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ラブホテルで診察プレイ※
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次の週末、円が行きたいところがあるというので、大木は付き合うことにした。
「おお、いいカンジいいカンジ」
部屋のドアを開けるなり、円は感嘆の声をあげた。
円が行きたがったのは、ラブホテルだった。
それも普通のラブホテルではない。
このラブホテルは病室を模した部屋があり、円はそこに行きたいと言い出したのだ。
通された部屋には薬品棚、大きな白いテーブル、医者が使うようなワークチェア、患者が座るような丸椅子。
テーブルの上には聴診器に血圧計、銀のトレー、針のついてない注射器、体温計、救急箱が置かれている。
大木が何気なく救急箱を開けてみると、ご丁寧にきっちりと、ローションとコンドームが入っていた。
部屋は中央をカーテンで仕切ってあって、その向こうには医療施設で使うような柵付きのパイプベッドが置かれていた。
「こういうプレイがしたいんだよね」
円がスマートフォンを取り出して、画面を大木に向けてきた。
そこには、女性が白衣を着た男に後ろからはがいじめにされ、胸と股を触られているAVのパッケージ写真が写っていた。
パッケージ写真の右側には、ピンク色に着色された明朝体の文字で「先生、これって本当に診察なんですか⁈」というキャッチコピーが踊っている。
「好きですね、こういうの…」
「うん!知成くんがお医者さん役やってくれる?ボクが患者役だよ」
「はあ…」
最近気がついたことだが、円はシチュエーションフェチというのか、こういうストーリープレイを好む傾向がある。
「この医者がねえ、患者としてやってきた女の子に診察だとか言って、おっぱい触ったり、恥ずかしいポーズ取らせたり、最終的にはセックスするカンジ」
「ああ、なるほど」
今の今までずうっと、円の思いつきに付き合ってきたせいか、大木はこういう円の趣味も、あっさり受け入れてしまえるようになってしまった。
それに、なんだかんだ言っても求められるのは嬉しい。
「ほら、衣装のレンタルあるよ。これ着て」
円は部屋の隅にあるクローゼットを開けて、無料でレンタルできる衣装を引っ張りだした。
医者が着る白衣を模した衣装だ。
「こんなのあるんですね…」
大木は言われるままに、その白衣風の衣装を羽織った。
いかにも医者が着そうな代物だが、あくまで白衣を模した衣装なので、生地は薄いし、縫製が粗っぽい。
「いいねえ、こんなお医者さんいたら、女の子がみんなこぞって病院行きたがるよ。聴診器もつけよう。医者がやるみたいに、首から下げてみて」
大木は円に言われた通り、聴診器を首からかけた。
「いいねいいね。胡散臭くて、いかにも患者に手を出しそう!」
「そうですか…」
いつになく上機嫌に感想を述べる円に、大木は少しばかり困惑した。
「じゃあ、シよっか?」
円が怪しげに、蠱惑的な笑みを浮かべた。
「先生、ボク、最近体が熱くなることがあって……診てくれますか?」
患者になりきった円が丸椅子に座り、着ているシャツの裾をめくって、白い胸を晒した。
「ああ、それは大変。すぐに検査しなくちゃ」
円と向かい合うようにワークチェアに座った大木が、乳首を指先で撫でたり、優しくつまんだりすると、円は「あっ」と声を漏らした。
「ちょっと冷たいですけど、我慢してくださいねー」
大木は聴診器の表面を、円の乳頭に擦り合わせるようにして触れさせてきた。
「ひゃっ、あっ…せんせッ」
乳首に冷たい聴診器の感触が伝わって、円はぞくりと身を震わせた。
硬い金属で弱いところを刺激されて、指で可愛がられるのとは違った快感を得た。
「動いちゃダメですよお。うーん、よくわからないなあ」
白々しいセリフを吐きながら、大木は空いた手で円の胸や脇腹に触れてきた。
「心音は問題無さそうです。別のところも診てみましょうか。ほら、ベッドに寝転がってください」
大木が円をベッドに誘導した。
「せんせえ…ボク、体がますます熱くなってきましたあ。大丈夫でしょうか?」
ベッドに寝転がりながら、円は大木を上目遣いに見た。
すでにできあがっているのか、頬がピンクに染まっている。
「ああ、それは大変。すぐに鎮めないと。すぐに処置しますから、ズボン脱いでください。脚を大きく開くんですよ」
大木が円の脚からズボンを抜き取り、脚を広げさせた。
「先生、あの…こんな格好しなきゃダメなんですか?」
下半身を晒されて大股開きさせられた円は、こんなことをするのが初めてのウブな少女のような表情を作った。
「ええ、丹念に検査しないといけませんから。ほら、指を挿れますよ」
大木が太くたくましい指をゆっくりゆっくり挿れていく。
「そ、そんなところに?あんっ…」
「しばらくは熱いですけど、我慢してくださいねー」
胎内を指で抉りながら、大木が話しかける。
口調は優しいが、焦らすように胎内を弄りまわすのが、どうにも意地悪い。
「もうすぐ治りますからね。次は別な処置をしますよ」
大木は指を引き抜くと、前をくつろげて手早く避妊具をつけると、男根を胎内に挿れた。
「せ、せんせッ…やだあっ、カラダ熱くて、気持ちよくてえ…ヘンになっちゃう!ボク、ホントに、大丈夫なんですかあ?」
「大丈夫ですよ。ほらっ、あと、もうちょっとで、処置が終わりますからねー」
大木が腰をグッと前に押し動かして、男根を胎内へめり込ませてきた。
「あんっ!くあッ…はあっ、ああっ、アッ…せんせえッ……」
グッ、グッと抽挿が繰り返されていくうち、快感が強まっていく。
「もうそろそろ、熱が放出されて、体温も鎮まりますよ」
大木が円の手を包み込むように握った。
「ああっ、すごいッ…もう、でるうッ……!!」
この上もない多幸感を味わいながら、円は果てた。
その後で大木も射精して、事は終わった。
「おお、いいカンジいいカンジ」
部屋のドアを開けるなり、円は感嘆の声をあげた。
円が行きたがったのは、ラブホテルだった。
それも普通のラブホテルではない。
このラブホテルは病室を模した部屋があり、円はそこに行きたいと言い出したのだ。
通された部屋には薬品棚、大きな白いテーブル、医者が使うようなワークチェア、患者が座るような丸椅子。
テーブルの上には聴診器に血圧計、銀のトレー、針のついてない注射器、体温計、救急箱が置かれている。
大木が何気なく救急箱を開けてみると、ご丁寧にきっちりと、ローションとコンドームが入っていた。
部屋は中央をカーテンで仕切ってあって、その向こうには医療施設で使うような柵付きのパイプベッドが置かれていた。
「こういうプレイがしたいんだよね」
円がスマートフォンを取り出して、画面を大木に向けてきた。
そこには、女性が白衣を着た男に後ろからはがいじめにされ、胸と股を触られているAVのパッケージ写真が写っていた。
パッケージ写真の右側には、ピンク色に着色された明朝体の文字で「先生、これって本当に診察なんですか⁈」というキャッチコピーが踊っている。
「好きですね、こういうの…」
「うん!知成くんがお医者さん役やってくれる?ボクが患者役だよ」
「はあ…」
最近気がついたことだが、円はシチュエーションフェチというのか、こういうストーリープレイを好む傾向がある。
「この医者がねえ、患者としてやってきた女の子に診察だとか言って、おっぱい触ったり、恥ずかしいポーズ取らせたり、最終的にはセックスするカンジ」
「ああ、なるほど」
今の今までずうっと、円の思いつきに付き合ってきたせいか、大木はこういう円の趣味も、あっさり受け入れてしまえるようになってしまった。
それに、なんだかんだ言っても求められるのは嬉しい。
「ほら、衣装のレンタルあるよ。これ着て」
円は部屋の隅にあるクローゼットを開けて、無料でレンタルできる衣装を引っ張りだした。
医者が着る白衣を模した衣装だ。
「こんなのあるんですね…」
大木は言われるままに、その白衣風の衣装を羽織った。
いかにも医者が着そうな代物だが、あくまで白衣を模した衣装なので、生地は薄いし、縫製が粗っぽい。
「いいねえ、こんなお医者さんいたら、女の子がみんなこぞって病院行きたがるよ。聴診器もつけよう。医者がやるみたいに、首から下げてみて」
大木は円に言われた通り、聴診器を首からかけた。
「いいねいいね。胡散臭くて、いかにも患者に手を出しそう!」
「そうですか…」
いつになく上機嫌に感想を述べる円に、大木は少しばかり困惑した。
「じゃあ、シよっか?」
円が怪しげに、蠱惑的な笑みを浮かべた。
「先生、ボク、最近体が熱くなることがあって……診てくれますか?」
患者になりきった円が丸椅子に座り、着ているシャツの裾をめくって、白い胸を晒した。
「ああ、それは大変。すぐに検査しなくちゃ」
円と向かい合うようにワークチェアに座った大木が、乳首を指先で撫でたり、優しくつまんだりすると、円は「あっ」と声を漏らした。
「ちょっと冷たいですけど、我慢してくださいねー」
大木は聴診器の表面を、円の乳頭に擦り合わせるようにして触れさせてきた。
「ひゃっ、あっ…せんせッ」
乳首に冷たい聴診器の感触が伝わって、円はぞくりと身を震わせた。
硬い金属で弱いところを刺激されて、指で可愛がられるのとは違った快感を得た。
「動いちゃダメですよお。うーん、よくわからないなあ」
白々しいセリフを吐きながら、大木は空いた手で円の胸や脇腹に触れてきた。
「心音は問題無さそうです。別のところも診てみましょうか。ほら、ベッドに寝転がってください」
大木が円をベッドに誘導した。
「せんせえ…ボク、体がますます熱くなってきましたあ。大丈夫でしょうか?」
ベッドに寝転がりながら、円は大木を上目遣いに見た。
すでにできあがっているのか、頬がピンクに染まっている。
「ああ、それは大変。すぐに鎮めないと。すぐに処置しますから、ズボン脱いでください。脚を大きく開くんですよ」
大木が円の脚からズボンを抜き取り、脚を広げさせた。
「先生、あの…こんな格好しなきゃダメなんですか?」
下半身を晒されて大股開きさせられた円は、こんなことをするのが初めてのウブな少女のような表情を作った。
「ええ、丹念に検査しないといけませんから。ほら、指を挿れますよ」
大木が太くたくましい指をゆっくりゆっくり挿れていく。
「そ、そんなところに?あんっ…」
「しばらくは熱いですけど、我慢してくださいねー」
胎内を指で抉りながら、大木が話しかける。
口調は優しいが、焦らすように胎内を弄りまわすのが、どうにも意地悪い。
「もうすぐ治りますからね。次は別な処置をしますよ」
大木は指を引き抜くと、前をくつろげて手早く避妊具をつけると、男根を胎内に挿れた。
「せ、せんせッ…やだあっ、カラダ熱くて、気持ちよくてえ…ヘンになっちゃう!ボク、ホントに、大丈夫なんですかあ?」
「大丈夫ですよ。ほらっ、あと、もうちょっとで、処置が終わりますからねー」
大木が腰をグッと前に押し動かして、男根を胎内へめり込ませてきた。
「あんっ!くあッ…はあっ、ああっ、アッ…せんせえッ……」
グッ、グッと抽挿が繰り返されていくうち、快感が強まっていく。
「もうそろそろ、熱が放出されて、体温も鎮まりますよ」
大木が円の手を包み込むように握った。
「ああっ、すごいッ…もう、でるうッ……!!」
この上もない多幸感を味わいながら、円は果てた。
その後で大木も射精して、事は終わった。
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