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異世界と少年と私
スキルの概要
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朝だ! 今日は昨日より早く起きてベッドから出る。若い身体だからか目覚めが非常に良い。時計が見当たらないので現在時刻は分からないけれど、朝の六時くらいだろうか。昨晩夕食時にアンに聞いた話だと、ウエストリア王国を含むこの大陸の時間は地球と同じで二十四時間。時計はあるようだが、街や都市では鐘が鳴り時間を知らせてくれるらしい。王都キーレス周辺は四季があるらしいが、現在地である北部の冬は長く、夏が短いそうだ。地球とさほど変わらないからよかった。月の名称や時間の数字は言語翻訳が活躍してるようで楽だ。今日はウエストリア歴四百二年二月三日、火の日だそうだ。一週間は六日で光・風・火・水・土・闇で一週間だそうだ。
スマホがあれば、日本時間くらいは視ることができたかもしれない。まぁ、充電も出来ないし、あっても意味ないか。
ベッドではシオンがまだ眠っている。寝顔が相変わらず可愛い。勝手にシオンの寝顔を堪能し、昨日のスキルをもう一度確認する。
「どれもスキルの解説があって結構便利だね」
魔力と表示された部分に集中すれば、魔力についての説明が現れる。
魔力――魔法を生み出すエネルギー。魔力1~2初心者クラス、3~4 中級クラス、5~6上級クラス、7超上級クラス、8 達人クラス、9 超人クラス、10 神業クラス
私の魔力は達人クラスか。10が最高値なら、とても良いのじゃないかな。体力も魔力と同じ設定で達人クラスだった。まぁ、体力もあったほうがいいよね。うん。続いて他のスキルも調べる。
言語翻訳――言葉の自動翻訳。読み書きの自動翻訳。翻訳される言語は第一言語。
これは、凄い。地球にいた時も欲しかったスキルだね。一番有難いスキルだと思う。意思疎通できていなかったら、今頃ロワーズ達に切り捨てられてたかもしれない。
タックル――相手の攻撃を阻止するために組み付いて倒す攻撃スキル
俊足――駆ける素早さが増幅
キック――キック力の増幅
ステップ――ステップ力の増幅
この辺はほぼ想像通りだね。ただ、ステップってラグビーのそれと同じものだろうか? 少し覚えていたラグビーのステップを試してみる。まずはグースステップ。軽やかに足を入れ替え、今まで一番スムーズに動けたような気がする。調子に乗ってサイドステップやジグザグステップで遊ぶ。ついでになぜかシャッフルダンスまでできた。これもステップだから? 多分、ステップと俊足のおかげでロワーズたちの前に高速移動できたのだろう。二つとも結構使えそうなスキルだ。
「それにしても、体重が軽いって最高!」
モゾモゾとシーツが動く。あ、シオンを起こしちゃったかなと思ったけれど、大丈夫だった。よかった。
ピアノは、六年間教室には通ったがそんなに好きではなかった。楽譜の読み方もほとんど覚えてないので、なんでスキルとして生えてきたのか謎。ピアノは、難しいのほどチャレンジ精神が湧いて弾いているのを直接見て二、三曲覚えた程度だ。課題曲は全く習わずに先生にも呆れられていたのが懐かしい。水泳は夏休みに数回通っただけだから、これもなんでスキルとして生えてるのかよく分からない。栽培はなんだろう? アサガオ? 料理も子供時からの自炊をしているので生えたのだろう。特に特別な表示はなかった。
精神耐性(強)――ストレスを緩和。容量、処理、感知、経験、回避、転換、緩和能力が増加
これが生えているおかげでメンタルが不安を感じてもすぐに回復して、今の状況を受け入れているのかもしれない。この異様な経験をポジティブに楽しむ自分がいるのは本当だから……今日なんてワクワクから早起きしているのだ。シオンも精神耐性スキルからか、パニックを起こしてもいいだろうこの状況を冷静に理解しているような気がする。オドオド度も初めにあった時に比べれば全くの別人だ。
次は固有スキルを調べる。
商人交渉――1: 信頼増幅 2: 情報収集
このスキルは両親が骨董屋だったからことから、幼い頃からたくさんの蚤の市や海外のアンティーク展に連れて行かれた経験で生えたスキルなのだろう。
商人交渉の2の表示はレベルのようだ。交渉1は、信頼増幅は関係を築きやすくするのだろうか? それ以上の説明がないので謎。発動してみたが何も起こらなかった。後で誰かに使ってみるしかない。情報収集の説明も商品の情報を取集するとしか説明がなかったので、足元の絨毯に向かって情報収集スキルを発動する。
絨毯――カネリー地方シングルノット製法の純ウール絨毯
良品
価値相場: 金貨五枚
ん? ちょっと待って。これチートだよね? シングルノットがどのような製法か分からないけれど、ここまでの情報が出るなら今後ぼったくられることは絶対ない。情報収集を鑑定と比較する。
ウール絨毯
鑑定では対象が何なのかのみの表示のようだ。天幕の外から雪を被っていた草を抜き情報収集するが、反応なし。鑑定する。
雑草
商品になり得る物しか情報収集できないのね。この雑草も加工すれば変わるのかも? 三つ編みにして情報収集するが表示なし。雑草を三つ編みぐらいじゃ変わらないか。
次はコピー。あのインターンのコピー地獄で生えたであろうスキルだ。
コピー――コピー1:アイテムの複写 コピー2: スキルの複写
双方のスキルにギョッとして急いで詳細を見る。
コピー1:アイテムの複写 一日最大五回まで複写可能。生き物、魔石、硬貨、魔道具、スクロールはコピー不可。大きさ1メートル四方までコピー可能。コピー後の劣化はなし
コピー2: スキルの複製 一日二回、他人のスキルを複写可能。ただし術者の理解できないスキル、または才能のないスキルは複写不可。固有スキル、ユニークスキルの複写不可。複写された者に影響はなし
コピーだけ誰の意向か知らないけど、異様に制約が詳しく決められている。しかし、制約ありでもこれはダメだ。チートというか危険過ぎる。絶対隠さないといけないスキルだと思う。これに関しては、私自身も制限して使用しないといけないスキルだと思う。
試しに収納袋《アイテムバッグ》をコピーしてみるが何も起こらない。これは、魔道具カテゴリーってことね。中から取り出した新品の箱のクッキーとオレンジジュースを一緒にコピーしてみる。オレンジジュースと十枚入りクッキーがひとつずつコピーされる。手に取ってコピー品を確かめる。
「ちゃんと同じ物だ……」
固有スキル: 商人交渉2 コピー2 (3)
スキルの表示を確かめるとコピー2の後ろに数字が出ていた。一日最大五回で残り回数三回。十枚入りのクッキーは一回としてカウントされたようだ。説明はないが、同等の品がならワンカウントなの? オレンジジュースをふたつ一緒にコピーして固有スキル欄を確認する。
固有スキル: 商人交渉2 コピー2 (1)
「あれ……オレンジジュースを結んでみるか」
オレンジジュースを輪ゴムで結び、今日使える残り一回のコピーを発動する。今度はちゃんとオレンジジュースが二つ、輪ゴムに結ばれたままコピーされた。
「これ、最高じゃない!」
ひとまずこれでシオンのクッキーは半永久的に確保できた。
スマホがあれば、日本時間くらいは視ることができたかもしれない。まぁ、充電も出来ないし、あっても意味ないか。
ベッドではシオンがまだ眠っている。寝顔が相変わらず可愛い。勝手にシオンの寝顔を堪能し、昨日のスキルをもう一度確認する。
「どれもスキルの解説があって結構便利だね」
魔力と表示された部分に集中すれば、魔力についての説明が現れる。
魔力――魔法を生み出すエネルギー。魔力1~2初心者クラス、3~4 中級クラス、5~6上級クラス、7超上級クラス、8 達人クラス、9 超人クラス、10 神業クラス
私の魔力は達人クラスか。10が最高値なら、とても良いのじゃないかな。体力も魔力と同じ設定で達人クラスだった。まぁ、体力もあったほうがいいよね。うん。続いて他のスキルも調べる。
言語翻訳――言葉の自動翻訳。読み書きの自動翻訳。翻訳される言語は第一言語。
これは、凄い。地球にいた時も欲しかったスキルだね。一番有難いスキルだと思う。意思疎通できていなかったら、今頃ロワーズ達に切り捨てられてたかもしれない。
タックル――相手の攻撃を阻止するために組み付いて倒す攻撃スキル
俊足――駆ける素早さが増幅
キック――キック力の増幅
ステップ――ステップ力の増幅
この辺はほぼ想像通りだね。ただ、ステップってラグビーのそれと同じものだろうか? 少し覚えていたラグビーのステップを試してみる。まずはグースステップ。軽やかに足を入れ替え、今まで一番スムーズに動けたような気がする。調子に乗ってサイドステップやジグザグステップで遊ぶ。ついでになぜかシャッフルダンスまでできた。これもステップだから? 多分、ステップと俊足のおかげでロワーズたちの前に高速移動できたのだろう。二つとも結構使えそうなスキルだ。
「それにしても、体重が軽いって最高!」
モゾモゾとシーツが動く。あ、シオンを起こしちゃったかなと思ったけれど、大丈夫だった。よかった。
ピアノは、六年間教室には通ったがそんなに好きではなかった。楽譜の読み方もほとんど覚えてないので、なんでスキルとして生えてきたのか謎。ピアノは、難しいのほどチャレンジ精神が湧いて弾いているのを直接見て二、三曲覚えた程度だ。課題曲は全く習わずに先生にも呆れられていたのが懐かしい。水泳は夏休みに数回通っただけだから、これもなんでスキルとして生えてるのかよく分からない。栽培はなんだろう? アサガオ? 料理も子供時からの自炊をしているので生えたのだろう。特に特別な表示はなかった。
精神耐性(強)――ストレスを緩和。容量、処理、感知、経験、回避、転換、緩和能力が増加
これが生えているおかげでメンタルが不安を感じてもすぐに回復して、今の状況を受け入れているのかもしれない。この異様な経験をポジティブに楽しむ自分がいるのは本当だから……今日なんてワクワクから早起きしているのだ。シオンも精神耐性スキルからか、パニックを起こしてもいいだろうこの状況を冷静に理解しているような気がする。オドオド度も初めにあった時に比べれば全くの別人だ。
次は固有スキルを調べる。
商人交渉――1: 信頼増幅 2: 情報収集
このスキルは両親が骨董屋だったからことから、幼い頃からたくさんの蚤の市や海外のアンティーク展に連れて行かれた経験で生えたスキルなのだろう。
商人交渉の2の表示はレベルのようだ。交渉1は、信頼増幅は関係を築きやすくするのだろうか? それ以上の説明がないので謎。発動してみたが何も起こらなかった。後で誰かに使ってみるしかない。情報収集の説明も商品の情報を取集するとしか説明がなかったので、足元の絨毯に向かって情報収集スキルを発動する。
絨毯――カネリー地方シングルノット製法の純ウール絨毯
良品
価値相場: 金貨五枚
ん? ちょっと待って。これチートだよね? シングルノットがどのような製法か分からないけれど、ここまでの情報が出るなら今後ぼったくられることは絶対ない。情報収集を鑑定と比較する。
ウール絨毯
鑑定では対象が何なのかのみの表示のようだ。天幕の外から雪を被っていた草を抜き情報収集するが、反応なし。鑑定する。
雑草
商品になり得る物しか情報収集できないのね。この雑草も加工すれば変わるのかも? 三つ編みにして情報収集するが表示なし。雑草を三つ編みぐらいじゃ変わらないか。
次はコピー。あのインターンのコピー地獄で生えたであろうスキルだ。
コピー――コピー1:アイテムの複写 コピー2: スキルの複写
双方のスキルにギョッとして急いで詳細を見る。
コピー1:アイテムの複写 一日最大五回まで複写可能。生き物、魔石、硬貨、魔道具、スクロールはコピー不可。大きさ1メートル四方までコピー可能。コピー後の劣化はなし
コピー2: スキルの複製 一日二回、他人のスキルを複写可能。ただし術者の理解できないスキル、または才能のないスキルは複写不可。固有スキル、ユニークスキルの複写不可。複写された者に影響はなし
コピーだけ誰の意向か知らないけど、異様に制約が詳しく決められている。しかし、制約ありでもこれはダメだ。チートというか危険過ぎる。絶対隠さないといけないスキルだと思う。これに関しては、私自身も制限して使用しないといけないスキルだと思う。
試しに収納袋《アイテムバッグ》をコピーしてみるが何も起こらない。これは、魔道具カテゴリーってことね。中から取り出した新品の箱のクッキーとオレンジジュースを一緒にコピーしてみる。オレンジジュースと十枚入りクッキーがひとつずつコピーされる。手に取ってコピー品を確かめる。
「ちゃんと同じ物だ……」
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オレンジジュースを輪ゴムで結び、今日使える残り一回のコピーを発動する。今度はちゃんとオレンジジュースが二つ、輪ゴムに結ばれたままコピーされた。
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