僕の、、線香花火

ふぅちゃ

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8月10日  花火大会当日 夜

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8月10日 花火大会当日  夜

俺達は学校の屋上にいる。

花火が上がる時間が近づく中、、
俺達はナオトから、、逃げた、、

マヤとメグミに、俺は必死に説明した、
今日の朝の出来事、、さっきのナオトの言葉、、、

    {ほんま?アキラ!?
     ほんまに見たん??}

マヤが言う、、

    {ほんまや!信じてくれ!
     俺もナオトはそんな奴じゃな
     いと、思ってたけど、
     ほんまや!!}

マヤも何が何やらわからない、
パニック寸前になっていた。

    {だから!マヤとメグミは
     俺が守るから!!
     ここにいてくれ!!!}

俺は、2人を、
そして!自分を守る為に非常階段を見張っていた、、、、、ん??

待てよ、、、おかしいぃ、、、
あれ??、、、

俺は考えている、、、

俺って、、ナオトに2人のヒミツな、
って言われてから、、メグミにしか言ってないよな、、

でも!ナオトは、、俺がメグミに言った事を知っていた、、、
なぜ?、、メグミがナオトに言ったからじゃないのか??、、なぜ?

おかしぃ、、、

メグミもグルなんじゃないのか!
そぅ思った瞬間!!

マヤが危ないっ!俺はそぅ思ったが、、遅かった、、

     {いたいっ!!
      メグミやめてっ!!}

見ると!メグミがナイフをマヤの左肩に
刺していた!!
引き抜いて、もぅ一度刺そうとした時に
俺の手がメグミに届いた!

     {やめろっ!!}

華奢な身体のメグミが、、こんなに
力強いとは、、
俺は全力でメグミを抑えつけた!!

マヤは血を流している、、助けないと!
だが!メグミも抵抗する。

その時!!ドーンっドーンっ!
花火が始まった。

花火の音、、
花火の光、、
光のついた瞬間にナオトの顔が見えた!

そこにいる、、、ナオトが、、、

俺はメグミを抑えるのに必死になり、
ナオトが来る事を、意識していなかった、、

ヤバイ!!殺される、、、
俺は思った、、、

俺がメグミを抑えつけている間に、
メグミからナイフを奪い、、、
ナオトが刺した、、、!!

血があふれだし、、口から血が出ている、、、

俺は力を緩めた、、、

ナオトが刺したのは、、メグミだった

     {初めから、こうしておけば
      良かったのかなぁ??}

ナオトが言う、、

     {メグミ、、愛してる}

メグミは笑顔で、、目を閉じた、、

俺は、マヤに駆け寄り、左肩を手で押さえて止血しながら、
ナオトに言う!

     {ナオト!なんやねん!
      どうなってるんや?}

     {ごめん、アキラ、マヤ、
      救急車呼ぶから!}

ナオトが電話してくれた!!

俺はナオトになんで、こうなったのか
聞いた!

ナオトは話し始めた、、、

ナオトが小学生の頃、初めて仲良くなったのがメグミであった、

メグミはナオトの事が大好きで、
いつも一緒にいたらしい、

あるとき、ナオトがカブトムシが好きだと、メグミに話した事があり、

次の日にナオトが朝、玄関を開けると
カブトムシが、頭と胴体がわかれた状態で置いてあったらしく、

ナオトとメグミが中学に上がり、
ナオトが家で飼っている、ジョンと言う犬の事が好きだと、メグミに言ったら、

次の日に、、ジョンの頭と胴体が
玄関にわかれた状態で置いてあった、、

ナオトはメグミが怖くなり、、、
メグミに直接聞いたらしく、

なんで、メグミに言った、次の日に
好きな物がわかれるん??

メグミが答える。

私以外を好きになる、ナオトくんが
悪いからだよ、、、

ナオトは怖くなり、
ナオトの両親は離婚しているので、
母親に相談すると!

母親がメグミの両親に話しをしてくれた!

そして、高校生に上がる頃、
メグミがナオトに、

     {私、引っ越しする事になっ
      たんだよ}

ナオトは嬉しかった、、
やっとメグミから離れられる!
そぅ思って、

     {そっか!お互い頑張ろ!
      俺はこの村も母親も
      大好きだから!
      ずっとここにいるわな}

ナオトは、メグミがいなくなると、
思って、つい言ってしまった。

そして!高校生になった日に
玄関を開けたら、、母親がワカレテイタ
、、、

ナオトには誰がやったのか、すぐに
わかった、、

母親を家の中に入れると、学校に向かったナオトは、メグミに出会った!!

     {ナオトくん、おはよう
      高校生活も一緒だね}

ナオトは分かった!メグミからは
逃げる事はできないと、、

だが!母親をなんとかしないと!!
そう思い、ゴミ当番をすべて自分でする事を決めた!!

少しずつ、母親を焼いて行く事に決めたナオトである。

それから!ナオトが付き合う彼女が、、
メグミにバレると、すぐに玄関の前に
ワカレタ彼女がいる、それをバラして、燃やすナオト、、繰り返す内に、、

ナオトに変化ができてしまい!

メグミに隠す楽しさを覚えてしまい。
隠すナオト、探すメグミ、
そして!すべて、ワカレテしまう彼女達
!そんな事を繰り返していた。

、、、遠くから、救急車の音がする、、

ナオトが立ち上がり、メグミを抱えて、
屋上の角に立ち!!

自分の服に火をつけた!!
燃え上がる炎はメグミにも火がついた、

ナオトが!

     {アキラ、マヤ、
      ごめんな、、
      それに、すごく楽しかった
      大好きな友達やった。}

      俺はメグミに愛されて、
      メグミを愛してた、、
      お前らみたいに素直になれ
      たら良かったわ。
      バイバイ}

ナオト、メグミが炎に包まれながら、、
屋上から飛び落ちた、、

まるで、

線香花火の最後、、火の玉が落ちるように、、切なく、、悲しくなるように、、
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