【BL】【完結】兄様と僕が馬車の中でいちゃいちゃしている話

まほりろ

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十一話「兄様と僕の秘密の関係③」***

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目覚めたとき、僕の足は兄様に高く持ち上げられ、ずんずんと中を突かれていた。

「やぁ、なに?! あっ! あっ! 兄様……!」

「起きたかい、エミリー?」

僕が意識のない間、ずっと兄様にいたずらをされていたのだろうか?

「十二時を回ったね、誕生日おめでとうエミリー」

「兄様ぁぁ……!」

兄様に奥を突かれ、最奥にいやらしい匂いのする液体を注がれた。

「ああっ……!」

僕の中に入りきらなかった兄様のドロドロした液体が、接合部分から漏れ僕のお腹を濡らす。

兄様が達するのとほぼ同時に僕も達し、おちんちんからエッチな液が漏れる。

兄様と僕の精子がお腹や胸を伝い、顔まで垂れてくる。

「シーツも精液でどろどろになっちゃったね。エミリーとセックスしていたら二人分の精液で汚れちゃいましたって正直に話そうか? メイド長はどんな顔をするかな?」

「やぁ、言わないで……!」

メイド長にそんなことを伝えたら、メイド長が気絶しちゃうよ!

きっとあっと言う間に屋敷中の噂になる。

そんなことになったら、恥ずかしくてメイド長の顔も他のメイドや執事の顔を見れなくなっちゃうよ!

「冗談だよ、誰にも言わないで兄様が秘密裏に処理するから安心して」

「……うん」

兄様が僕の足を下ろし、僕に覆いかぶさってきた。

「ん、あっ……!」

僕の中に入っている兄様のペニスの角度が変わり、声が漏れてしまう。

「秘密にする代わり、また兄様とエッチな事をしようね」

兄様が僕の涙をぺろりとなめ、耳元でささやく。

兄様に艶っぽい声で耳元でささやかれ、背筋がぞくぞくした。

「兄様とまたこういうこと……するの?」

兄様とキスしたり、兄様に乳首やおちんちんをいじられたり、兄様のペニスを僕の中に入れたり。

かあっと音を立て僕の頬に熱が集まる。

想像しただけで、心臓がドクンドクンと脈打つ。

「うん、兄様……また、して」

小さな声でおねだりすると、兄様がキラキラと目を輝かせ、

「もちろん、喜んで」

口角を上げ、僕の唇にキスをした。




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