40 / 52
第2章 矢作、村を出る?!
夜勤にはオヤツが付き物です?!
しおりを挟む
ほー、ほー、ほー。
フクロウではないが、何かが鳴いている。
夜遅くに立つ台所には、物音1つしない。
いや、させてはダメだ。
そーっと、昼間に仕込んだカゴの中身を取り出しながら最後の仕上げをする。
カゴの中身は、茹でたじゃがいもだ。
こっちの世界にも、結構似た野菜があるので助かる。
茹でじゃがとくれば、俺好みならばコレ。
じゃがいも餅だ。
前にこっそり作った片栗粉を潰したじゃがいもに混ぜて焼くだけ。
おっと、大事なものを忘れた。
塩を少々。
この世界では、塩は貴重品。
だが俺は幸運にも、村長さんと出会った森で岩塩を見つけたから収納庫には軽く1年分位はある。
夜勤は、疲労感がエグい。
そんな時は、塩気は美味いのだ。
そして、疲労感に効くのは塩分だけじゃない。
そう、甘いものも欠かせない。
だから、ちょっと秘蔵品から取っておきを出そうと決めた。
旅に出る前に保存食を色々作った。
その中でも、芋類は最強だ。
さつまいもや、じゃがいもはラッセルさんから買い付けた。
(畑に作付もしてきた。村長さんの奥さんに収穫を頼んだから、また買い付け出来る予定だ。)
そう、そしてさつまいもの保存食と言えば。
干し芋!!
ねっとりした甘みが最高の1品だ。
砂糖なしで、これほどの甘みとは。。
さて、出来上がりを持って玄関へ向かう。
とは言っても玄関はすぐソコだ。
この村の家は全部小さい。
しかも、全て平屋。
そのせいで寝ている場所が近いから、音には敏感になる。忍び足でも気付かれずに外に出るのは意外に骨が折れる。
ほー、ほー、ほー。
また鳴いてるな。いったいなんの鳥だろ?
異世界の鳥の種類には詳しくない。
夜の村の中は静まり返っている。
野盗がまた来るかもしれないと言ったら、村人に笑われた。
『矢作様は、心配性だね。これほどの守りがあるんだよ。完璧な守りだわ。
そして、それはあんたらのおかげだわ。
いや、それだけじゃない。本当に何もかも。。ほんとに。。』また、泣かれた。
涙脆いのが、この村の特徴。
おばあさんとは言え、女性の涙に恐れをなした俺はその場から逃亡した。
おばあさんの言う事は、分かる。
好青年も同じ事言ってたし。
でも、村を囲む外壁は、木製の杭。
隙間だってある。
コンクリートを知ってる人間としては心配して当然だと思う。
『でも…』と不安を隠せない俺に好青年が
微笑む。
何?
女性じゃないから、色気は必要ないのだけど、ど、どうしたら良い?!
『矢作さん、では交代制で見張りを立てましょう。これで安心して寝てください。』
しまった。
二重の意味で失敗した。
色気とか気にしてる場合じゃなかった。
俺の不安のせいで、見張りに立つ人が出来てしまった。
危険で辛い夜勤の発生だ。
こんなオヤツの差し入れ程度では許されないかもしれないが気は心。
危険なモノだらけの世界。
唯一の武器、収納庫も今は制限があって、あまり役に立たない。
いつの間にか頼りにしていたキョウとハクは、俺が草薙を召喚(してないが…)してから何処か行かねばならないと言って消えた。
『よいか、首都へ向かうのだぞ。我は必ず戻る。そしてその間は自重をする事!!』
こんなに小言など言われたのは、小学校の先生以来だ。少しこそばゆい気持ちに戸惑いながら『もちろん。』と答えた。
何故か2人とも微妙な顔をしていたが。
うむ、【もちろん】の意味がこっちでは違うのかな。
考え事をしながら歩いていたら、南門に着いた。今夜はルフの当番だった。
『ルフ、ご苦労さまです。これを食べて夜勤頑張ってください。』
籠を1つ差し出すと、いつもの言葉がかえってきた。
『矢作さん、こんな寒い時間に出歩いてはいけません。我々は見張りに慣れているのですから大丈夫ですよ。』
ルフの言葉はいつも同じだ。
『コレ、嫌いか?』
それに対して答えのない俺はこんなずるい聞き方をする。
『いいえ。いつも美味しくて役得になっちゃってます。わぁぁ、今日はもしかして干し芋ですか?大好物です。』
素直で優しいルフの答えに少し頷きながら『じゃ、ご苦労さま。』と籠を渡した俺は足早に北門へと向かう。
いつまでも手を振ってくれるルフが少し眩しい。
北門の今夜の当番は、村長だった。
こちらは諦め顔で『寝不足でクマが出来てますよ。昼間は寝てください。
マツリも大盛況で毎日忙しいのですから。』
ど正論。
村長の通常運転には、叶わない。
『マツリは、村の人たちが頑張ってくれるからそんなに大変じゃない。でも、人の出入りが増えたから警備担当の村長たちの負担が凄いよな。』
企画をするのは、簡単だ。だが、それを実行に移すには沢山の人達の尽力が欠かせない。
根回しは得意だった。
はずなのに。今やコレだ。
『今夜もこんなに沢山ありがとうございます。大切にいただきます。』
無駄な事は言わない。一刻も早く俺を寝床へ戻すため、だ。
『いつも、ありがとう。』
少しばかり声が小さくなったが、聞こえたようだ。
村長の目が嬉しそうに細くなっていたから。
。。。明日は何を作ろうか。
良い夜はそのまま、何事もなく更けていった。
*** ジル視点 ***
ほー、ほー、ほー。
合図が鳴る。
これは、護衛を任された諜報部隊が使ったのだろう。
矢作様が動いたのだな。
今夜も見張りに軽食を差し入れするのだろう。
ほー、ほー、ほー。
次の合図か。では、矢作様は家を出たな。
そのタイミングでスキルを使って、村外へと急ぐ。諜報部隊が取り囲むこの村に侵入者などあるはずがない。
危険はない、なのに何故見張りを立てるのか。それは別の意味がある。
諜報部隊の能力は全く、疑っていない。
王の思惑こそが、最大の問題だ。
諜報部隊は王の直属。命令に逆らうことは無い。
だから、どう動かすかは未知数なのだ。
王にとって矢作様は国のための駒。
矢作様の外出は、ある意味その危険度を図る絶好の機会なのだ。
私のスキルを破れる者はココには居ない。
森の中に潜む諜報部隊との連絡内容を把握するために、今夜も足早に動けば。
『また、じゃがいも餅だぞ。』
『バカヤロウ。もう1品が見えないのか?!あの干し芋が今夜は付いているんだぞ!!あれこそが最高の1品だ。滅多に出ない秘蔵品が今夜の差し入れか。羨ましいな。』
『そうか、あれが干し芋か。それにしてもルフ殿は美味そうに食うな。』
『しっ!!北側に気配があるぞ!!』
その後、静まり返った森で1人佇む。
しばらくすると、ドンッ!と、音がした。
そした、またもや静まり返った。
どうやら、首都の商会からの手の者らしいが、既にベンが捕まえたようだ。
諜報部隊の話を粗方、耳にした後、今夜はここまでだなと見切りをつけ寝床へ戻る事にする。
スースースー。
部屋の中の静かな寝息に安堵しながら、温かさの残る寝床に戻った。
寝床での毎夜寝れる幸運を味わいながら。
フクロウではないが、何かが鳴いている。
夜遅くに立つ台所には、物音1つしない。
いや、させてはダメだ。
そーっと、昼間に仕込んだカゴの中身を取り出しながら最後の仕上げをする。
カゴの中身は、茹でたじゃがいもだ。
こっちの世界にも、結構似た野菜があるので助かる。
茹でじゃがとくれば、俺好みならばコレ。
じゃがいも餅だ。
前にこっそり作った片栗粉を潰したじゃがいもに混ぜて焼くだけ。
おっと、大事なものを忘れた。
塩を少々。
この世界では、塩は貴重品。
だが俺は幸運にも、村長さんと出会った森で岩塩を見つけたから収納庫には軽く1年分位はある。
夜勤は、疲労感がエグい。
そんな時は、塩気は美味いのだ。
そして、疲労感に効くのは塩分だけじゃない。
そう、甘いものも欠かせない。
だから、ちょっと秘蔵品から取っておきを出そうと決めた。
旅に出る前に保存食を色々作った。
その中でも、芋類は最強だ。
さつまいもや、じゃがいもはラッセルさんから買い付けた。
(畑に作付もしてきた。村長さんの奥さんに収穫を頼んだから、また買い付け出来る予定だ。)
そう、そしてさつまいもの保存食と言えば。
干し芋!!
ねっとりした甘みが最高の1品だ。
砂糖なしで、これほどの甘みとは。。
さて、出来上がりを持って玄関へ向かう。
とは言っても玄関はすぐソコだ。
この村の家は全部小さい。
しかも、全て平屋。
そのせいで寝ている場所が近いから、音には敏感になる。忍び足でも気付かれずに外に出るのは意外に骨が折れる。
ほー、ほー、ほー。
また鳴いてるな。いったいなんの鳥だろ?
異世界の鳥の種類には詳しくない。
夜の村の中は静まり返っている。
野盗がまた来るかもしれないと言ったら、村人に笑われた。
『矢作様は、心配性だね。これほどの守りがあるんだよ。完璧な守りだわ。
そして、それはあんたらのおかげだわ。
いや、それだけじゃない。本当に何もかも。。ほんとに。。』また、泣かれた。
涙脆いのが、この村の特徴。
おばあさんとは言え、女性の涙に恐れをなした俺はその場から逃亡した。
おばあさんの言う事は、分かる。
好青年も同じ事言ってたし。
でも、村を囲む外壁は、木製の杭。
隙間だってある。
コンクリートを知ってる人間としては心配して当然だと思う。
『でも…』と不安を隠せない俺に好青年が
微笑む。
何?
女性じゃないから、色気は必要ないのだけど、ど、どうしたら良い?!
『矢作さん、では交代制で見張りを立てましょう。これで安心して寝てください。』
しまった。
二重の意味で失敗した。
色気とか気にしてる場合じゃなかった。
俺の不安のせいで、見張りに立つ人が出来てしまった。
危険で辛い夜勤の発生だ。
こんなオヤツの差し入れ程度では許されないかもしれないが気は心。
危険なモノだらけの世界。
唯一の武器、収納庫も今は制限があって、あまり役に立たない。
いつの間にか頼りにしていたキョウとハクは、俺が草薙を召喚(してないが…)してから何処か行かねばならないと言って消えた。
『よいか、首都へ向かうのだぞ。我は必ず戻る。そしてその間は自重をする事!!』
こんなに小言など言われたのは、小学校の先生以来だ。少しこそばゆい気持ちに戸惑いながら『もちろん。』と答えた。
何故か2人とも微妙な顔をしていたが。
うむ、【もちろん】の意味がこっちでは違うのかな。
考え事をしながら歩いていたら、南門に着いた。今夜はルフの当番だった。
『ルフ、ご苦労さまです。これを食べて夜勤頑張ってください。』
籠を1つ差し出すと、いつもの言葉がかえってきた。
『矢作さん、こんな寒い時間に出歩いてはいけません。我々は見張りに慣れているのですから大丈夫ですよ。』
ルフの言葉はいつも同じだ。
『コレ、嫌いか?』
それに対して答えのない俺はこんなずるい聞き方をする。
『いいえ。いつも美味しくて役得になっちゃってます。わぁぁ、今日はもしかして干し芋ですか?大好物です。』
素直で優しいルフの答えに少し頷きながら『じゃ、ご苦労さま。』と籠を渡した俺は足早に北門へと向かう。
いつまでも手を振ってくれるルフが少し眩しい。
北門の今夜の当番は、村長だった。
こちらは諦め顔で『寝不足でクマが出来てますよ。昼間は寝てください。
マツリも大盛況で毎日忙しいのですから。』
ど正論。
村長の通常運転には、叶わない。
『マツリは、村の人たちが頑張ってくれるからそんなに大変じゃない。でも、人の出入りが増えたから警備担当の村長たちの負担が凄いよな。』
企画をするのは、簡単だ。だが、それを実行に移すには沢山の人達の尽力が欠かせない。
根回しは得意だった。
はずなのに。今やコレだ。
『今夜もこんなに沢山ありがとうございます。大切にいただきます。』
無駄な事は言わない。一刻も早く俺を寝床へ戻すため、だ。
『いつも、ありがとう。』
少しばかり声が小さくなったが、聞こえたようだ。
村長の目が嬉しそうに細くなっていたから。
。。。明日は何を作ろうか。
良い夜はそのまま、何事もなく更けていった。
*** ジル視点 ***
ほー、ほー、ほー。
合図が鳴る。
これは、護衛を任された諜報部隊が使ったのだろう。
矢作様が動いたのだな。
今夜も見張りに軽食を差し入れするのだろう。
ほー、ほー、ほー。
次の合図か。では、矢作様は家を出たな。
そのタイミングでスキルを使って、村外へと急ぐ。諜報部隊が取り囲むこの村に侵入者などあるはずがない。
危険はない、なのに何故見張りを立てるのか。それは別の意味がある。
諜報部隊の能力は全く、疑っていない。
王の思惑こそが、最大の問題だ。
諜報部隊は王の直属。命令に逆らうことは無い。
だから、どう動かすかは未知数なのだ。
王にとって矢作様は国のための駒。
矢作様の外出は、ある意味その危険度を図る絶好の機会なのだ。
私のスキルを破れる者はココには居ない。
森の中に潜む諜報部隊との連絡内容を把握するために、今夜も足早に動けば。
『また、じゃがいも餅だぞ。』
『バカヤロウ。もう1品が見えないのか?!あの干し芋が今夜は付いているんだぞ!!あれこそが最高の1品だ。滅多に出ない秘蔵品が今夜の差し入れか。羨ましいな。』
『そうか、あれが干し芋か。それにしてもルフ殿は美味そうに食うな。』
『しっ!!北側に気配があるぞ!!』
その後、静まり返った森で1人佇む。
しばらくすると、ドンッ!と、音がした。
そした、またもや静まり返った。
どうやら、首都の商会からの手の者らしいが、既にベンが捕まえたようだ。
諜報部隊の話を粗方、耳にした後、今夜はここまでだなと見切りをつけ寝床へ戻る事にする。
スースースー。
部屋の中の静かな寝息に安堵しながら、温かさの残る寝床に戻った。
寝床での毎夜寝れる幸運を味わいながら。
94
お気に入りに追加
458
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
外れスキル『収納』がSSS級スキル『亜空間』に成長しました~剣撃も魔法もモンスターも収納できます~
春小麦
ファンタジー
——『収納』という、ただバッグに物をたくさん入れられるだけの外れスキル。
冒険者になることを夢見ていたカイル・ファルグレッドは落胆し、冒険者になることを諦めた。
しかし、ある日ゴブリンに襲われたカイルは、無意識に自身の『収納』スキルを覚醒させる。
パンチや蹴りの衝撃、剣撃や魔法、はたまたドラゴンなど、この世のありとあらゆるものを【アイテムボックス】へ『収納』することができるようになる。
そこから郵便屋を辞めて冒険者へと転向し、もはや外れスキルどころかブッ壊れスキルとなった『収納(亜空間)』を駆使して、仲間と共に最強冒険者を目指していく。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
超文明日本
点P
ファンタジー
2030年の日本は、憲法改正により国防軍を保有していた。海軍は艦名を漢字表記に変更し、正規空母、原子力潜水艦を保有した。空軍はステルス爆撃機を保有。さらにアメリカからの要求で核兵器も保有していた。世界で1、2を争うほどの軍事力を有する。
そんな日本はある日、列島全域が突如として謎の光に包まれる。光が消えると他国と連絡が取れなくなっていた。
異世界転移ネタなんて何番煎じかわかりませんがとりあえず書きます。この話はフィクションです。実在の人物、団体、地名等とは一切関係ありません。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界召喚?やっと社畜から抜け出せる!
アルテミス
ファンタジー
第13回ファンタジー大賞に応募しました。応援してもらえると嬉しいです。
->最終選考まで残ったようですが、奨励賞止まりだったようです。応援ありがとうございました!
ーーーー
ヤンキーが勇者として召喚された。
社畜歴十五年のベテラン社畜の俺は、世界に巻き込まれてしまう。
巻き込まれたので女神様の加護はないし、チートもらった訳でもない。幸い召喚の担当をした公爵様が俺の生活の面倒を見てくれるらしいけどね。
そんな俺が異世界で女神様と崇められている”下級神”より上位の"創造神"から加護を与えられる話。
ほのぼのライフを目指してます。
設定も決めずに書き始めたのでブレブレです。気楽〜に読んでください。
6/20-22HOT1位、ファンタジー1位頂きました。有難うございます。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
生活魔法しか使えない少年、浄化(クリーン)を極めて無双します(仮)(習作3)
田中寿郎
ファンタジー
壁しか見えない街(城郭都市)の中は嫌いだ。孤児院でイジメに遭い、無実の罪を着せられた幼い少年は、街を抜け出し、一人森の中で生きる事を選んだ。武器は生活魔法の浄化(クリーン)と乾燥(ドライ)。浄化と乾燥だけでも極めれば結構役に立ちますよ?
コメントはたまに気まぐれに返す事がありますが、全レスは致しません。悪しからずご了承願います。
(あと、敬語が使えない呪いに掛かっているので言葉遣いに粗いところがあってもご容赦をw)
台本風(セリフの前に名前が入る)です、これに関しては助言は無用です、そういうスタイルだと思ってあきらめてください。
読みにくい、面白くないという方は、フォローを外してそっ閉じをお願いします。
(カクヨムにも投稿しております)
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる