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二十三話***
しおりを挟む結婚式の後の僕の生活。
レオナルド様が学園を卒業するまで、ミュールフェルト公爵家のお屋敷の窓のない部屋に住み、昼は自習、夜はレオナルド様に勉強を見てもらい、勉強の後はセックスする日々を送っている。
最近のレオナルド様は「孕め! 孕め!」と言いながら僕に子種を注ぐ。
僕は正妻として、レオナルド様の赤ちゃんを生む責任があるので頑張る!
レオナルド様に似た赤ちゃんだったらきっとすごく可愛いのだろうし、そんな子が生まれたら僕溺愛しちゃう!
◇◇◇◇◇
さらに半年後、レオナルド様が学園を卒業された。
レオナルド様は二年間、宮仕えを先送りにし、僕の家庭教師をしてくださることになった。
自習と夜にレオナルド様に教えてもらうだけでは遅れがちだった勉強は、レオナルド様が家庭教師になることで、とてもはかどっている。
……いやうそをついた、捗るどころかどんどん遅れていっている。
「ん、やっ……レオナルド様、あっ、あっ、ンん……」
「集中力が足りんぞ、サフィール」
勉強中はレオナルド様のお膝の上にいることが義務付けられ、ズボンもパンツも履くことが許されていない。
レオナルド様の大きな手が僕のおちんちんを包み込むように握り、シャツの間から入って来た手が胸の突起に触れる。
「ん、ぁっ……だっ、て……こんな、の、ん、ひぁっ……!」
レオナルド様のペニスは僕のアナル入っていて、ゆるゆると動いている。
「ふぁ…、ンん! ぁっ…、ぁあっ……! お尻に、男根が入っ、てたら……ひゃっ、あん、勉強に、なりませ……ん!」
「私が公爵になったら、サフィールは公爵夫人になるのだ。こんな刺激に耐えられないようでは、公爵夫人の仕事は勤まらんな」
「ぁ、あぁっ…! ……ん、ふぁ、そっ、なの……ですか?」
高位の貴族のお仕事は僕のような下級貴族出身者には分からない。
「そうだ、こんなこと何食わぬ顔をして耐えてみせろ」
高位の貴族は王様の前で正妻のアナルにペニスを入れたまま、難しい会議でもするのかな? そうすると良いアイデアが出るのかな?
なら、僕も耐えなくちゃ!
会議中にエッチな声を出したら、みんなの迷惑になっちゃう。
「はい! あっ、ぁっ、ああっ……! っ……んぁ……! レオナルド様ぁ、ゆるゆるするの、やっ、感じるとこ、ついてぇ……!」
返事をしたそばからこれだ。快楽に弱い自分が情けない。
でもずっとゆるゆると同じところを突いてくるレオナルド様の逸物に僕は焦れていた。
触れてほしいところに触れてもらえなくて、僕のお尻はウズウズしている。
「仕方がない、今日は性について学ぶことにしよう。サフィールの性感帯に私の亀頭が来るよう自ら動いてみろ」
「ふぇっ? やぁっ……そんな、の無理、です」
うるうると涙をたたえ、顔だけ振り返る。
レオナルド様が頬をそめ、息を呑んだのが分かる。
「しかたない、今日だけだ、私もサフィールに甘い!」
「あっ、あっ! ああっ! ひあっ! ん、ふぁ……! そこっ、そこを突いてほしかったの……!!」
僕の中を知り尽くしたレオナルド様のペニスが、僕の感じるところを突く。
得たかった刺激を得られ、僕の体が喜びにビクビクと震える。
「はぁぅっ! ああっ! レオナルド様ァァ! 好き、好きっ! もっとぉぉ……!」
「ああっ、サフィールなんて愛らしいんだ! 私もサフィールを愛している!!」
レオナルド様に中の良いところを突かれ、乳首とおちんちんを擦られ、耳たぶを噛まれ、僕は達した。
「ひぁっ、あああぁっ……!!」
白濁した液がレオナルド様の手を濡らす。
「くっ……!」
レオナルド様も達し、僕の中に子種を注いだ。
熱くて、気持ちよくて、とろけそうだった。
◇◇◇◇◇
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