1 / 67
痛覚5000倍! オウゾクアリーナ!
しおりを挟む
公爵家当主ゼウス・ローゼリンデは苦悩していた。
その理由は目の前の結果がただただあり得ないからだ。
国を離れ、他国で3年鍛え、英雄、無双無敗とまで称えられた自分が目の前の相手に手も足も出ない。
こんなことはあり得るはずがないというのに、目の前の男は甲高い声で哄笑を上げる。
「無様な姿を晒しているのがお似合いねえ、ゼウス。一度でもあたしに傷をつければ、この痛覚5,000倍に拡張されたオウゾクアリーナでは気絶させられるというに、なんども仕掛けてそのざま。わざとやっているのかしらあ?」
このふざけた言葉を贈るのはガイア・フォース。
そいつは言葉や笑い声とは異なり、ひどく血色の悪い顔でこちらを見下ろす。
その滑稽的なまでに、声とは対称的な様子を見せる様が苛立ちを募らせる。
戦闘技能も隔絶しているのなら、煽りのセンスも隔絶しているのだろう。
技を連発してスタミナSPが切れて、疲労のにじむ体を無理やり起こす。
こちらの軍は、何度叩きのめしても奇跡を使って回復したように復活するガイア軍に圧倒され、ほぼ全滅。
状況的にも、身体的にも諦めるのが賢明な判断だが、ゼウスは諦められなかった。
もしかしたら、まだ巻き返せる可能性がまだ残っているからだ。
いや、ここでこの絶望的な状況からガイアを倒せば、残りの軍が気炎を上げて一気に形成を逆転出来るとゼウスは信じている。
何度も立ち上がり、ゾンビのように復活するガイア軍も、この世界で回復なんて奇跡簡単に出来るはずがないのだから、大きく消耗しているはずだ。
であれば、数は少ないが比較的に消耗の少ない兵いるこちらの軍なら、勢いがあれば、ガイア軍を打破できる。
彼女の胸の中では急造でありながらも、しっかりとした希望の導が築かていく。
追い込まれた状況であっても、希望を見詰め続ける才能。
英雄が持つそれをゼウスもまた他の歴々と同じ様に所持していた。
数多の武具を掴み、修練を積んで己の元に残った唯一の武器――剣を携え、武器を持たない無手の男の元に再度飛び込む。
男の態度は神の祝福さえ、あざ笑うかのようなものだ。
噂に聞けば、ガイアは一度も武器を持ち、修練を積んだことがないというらしい。
修練を積むごとにそのものにあった才能を更新するという神の行いに対して、あまりにも冒涜的な態度。
まるで神の力はなくとも己は満ち足りていると言っているようだ。
傲慢。あまりにも傲慢。
それでも、ガイアにはそれを許されるだけの実力がある。
ゼウスは自らもその領域に至りたかった。
剣戟を一心不乱にガイアの身体に刻み付ける。
ガイアはその無数の剣閃を、先ほど技を受けた時のように棒立ちのまま受ける。
「オホホホホ! まるで紙で体をなぜられているようねえぇ」
「く、まだだ!」
ガイアの嘲笑にくじけず、ゼウスは斬撃を放ち続ける。
ゼウスが熱を上げるのに反して、ガイアはどこまでも冷笑的だ。
何度も諦めずに剣戟を叩きこむが、ついに終わりが来た。
「両者やめい! ゼウス側の軍が全滅した。此度の試合はこれで終わりだ」
王からの裁定を聞き、悔しがるようにゼウスは剣を地面にたたきつける。
地面が大きく陥没した。
「ガイア様、最高! やっぱりニューハーフの星は最強よおお!」
ガイアはゼウスのその様子も気にもせず、ファンのオカマたちに向けて右手を掲げて答えると場外に去っていた。
―|―|―
「ふううう! なぜだ。奴に罵倒され、負けて悔しいはずだというのに、背筋が異様にゾワゾワする」
御前試合が終わったあと、ゼウスは物陰からオウゾクアリーナの通用口に向かって歩を進めるガイアを血走った眼で凝視していた。
「見るからに陰気臭い、白い肌な上、筋肉のついていない棒切れみたいな腕だというのに、なぜ目が離せないのだ」
ゼウスはガイアから目を離せない自分に、またなにか、得体のしれないゾワ付きを背中に感じる。
一方、ゼウスから「おほぉ~! このキモオタ、たまんねえな!」と思われているガイアは……。
「ゼウスちゃん、めっちゃこっちガンミしてるよ……。怖えよ」
血走った目で見つめてくるゼウスに怯えていた。
―|―|―
俺のメンタルはもう限界だ。
頂上に君臨するゼウスちゃんアマゾネスには憎悪の眼差しで見られる上、ペットのクリムゾンが暴走して、城の連中からも睨まれている。
いつ刺客が派遣されて抹殺されてもおかしくない。
この世から、ガイア・フォースというイノセンスニートの命が消えてしまう。
「フン!」
痛覚5000倍バンドとかいう頭悪そうな魔道具を、オウゾクアリーナの壁に叩きつけると、裏口からダッシュでブッシュにバタフライ。
「なんてことしてくれたんだよお、お前のせいでゴリゴリのカマ野郎だよ! ニューハーフどもを扇動してるとか嫌疑がかかっているていうのに最悪だあ!」
茂みの向こうで体に纏った桃色の鎧を地面に叩きつけ、決壊寸前のキチゲを消費する。
地に叩きつけられた鎧は、形を崩して、水たまりみたいになるといつものスライムボディに戻った。
俺は地面に居るそいつ――クリムゾンをねめつける。
「なによお! 痛いの嫌だからなんとかしてていったのアンタじゃない! 恩を仇で返すっていうの!」
そんなこと言ったてこっちにはそれしか選択肢がないんだよ。
ただのニートが痛覚5000倍なんて耐えきれるわけないんだから。
お前に頼らないとその場でショック死するんだよ。
「それはそれ。これはこれ。 うん、やっぱり、分けて考えるとお前だけゴクアクニンだな」
「何が極悪人よ! 痛いの回避した上、この国最強に舐めプできたのよ。最上の幸福をアンタにプレゼントしたのに!」
「舐めプして、煽るのはいらないだよお! 傍から見たら、ヤバ目のカマ野郎にしか見えないんだから」
「ヤバ目なカマ野郎で何が悪いのよ!」
「悪さしかないよ! 各地でニューハーフの反乱が起きてる上、もれなくその首謀者が俺じゃないかて疑われてるのに……。カマ口調で舐めプして、覇を知らしめたら焼け石に水だろ。お前はガ〇ダムマイスタ―かよ」
「うるさいわねえ。しちゃったもんはしょうがないでしょ。あたしを責める前に、この状況を打開する策を考えなさいよ」
「もう打開する策なんて一年前からやってるだろうが。カマじゃない証明のためのお見合い大作戦。24回やってすべて敗走。今夜もあるけど絶対無理だ」
この国の貴族は武家ばっかりだから、令嬢がゼウスちゃんのミニチュアみたいな娘ばかりだ。
そんなやつらに戦闘センスゼロの俺が対処できるわけがない。
前なんて挨拶の抱擁だけで、全身の骨が悲鳴を上げた。
「今夜はいけるかもしれないでしょ、諦めるにはまだ早いわよ」
「……」
「諦めないで。あんたならできる!」
「わかったよ……。やってやるよ」
クリムゾンに励まされたおかげで踏ん切りがついたわけじゃないが、どうせ俺にはそうするしかないのだ。
令嬢を攻略するか、処刑か。
ならば令嬢を攻略するしかいないのだ。
その理由は目の前の結果がただただあり得ないからだ。
国を離れ、他国で3年鍛え、英雄、無双無敗とまで称えられた自分が目の前の相手に手も足も出ない。
こんなことはあり得るはずがないというのに、目の前の男は甲高い声で哄笑を上げる。
「無様な姿を晒しているのがお似合いねえ、ゼウス。一度でもあたしに傷をつければ、この痛覚5,000倍に拡張されたオウゾクアリーナでは気絶させられるというに、なんども仕掛けてそのざま。わざとやっているのかしらあ?」
このふざけた言葉を贈るのはガイア・フォース。
そいつは言葉や笑い声とは異なり、ひどく血色の悪い顔でこちらを見下ろす。
その滑稽的なまでに、声とは対称的な様子を見せる様が苛立ちを募らせる。
戦闘技能も隔絶しているのなら、煽りのセンスも隔絶しているのだろう。
技を連発してスタミナSPが切れて、疲労のにじむ体を無理やり起こす。
こちらの軍は、何度叩きのめしても奇跡を使って回復したように復活するガイア軍に圧倒され、ほぼ全滅。
状況的にも、身体的にも諦めるのが賢明な判断だが、ゼウスは諦められなかった。
もしかしたら、まだ巻き返せる可能性がまだ残っているからだ。
いや、ここでこの絶望的な状況からガイアを倒せば、残りの軍が気炎を上げて一気に形成を逆転出来るとゼウスは信じている。
何度も立ち上がり、ゾンビのように復活するガイア軍も、この世界で回復なんて奇跡簡単に出来るはずがないのだから、大きく消耗しているはずだ。
であれば、数は少ないが比較的に消耗の少ない兵いるこちらの軍なら、勢いがあれば、ガイア軍を打破できる。
彼女の胸の中では急造でありながらも、しっかりとした希望の導が築かていく。
追い込まれた状況であっても、希望を見詰め続ける才能。
英雄が持つそれをゼウスもまた他の歴々と同じ様に所持していた。
数多の武具を掴み、修練を積んで己の元に残った唯一の武器――剣を携え、武器を持たない無手の男の元に再度飛び込む。
男の態度は神の祝福さえ、あざ笑うかのようなものだ。
噂に聞けば、ガイアは一度も武器を持ち、修練を積んだことがないというらしい。
修練を積むごとにそのものにあった才能を更新するという神の行いに対して、あまりにも冒涜的な態度。
まるで神の力はなくとも己は満ち足りていると言っているようだ。
傲慢。あまりにも傲慢。
それでも、ガイアにはそれを許されるだけの実力がある。
ゼウスは自らもその領域に至りたかった。
剣戟を一心不乱にガイアの身体に刻み付ける。
ガイアはその無数の剣閃を、先ほど技を受けた時のように棒立ちのまま受ける。
「オホホホホ! まるで紙で体をなぜられているようねえぇ」
「く、まだだ!」
ガイアの嘲笑にくじけず、ゼウスは斬撃を放ち続ける。
ゼウスが熱を上げるのに反して、ガイアはどこまでも冷笑的だ。
何度も諦めずに剣戟を叩きこむが、ついに終わりが来た。
「両者やめい! ゼウス側の軍が全滅した。此度の試合はこれで終わりだ」
王からの裁定を聞き、悔しがるようにゼウスは剣を地面にたたきつける。
地面が大きく陥没した。
「ガイア様、最高! やっぱりニューハーフの星は最強よおお!」
ガイアはゼウスのその様子も気にもせず、ファンのオカマたちに向けて右手を掲げて答えると場外に去っていた。
―|―|―
「ふううう! なぜだ。奴に罵倒され、負けて悔しいはずだというのに、背筋が異様にゾワゾワする」
御前試合が終わったあと、ゼウスは物陰からオウゾクアリーナの通用口に向かって歩を進めるガイアを血走った眼で凝視していた。
「見るからに陰気臭い、白い肌な上、筋肉のついていない棒切れみたいな腕だというのに、なぜ目が離せないのだ」
ゼウスはガイアから目を離せない自分に、またなにか、得体のしれないゾワ付きを背中に感じる。
一方、ゼウスから「おほぉ~! このキモオタ、たまんねえな!」と思われているガイアは……。
「ゼウスちゃん、めっちゃこっちガンミしてるよ……。怖えよ」
血走った目で見つめてくるゼウスに怯えていた。
―|―|―
俺のメンタルはもう限界だ。
頂上に君臨するゼウスちゃんアマゾネスには憎悪の眼差しで見られる上、ペットのクリムゾンが暴走して、城の連中からも睨まれている。
いつ刺客が派遣されて抹殺されてもおかしくない。
この世から、ガイア・フォースというイノセンスニートの命が消えてしまう。
「フン!」
痛覚5000倍バンドとかいう頭悪そうな魔道具を、オウゾクアリーナの壁に叩きつけると、裏口からダッシュでブッシュにバタフライ。
「なんてことしてくれたんだよお、お前のせいでゴリゴリのカマ野郎だよ! ニューハーフどもを扇動してるとか嫌疑がかかっているていうのに最悪だあ!」
茂みの向こうで体に纏った桃色の鎧を地面に叩きつけ、決壊寸前のキチゲを消費する。
地に叩きつけられた鎧は、形を崩して、水たまりみたいになるといつものスライムボディに戻った。
俺は地面に居るそいつ――クリムゾンをねめつける。
「なによお! 痛いの嫌だからなんとかしてていったのアンタじゃない! 恩を仇で返すっていうの!」
そんなこと言ったてこっちにはそれしか選択肢がないんだよ。
ただのニートが痛覚5000倍なんて耐えきれるわけないんだから。
お前に頼らないとその場でショック死するんだよ。
「それはそれ。これはこれ。 うん、やっぱり、分けて考えるとお前だけゴクアクニンだな」
「何が極悪人よ! 痛いの回避した上、この国最強に舐めプできたのよ。最上の幸福をアンタにプレゼントしたのに!」
「舐めプして、煽るのはいらないだよお! 傍から見たら、ヤバ目のカマ野郎にしか見えないんだから」
「ヤバ目なカマ野郎で何が悪いのよ!」
「悪さしかないよ! 各地でニューハーフの反乱が起きてる上、もれなくその首謀者が俺じゃないかて疑われてるのに……。カマ口調で舐めプして、覇を知らしめたら焼け石に水だろ。お前はガ〇ダムマイスタ―かよ」
「うるさいわねえ。しちゃったもんはしょうがないでしょ。あたしを責める前に、この状況を打開する策を考えなさいよ」
「もう打開する策なんて一年前からやってるだろうが。カマじゃない証明のためのお見合い大作戦。24回やってすべて敗走。今夜もあるけど絶対無理だ」
この国の貴族は武家ばっかりだから、令嬢がゼウスちゃんのミニチュアみたいな娘ばかりだ。
そんなやつらに戦闘センスゼロの俺が対処できるわけがない。
前なんて挨拶の抱擁だけで、全身の骨が悲鳴を上げた。
「今夜はいけるかもしれないでしょ、諦めるにはまだ早いわよ」
「……」
「諦めないで。あんたならできる!」
「わかったよ……。やってやるよ」
クリムゾンに励まされたおかげで踏ん切りがついたわけじゃないが、どうせ俺にはそうするしかないのだ。
令嬢を攻略するか、処刑か。
ならば令嬢を攻略するしかいないのだ。
0
お気に入りに追加
78
あなたにおすすめの小説

生まれる世界を間違えた俺は女神様に異世界召喚されました【リメイク版】
雪乃カナ
ファンタジー
世界が退屈でしかなかった1人の少年〝稗月倖真〟──彼は生まれつきチート級の身体能力と力を持っていた。だが同時に生まれた現代世界ではその力を持て余す退屈な日々を送っていた。
そんなある日いつものように孤児院の自室で起床し「退屈だな」と、呟いたその瞬間、突如現れた〝光の渦〟に吸い込まれてしまう!
気づくと辺りは白く光る見た事の無い部屋に!?
するとそこに女神アルテナが現れて「取り敢えず異世界で魔王を倒してきてもらえませんか♪」と頼まれる。
だが、異世界に着くと前途多難なことばかり、思わず「おい、アルテナ、聞いてないぞ!」と、叫びたくなるような事態も発覚したり──
でも、何はともあれ、女神様に異世界召喚されることになり、生まれた世界では持て余したチート級の力を使い、異世界へと魔王を倒しに行く主人公の、異世界ファンタジー物語!!

調子に乗りすぎて処刑されてしまった悪役貴族のやり直し自制生活 〜ただし自制できるとは言っていない〜
EAT
ファンタジー
「どうしてこうなった?」
優れた血統、高貴な家柄、天賦の才能────生まれときから勝ち組の人生により調子に乗りまくっていた侯爵家嫡男クレイム・ブラッドレイは殺された。
傍から見ればそれは当然の報いであり、殺されて当然な悪逆非道の限りを彼は尽くしてきた。しかし、彼はなぜ自分が殺されなければならないのか理解できなかった。そして、死ぬ間際にてその答えにたどり着く。簡単な話だ………信頼し、友と思っていた人間に騙されていたのである。
そうして誰もにも助けてもらえずに彼は一生を終えた。意識が薄れゆく最中でクレイムは思う。「願うことならば今度の人生は平穏に過ごしたい」と「決して調子に乗らず、謙虚に慎ましく穏やかな自制生活を送ろう」と。
次に目が覚めればまた新しい人生が始まると思っていたクレイムであったが、目覚めてみればそれは10年前の少年時代であった。
最初はどういうことか理解が追いつかなかったが、また同じ未来を繰り返すのかと絶望さえしたが、同時にそれはクレイムにとって悪い話ではなかった。「同じ轍は踏まない。今度は全てを投げ出して平穏なスローライフを送るんだ!」と目標を定め、もう一度人生をやり直すことを決意する。
しかし、運命がそれを許さない。
一度目の人生では考えられないほどの苦難と試練が真人間へと更生したクレイムに次々と降りかかる。果たしてクレイムは本当にのんびり平穏なスローライフを遅れるのだろうか?
※他サイトにも掲載中
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生して貴族になったけど、与えられたのは瑕疵物件で有名な領地だった件
桜月雪兎
ファンタジー
神様のドジによって人生を終幕してしまった七瀬結希。
神様からお詫びとしていくつかのスキルを貰い、転生したのはなんと貴族の三男坊ユキルディス・フォン・アルフレッドだった。
しかし、家族とはあまり折り合いが良くなく、成人したらさっさと追い出された。
ユキルディスが唯一信頼している従者アルフォンス・グレイルのみを連れて、追い出された先は国内で有名な瑕疵物件であるユンゲート領だった。
ユキルディスはユキルディス・フォン・ユンゲートとして開拓から始まる物語だ。
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる