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画策
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スマートフォンの小さな画面の中、若い女優は白いベビードールと白い総レースのTバックの下着を身に着けている。
いや、正確には着けさせられているのだ。
『ああっ…あなた、やめてえ…』
中年夫に両足首を掴まれて、若い妻は無理矢理に大股開きさせられている。
『ここが濡れてるぞ。濡れて透けて、お前のアソコが丸見えだ』
中年夫は妻の哀願など完全に無視して、舌なめずりしながら妻を辱める。
中年夫の言う通り、妻が履いている白い下着は彼女の愛液でしとどに濡れていて、陰毛や陰唇が下着ごしにくっきり浮き出ている。
動画を見ているうち、直生の体も昂ってきた。
「ああ、だめえ…」
反射的に股に手を伸ばしてしまい、それがあらぬ動きとなって、絶頂へ導いていく。
『あ、いやあッ…はあっ、あっ…んんっ』
下着を剥ぎ取られて挿入されている若い妻は、泣いて嫌がっているのか、悦んでいるのかわからない表情で喘いだ。
『嘘をつくな。お前のアソコがオレのイチモツをぎゅうぎゅう締め付けて離さないぞ。そら、出すぞッ!』
『ああ、そんなっ、だめえ!ああーッ』
中年夫が激しく体を揺さぶると、若い妻が高い声をあげて達した。
──やだ、わたしったら、またこんな…
直生は放った精で汚れた手を見つめた。
こんなことをしている場合ではないのに。
──やっぱり、アルファやベータの男の人って、こういうのが好きなのかな?
出すものを出して冷静さを取り戻りした直生は、いろいろと考えてみた。
先ほど見ていたアダルト動画のレビューや評価、感想などを見ていると、これはなかなか評判が良い。
出演している女優の人気が高い、というのもあるかもしれないが、何よりシチュエーションだとか、「女優が下着姿にされて喘いでいるところに興奮した」という感想も多い。
──わたしがこういう格好をしたら、総治郎さんは気に入ってくれるかな?
アダルトサイトを調べたところ、女優が着ていた下着が販売されていた。
カラーバリエーションもなかなか豊富で、全部で5色。
値段はさほど高額というわけではないし、これぐらいなら咎められることはないであろう。
そう判断した直生は、おそるおそる「カートへ入れる」をタップした。
そして、いろいろ考えた後で「注文を確定」を押した。
──買っちゃった!
我ながらとんでもないことをした、とドキドキしながら、直生は商品の到着を待った。
その数日後。
注文した商品は、案外あっさり早く届いた。
直生は、実家にいた頃はネットショップなんてほとんどやったことがない。
それだけに、その手際の良さと手軽さに心底驚いた。
総治郎に勘づかれないように用心して、届く時間帯も平日の昼頃に設定してみたのだけど、問題なく手に取れた。
もっとも、総治郎は留守が多いから、時間帯の指定などしなくても何ひとつ問題なかったかもしれない。
荷物が届くなり、直生は丁寧に封を切り、中身を取り出した。
薄くて四角い段ボール箱を開けると、透明のビニールでパッキングされた白いベビードールと白い総レースのTバックが出てきた。
直生はビニールを破いてそれをゴミ箱に捨てると、さっそくベビードールとTバックを身につけてみることにした。
いや、正確には着けさせられているのだ。
『ああっ…あなた、やめてえ…』
中年夫に両足首を掴まれて、若い妻は無理矢理に大股開きさせられている。
『ここが濡れてるぞ。濡れて透けて、お前のアソコが丸見えだ』
中年夫は妻の哀願など完全に無視して、舌なめずりしながら妻を辱める。
中年夫の言う通り、妻が履いている白い下着は彼女の愛液でしとどに濡れていて、陰毛や陰唇が下着ごしにくっきり浮き出ている。
動画を見ているうち、直生の体も昂ってきた。
「ああ、だめえ…」
反射的に股に手を伸ばしてしまい、それがあらぬ動きとなって、絶頂へ導いていく。
『あ、いやあッ…はあっ、あっ…んんっ』
下着を剥ぎ取られて挿入されている若い妻は、泣いて嫌がっているのか、悦んでいるのかわからない表情で喘いだ。
『嘘をつくな。お前のアソコがオレのイチモツをぎゅうぎゅう締め付けて離さないぞ。そら、出すぞッ!』
『ああ、そんなっ、だめえ!ああーッ』
中年夫が激しく体を揺さぶると、若い妻が高い声をあげて達した。
──やだ、わたしったら、またこんな…
直生は放った精で汚れた手を見つめた。
こんなことをしている場合ではないのに。
──やっぱり、アルファやベータの男の人って、こういうのが好きなのかな?
出すものを出して冷静さを取り戻りした直生は、いろいろと考えてみた。
先ほど見ていたアダルト動画のレビューや評価、感想などを見ていると、これはなかなか評判が良い。
出演している女優の人気が高い、というのもあるかもしれないが、何よりシチュエーションだとか、「女優が下着姿にされて喘いでいるところに興奮した」という感想も多い。
──わたしがこういう格好をしたら、総治郎さんは気に入ってくれるかな?
アダルトサイトを調べたところ、女優が着ていた下着が販売されていた。
カラーバリエーションもなかなか豊富で、全部で5色。
値段はさほど高額というわけではないし、これぐらいなら咎められることはないであろう。
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その数日後。
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直生は、実家にいた頃はネットショップなんてほとんどやったことがない。
それだけに、その手際の良さと手軽さに心底驚いた。
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もっとも、総治郎は留守が多いから、時間帯の指定などしなくても何ひとつ問題なかったかもしれない。
荷物が届くなり、直生は丁寧に封を切り、中身を取り出した。
薄くて四角い段ボール箱を開けると、透明のビニールでパッキングされた白いベビードールと白い総レースのTバックが出てきた。
直生はビニールを破いてそれをゴミ箱に捨てると、さっそくベビードールとTバックを身につけてみることにした。
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