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「アルデンヌ・テルト令嬢……君との婚約の破棄をお願いする」
その言葉を聞いた瞬間に、意味を理解する前に、私の涙が頬を伝っていた。
私の愛してやまない、婚約者のアルタ様が婚約破棄のお願いをしてきたのだ。
そんなの私は耐えれるはずもない。
何年もの間、愛し続けてきたのだから当然だろう。
だって、幼少期からずっと好きだったのだから……ようやく夢が叶うと思ったのに。
考えれば考えるほど、胸が張り裂けるように痛み、涙は溢れる一方だ。
「アルタ様……どうか嘘だと言ってください。私はこんな現実を受け止め切ることができません……」
震えながら、渾身の思いで放った言葉は彼の心には響かず、アルタ様は困ったようにこちらを見て、
「本当に申し訳ない。しかしながら、もう決めたことなんだ。僕は、もう他の一人の女性を愛してしまっている。結婚をするのなら彼女以外考えられないんだ……」
「それが、私の妹だって言うんですかッ! そんなの……」
「ああ……そうだ。すまない。だが、もう前に進む他ないんだアルデンヌ」
こんなことってあるだろうか。
彼が私との婚約破棄を決めた理由が、私の実の妹を愛しているからなのだ。
思い返せば、アルタ様が、私の妹のアリシアを見る目はどこか普通と違った。
挨拶をするにしても、毎回のようにアリシアに近況を聞いたり、逆に自分のことを報告したり、アリシアがお洒落をしていると、私より先にそれを褒めたりと、不服な点はいくつかあった。
でも、そんな場面を見るたびに、私は知らないふりをした。
何も考えたくなかったのだ。
実の妹のことを婚約者である人が邪な目で見ているなんて、そんなふうに思いたい姉はどこを探してもいないのではないだろうか。
とにかく辛かった。考えようとしなくともだ。
だからこそ、いつまでも知らないふりを突き通してきた。
そして、その結果がこれなのだ。
落胆という言葉では足りないくらいに、気持ちが沈んでいく。
私の何年もの彼への想いは一体、何だったのだろうか。
心が一気に虚無感に包まれてしまう。
これからのことなど考えることもできず、ただ唖然とすることしかできない。
「お姉様……お顔をあげて涙を拭いてください。せっかくの美人な顔が台無しですよ」
声をかけてきたのは、妹のアリシアだった。
アリシアはどこか、微笑んでいるような、怒っているような、よく分からない表情をして私を見つめている。
台詞とは裏腹に、私のことを嘲笑っているのだろうか。
どうしようもない姉の姿を見て、優越感にでも浸っているのだろうか。
そんな負の感情で思考が塗れてしまっていることに即座に気がついて、頭を二度ほど横に振った。
いくら辛くとも、苦しくとも、妹のことを悪く思うのは違う。
妹が色仕掛けをして、アルタ様を奪い取ろうとしたのなら私は別だけれど、アリシアがそんな子ではないことを私はよく知っている。
アリシアは、誰よりも家族思いで、友達思いで、簡潔に言って、優しい子なのだ。
私が落ち込んでいる時、いつも真っ先に励まそうとするのもアリシアだ。
きっと今回もそうなのだろう。
悪気のない妹に憐れまれたところで、どおってことはない。
大切な心すらも忘れてしまうところだった。
「美人だなんて、アリシアの方がすごく綺麗よ」
「そんなことありませんよ! お姉様が誰よりも一番綺麗です」
アリシアはこうやって、私をいつも慕ってくれる。
本当に嬉しい限りだ。今の私にとっては、彼女が唯一の救いだ。
「いいや、アルデンヌの言うとおり、アリシアの方が綺麗だ」
割り込むようにして、アルタ様が言う。
実際、アリシアが私より容姿が整っているのは事実だが、わざわざここで言う必要があったのだろうか。
さらに、心が荒む。
「そう言っていただけで光栄です。ですが、そんなことはありません。お姉様より美しい人なんてこの世に存在しませんから」
アリシアが、アルタ様に反論する。
嬉しいことだけれど、流石にこれはちょっと言い過ぎだ。
幼い頃から、アリシアは「お姉様!」が口癖で、よく私の後ろを追いかけていた。
私が何をするにも必ず付いてきて、ずっと離れない。そんな印象が強い。
今、アリシアはどんな気持ちでこの場にいるのだろうか。と気になってしまう。
「そうか。アリシアが言うのなら、そうなのだろう。ところで、話を戻すことにしよう。アリシア、単刀直入に言う。僕の婚約者になってはくれないか?」
「ええ。喜んで」
妹は二つ返事で、承諾した。
やはり、いくら姉の元婚約者とはいえ、自分の感情を優先させるのはあたりまえのことだろう。
アリシアも、アルタ様のことが好きだったというわけだ。
「本当かい……。まるで夢のようだ。こんなに嬉しいことはない! 親同士の決めた婚約で好きでもないアルデンヌと結婚だなんて、一時はどうなることかと思ったが、こうして、アリシアと結ばれるなんて、本当に良かった」
アルタ様は私の目の前で、とても誇らしそうにそんなことを言う。
優しくて誰に対しても平等に接し、なんでも器用にこなせて格好いい彼に惹かれて、いつのまにか想いを馳せるようになっていた私だが、今は困惑している。
ずっと愛していたはずの人が、こんな人だったなんて……。
婚約を破棄された屈辱とは別の虚しさが心の底から湧いてくるのがわかった。
デリカシーのかけらもなく、思いやりのない人を私はずっと好きだったという事実が異常に気持ち悪く思えて仕方がない。
いろんな意味でショックが大きすぎて、上手く頭が回らない中、確かな思いが一つだけあった。
妹をこんな人に預けてはいけない。そう強く感じた。
「そんな風に言っていただけるなんて、私も微笑ましい限りです。両親には私の方から伝えておきますので、アルタ様もご家族に婚約の件お伝えください」
「そうか! わかった。そうと決まれば、結婚もすぐにしようじゃないか。来月には結婚しよう!」
「そうですね。早いに越したことはありませんからね」
なにか言わなきゃいけない。と思いつつも口が動かず、そうこうしているうちに話はどんどん進んでいく。
まるで、自分だけが過去の世界に取り残されているような、錯覚にすら陥る。
「そうですね。では、ちょうど一ヶ月後の今日に正式に式を行って、結婚するということでよろしいでしょうか?」
「ああ……そうだな。そうしよう。それがいい!」
結局、話は終わってしまい、何もいうことができなかった。
それからしばらくして、アルタ様は、とても嬉しそうにしながら私の存在は忘れて、去ってしまった。
「お姉様、大丈夫ですか……。いいえ、すみません。大丈夫なわけないですね……。
アリシアは変わらず私を励ますように、そばに居てくれている。
「ごめんなさいアリシア……。少しだけ今は一人になりたい気分かしら」
ただ私は、優しい妹に甘える余裕もなければ、甘える気力もない。
それに、大好きな妹のことを内心では私に負の感情を持っていると考えてしまったくらいに今は心にゆとりがない。
これ以上、一緒にいると傷つけてしまいそうで怖いのだ。
「わかりましたお姉様……どうか、早くお部屋に戻ってきてくださいね。私は去ります。心配なので護衛を一人だけ扉の前に立たせておきます。それでは……」
「ええ……ありがとう」
私が妹の配慮に感謝を告げると、アリシアはどこか寂しそうな納得のいかない表情で何か口をつぐむようにして、会釈だけして会場から出て行った。
なんだったのだろうか。あんな不安な妹の顔は久しく見ていない。
おそらくは私のことを心配しているからなのだろう。
だけど、何を言いかけたんだろう。
それが、気がかりだった。
その言葉を聞いた瞬間に、意味を理解する前に、私の涙が頬を伝っていた。
私の愛してやまない、婚約者のアルタ様が婚約破棄のお願いをしてきたのだ。
そんなの私は耐えれるはずもない。
何年もの間、愛し続けてきたのだから当然だろう。
だって、幼少期からずっと好きだったのだから……ようやく夢が叶うと思ったのに。
考えれば考えるほど、胸が張り裂けるように痛み、涙は溢れる一方だ。
「アルタ様……どうか嘘だと言ってください。私はこんな現実を受け止め切ることができません……」
震えながら、渾身の思いで放った言葉は彼の心には響かず、アルタ様は困ったようにこちらを見て、
「本当に申し訳ない。しかしながら、もう決めたことなんだ。僕は、もう他の一人の女性を愛してしまっている。結婚をするのなら彼女以外考えられないんだ……」
「それが、私の妹だって言うんですかッ! そんなの……」
「ああ……そうだ。すまない。だが、もう前に進む他ないんだアルデンヌ」
こんなことってあるだろうか。
彼が私との婚約破棄を決めた理由が、私の実の妹を愛しているからなのだ。
思い返せば、アルタ様が、私の妹のアリシアを見る目はどこか普通と違った。
挨拶をするにしても、毎回のようにアリシアに近況を聞いたり、逆に自分のことを報告したり、アリシアがお洒落をしていると、私より先にそれを褒めたりと、不服な点はいくつかあった。
でも、そんな場面を見るたびに、私は知らないふりをした。
何も考えたくなかったのだ。
実の妹のことを婚約者である人が邪な目で見ているなんて、そんなふうに思いたい姉はどこを探してもいないのではないだろうか。
とにかく辛かった。考えようとしなくともだ。
だからこそ、いつまでも知らないふりを突き通してきた。
そして、その結果がこれなのだ。
落胆という言葉では足りないくらいに、気持ちが沈んでいく。
私の何年もの彼への想いは一体、何だったのだろうか。
心が一気に虚無感に包まれてしまう。
これからのことなど考えることもできず、ただ唖然とすることしかできない。
「お姉様……お顔をあげて涙を拭いてください。せっかくの美人な顔が台無しですよ」
声をかけてきたのは、妹のアリシアだった。
アリシアはどこか、微笑んでいるような、怒っているような、よく分からない表情をして私を見つめている。
台詞とは裏腹に、私のことを嘲笑っているのだろうか。
どうしようもない姉の姿を見て、優越感にでも浸っているのだろうか。
そんな負の感情で思考が塗れてしまっていることに即座に気がついて、頭を二度ほど横に振った。
いくら辛くとも、苦しくとも、妹のことを悪く思うのは違う。
妹が色仕掛けをして、アルタ様を奪い取ろうとしたのなら私は別だけれど、アリシアがそんな子ではないことを私はよく知っている。
アリシアは、誰よりも家族思いで、友達思いで、簡潔に言って、優しい子なのだ。
私が落ち込んでいる時、いつも真っ先に励まそうとするのもアリシアだ。
きっと今回もそうなのだろう。
悪気のない妹に憐れまれたところで、どおってことはない。
大切な心すらも忘れてしまうところだった。
「美人だなんて、アリシアの方がすごく綺麗よ」
「そんなことありませんよ! お姉様が誰よりも一番綺麗です」
アリシアはこうやって、私をいつも慕ってくれる。
本当に嬉しい限りだ。今の私にとっては、彼女が唯一の救いだ。
「いいや、アルデンヌの言うとおり、アリシアの方が綺麗だ」
割り込むようにして、アルタ様が言う。
実際、アリシアが私より容姿が整っているのは事実だが、わざわざここで言う必要があったのだろうか。
さらに、心が荒む。
「そう言っていただけで光栄です。ですが、そんなことはありません。お姉様より美しい人なんてこの世に存在しませんから」
アリシアが、アルタ様に反論する。
嬉しいことだけれど、流石にこれはちょっと言い過ぎだ。
幼い頃から、アリシアは「お姉様!」が口癖で、よく私の後ろを追いかけていた。
私が何をするにも必ず付いてきて、ずっと離れない。そんな印象が強い。
今、アリシアはどんな気持ちでこの場にいるのだろうか。と気になってしまう。
「そうか。アリシアが言うのなら、そうなのだろう。ところで、話を戻すことにしよう。アリシア、単刀直入に言う。僕の婚約者になってはくれないか?」
「ええ。喜んで」
妹は二つ返事で、承諾した。
やはり、いくら姉の元婚約者とはいえ、自分の感情を優先させるのはあたりまえのことだろう。
アリシアも、アルタ様のことが好きだったというわけだ。
「本当かい……。まるで夢のようだ。こんなに嬉しいことはない! 親同士の決めた婚約で好きでもないアルデンヌと結婚だなんて、一時はどうなることかと思ったが、こうして、アリシアと結ばれるなんて、本当に良かった」
アルタ様は私の目の前で、とても誇らしそうにそんなことを言う。
優しくて誰に対しても平等に接し、なんでも器用にこなせて格好いい彼に惹かれて、いつのまにか想いを馳せるようになっていた私だが、今は困惑している。
ずっと愛していたはずの人が、こんな人だったなんて……。
婚約を破棄された屈辱とは別の虚しさが心の底から湧いてくるのがわかった。
デリカシーのかけらもなく、思いやりのない人を私はずっと好きだったという事実が異常に気持ち悪く思えて仕方がない。
いろんな意味でショックが大きすぎて、上手く頭が回らない中、確かな思いが一つだけあった。
妹をこんな人に預けてはいけない。そう強く感じた。
「そんな風に言っていただけるなんて、私も微笑ましい限りです。両親には私の方から伝えておきますので、アルタ様もご家族に婚約の件お伝えください」
「そうか! わかった。そうと決まれば、結婚もすぐにしようじゃないか。来月には結婚しよう!」
「そうですね。早いに越したことはありませんからね」
なにか言わなきゃいけない。と思いつつも口が動かず、そうこうしているうちに話はどんどん進んでいく。
まるで、自分だけが過去の世界に取り残されているような、錯覚にすら陥る。
「そうですね。では、ちょうど一ヶ月後の今日に正式に式を行って、結婚するということでよろしいでしょうか?」
「ああ……そうだな。そうしよう。それがいい!」
結局、話は終わってしまい、何もいうことができなかった。
それからしばらくして、アルタ様は、とても嬉しそうにしながら私の存在は忘れて、去ってしまった。
「お姉様、大丈夫ですか……。いいえ、すみません。大丈夫なわけないですね……。
アリシアは変わらず私を励ますように、そばに居てくれている。
「ごめんなさいアリシア……。少しだけ今は一人になりたい気分かしら」
ただ私は、優しい妹に甘える余裕もなければ、甘える気力もない。
それに、大好きな妹のことを内心では私に負の感情を持っていると考えてしまったくらいに今は心にゆとりがない。
これ以上、一緒にいると傷つけてしまいそうで怖いのだ。
「わかりましたお姉様……どうか、早くお部屋に戻ってきてくださいね。私は去ります。心配なので護衛を一人だけ扉の前に立たせておきます。それでは……」
「ええ……ありがとう」
私が妹の配慮に感謝を告げると、アリシアはどこか寂しそうな納得のいかない表情で何か口をつぐむようにして、会釈だけして会場から出て行った。
なんだったのだろうか。あんな不安な妹の顔は久しく見ていない。
おそらくは私のことを心配しているからなのだろう。
だけど、何を言いかけたんだろう。
それが、気がかりだった。
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