備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず

文字の大きさ
47 / 69
第2章 矢作、村を出る?!

こんな所で会うなんて***ルフ視点***

しおりを挟む
ベンさんの言う通りだった。
首都の噂は、あちこち凄い事になっていた。



『だから言ったじゃないか、南の地区から煙が上がったんだ。』

『それより、ゴート近くの村が凄い事になったのは知ってるか?何でも【マツリ】という不思議な催しが開かれたとか。』

『そうそう、その【マツリ】ですげぇ貴重な薬草が大量に売られてたんだとよ。薬草と言えばジーラン商会だろ?奴らカンカンなんだとよ。』

『おい、余計な事を言わない方がいい。ゴラン商会の番頭さんが奴らに連れてかれたのを見たんだよ、俺ァ。
はぁ、ヤツら正気の沙汰じゃねぇだろ。』

『そりゃそうだ。今、ゴラン商会の後ろ盾に我が王がついたんだぞ。王を敵に回すなんて…怖すぎるぜ。』

『それより、もっと凄いニュースがあるんだよ。
何とあの【跳馬亭】が綺麗になって冒険者が詰めかけてるってよ。』

『アハハハハハ。何が凄いニュースだよ。しかしお前嘘つくんなら、もっとマシなヤツにしろよ。そんなデマ誰が信じるんだよ。こんな馬鹿げた噂信じるとは、お前、相当の単純バカだな。』

『。。うるせーよ。』


酔っ払い達の大騒ぎはまだまだ続いていたが、要点をまとめると。


①南地区で爆発。
②ジーラン商会に捕まった番頭。
③【跳馬亭】が改装し冒険者が詰めかける。


必死に集めた情報も大切そうな奴は3つ。
他にも沢山の情報が掴んだが、信憑性はどれも薄い気がした。
沢山ある中、俺でも分かる大切そうなモノをピックアップした。更に1つに絞らねば一刻も早く矢作様の元へ駆けつける為に。

しかし慣れないことをするのは疲れる。
滅多になく神経を使うなぁ。

力自慢の俺にとって【我が村だけ】それだけが大切な人生だったから、こんな事とは無縁の生活だった。

だから、俺に聞き出す才能などある訳もない。
そんな俺に事前にジルさんが色々教えてくれたのだ。(あの人もある意味超能力者だな。助言全て必要で、今ホントにめっちゃ助かってる。俺がこんな事すると予想してたなんて、ホントにすげぇな。
周りに凄い人ばかりで俺は何も役に立ってない気がする。)


《困ったら酒場へ向かえ。
情報はそこでは他より容易く入る。
ウワバミを超えた貴方にはピッタリですよ。》


その助言の場所が、ココ。
東の商業地区にある【グルセフ】。
でっかい酒場だ。
ココに粘る事3時間で掴んだ、重要そうなネタは3つだ。


うーん、更に矢作様絡みを2つに絞れば。


爆発か、ジーラン商会だな。

迷うな。おそらく矢作様なら突拍子もない方にいるはず。。


よし、南地区での爆発の方へ向かおう。

矢作様は、そこにいるはずだ。
南地区、五大家の家が立ち並ぶ辺りかな?

本当なら南地区、特に五大家の傍に近づく事は俺や矢作様の身分では不可能。

。。たぶん。。

いや、有りか。。

ま、相手は【あの矢作様】だものな。

とにかくもう少しに近づいて様子を調べてからあとは考えよう。

それにしても、あの爆発は俺でも気になる。
王の足元に当たる場所たぞ。
そんな場所での爆発なんて、聞いたことがない。

もしかして…矢作様が捕まって何かしたのこもしれない。
そうだよ。
矢作様の事だ。
逃げる途中で爆発くらいはやりそうだ。

そうだ、、、間違いない。

あれは矢作様だ!!

こうなれば、何としても南地区の中に入り込まなければ。
見張りを捕まえて、制服を剥げばイけるかもしれない。とにかく実行あるのみ!!

矢作様へ手を出すならば、命懸けも厭わぬ我が身だ。南へと駆け出す足取りは、どんどんスピードを、上げていた。

なかなかに広い首都。
東地区から走り続けて、ふと気がついた。

大爆発があった割には、何処も落ち着い様子だ。人々の表情に焦りの色はない。

何故だろう?
そんな考え事をしていたら、あっという間に出入口についた。

ここに来て、ようやく爆発の痕跡を初めて見たがこれは酷い。


あの大きな大門が完全に壊れてる。
首都の象徴とも言える大門が、だ。

ひしゃげた金属製の大門。扉の片方は吹っ飛んでる。あれほど分厚く大きな金属製の扉へベコベコだ。
ふーむ。
相当大きな爆発だったようだ。

しかし、近付けそうにない。
大門の辺りに騎士団が1列に並んでいるからだ。こんな所で騎士団のもの達が門番など有り得ない。
門番などするバスのない騎士団がいるのは計画が、狂う。困ったな。

あれは確か【義】の騎士団か?
動かない騎士団に、ここから中に入るのを諦めて周辺を探る事にした。

爆発は限定的だったようで、大門以外は無傷な様だ。

やはり、、大門近くを調べたい。何なら騎士団と戦っても。
決意を固めて大門辺りに戻ってみたら。

うん?

騎士団の前に、小柄な青年が現れた。
あの制服は治安部隊だな。
まずいぞ。ここは治外法権だ。しかも爆発の後にこんな場所を彷徨くなんてまずい。

騎士団は、ほぼ特権階級の上、差別主義者ばかりだ。
彼らは、自分達以外の人間をオモチャにする悪癖がある。

青年が危険だ!!
そう本能が訴えている。

気になるもまだ青年に対して騎士団の動きもない。迂闊には動けず、視線だけ釘付けとなる。

そのままジリジリとした時間だけが過ぎ、睨み合いが続いてるに見えたが、やっと、彼らが動き出した。
護衛車の方へと向かう。

あれ?青年もそちらに近づいたぞ!!

このまま青年が乗り込んだ後では助け出すチャンスはまず無い。
青年を助けるなら、今だ!!

使命を果たすならば横道に逸れる暇は無い。そう思って迷っていたが、やはり青年は放ってはおけない。
矢作様ならば、必ず助ける。その確信が俺の背中を押した。

とにかく、助けてから考え。。えっ??

何??

何が起こったんだ?!

【護送車】に乗り込むのは騎士団の連中なのか??

しかも俯きノロノロとした足取りで騎士団が乗り込んでいくではないか。


ええーー!!
なんと御者は、まさかの青年??

治安部隊が、まさか騎士団を逮捕したのか?そんな事が。

混乱する俺の胸中など構わず、目の前をゆっくりと護送車が走り去っていく。

あの方向ならば、目的地はおそらく王城。

そうか!!!

あの治安部隊の青年の正体は、本当は諜報部隊なのだろう。自分の早とちりに気づいて赤面していた俺は通りすがりに御者の彼が小声で囁いた言葉までは耳に入らなかった。

『今日は大凶だ。鬼に会ったのだから。

ジル様、

やり返せないけど…
絶対近寄らないけど…

俺忘れませんからね。』


護衛車を見送った俺は慌てて踵を返してジーラン商会へと急いだ。

矢作様はそこにいる!!
今度こそ間違いない。

あ、ラッセルさんか。

捕まったゴラン商会の番頭とはきっとラッセルさんだ。

全てが腑に落ちた。

彼が捕まった事を知った矢作様が助けに向かったんだ。今度こそ確信に似た手応えをもって急ぐ。

時間を無駄にしてしまったんだ。

急がねば!!

矢作様が無茶をして暴れ出す前に、俺がラッセルさんを助け出して矢作様と合流せねば。

護衛として潜り込めば良いのか。
もう、これしかない!!

今度こそ、間違えないように慎重にいこう。

まずは、ジーラン商会の護衛募集を探してみよう。もしかしたら、潜り込めるかもしれない。昔の経歴が役に立つはず。

【求人所】
商会は必ず、正面とは別の場所にこの看板を出す。たくさんの人手が必要な商会ならではの方法。

部屋の中は人でごった返していた。

【人足】
【担ぎ手】
【御者】
【帳面補助】
。。

求人はまだまだ沢山あるが、目的の護衛が見つからない。ないのか?


【護衛・見張り】
良かった、あった!!

誰も並んでいないから、不人気なのか?
護衛はかなりお給金が良いから人気なのが普通なのに、何故だ?


『おい、お前やめとけよ。』
『お前、字が読めないのか?あれをよく見ろ!!』

横の【掃除】の所に並んでいた人たちに慌てて止められた。
注意書きがあるのか。

まぁ、よくある。

【護衛に値する者   ギルドAランク以上
もしくは   護衛成功件数  特級以上】

なるほど。
護衛でも、これだけの厳しい条件は少ない。それほど貴重な人の護衛か。

読んだ俺が前に踏み出そうとしたら、またもや誰かに袖を引っ張られる。

『アンタ!!実績なしで無謀に挑戦すると決闘させられるよ!!もっと命大事におしよ。』他の求人に来てたおばさんだ。
その焦った顔に心が温まる。

『色々心配してくれてありがとう。でも、勝算はあるので安心してください。』
そっとおばさんに微笑みかけ、受付に向かう。

後ろの方が騒がしいが振り返る暇はなかった。受付をした途端奥へと進んだからだ。


『あの人、ここから無事には出られないね。』『ホント馬鹿だよ。』
『あんなにハンサムなのに。』

奥へ進むとやけに歩き回らせる。よほど、ジーラン商会の中は複雑なようだ。
簡単には、覚えられないがこれも大手にはよくある。

複雑な仕組みの家づくりは、即ち防衛力。
やがて通された部屋に1人の男が待ち構えていたり

『さ、お座りください。確か特級護衛の紀章をお持ちとか…おぉ、本物だ。
失礼しました。我々はある重要人物を護送する予定なのです。
成功した暁には、お望みの報奨をお支払いします。』

あっさり侵入成功。

その夜から、俺はある部屋の前に立つ事になった。移動の日まで見張りをするそうだ。


分かっている。これは俺ごと始末する予定の雇い方だ。
役に立てて、その後始末する。

悪徳商会にはある事だと、護衛時代に聞いていたので、すぐ分かった。
だからこそ、間違いなくココに配置されたのだろう。

『ラッセルさん、ご無事ですか?』

ほぼ口を動かさない喋り方🟰隠形の1つ

ラッセルさんの瞼が、2回動いた(ラッセルさんも隠形を知っているようだ。)

倒れたままのラッセルさんの答えは。

いいえ。

彼らの動きを待つ訳にはいかない。
決断は早かった。


その夜、彼を連れて逃げる事にした。

外はダメだ。
隠れる場所はない。

ならば方法は1つだ。

地下へ。

地下の下水は複雑な道が続く場所だ。
そこへと逃げ込めばチャンスはある。臭すぎて誰も近づかないからこそ、安全な逃げ道だ(現役時代の知恵の1つ)

奴らに酷い目に合わされたラッセルさんを担いで地下へと降りてゆく。

一緒の見張り、
廊下で会う人間、
台所にいたおばさん達、

全てを、一瞬で気絶させて地下へと。
(余計な敵を作らない為に関係の無い人々は、必ず無傷が護衛時代の常識なのだ。)


ラッセルさんの容態を気にしながら、方向を確認しつつ進むこと数時間。
そろそろ、地上に出て体制を立て直すかと、考えてたその時。

!!!

人が来た?!
こんな場所にいる人間なぞ、危ない人間にきまってる。実際、自分達も逃亡中なのだから。



片手でラッセルさんをそっと安全な場所に寝かせておく。

自分は前へ出て片手に剣を構える。静かに剣に覇気を纏わせて。ここは絶対に通さない。

ジリジリと近づく不審者に身構えていたら。。。


ええーーーーー!!!

なんで??

『えっ?なんでこんな所にいるんです??』

『それはこっちの台詞だよ。』
矢作様の声が響いた。

身構えた空気が一瞬で、霧散した。

不審者は…まさかの矢作様。
でも、ご無事で本当に良かった。

『ルフさん。とりあえずお風呂入ろう。相当臭いよ。』

本当にジルさんの言う通りだ。
やっぱり最強は矢作様だな。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

1000年生きてる気功の達人異世界に行って神になる

まったりー
ファンタジー
主人公は気功を極め人間の限界を超えた強さを持っていた、更に大気中の気を集め若返ることも出来た、それによって1000年以上の月日を過ごし普通にひっそりと暮らしていた。 そんなある時、教師として新任で向かった学校のクラスが異世界召喚され、別の世界に行ってしまった、そこで主人公が色々します。

異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー
ファンタジー
何処にでもいるような平凡な社会人の主人公がある日、宝くじを当てた。 ウキウキしながら銀行に手続きをして家に帰る為、いつもは乗らないバスに乗ってしばらくしたら変な空間にいました。 変な空間にいたのは主人公だけ、そこに現れた青年に説明され異世界召喚に巻き込まれ、もう戻れないことを告げられます。 その青年の計らいで恩恵を貰うことになりましたが、主人公のやりたいことと言うのがゲームで良くやっていたダンジョン物と牧場経営くらいでした。 恩恵はダンジョンマスターにしてもらうことにし、ダンジョンを作りますが普通の物でなくゲームの中にあった、中に入ると構造を変えるダンジョンを作れないかと模索し作る事に成功します。

レベルアップは異世界がおすすめ!

まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。 そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。

異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~

夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。 雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。 女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。 異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。 調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。 そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。 ※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。 ※サブタイトル追加しました。

荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明

まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。 そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。 その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。

ホームレスは転生したら7歳児!?気弱でコミュ障だった僕が、気づいたら異種族の王になっていました

たぬきち
ファンタジー
1部が12/6に完結して、2部に入ります。 「俺だけ不幸なこんな世界…認めない…認めないぞ!!」 どこにでもいる、さえないおじさん。特技なし。彼女いない。仕事ない。お金ない。外見も悪い。頭もよくない。とにかくなんにもない。そんな主人公、アレン・ロザークが死の間際に涙ながらに訴えたのが人生のやりなおしー。 彼は30年という短い生涯を閉じると、記憶を引き継いだままその意識は幼少期へ飛ばされた。 幼少期に戻ったアレンは前世の記憶と、飼い猫と喋れるオリジナルスキルを頼りに、不都合な未来、出来事を改変していく。 記憶にない事象、改変後に新たに発生したトラブルと戦いながら、2度目の人生での仲間らとアレンは新たな人生を歩んでいく。 新しい世界では『魔宝殿』と呼ばれるダンジョンがあり、前世の世界ではいなかった魔獣、魔族、亜人などが存在し、ただの日雇い店員だった前世とは違い、ダンジョンへ仲間たちと挑んでいきます。 この物語は、記憶を引き継ぎ幼少期にタイムリープした主人公アレンが、自分の人生を都合のいい方へ改変しながら、最低最悪な未来を避け、全く新しい人生を手に入れていきます。 主人公最強系の魔法やスキルはありません。あくまでも前世の記憶と経験を頼りにアレンにとって都合のいい人生を手に入れる物語です。 ※ ネタバレのため、2部が完結したらまた少し書きます。タイトルも2部の始まりに合わせて変えました。

幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。

アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚… スマホのネット小説や漫画が好きな少年、洲河 愽(すが だん)。 いつもの様に幼馴染達と学校帰りの公園でくっちゃべっていると地面に突然魔法陣が現れて… 気付くと愽は1人だけ見渡す限り草原の中に突っ立っていた。 愽は幼馴染達を探す為に周囲を捜索してみたが、一緒に飛ばされていた筈の幼馴染達は居なかった。 生きていればいつかは幼馴染達とまた会える! 愽は希望を持って、この不思議な無人島でサバイバル生活を始めるのだった。 「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つものなのかな?」 「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達よりも強いジョブを手に入れて無双する!」 「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は魔王から力を授かり人類に対して牙を剥く‼︎」 幼馴染達と一緒に異世界召喚の第四弾。 愽は幼馴染達と離れた場所でサバイバル生活を送るというパラレルストーリー。 はたして愽は、無事に幼馴染達と再会を果たせるのだろうか?

処理中です...