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21話「私はいまとても幸せです」最終話
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私がクローヴィス様のプロポーズを受け入れてからは、早かった。
トントン拍子に彼との婚約が整い、彼との婚約を披露するパーティの日がやってきた。
グーゼンバウアー公爵からは、「女装が趣味の息子を貰ってくれてありがとう!」と泣いて喜ばれ、
クローヴィス様のお姉様からは「弟がヤンデレ化する前に婚約してもらえてよかったわ!」と言われ、
グーゼンバウアー公爵夫人からは「十八歳まで女装して過ごすなんて今の時代に合わないから、どうなることかと思ったけど、息子が初恋の人と結ばれて良かったわ。クローヴィスのことを末永くよろしくお願いします!」と懇願された。
公爵閣下はきっとテンパっていらっしゃったのだろう。クローヴィスが女装していたのは決して趣味ではない。それは閣下が一番わかっているはずだ。
彼との婚約披露パーティの日取りが決まり、私は彼から贈られたドレスとアクセサリーを身につけた。
彼が贈ってくれたのは、藤色のプリンセスラインのドレスと、ドレスと同じ色の紫水晶のネックレスとイヤリングだった。
クローヴィス様の服は、漆黒のジュストコールだ。
女装をやめてから鍛えただけあって、長身の彼に漆黒のジュストコールは良く似合っていた。
ちなみに紫はクローヴィス様の瞳の色で、黒は私の瞳の色だ。
愛する人の瞳の色の衣服をまとうのって、こんなに幸せな気持ちになれるのね。
クローヴィス様は女装を止めてからパーティに参加するのは初めてで、彼が会場に入ると女性客から黄色い声が上がった。
彼がグーゼンバウアー公爵家の長男だと紹介されると一層大きな歓声が上がり、彼が私と婚約したと発表されると歓声は悲鳴へと変わった。
今日一日で、女性の「きゃー!」のトーンの使い分けを知った。
会場に集まった女性たちから嫉妬の視線、私に集まる。
遠くで私を睨んでいるのは、私がゲルラッハ元子爵令息と婚約していたとき、彼にエスコートすらされず壁の華だった私をあざ笑っていた子たちだ。
彼女たちはクローヴィスと婚約した私を見て、悔しそうにハンカチを噛んでいた。
そんな彼女たちを見てちょっとだけ胸がすく思いがした。
☆☆☆☆☆
一年後。
一年の婚約期間を得て、私たちは結婚した。
その頃には「クローヴィス様」呼びから、呼び捨てにかわっていた。
花嫁ドレスは彼の強い希望で純白のロングトレーンドレスだった。
ロングトレーンドレスは裾がとても長く、後ろ姿が美しく、エレガントでゴージャスに見える。
クローヴィスの服装は黒のフロックコートだった。
漆黒のフロックコートは長身の彼によく似合っていた。
結婚式は大聖堂で、誓いの儀式は教会で一番偉い大司教様が行い、参列者には国王陛下を始め、王族と上位貴族が多数参列していた。
式の間終始緊張しっぱなしの私を、クローヴィスが優しくフォローしてくれた。
クローヴィスと結婚して、私は人に愛される喜びを知り、殿方が頼りになるのだと知った。
私と婚約してからクローヴィスは伯爵家の領地経営を学び始めた。
もともと優秀な上に公爵家でも領地経営を学んでいた彼は、すぐに仕事を覚えた。
そして彼は、仕事の面でも私を支えてくれる素敵なパートナーになってくれた。
☆☆☆☆☆
三年後。
「見て、クローヴィスあなたそっくりの男の子よ」
彼の美しい銀色の髪と紫水晶の瞳を受け継いでうまれてきた息子を見て、私はホッと息をつく。
「あなたに似た子供が生まれて、ホッとしたわ」
「そうかな?
俺はカロリーナに似た女の子も欲しいと思ったけど」
「その子の将来の事を考えたらそんなこと言えなくなるわよ。
その子が成長してお茶会や誕生会に参加するようになったら、
『あなたはお母様に似てしまったのね。可哀想に。お父様はあんなにお美しい人なのに……』って言われるのよ」
クローヴィスが社交界にデビューしてからというもの、彼に惚れた令嬢たちから幾度となく嫉妬され、遠まわしに嫌味を言われた。
「私はいま生まれて来た子の髪の色も瞳の色も顔も、何一つ自分に似ていなくてホッとしているのよ。
茶色い髪を枯葉だの、地味だの言われるのは私一人で十分だわ」
「誰かな?
カロリーナにそんな酷いことを言ったのは?
君の自尊心を傷つけ、自己肯定感を下げるような発言をした奴らは、許しておけないな」
そのとき鈍く光ったクローヴィスの目は、獲物を狩るときの鷹の目だった。
彼は普段は優しいのだけど、私の事を傷つける人には容赦しないのよね。
「何度も言ってるだろ。
カロリーナの栗色の髪も黒曜石の瞳もどちらも美しいって。
君によく似た子供が生まれたら、男の子でも女の子でもとても可愛いと思うよ。
少なくても俺は溺愛する」
「ありがとう、クローヴィス」
もし私そっくりの子供が生まれて、その子が女の子だったら、クローヴィスはお嫁に出すのを嫌がりそうね。
ゲルラッハ元子爵令息や父と父の愛人と異母妹に傷つけられた私の自尊心は、クローヴィスの溺愛によって大分癒えた。
でも時々こうして、ネガティブな私が顔をのぞかせるのだ。
でもそんな傷もいつか完全に癒え、私のことを傷つけた人のことなど、思い出すことすらなくなるだろう。
我が子をあやす、最愛の夫を見ていたらそんな気がしてきた。
クローヴィスと結婚して、愛する人との子宝にも恵まれて、私はいまとても幸せだ。
――終わり――
最後まで読んでくださりありがとうございました!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
もしよければブックマークやいいねをしていただけると、嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
【書籍化のお知らせ】
この度、下記作品が書籍化されることになりました。
「彼女を愛することはない 王太子に婚約破棄された私の嫁ぎ先は呪われた王兄殿下が暮らす北の森でした」
著者 / まほりろ
イラスト / 晴
販売元 / レジーナブックス
発売日 / 2025年01月31日
販売形態 / 電子書籍、紙の書籍両方
(紙の書籍が全国の書店に行き渡るのは2月4日頃になると思います)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/749914798/681592804
こちらもよろしくお願いします。
2025年1月16日投稿の新作中編もよろしくお願いします!
「拾った仔犬が王子様!? 未来視のせいで男性不信になった伯爵令嬢は獣耳王子に溺愛される」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/749914798/233933527
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彼が贈ってくれたのは、藤色のプリンセスラインのドレスと、ドレスと同じ色の紫水晶のネックレスとイヤリングだった。
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もともと優秀な上に公爵家でも領地経営を学んでいた彼は、すぐに仕事を覚えた。
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著者 / まほりろ
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