味料がより一噌美味しさを引き立てているそしてドラとモモも仲良く肉を食べている
「キュウ!」
「キュキュウ!」
皆が昼食を食べ終わった頃に村の人が慌てて走ってきた
「そ、村長!」
「ん?どうした、カルネロよ」
カルネロと呼ばれた人は落ち着いてから話し出した
「モ、モンスターが、モンスターの大群がやや、やって来ました!」
「なんじゃと!」
驚いて目を見開きカルネロを見る
「その話は本当か?」
「はい…」
村長はこちらを向き土下座をする
「頼みます、もう一度この村を救って下さい」
「お願いします」
そう言いカルネロも土下座をする
「顔をあげて下さい僕たちもお世話になりましたのでその代金の代わりと言うことで」
と、グランが言う
「あ、ありがとうございます」
村長とカルネロが泣きながら喜ぶ















村からモンスターが見えてきたのでグランが村にロックウォールで巨大な壁を作りロックドールでグラン、メルそしてメイトを造ったそしてロッククリエイトで弓と矢を造り準備をする
そして、モンスター達が森から出てきたら村の人も合わせて一斉に弓矢を発射しそこからは弓を捨て各自、槍、杖、ナイフを持ち戦いに行くしかしオリジナルのグランだけは村で魔力を回復させる
こちらの戦力はロックドールで作ったグランが15人、メイトが20人そしてメルが18人そして村の人達が60人合計113人の弓を造りロックウォールで村を囲ったので魔力が底をついてグランは今寝ている





「敵が見えたぞ!戦闘準備!」
そう言うと皆が一斉に弓を構える
「射て!」
その命令と同時にモンスター目掛けて矢を射つ
「村人は村の中へロックドール達は俺達と一緒にモンスターを倒しに行くぞ!」
メイトが命令するとロックドールは無言で頷く
「行くぞ!」
メイトはそう言い壁から降りたそれに吊られるようにロックドール達も降りてくる。しかしメルとメルのロックドール達は壁の上から魔法で援護射撃をするため降りてこない
弓で倒せた数は7体そして今メイト達の目の前にいるのは…数えるだけ時間の無駄と判断してしまう位の数がいる
メイト達がスキルで動きを封じたり鈍らせた後グラン達が止めを刺していく
「はああああ!」
グサッ
「ブギャアアアア!」
モンスターは痛みで叫んでいるがまだ死なないそのモンスターにメル達がファイアやサンダーを撃ち殺す
死んでいるのは相手だけでは無くこちらも次々死んでいく
そして今残っているのは
グランが2人
メイトが4人
メルが7人だ
そして相手のモンスターは後約20体はいる
そしてモンスターを6体殺している間にメルが3人殺られた
次はグラン達が殺られモンスターは3体死んだ
残りは後10体だ
こちらの残りはメルが4人にメイトが4人
そしてメルが3人殺されオリジナルのメルが殺されそうになり腰を抜かしたときモンスターの頭を槍で刺された
しかしメイト達は他のモンスター達を相手にしているそして次はグラン達が来た次はメイト達そしてメル達が6人ずつ来た
「グラン!」
メルはそう言いオリジナルのグランの方を見た
グランは壁から降りてメルに手を貸す
「立てる?メル姉?」
「う~ん後もうちょっとかかるかも」
「分かったよ」
そう言いグランはモンスター達のいる方へ走っていった
さっきまでは数でも圧倒的に負けていたが増援が来たお陰で一気に形勢逆転した
そしてモンスターも残り1体になった
「止めだ!」
「グオオオオォォォォォ!」
最後の1体が断末魔の叫びをあげ息絶えた
「よっしゃー!」
「やったー!」
「勝ったー!」
3人はそう言うとその場に寝転がった
「ありがとう」
グランがそう言うとロックドール達を土に戻し壁を崩した
壁を崩した事を確認して村人が屋敷から出てきた
「皆さん!ありがとうございます!」
カルネロがそう言い走ってきたが3人共気持ち良さそうに寝ていたその顔にはモンスターの返り血が付いていた
その後村長が来てメイト達に付いた血を拭き村のベッドへ連れていき布団を掛けた
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

【完結】ハッピーエンドのその後は・・・?

夜船 紡
恋愛
婚約者のいるアイザックに惹かれ、秘密の愛を育んでいたクリスティーヌ。 ある日、アイザックはクリスティーヌと生きることを決意し、婚約者であるイザベラに婚約破棄を叩きつけた。 障害がなくなった2人は結婚し、ハッピーエンド。 これは、ハッピーエンドの後の10年後の話。 物語の終わりが本当に幸せなのだという保証は、どこにもない。

なんだろう、婚約破棄の件、対等な報復を受けてもらってもいいですか?

みかみかん
恋愛
父に呼び出されて行くと、妹と婚約者。互いの両親がいた。そして、告げられる。婚約破棄。

ああ、もういらないのね

志位斗 茂家波
ファンタジー
……ある国で起きた、婚約破棄。 それは重要性を理解していなかったがゆえに起きた悲劇の始まりでもあった。 だけど、もうその事を理解しても遅い…‥‥ たまにやりたくなる短編。興味があればぜひどうぞ。

RUBBER LADY 屈辱の性奴隷調教

RUBBER LADY
ファンタジー
RUBBER LADYが活躍するストーリーの続編です

【完結】妹が旦那様とキスしていたのを見たのが十日前

地鶏
恋愛
私、アリシア・ブルームは順風満帆な人生を送っていた。 あの日、私の婚約者であるライア様と私の妹が濃厚なキスを交わすあの場面をみるまでは……。 私の気持ちを裏切り、弄んだ二人を、私は許さない。 アリシア・ブルームの復讐が始まる。

僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?

闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。 しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。 幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。 お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。 しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。 『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』 さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。 〈念の為〉 稚拙→ちせつ 愚父→ぐふ ⚠︎注意⚠︎ 不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。

(完結)私は家政婦だったのですか?(全5話)

青空一夏
恋愛
夫の母親を5年介護していた私に子供はいない。お義母様が亡くなってすぐに夫に告げられた言葉は「わたしには6歳になる子供がいるんだよ。だから離婚してくれ」だった。 ありがちなテーマをさくっと書きたくて、短いお話しにしてみました。 さくっと因果応報物語です。ショートショートの全5話。1話ごとの字数には偏りがあります。3話目が多分1番長いかも。 青空異世界のゆるふわ設定ご都合主義です。現代的表現や現代的感覚、現代的機器など出てくる場合あります。貴族がいるヨーロッパ風の社会ですが、作者独自の世界です。

処理中です...