【BL】完結「異世界に転移したら溺愛された。自分の事を唯一嫌っている人を好きになってしまったぼく」

まほりろ

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31話「リュート大好き♡」***

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月日はあっという間に流れ、魔王を倒してから一年の時が流れた。

ぼくは十九歳になった、リュートは時が止まったままだから十八歳だ。

せぬ……!」

昨年柱につけた傷と自分の背を比べ、眉根を寄せる。

一年経ったのにリュートの背を追い越せていない。というより一ミリも伸びていない。おかしいな、成長期のはずなのに。

「このまま魔王の呪いが完全に解けたら、リュートとの身長差がますます開いてしまう!」

昨年柱につけた自分の背の印と、今年の背の印を見比べ、ため息をつく。

そんなぼくを見てリュートがくすりと笑う。

魔王を倒してからリュートはよく笑うように……いやすごくたまに笑うようになった。

なんにしてもリュートの稀有けう)な笑顔が見られた♡ 今日はついてるな、はぁ♡ 眼福眼福♡


◇◇◇◇◇


日課となったベッドでのいちゃいちゃキスタイム♡

リュートとのキスでぼくのおちんちんはゆるく立ち上がっている。

「リュート、ぼくのこと襲いたくなった?」

そろそろ魔王の呪いが完全に解ける頃だ。

魔王討伐に乗り込んだ日、魔法で壁や天井を派手に破壊してしまった。

まさか自分が住むことになるとは思わず、魔法を撃ちまくった。ぼくの放ったほとんどの魔法は的(モンスター)を外れ、壁や天井に穴を空けた。

それも今は、リュートの魔法できれいに修復された。

魔王城の一室をぼくたちの寝室に改装し、毎晩リュートとエッチな行為をしている。

魔王にかけられたインポの呪いのせいで、リュートのおちんちんが立たないから、セックスはまだだけど。

この一年リュートに余すことなく開発されたぼくの体は、リュートのおちんちんを欲っしている。

ぼくの魅了の技でおかしくなったからでも構わない、お尻の穴にリュートのペニスがほしい!

「ハルトはおれに襲われたいの?」

「襲われたい、リュートにめちゃくちゃにされたい!」

そろそろぼくも限界だ。リュートの舌や指では我慢できなくなってる。

「魅了の効果を無効化できる薬の開発に成功したから、野獣のように無理やりに激しく痛くハルトを犯すことはないかな」

薬の開発に成功したんだ、残念! 理性の弾け飛んだリュートを見たかったのに……!

「でも、こっちは反応するようになったよ」

リュートがぼくの手を自身の股間に持っていく。

服越しに触れたリュートの逸物いちもつは硬くなっていた。

「これでハルトとセックスができるね」

リュートがふわりと笑う。

ぼくの心臓がドクンッ……! と音を立てる。

「やったぁ! リュートとセックスが出来る!!」

ぼくはリュートの胸に飛び込んだ! リュートと性行為ができる! リュートのレア度星五つの笑顔も見られた!

一刻も早くリュートと一つになりたくて、身につけていた自身のズボンとパンツを一緒に脱ぎ捨てる。

リュートのベルトに手をかけ、ファスナーを下げ、パンツの中からリュートの男根を取り出す!

この一年、手で擦っても舌でペロペロしても反応しなかったリュートのペニスが、そそり立ち、血管が浮き出て脈打っている!

思わず凝視してしまい、喉がゴクリと音を立てた。

「リュートッッ! 早くぼくの中にリュートの男根を頂戴ッッ!!」

ぼくは仰向けに寝転がり、膝を曲げ、足を大きく開いた。

「うん、ハルトちょっと落ち着こうか? まずはキスから始めよう」

リュートがぼくに覆いかぶさり、唇にキスをした。

舌を交え、深く深くキスしていく。

リュートの手がぼくのシャツのボタンを外していく、あらわになった胸の突起を指先で転がす。

「ん、はっ……リュート、早くぅ……!」

リュートがぷっくりと立ち上がった胸の突起を口に含む。

「あっ…、ん……はぁっ♡ リュート、それも好きっ……♡ でも、今は、リュートのおちんちんがほしいの……!」

ぼくのおちんちんは上を向き先走り液を漏らしている。アナルは刺激がほしくてひくひくしている。

前戯はいらないから、早くリュートのおちんちんをぼくの中に入れて!

「うん、今入れるね」

リュートが指でアナルを解かす、そんな行為すらもどかしい……!

「はっ、あぁっ……! ふぁっ♡ ァん! リュート……指じゃ、やっ、リュートのペニスを……頂戴っ! 勃起した男根を入れてッ……!」

「分かってる、そろそろいいかな?」

リュートが指を引き抜き、アナルにペニスをあてがった。

リュートの男根が肉癖を割りメリメリと音を立て、中に入ってくる!

その快楽だけで気絶しそうになる!

「はっ、ぁあっ! はぁん、リュートのっ♡ リュートの逸物が中にっ……!!」

一年間リュートに解かされ続けたアナルは、喜んでリュートの男根を受け入れた。

「ハルトの中はあったかい、ハルトのお尻のオマンコがおれのペニスをキュウキュウ締め付けて離さない」

リュートの言葉攻めにうっとりしてしまう! いいよ、もっと言って!

リュートが奥へ奥へとペニスを進めていく。

「ひゃぁ……ん♡」

リュートの亀頭がある箇所に触れたとき、ぼくの体が跳ねた。

ぼくは海老のように背を反らし、快楽を逃がす。

「あっ♡ はぁっ、ぁッ、ん♡ リュートっ……そこっ……しゅき♡」

リュートのペニスがぼくの前立腺を突く。

「ここ? ここがいいの?」

「あ…っ、ひぁっ、あっ♡ やっ、あっ、ん♡ うん、しゅき♡ もっと突いてぇぇ……♡」

「気持ち良さそうだね、でもハルトの奥も知りたいな」

リュートが一気に最奥を突く!

「ふぁああっ!」

目をつぶるとまぶたの裏がチカチカしていた……♡ 最奥を突かれ、それだけでイきそうになる!

「ハルト、奥で気持ちよくなろうか?」

リュートがぎりぎりまでペニスを抜き、一気に最奥を突く!

「ふぁぁあっ! ひァっ、あっ! あっ♡ やっ、あぁッ、らめぇっ……♡」

「だめって言ってる割には気持ち良さそうだね」

奥を突かれる度に、頭の中に電気が走るみたいにピカピカしてる!

「あッ、あっ、はぁ、ン♡ はぁッ! うっ、ひぁ♡ だ、だって、ずっとほしかった……リュートの、おちんちんに中を、突かれてるんだもん♡」

「ハルトは淫乱だね、でもみだらなハルトも好きだよ」

ズンズンと奥を突かれる度に、パシュンパシュン! ずひゅずひゅっ! 接合部分が卑猥な音を立てる。

「ふあああぁぁぁッッ!!」

ズン……! と最奥を突かれぼくは達した。頭の前が真っ白になるような感覚に襲われた。

「くっ、締付けがすごい……!」

ぼくが達したすぐ後にリュートも達し、ぼくの中に出した。

おそらく三年ぶりのリュートの射精……! ぼくの中に出してくれてありがとう♡ リュートのエッチな液は一滴も逃したくないから、全部ぼくの中に注いでね♡

どくどくと注がれるリュートの精液の暖かさを感じ、ぼくはしばし夢見心地だった♡



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