恋人以上、恋愛未満

右左山桃

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おまけ

挿絵の詰め合わせ(盛大なネタバレ、イメージ崩壊注意)

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へったくそですみません!
何でも許せる人向けということで宜しくお願いします。


挿絵で振り返る総集編です。



【1章 そんな風に始まった】

*** 02 出会い ***


あぁ、可愛い男の子……。
それが第一印象だった。







*** 05 爽やかな朝にリス ***


「冬眠中の……リス……?」







*** 06 あさちゅんの続き ***


体を隠しもしない私から、雅は真っ赤な顔をして必死に見まいと目を逸らしていた。
昨夜、あなたが脱がせたんですけど?







*** 11 初めてのデート・2 ***


「美亜ってキリンに似てるね」
「雅はカピバラに似てるわよ」







*** 14 恋する理由・2 ***


オレンジとかすみ色が溶け合う瞬間の世界の美しさに目を細め、これが雅の見ている景色なのかと思った。








*** 16 夜のアルバイト・2 ***


「きゃぁぁっ! 美亜、可愛い~~~!!」
速攻で千夏に発見されてしまった。









*** 17 夜のアルバイト・3 ***


「可愛いと思ったよ。むちゃくちゃ」







*** 18 夜のアルバイト・4 ***


凄む雅なんて、ほんと、ちっとも、怖くない。
怖くなんかないのに。







*** 23 テリトリー・4 ***


「雅なんか……嫌い……」








*** 25 心の行方・2 ***


誰にも届かない小さな声は、ごめんなさい……と呟いていた。







*** 30 道しるべ ***


雅は、あったかい……。
冷たかった体に、じんわり血が通い始めた気がした。
生きている、と思った。







*** 32 ふたり、望んだもの ***


「一緒にいたい」

その声は、はたして。
震えていたかな、掠れていたかな。

雅が私に求めていたものが、もしも何かあったとするなら。
そのひとことだけ、だったのかもしれない。







*** 35 告白・3 ***


「美亜……こっち向いて」

顔を近づけてくる雅にビクッと体が強張る。
思わずぎゅっと目を閉じて呼吸を止めた。

キス、するのかと思った。









【2章 あなたと共に過ごす日々】

*** 03 彼女たちの恋・3 ***


初対面で一線を越えた、あの頃と今とでは状況が違う。
そういうシーンでも、雅は私のことを「好きだよ」とか言うんだろうか。
今度はミナとして、ではなく?
私を見て?








「……む、無理。無理。無理無理無理…………」



*** 05 知らない・知りたい?・2 ***


「私は、有野くんに何を言われても、雅の味方をすると思う……」

気付けば淡々と口にしていた。
少し、腹が立ったんだと思う。







*** 07 策士、策に溺れる・1 ***


『決定版! ホントにあったホラー映像 100選』

「ふーん。面白いのかな、美亜こういうの大丈夫?」

えぇ!?







*** 09 策士、策に溺れる・3 *** 


「え? え!?」

「あはは。抱っこできた」







*** 14 やさしいひと・3 ***


「本気ですよっ!」

全てを跳ね返したくて叫んだ。







桐羽さんは、私の手を包みながら、おまじないをかけてくれた。

「いつかあなたも、大切な人を愛せますように」







*** 22 ショッピングに行こう!・2 ***


「あ……あんなの……可愛い……着てみたいなぁ、と思うけど」







*** 25 初恋 ***


「わ、雰囲気変わったね!」







*** 26 キス ***


「ドキドキ……してるよ……?」







*** 37 突然の来訪者・1 ***


「リリーバリーって……知ってる?」

「あぁ。知ってる、知ってる! 花の香りをいっぱい出してるとこだよね」

きゃっきゃ、と話に花が咲いているふたりを、雅にも見せてあげたい。









【3章 恋の証明】

*** 03 有野くんと雅 ***


桐羽さんが作った花畑の中で、小さな雅が無邪気に遊んでいる様子を想像する。
男の子すらも惑わせてしまうなんて……。
きっとけしからんぐらい可愛かったに違いない。







*** 08 ともし火 ***


ひょろひょろと左右に伸びきった長い茎、日焼けして色が変わってしまった葉。
茎の隙間から覗いている、丸くて可愛い、小さな電飾を灯したような黄色い花。
月日をかけて株を増やし、繁殖を続けた根元。

この子が生きてきた過程。
雅と桐羽さんとの思い出全部が、今の雅を培ってきたものの筈なのに。


「価値が無い訳、ないじゃない」







*** 17 カメラ越しの恋 ***


違う。
ここは『ありがとう、頑張るねっ☆』って可愛く愛嬌を振りまく筈の場面だった……。







「美亜が一番可愛いのは、きっと雅くんのことを考えている時なんだね」







*** 23 弱さと強さ ***


私と母はそっくりだ。

卑屈で。
寂しがり屋で。
誰かに愛されたくて、弱くて。

だけど、立ち直れる。
強さも持っていると信じている。







*** 26 気持ちを強く ***


これから先も、恋をするならあなたがいい。







*** 27 面接開始 ***








*** 38 雅の独白 懐かしい声・3 ***



『法学部3年の浅木美亜です。宜しくお願いします』

え? は?







***40 雅の独白 懐かしい声・5(最終話)***


美亜が笑う。
それだけで、眩しいくらい鮮やかに世界が色づいて見えるから、まるで運命の人みたいだなって思ったよ。








大好きな、ばーちゃん。
きっとどこかで笑って見てるんでしょ?





【その後のおはなし】

*** あなたと過ごす週末が好き ***


あの後、ふたりで美味しくベーグルをいただきましたとさっ。









この小説を読んでくださった方が
優しくしたい誰かと
いつまでも幸せに暮らせますように

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。





右左山桃
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