【BL】【完結】兄様と僕が馬車の中でいちゃいちゃしている話

まほりろ

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五話「兄様、僕がパンツの中に射精したことは内緒に して!①」***

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馬車が屋敷に着くと、兄様は上着を脱いで僕にかけてくれた。

ベルリッツ学園の制服は丈が長く膝ぐらいまである、くわえて兄様は背が高いので僕の小さな体は兄様の上着にすっぽりと覆われてしまう。

「ぁっ、兄様……」

兄様に際どいところを触れられ続けた僕の体は、ちょっとの刺激でもイってしまいそうなほど熱を持っていた。

うるうるとした瞳で見上げると、兄様が頬を赤らめた。

「そんな顔、私以外に見せちゃだめだよ」

兄様の言った言葉の意味が分からず、僕は小首をかしげる。

兄様が「くっ……!」と言い、息を漏らした気がする。
 
「そういうしぐさも私以外の前ではしないように」

兄様の言っていることの意味はよくわからない、僕はとりあえずうなずいておいくことにした。

兄様は僕をお姫様だっこして馬車から降り、そのまま屋敷の中へと運んでくれた。

振動するたびに、服で乳首が擦れ変な声が出そうになる。

「ん、ァっ……」

兄様の胸に頭をこすりつけ、兄様のシャツをぎゅっと握って振動に耐えていると、兄様の喉がゴクリとなる音が聞こえた。


◇◇◇◇◇


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