・・略して「英異伝」の没シナリオ

其の2

あの名言垂れ流しロボット否絡繰りは何者かの手に寄って壊れた其れも見るも無残に壊れた故に俺はふざけるなと思った

そうあのロボット否絡繰りは人を励ます為に何度も何度も明言を吐いて居たのだ故に悪でも無ければ全でも無いかも知れないが

だが壊す程の失敗作ではない事に変わりが無い筈だ・・故に反対に其の名言を吐くことによって人がどれだけ救われたかを考えるべき事なのになぜ人は壊すと手段しか択ばないのだろうか

だがよく見たら其の絡繰りは別の絡繰りに因って壊されて居たのだ何故絡繰りが絡繰りを壊すと言う奇妙な構図が出来たんだろうか

そして其の絡繰りには左手にハリせんそして右手にもハリせんが有り・・そして道行く人がたわいもない話をすれば「なんでやねん」と言う風に返して居たので

如何やら名言を垂れる絡繰りは其の突込みをする絡繰りに因って突っ込まれて敢え無く壊されたと言う事に成る

そして其の突込み絡繰りも人間の手に寄って壊される事に成ったのだ・・この光景を見た俺は何とも言えない感情が芽生えたのだ