26 / 118
026 盗賊さん、裁縫師スキルの活用法を提案する。
しおりを挟む
「ヒイロ、本当に魔術職じゃないのか。いや、魔術職だったとしても普通じゃ考えられないぜ。建物を丸々魔導具にしちまえるなんてよ」
呆けていたグレンは、首を左右にふってから早口で捲し立てる。ボクとしてはレッドグレイヴで身近にいた人達とそんなに魔力量は変わらないはずなんだけど、こっちではそうでもないのかな。
「レッドグレイヴの魔術師は、みんなこんなものだったよ」
「そうなのか? オレもレッドグレイヴには3年居たが、そんな魔術師は見たことねぇけどな」
「まぁ、このくらいなら居るところにはたくさん居るのさ」
「オレは魔術職のやつと面識ねぇからわかんねぇけど、ヒイロがそこまで言うのならそうなんだろうな」
どこか釈然としないといった面持ちのグレンだったが、最終的には自身の中で折り合いをつけたのか、ボクの発言内容に納得してくれていた。
「にしてもすげぇな。こうも短い時間でボロっちかった建物が綺麗にされちまうなんてよ」
「昨晩、夜通しやってた研究の成果だよ」
「それってオレにも出来るようになるか?」
「どうだろう。これに関してはボクのユニークスキルを利用してるからね」
見た目上こそ錬金術師のスキル【合成】だけれど、天職は魔術職ではないといった以上は、ボクの天職は錬金術師ではないと知られているので、ユニークスキルと偽ることにした。天職が世間的に忌み嫌われている盗賊だって知られたら、いろいろと今後の生活に支障が出ちゃうだろうからね。
ダンジョン産の特殊なアイテムでもなければ他人の天職や所持スキルなんて知りようがないので、そういった物を持ち出してくる手合いが出て来るまでは、今の調子で取り繕うことにした。
「そうか。ユニークスキルだったのか。……オレの裁縫師としてのスキルも錬金術に応用出来ないもんかな」
「グレンが使えるのって、どんなスキルなのかな」
「目にした立体物を平面図として描き出せるようになる【展開】スキルと、脳内の平面図通りに生地を切り抜ける【裁断】スキル、あとは素材を糸にする【製糸】スキルくらいかな。あー、あと【縫製】ってスキルもあるけど、あれはたぶん単に縫うのが上手くなるってだけだな」
スキルの説明を聞いた感じだと、なにかと応用出来そうなものだった。
「その【展開】って、服以外の立体物にも使えるのかな。例えば錬金術ギルドの建物とかさ」
「そういうのは試したことがなかったな」
グレンは錬金術ギルドを見上げながらスキルを発動させたのか、目に魔力が集中していた。やがて目を瞬かせ、軽く頭をふった。
「出来なくはないみてぇだが、外っ面の表面だけしかわかんねぇな。この平面図を型として使ったら空っぽの箱が出来上がりそうだ」
「それじゃさ、【裁断】で薄い金属板って切り抜けそう?」
「どうだろうな。試したことはねぇが、なんとなくやれそうな気はするな」
「それならつくれる物の幅は広がるね。あとは【製糸】だったね。それはどんな素材でも糸に出来るのかな。例えば薬草を他の素材と混ぜて糸にしたりなんてことも」
「ポーション作製と似たようなもんか。もしそれが出来んなら裁縫師のオレにしかつくれねぇもんがつくれっかもな」
「そうだね。それとたぶんだけどグレンのお父さんも、細工師のスキルで似たようなことやってたんじゃないかな。馬車馬の蹄鉄が長持ちするのに加えて、馬が怪我をしなくなったって話だったしね」
それを聞いたグレンは、どこか納得したように、ほぅっと息を吐いた。
「頭の片隅に引っかかってたものが、やっと取れた気分だぜ」
「その切っ掛けをつくれたみたいでよかったよ」
「あぁ、感謝してもしきれねぇくらいだ」
「大袈裟だね」
「オレにとっちゃそれだけの大事だったってことさ」
「その感謝は、今から地下を好き勝手に増設するので相殺されちゃうかもね」
「なにする気なんだ」
「ただ敷地いっぱいいっぱいの地下をつくるだけだよ。下に掘り進む分には、法的にもたいして制限されてないだろうしね」
「うちの地下にダンジョンでもつくろうってのか」
「似たようなものかな。とりあえず今日はお試しで、地下3階くらいまでつくってみるつもりだよ。それと上手くいけば地下に薬草の栽培環境も整えられるかも」
「建物丸々魔導具にしちまったくらいだから今更だが、本当にそんなこと出来るもんなのか」
「それなら自分の目で確かめてみるといいんじゃないかな」
「お、おう、そうだな」
ボクの挑発めいた言葉にたじろぐグレンと連れ立って、地下の工房に足を運んだ。ボクは早速、壁に手を触れて魔力を流し込み、地上にある建物の外壁ギリギリまでの土に魔力を浸透させた。
手始めに地盤が崩れて地上の建物が落ちてこないように、地下の天井部分を分厚く、それでいて強固に土を押し固めて【施錠】する。しっかりと地上を支える地盤の補強が出来たところで、地下室となる空間を綺麗な長方体になるよう形作っていった。
その作業を地下工房の壁越しに行っていたからか、グレンはボクがなにをしているのかと不思議そうに見ていた。
「出来たよ。あとはこの部屋のどこかに扉を付けるだけなんだけど、薬師ギルド関連のこともあるから、この先に続く扉は隠し扉にしないか?」
「なにしてたのか全く分かんなかったが、もう出来たのか。まぁ、それに関しちゃ今更驚くまでもないかも知れんが……薬師ギルドと関わってる連中が、うちの工房で好き勝手やってくれやがったからな。隠し扉にするってのは賛成だぜ」
「じゃあ、グレン。この壁に対して工房入口の扉と同じ形に【裁断】してみてくれないか。なるべく右手の壁際に寄せる感じでね」
「一応、やっちゃみるが失敗してもなにも言うなよ」
あまり乗り気でないグレンだったが、工房の扉を【展開】で脳内に平面図として刻み込んでから指定した壁に手を触れた。するとすぐに確かな手応えがあったらしく、グレンは感嘆の声を漏らしていた。
呆けていたグレンは、首を左右にふってから早口で捲し立てる。ボクとしてはレッドグレイヴで身近にいた人達とそんなに魔力量は変わらないはずなんだけど、こっちではそうでもないのかな。
「レッドグレイヴの魔術師は、みんなこんなものだったよ」
「そうなのか? オレもレッドグレイヴには3年居たが、そんな魔術師は見たことねぇけどな」
「まぁ、このくらいなら居るところにはたくさん居るのさ」
「オレは魔術職のやつと面識ねぇからわかんねぇけど、ヒイロがそこまで言うのならそうなんだろうな」
どこか釈然としないといった面持ちのグレンだったが、最終的には自身の中で折り合いをつけたのか、ボクの発言内容に納得してくれていた。
「にしてもすげぇな。こうも短い時間でボロっちかった建物が綺麗にされちまうなんてよ」
「昨晩、夜通しやってた研究の成果だよ」
「それってオレにも出来るようになるか?」
「どうだろう。これに関してはボクのユニークスキルを利用してるからね」
見た目上こそ錬金術師のスキル【合成】だけれど、天職は魔術職ではないといった以上は、ボクの天職は錬金術師ではないと知られているので、ユニークスキルと偽ることにした。天職が世間的に忌み嫌われている盗賊だって知られたら、いろいろと今後の生活に支障が出ちゃうだろうからね。
ダンジョン産の特殊なアイテムでもなければ他人の天職や所持スキルなんて知りようがないので、そういった物を持ち出してくる手合いが出て来るまでは、今の調子で取り繕うことにした。
「そうか。ユニークスキルだったのか。……オレの裁縫師としてのスキルも錬金術に応用出来ないもんかな」
「グレンが使えるのって、どんなスキルなのかな」
「目にした立体物を平面図として描き出せるようになる【展開】スキルと、脳内の平面図通りに生地を切り抜ける【裁断】スキル、あとは素材を糸にする【製糸】スキルくらいかな。あー、あと【縫製】ってスキルもあるけど、あれはたぶん単に縫うのが上手くなるってだけだな」
スキルの説明を聞いた感じだと、なにかと応用出来そうなものだった。
「その【展開】って、服以外の立体物にも使えるのかな。例えば錬金術ギルドの建物とかさ」
「そういうのは試したことがなかったな」
グレンは錬金術ギルドを見上げながらスキルを発動させたのか、目に魔力が集中していた。やがて目を瞬かせ、軽く頭をふった。
「出来なくはないみてぇだが、外っ面の表面だけしかわかんねぇな。この平面図を型として使ったら空っぽの箱が出来上がりそうだ」
「それじゃさ、【裁断】で薄い金属板って切り抜けそう?」
「どうだろうな。試したことはねぇが、なんとなくやれそうな気はするな」
「それならつくれる物の幅は広がるね。あとは【製糸】だったね。それはどんな素材でも糸に出来るのかな。例えば薬草を他の素材と混ぜて糸にしたりなんてことも」
「ポーション作製と似たようなもんか。もしそれが出来んなら裁縫師のオレにしかつくれねぇもんがつくれっかもな」
「そうだね。それとたぶんだけどグレンのお父さんも、細工師のスキルで似たようなことやってたんじゃないかな。馬車馬の蹄鉄が長持ちするのに加えて、馬が怪我をしなくなったって話だったしね」
それを聞いたグレンは、どこか納得したように、ほぅっと息を吐いた。
「頭の片隅に引っかかってたものが、やっと取れた気分だぜ」
「その切っ掛けをつくれたみたいでよかったよ」
「あぁ、感謝してもしきれねぇくらいだ」
「大袈裟だね」
「オレにとっちゃそれだけの大事だったってことさ」
「その感謝は、今から地下を好き勝手に増設するので相殺されちゃうかもね」
「なにする気なんだ」
「ただ敷地いっぱいいっぱいの地下をつくるだけだよ。下に掘り進む分には、法的にもたいして制限されてないだろうしね」
「うちの地下にダンジョンでもつくろうってのか」
「似たようなものかな。とりあえず今日はお試しで、地下3階くらいまでつくってみるつもりだよ。それと上手くいけば地下に薬草の栽培環境も整えられるかも」
「建物丸々魔導具にしちまったくらいだから今更だが、本当にそんなこと出来るもんなのか」
「それなら自分の目で確かめてみるといいんじゃないかな」
「お、おう、そうだな」
ボクの挑発めいた言葉にたじろぐグレンと連れ立って、地下の工房に足を運んだ。ボクは早速、壁に手を触れて魔力を流し込み、地上にある建物の外壁ギリギリまでの土に魔力を浸透させた。
手始めに地盤が崩れて地上の建物が落ちてこないように、地下の天井部分を分厚く、それでいて強固に土を押し固めて【施錠】する。しっかりと地上を支える地盤の補強が出来たところで、地下室となる空間を綺麗な長方体になるよう形作っていった。
その作業を地下工房の壁越しに行っていたからか、グレンはボクがなにをしているのかと不思議そうに見ていた。
「出来たよ。あとはこの部屋のどこかに扉を付けるだけなんだけど、薬師ギルド関連のこともあるから、この先に続く扉は隠し扉にしないか?」
「なにしてたのか全く分かんなかったが、もう出来たのか。まぁ、それに関しちゃ今更驚くまでもないかも知れんが……薬師ギルドと関わってる連中が、うちの工房で好き勝手やってくれやがったからな。隠し扉にするってのは賛成だぜ」
「じゃあ、グレン。この壁に対して工房入口の扉と同じ形に【裁断】してみてくれないか。なるべく右手の壁際に寄せる感じでね」
「一応、やっちゃみるが失敗してもなにも言うなよ」
あまり乗り気でないグレンだったが、工房の扉を【展開】で脳内に平面図として刻み込んでから指定した壁に手を触れた。するとすぐに確かな手応えがあったらしく、グレンは感嘆の声を漏らしていた。
0
お気に入りに追加
142
あなたにおすすめの小説
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。

【完結】そして、誰もいなくなった
杜野秋人
ファンタジー
「そなたは私の妻として、侯爵夫人として相応しくない!よって婚約を破棄する!」
愛する令嬢を傍らに声高にそう叫ぶ婚約者イグナシオに伯爵家令嬢セリアは誤解だと訴えるが、イグナシオは聞く耳を持たない。それどころか明らかに犯してもいない罪を挙げられ糾弾され、彼女は思わず彼に手を伸ばして取り縋ろうとした。
「触るな!」
だがその手をイグナシオは大きく振り払った。振り払われよろめいたセリアは、受け身も取れないまま仰向けに倒れ、頭を打って昏倒した。
「突き飛ばしたぞ」
「彼が手を上げた」
「誰か衛兵を呼べ!」
騒然となるパーティー会場。すぐさま会場警護の騎士たちに取り囲まれ、彼は「違うんだ、話を聞いてくれ!」と叫びながら愛人の令嬢とともに連行されていった。
そして倒れたセリアもすぐさま人が集められ運び出されていった。
そして誰もいなくなった。
彼女と彼と愛人と、果たして誰が悪かったのか。
これはとある悲しい、婚約破棄の物語である。
◆小説家になろう様でも公開しています。話数の関係上あちらの方が進みが早いです。
3/27、なろう版完結。あちらは全8話です。
3/30、小説家になろうヒューマンドラマランキング日間1位になりました!
4/1、完結しました。全14話。

あなたがそう望んだから
まる
ファンタジー
「ちょっとアンタ!アンタよ!!アデライス・オールテア!」
思わず不快さに顔が歪みそうになり、慌てて扇で顔を隠す。
確か彼女は…最近編入してきたという男爵家の庶子の娘だったかしら。
喚き散らす娘が望んだのでその通りにしてあげましたわ。
○○○○○○○○○○
誤字脱字ご容赦下さい。もし電波な転生者に貴族の令嬢が絡まれたら。攻略対象と思われてる男性もガッチリ貴族思考だったらと考えて書いてみました。ゆっくりペースになりそうですがよろしければ是非。
閲覧、しおり、お気に入りの登録ありがとうございました(*´ω`*)
何となくねっとりじわじわな感じになっていたらいいのにと思ったのですがどうなんでしょうね?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる