オレ、もしかしてお姫様でした?

ブロークンブレーキ

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あーっもーっ(あーっもーっ)☆

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 日がだいぶ傾きかけた校内。

「あーっもーっ、やりすぎだよっ」

「……そうか?」

 オレは、ジャージ姿で鐵也に抱えられながら、階段を降りていた。

「制服はビリビリにするし」

「う……」

「こんな時間になるまで続けるし」

「むう……」

 お股がまだ痛い。

 教室も汚しちゃったけど、あのままにしてきてよかったんだろうか。

 鐵也は、清掃員が掃除すると気にもしてない風だったけど。

「匂い、しない……かな?」

 くんくん、と手のひらを嗅ぐ。

「ふむ」

 鐵也が髪、そして、身体の順に嗅ぐ。

「オレの匂いがするな」

「……やっぱり?」

 帰宅が遅くなったこと、ジャージ、匂い、どう家でごまかそう。

 いっそ正直に説明したほうが良い気もするけど……。

「なら、シャワーでも浴びるとするか」

「へ……?」

 ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇

「ふあっ、あっ、あっ、あっ、あーっ、ああああっ」

「ふっ、ふっ、……くっ」

 たった二人だけのシャワー室で、オレは、鐵也に後ろから突かれていた。

 シャワーを浴びながら。

 背後から、胸、お腹、首筋、顎、鼠径部を弄られ。

 バキバキに固いオチンチンが精液まみれの膣内を何度も遠慮なくえぐっていく。

 痛い。

 けど、嬉しい、気持ちいい。
 
「ぐっ……」

「ひんっ」

 びゅるるるるっと膣奥で吐き出される精液。

 子宮口に当たる激しく当たるそれが気持ちいい。

「あうっ、うーっ、うううーっ……」

(しゃああああああ……)

 小水がこぼれ落ち、シャワーの飛沫と混ざり、床を流れ落ちていく。

「こっち向けよ」

「あっ」

 軽く抜かれて、ごぽっと膣内から精液こぼしながら、今度は向かい合って、抱き上げられながら挿入される。

 正面立位っていうんだよね、これ。

 唇を重ねながら、激しく突き上げられ。

 宙に身体が浮いては、ゴスッと全体重がかかって子宮が押し上げられる。

「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ」

 恥ずかしい声が延々とこぼれる。

「ミレイ、ミレイッ、オマエは、オマエはっ、オレのものだっ!」

「う、うん、……お、……私はっ、……鐵也のものっ♪」

「孕んで……、しまえっ」

「あっ、あーーーーーっ、ああああっ」

 お尻と背中に手を回されながら、思い切り深く突き入れられた状態でまた、精液が吐き出される。

 私も、もう、何度目かの絶頂に達してしまう。

「あ……、あ……、あ……、あ……」

 すっかり意識が飛んで、脱力して。

 まだ残ってたんだと思うくらいの僅かな小水がちろちろと、突き刺さったままの鐵也のおちんちんの両脇を流れるようにして、シャワー室の床を汚していく。

 そして、繋がったまま、唇を重ねる。

 鐵也は、すごい。

 はじめ、戸惑ってたのに、……すっかり肉体も、精神も、女の子、……鐵也の女、お嫁さんにされてしまった。

 それが……すごく嬉しい。

 唇を、更に何度も重ねる。

 弄り合う。

 それにしても、孕め……かあ。

 そんなに簡単に、妊娠はしないらしいけど、このままし続けたら……ありうるのかな。

 と考えてる、私の、子宮の奥、卵管では。

 卵巣から排出されたばかりの卵子が、鐵也の元気いっぱいの精子に一斉攻撃されている真っ最中で。

 すでに陥落して、一つの精子が卵子内にずぶぶぶと入り込んでいる最中だったんだけど。

 今は、そんなことわかるわけもなく。

 その「結果」を知るのは、もう半月か、それ以上か後のことだった。
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