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第三章『桜編』
二話 捜査
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椿、牡丹の間での、再捜査が始まった。
鑑識「警部!、鑑識の結果出ました」
警部「お、そうか、結果は?」
鑑識「司法解剖の結果、花雨さん、龍希河さんご夫婦は、刃物のようなもので、刺されたと思われます、外部のめだった損傷は、ないのですが、内部の刺された箇所以外に、抵抗した跡が奥さんの両手ノ爪のなかに、畳の繊維、旦那さんの腕に痣がありました。」
警部「なるほど、畳の繊維ってことは、手を後ろにつき、爪をたてたまま後ずさりしたってことになるのか?」
鑑識「そのようですね」
鑑識「続いて、花雨さんですが、二人に比べて、抵抗した跡がないんですよね。まるで、無抵抗のまま刺されたように見て取れますね。」
警部「無抵抗……かっ。」
鑑識「身体から睡眠薬飲んで成分も検出されました。」
警部「事件がどんどん、起きていくな。」
刑事「我々がいながら、事件を防げなかった…悔しいっすね。」
警部「事件ってのは、そんなもんだよ、いつ何が起きるか分からない。だから、俺達、警察がいるんだよ。」
警部「さっ!、続きやるぞっ!」
刑事「はいっ!」
警察達は、まず、椿の間に向かった。
刑事「ここが、第1の殺人が起きた部屋ですね。」
警部「そういえば、洋室の方をみていないな」
(ガチャッ)
洋室の扉を開け、中に入ると、1枚の紙が置いてあった。
刑事「なんだ?これは……」
警部「あしる…わからんな。」
犯人はなんのために、これを置いていったのか、誰にもわからなかった。
ただ、警部を挑発しているのか
操作を混乱させるためにやっているのか、定かではないが、皆の、不安感は募るばかりだ。
鑑識「警部!、鑑識の結果出ました」
警部「お、そうか、結果は?」
鑑識「司法解剖の結果、花雨さん、龍希河さんご夫婦は、刃物のようなもので、刺されたと思われます、外部のめだった損傷は、ないのですが、内部の刺された箇所以外に、抵抗した跡が奥さんの両手ノ爪のなかに、畳の繊維、旦那さんの腕に痣がありました。」
警部「なるほど、畳の繊維ってことは、手を後ろにつき、爪をたてたまま後ずさりしたってことになるのか?」
鑑識「そのようですね」
鑑識「続いて、花雨さんですが、二人に比べて、抵抗した跡がないんですよね。まるで、無抵抗のまま刺されたように見て取れますね。」
警部「無抵抗……かっ。」
鑑識「身体から睡眠薬飲んで成分も検出されました。」
警部「事件がどんどん、起きていくな。」
刑事「我々がいながら、事件を防げなかった…悔しいっすね。」
警部「事件ってのは、そんなもんだよ、いつ何が起きるか分からない。だから、俺達、警察がいるんだよ。」
警部「さっ!、続きやるぞっ!」
刑事「はいっ!」
警察達は、まず、椿の間に向かった。
刑事「ここが、第1の殺人が起きた部屋ですね。」
警部「そういえば、洋室の方をみていないな」
(ガチャッ)
洋室の扉を開け、中に入ると、1枚の紙が置いてあった。
刑事「なんだ?これは……」
警部「あしる…わからんな。」
犯人はなんのために、これを置いていったのか、誰にもわからなかった。
ただ、警部を挑発しているのか
操作を混乱させるためにやっているのか、定かではないが、皆の、不安感は募るばかりだ。
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