あの夕方を、もう一度

秋澤えで

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知識

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「ん……、」
「あ、起きた、アルマくん。」


ガタン、と身体が大きく揺れて意識が覚醒する。ふわふわする意識のまま身体を起こすとまたガタンと馬車が揺れた。巻き上がる砂埃の匂いと荷台のような車体にまかれた古い布の匂いが鼻を掠めた。開ききらない瞼を無理やり持ち上げて声のする方を向くと若い女と目が合った。見覚えがあるような、ないような特徴がいまいち捉えられない顔につい首を傾げた。


「あはは、顔を合わせるのは初めてだからそんなに悩まなくていいよ。私はメタンプシコーズ王国軍本部総合情報局勤務の少佐、アッセン・ディスフラース。この視察隊では唯一の女兵士だよ。本部に着くまでに困ったことがあれば私に言ってね。」
「……何かあれば、頼む。ディスフラース、さん。」
「アッセン、名前で良いよ。それと慣れてないなら別に私は呼び捨てでも大丈夫だから。」


ニコニコと快活に笑うアッセンと軽く握手をする。女らしく細い手だった。ラパンもアッセン同様よく笑っているが種類がかなり違う。ラパンは一目で作り笑いとわかるほど軽薄な笑みだが、アッセンは邪気がなくこちらまで毒気を抜かれる。わざとなのか素なのか。あの少佐とは違うが、調子を狂わせるようなタイプには違いない。

ガタガタと揺れる馬車を覆う布の隙間から荒野が広がっているのが見えた。王国軍本部から送られてきた視察隊はラルムリューを昨夜出発し、本部が位置するメタンプシコーズ王国の王都テール・プロミーズへと馬を走らせている。おれが乗せられているのは様々な物資が乗った馬車だった。物資を乗せた荷台に自分なんかを乗せて良いのかと思ったが、この隊はラルムリューに視察に訪れていただけらしく武器や火薬の類はほとんど乗っていない。荷物の多くを占めるのはおれにはよくわからない細々とした機械や大量の書類だった。機械の類は革命軍にいる間は得意な奴に丸投げしていたから完全武闘派だったおれはほとんど見たことがない。


「……アム少佐たちは?」
「カルムクールくんはこの隊の隊長だからね。隊列の一番前にいるよ。あとラパンくんもカルムクールくんと一緒。うさぎのくせに忠犬なんだよ彼は。」
「あんたも少佐なのに、隊長はあの人なのか?」

ふと思い聞く。同じ階級なのにこっちは子供の世話、あっちは隊長というのは少々差がありすぎる気がした。単純にそう思ったのだが、逆にキョトンとした顔をされた。


「アルマくんもしかして王国軍四局のこと知らない?」
「四局……?」


聞きなれない単語に首を傾げる。アルマは革命軍時代、細かい情報操作や情報収集などをほとんど他の仲間や部下に任せていた純戦闘員として過ごしてきたため、自身が思っているよりもずっと敵のことを知らないことを思い知った。知っていることといえば、きっとそれは外部からでもわかる階級ごとの制服や胸章の違い、また主要戦力の武器や戦い方くらいだ。

こうして一人にされると自分の無知具合にぶん殴りたくなる。おれはメンテの剣だから、と完全に使われる者として甘んじていたせいと思うとやりきれない。


「軍人になりたいって支部に来るくらいだからいろいろ知ってるのかとも思ったけど、そうでもないみたいだね。ラパンくんから大人びてるって聞いてたけど思ったより普通みたいで良かった。」


クスクスとわらうアッセンにバツが悪くなる。何も考えていなかったわけではないが、随分と杜撰な計画を立てていたのだと自分の行動を思い返す。

ラルムリューに来るまでは、兎にも角にも誰か王国軍関係者と話をして情報を集めるべきだと考えひたすら支部を目指していた。そして着いたら着いたで特に何か策を立てるでもなく馬鹿正直に支部へと向かい、揚句大した情報も得られず孤児院に入れられるところだった。最悪、多少関わるであろう支部勤めの兵から王国軍への入隊の仕方を聞き出すことができればいいと思っていた。

だがありとあらゆる偶然が重なって、こうして王国軍の隊に交じり王都に向かっているのだ。運がいいと言えば運がいいのだが、行き当たりばったりで行動していることを思うと今更不安になる。ただ今情報を集めるのには、無知であることは悪いことではない。演技でもなんでもなくこうして質問ができる。情報を聞く間、おれは田舎から出てきた子供なのだ。


「メタンプシコーズ王国軍は大きく四つに分けられるんだ。それが軍事管理局、医療技術局、総合情報局、軍事機器開発局。まとめて王国軍四局って呼ばれてる。」
「局によって、仕事が違うのか?」

「正解。軍事管理局が一番大きな局で、簡単に言っちゃうと主な戦力であり、戦闘要員の兵士全員が所属してるんだ。他の三局は基本的に非戦闘要員でそれぞれ医療、情報、武器開発ってそれぞれ専門をもってる。一応三局に所属してる人も全員軍人って括りになるけど戦わないし表にはほとんどでないよ。縁の下の力持ちってやつだね。」


指折り数えて説明していくアッセンを見上げおれは革命軍との違いをしかと感じていた。革命軍も戦闘専門、情報専門、医療専門としていたメンバーはいたが、明確に分かれていたわけではない。基本的にはほぼ全員が戦闘要員で各々治療もするし情報も収集する。どちらの方が良いとは、おれには言えない。ただたかが20年程度で作られた軍と何百年も前から続く王国軍では構成や規定の出来に差はある程度あるだろう。


「戦闘要員じゃなくてもある程度階級はもらえて、三局の軍人も大佐まではなれる。将官にはなれなくて大佐の次は局長って扱いになってるよ。」
「……じゃああんたとアム少佐の違いは所属する局が違うってことか。」

「そういうこと!カルムクールくんは軍事管理局所属の少佐。そしてこの視察隊はもともと、軍事管理局第三中将下アム少佐部隊に総合情報局の私が一人組みこまれてる形なんだ。だから階級が何であろうと、この隊の隊長はカルムクールくん。」
「へぇ……、」


聞きなれない言葉が出たがもともと持っている数少ない情報をすり合わせる。第三中将、というのはおそらく『十二中将』と呼ばれる中将のうちの第三席のことだろう。常に中将の席に座る軍人は十二人と決められている。十二人の中将はそれぞれ1から12までの番号を一つずつ与えられることになっているらしい。数字の大小にとくに強さや功績は関係なく、それぞれの中将が佐官以下の部隊をまとめるようになっているようだ。

水が流れ込むように与えられる情報と元から持っているささやかな情報を何とかすり合わせていくが、もとの頭の出来か、それとも子供の頭のせいか、心なしか知恵熱のように頭に血が上ってきた。


「ちなみに、アルマくんは軍人になりたくてラルムリューの支部に来てたんだよね。どこの局に入りたいとか希望はあるの?」
「……戦闘員、だから軍事管理局。」
「まあわかってはいたけどね。ねぇねぇ情報局には興味ない?給料は良いし、密偵の任務を受けない限り命の安全はある程度保証されるし、軍事管理局と違ってむさ苦しい男は少なめだよ。どう?」


本気なのか何なのかわからないがニコニコしながら総合情報局を進めてくるアッセン。


「おれは、強くなりたい。だから軍事管理局に行く。」
「……何で強くなりたいの?」
「強くなきゃ、何も守れない。」


カルムクールに問われたときのように当然のごとく応える。王国軍内で強くならなければ、この手はメンテに届かない。ただの王国軍兵士ではいけない。少しでも近い位置に居られる、将官でなければ。
いつの間にかアッセンは和やかな笑みを消していた。

「守りたい物があるんだね。……一応確認しておきたいんだ。アルマくんはフェールポールの出身なんだってね。」
「……ああ。」


またこれだ、と内心顔を顰めた。支部を訪れてから数日、おれが出身地を言うたび、ことごとくみな顔をゆがめた。支部の兵士たちは可哀想にと憐れみの視線を送り時に涙ぐむような者もいた。だが本部からのこの視察隊の兵士たちは憐れみの視線を送りつつもどこか表情が硬く、何か考え込むような顔をした。目の前にいるアッセンも、それである。フェールポールと王国軍本部、何があるのだ。


「……力を付けて、強くなって、君から何もかも奪った奴らに仕返ししようとか、そういう仇討ちとかは考えてないの?」
「仇討ち……?誰を?」
「誰をって……、」


いまいち彼女の言いたいことがつかめない。ラルムリューに来たのが南東支部の視察だったとしても、ある程度フェールポールとアルムファブリケの戦いの概要位なら知っているだろうに。

仇討ちも何も、あの戦争は相打ちのような形になり、どちらの街も荒廃し生きた人間はもう誰もいない。仇討ちと称して殺す相手などもういないというのに。


「……アルムファブリケの人が、憎くはないの?」
「別に……、あっちの街もぼろぼろだった。もう誰もいない。恨むあてもない。」
「……それも、そうだね。」


それだけ答えると、何か悩むように小さなうめき声を上げながら茶色の髪を片手でぐしゃぐしゃとかき乱した。奇行を目の前に怪訝な目を向ける。同時にやはり釈然としない。

恨みはない。一週目の時はあった。メンテと会ってからは薄れたが会う前はただひたすらにアルムファブリケを恨んでいた。だが改めてアルムファブリケを訪れても、何の感慨もなかった。当然だ。恨むも何も、おれは二週目、確固たる意志をもって故郷を、家族を見殺しにしたのだから。


「……なんで、本部の兵士たちはフェールポールって聞くと、そんな顔をするんだ。」
「うう……そんな顔って、変な顔でもしてたかな?」
「してた。」
「ううーん……、」


答えを急かすようにじっと特徴のない顔を見つめると気まずそうにまた長くはない髪をガシガシとかいた。言い辛そうに口を開いてはあー、とかうー、とか言葉にならない言葉を吐いてチラチラとこちらの様子をうかがう。どうやら言い辛いことを察して聞くことを諦めるのではないかと期待しているらしい。しかしこれ以上わけのわからない言い表しようのない視線を何も知らず受けてやる気にはなれなかった。不愉快とは言わない。だが気分のいいものではないのだ。


「……おもしろい話じゃないけど、聞きたい?」
「聞きたい。おもしろい話とは期待もしてない。」


泳いでいた目はやっと俺に合わせられる。いまだ口をもごもごさせたりしているようだが、もう誤魔化す気はないらしい。アッセンは仕方がないと諦めたように深くため息を吐いた。


「私たちは軍人で、国民を、国を守るために働いてる。今回南東の地方に来たのは支部の視察のためだった。でもこっちの地方でそれなりの規模の戦争が起きてるなんて、ラルムリューに着いたときには知らなくて……。支部に到着して戦争の話が耳に入ってきたと思えば、止めるも何ももう全部終わった後だった。守らなくちゃいけないのに、私たちは何もできなかったんだ。私たちが到着したころにはもうほとんど終わってたとかは言い訳にしかならない……。」


吐き出すように、おれに辛うじて届く声で話すアッセンは視線が交わらない。苦し気に目はそらされていた。


「それが本当に申し訳ないんだよ。私たちは力があるはずなのに、何の役にも立たなくて……。私だけじゃない、このカルムクールくんの隊のメンバーもみんな後悔してる。もしもう少しラルムリューに着くのが早ければ、もう少し早く情報が耳に入っていればって……。アルマくんがそこの出身だって聞くとやっぱり……やりきれなくてね。」
「アッセン……それは、」
「ごめんね。しばらくすれば情けない顔もしなくなるから。一番つらいのはアルマくんなのに、」


もはや終わったこととして戦争を見ている分、こうして真摯に考えられることが心苦しい。自分こそあの戦争の渦中にいたというのに、もしかすれば一人や二人くらい助けられたかもしれないのに、おれはただ自身の故郷が焼き尽くされるのを見ていた。それをこうして誠実に思われてケロッとしていられるほど、情がないわけではない。前回故郷を失った直後であればきっと反応は違っただろうが、今のおれは20年以上人生を仲間とともに歩み人格の形成が完成した人間なのだ。一応庇うような言葉を紡ごうとするが、それはあっさりアッセンによって遮られてしまった。

それと同時に、ガタガタと揺れていた馬車が止まる。外から聞こえていた蹄が地面を打つ音もいつの間にかなくなっていた。


「このあたりで休憩みたいだ。本部に着くまでまだ時間がかかるけど、何か困ったことがあれば何でも聞いて。」


また同じことを念押しするように言って、伸びをするように立ち上がった。つられるように立ち上がると揺れる馬車で寝ていたせいか節々に痛みが走る。伸びをすると幼い体にそぐわしくなく関節がパキパキと鳴った。

自分とさして年も変わらないであろう兵士が自分の保護者だと思うとなかなか複雑だ。ここでは自分はまだ幼いと頭では理解していても心情がいまいち追いつかない。不器用であることに仲間内で定評のあったおれは、幼気な子供のフリをしてもあっさりとボロが出ると自分でもわかっているため早々に諦めている。ならば中途半端だとしても妙に大人びた子供で居続けた方が良い。

アルマ・ベルネットが政府に不利益をもたらす存在になる可能性があるという証拠はこの世のどこを探しても存在し得ないのだから。


「そう保護者。お父さんだかお兄さんだかは知らないけど、少しずつ慣れてくれると嬉しい。彼は良い人だよ。昔から優しいし、真面目だ。しばらくは他の仲間に指示出したりするからすぐには話せないけど、アルマくんが声かければちゃんと答えてもらえるからさ。」


それじゃ、行こう、ニコリと笑ってアッセンは馬車を覆う白亜の布を払いのけ馬車から飛び降りた。
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