僕の、、線香花火

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8月1日 猛暑

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8月1日 猛暑

暑い暑い暑い暑いあつ~い。
俺はクーラーが苦手だ、、
だから、ほとんどつけない、
朝になるといつも、暑い。

夏休みに入った俺はアラームをつける事はないが、毎朝暑さで目が覚める。

朝ごはんを食べて、夏休みの宿題をやり
携帯でナオトにメールをしては、
昼からはだいたい4人が集まって、
今日は何をする?って感じで、
夏休みを過ごしていた。

今日はナオトとメグミが予定があるとの事で、マヤと2人で集まる事になった、

     {マヤ!おはよう}

     {アキラ、もぅお昼やで、
      こんにちは!やん、}

たしかに、そうだが
高校2年の俺が、友達にこんにちは?
言わない言わないっ!

     {アキラ、今日2人やなぁ、
      何しよっかぁ?}

     {なんか2人ってデートみた
      いな感じやなぁ!}

     {アホかっ!!}

マヤの顔が少し照れた感じに見えた、
俺も、自分で言ってから、
急に恥ずかしくなった。

     {プールとか行く??}

マヤが言ってきたので。

     {今日暑いからなぁ!
      行きましょかぁ、}

と、言う訳で2人は水着を家に取りに戻り、プールまで向かう事にした。
プールも隣町まで行かないと地元にはないので、電車に乗ってデート気分で楽しかった。

水着に着替えた俺は、マヤを待つことにした。

     {アキラ、お待たせ}

マヤの水着姿を初めて見た俺は、、、
ドキドキが止まらなくなってしまった、

     {あっ、うん、いや、
      そんな待ってないよ、、
      うん、、}

     {あれ~?私の水着姿に
      ドキドキしちゃってるんか
      なぁ??}

マヤのニヤリ顔が今日は全然腹が立たない、なんなら、はい!って言いたいくらいだ。

2人は夕方までプールで遊び、
地元に帰ってきた。

俺はもぅ少しマヤといたかったので。

     {学校のさぁ、屋上で
      夕日でも見ながらジュース
      飲もう}

俺が提案すると、

     {うんっ、良いよ}

2人はジュースを買って、学校の屋上に向かった、屋上には非常階段から行ける事も俺達は知っている。

     {今日も暑かったなぁ!
      この時間なると、少し涼し
      くなるよなぁ}

     {そやなぁ、夕日も綺麗やわ
      今日は楽しかったなぁ}

2人で屋上を歩きながら、ふと下を見た俺が、、
   
     {あれか!ナオトがゴミを燃
      やしてる、焼却炉って?}

     {そぅそう!体育館の裏にあ
      るねん、滅多に人は来ない
      から、アキラ初めて見たん
      ちゃう?}

たしかに、焼却炉に俺は行く事などない、ただ!焼却炉の周りにはまだ、
ゴミが溜まっている様に見える。

ナオトが1人で燃やしてるんやし、
溜まってても誰も文句は言わないだろうが、今度、手伝いに行ってやろうと思った。

     {ナオトって夏休みでも
      燃やしてるんかなぁ?}

     {たまに、煙が出てるん見る
      から、朝とか来てるんちゃ
      うんかなぁ?}

ナオトくん、君はイケメンで性格まで
良いなんて、完璧じゃないか。

     {てか!今日はメグミって
      なんの予定やったん??}

     {なんかぁ!探しものがある
      んだって、今日はそれを見
      つけないとダメっ!!って
      言ってたわ}

ナオトの予定は、今日何かを隠さないと
ダメだから、って言ってたなぁ、、、。

     {暗くなってきたから、
      帰ろっか?}

     {おう!階段気をつけており
      るで、}

自然とマヤの手を握る俺がいた、、

花火大会が楽しみになってきた俺は
家に帰宅したあとにカレンダーに
8月10日に赤色のマジックでマル印をつけていた。
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