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若目

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教会からの手紙

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後日、オレはまたウルラスにエッチなお道具を当てがおうと思ったのだけど、肝心のウルラスが凄まじい勢いで嫌がった。

いくら遊び慣れたウルラスでも、アレは刺激が強過ぎたらしい。
強すぎる快感が、かなり苦痛に感じたようだ。

そんなわけなので、オレは残りの発情期を何の変哲もないセックスで乗り切ることになった。

発情期の際のオメガちゃんは抵抗力が弱いし、そのスキを狙ってお道具遊びすることもできる。
しかし、あまり嫌われすぎると2度とさせてもらえなくなる、という実に面倒な設定がこの世界にはあるのだ。

それは、またヤリたくなったとき困るので、オレは仕方なくウルラスの懇願を飲むことにした。
実に残念だ。
新しいお道具を、いろいろと試したかったのに。

まあ、ほかの子に試せば済む話だし、何より普通に抱くだけでも充分気持ちいいから、良しとしよう。


「ああっ♡そこ♡いいよお♡だんなさまっ♡もっとお♡」
下に組み敷いているウルラスの声が、部屋を埋め尽くす。
ウルラスの要望通りに腰を振りまくると、ナカはぎゅうぎゅう締めてきて、ムスコはどんどん膨らんでいき、子種を発射する準備を始めた。

「ウルラス、もう出すね♡」
とりあえず義務だし、ナカに出しますか。
少し残念な気持ちも抱えつつ、オレはウルラスのナカにの子種を植えつけるべく、どぴゅっ♡と射精した。

「ひゃあ~ッ♡」
オレが射精した後、ウルラスも達した。



───────────────────





こうして、前半は刺激的、後半は穏やかな一週間が終了した。

お道具を試せなかった欲求不満は、別の子で解消することにしよう。
さて、次は誰にするかなー♡

オレは寝転がりながら、名簿をパラパラめくっていた。
すると、トントントンとドアをノックする音が聞こえてきた。

「どうぞ、入ってくれ」
「失礼します。旦那さま、お便りでございます」
入室を許可すると、バルジャンが入ってきた。
ここの仕事にはすっかり慣れたようで、仕草や言葉遣いが以前より丁寧になっている。

それでも、どこか野生的な雰囲気な拭えなくて、そこがいいと思った。
バルジャンは庶民的で野育ちな方が色気があっていいのである。

そんなバルジャンが、手に何か持っている。
どうやら、誰かからの手紙のようだ。
真ん中に薔薇の装飾が施された青い封蝋で、しっかりと綴じられた手紙だ。
バルジャンから手紙を受け取って裏返し、差し出し人を確認してみる。

「司教?」
そうだ、思い出した。
この世界、なぜか教会が力を持っているという大昔のヨーロッパみたいな設定がある。
ゲーム内ではあまり出番がなく、さほど強調されていなかっただけに、完全に失念していた。

司教というのはもちろん、教会のお偉いさんなわけだが、その司教が何の用であろうか。
オレは封筒をビリビリに破くと、手紙に書かれた要件を確認した。















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