51 / 67
第二幕 あやかし兎の京都裏町、舞妓編 ~祇園に咲く真紅の紫陽花
32.アマモリとバクケン(1)
しおりを挟む
京都に傘の花が咲きました。
梅雨に覆われた四条通の交差点には、黒や紺色、黄色やビニールの透明が入り乱れています。その中を突き進む一本の可憐な紅い和傘。川を昇る鯉のように舞妓さんが人の流れに逆らっていました。足早に去る背中を見送りながら、祇園会館へ。今日は高千穂と一緒に、表の芸妓さんや舞妓さんが集う『都の賑わい』の練習風景の観覧です。
「梅雨の彼岸花やね」
舞妓さんの簪の赤を見て、高千穂が言います。
来週からは、合同練習の第一回目。
表京都では『都の賑い』を今月の末に控えていますが、その千秋楽に『表裏一体・都の賑い』が開催されることに決まったのです。表の五花街と、裏の十だか二十くらいの花街が一同に介する豪華な演目、とはいえ皆さん多忙ですから、全員が集まれるのは週一回の計三回だけになります。せめて本番までには裏町の舞台を体験しておいた方が良いだろうと、表の芸舞妓さん達を裏町の歌舞練場へ案内するのが私の勤めです。
「修学旅行みたいになるわ。統率するん大変になるよ」
「最初くらいは自由に観光してもらおうかなって。VIPの志、奪うべからずって言うしね」
「匹夫も志、やよ。意味も言葉も全然違うわ」
ひとまず土御門屋へ戻り、お腹が空いてきたので裏町の東大路通で『梅雨饅頭』と『河童の皿煎餅』を買いました。饅頭をパクリと食べますと、口の中でざーざーと雨が降ります。
水分補給が同時にできる斬新なアイデア。だけど、これでは会話がままならない。
「ちょうど、いいタイミングだ」
私達のすぐ近くの道の脇に朧車が停まります。瓦屋根の牛車の前面に厳つい般若のような顔が付いています。あれはタクシー的な役割です。
「厄介なことになった」
声が上から被さってきたので見上げると、ハルが朧車の屋根の上で泰然と腕と膝を組んで座っていました。車の上に乗るなどと別に裏町ではいいのですが、表でも非常識を発動しないのかと心配になったり。
「何があったの?」
「見た方が早い。とりあえず南座へ向かう」
何のことかサッパリですが、急かすものだから、私と高千穂は背中を押されるようにして朧車に乗り込みます。内装は外観に反して煌びやかな金箔塗りで、雰囲気に合わせるべきかと私もできるだけお淑やかに腰掛けに座ったのですが、戸が閉まるのと同時にビュンと勢いよく前に進むものだから、私の背中が壁に引っ付いて高千穂と抱き合う格好になって。
高千穂の簪が頬に刺さる。これは痛い。
車窓に目をやると、どうやら通りを北へと走っているようです。裏川端通に面する南座は東大路通からそれほど離れていませんから、五分と掛からないでしょう。
ほどなくして到着。私が朧車から降りると南座の周辺には人だかりならぬ、アヤカシだかりができていました。表京都にある南座は江戸初期に建てられた歴史的な劇場です。お城のような大屋根にコンクリートと、威風堂々たる出で立ちをしています。裏町の南座も表と同時期に建てられたそうですが裏町では平城だったらしく、後に明治の和洋折衷建築を取り入れたため、上は三層櫓の天守閣、下はオペラ館のような赤レンガ造り、入り口は何故かギリシャ神殿のように石柱が幾本も並んでいます。
「なんで入れねーんだ」
「チケットの払い戻し代金はアンタ等が責任取ってくれるのか」
「中に布団を忘れたんだが」
不穏な声が飛び交っています。
石柱の大玄関の前には銃剣を持った軍人さんが立ち塞がって、それを押しのけようとするアヤカシ達を一層の威圧で押し返しています。ベランダには侍やら鬼やらが眉を吊り上げながら徘徊しており、二階のアーチの窓からは『幕』と書かれた旗が突き出て、瓦屋根には黒装束を着た忍者が観衆を見下していました。
「バクケンの連中だ」
ハルが朧車の上から降ってきます。
「討論の最中だったが昼休憩にして、午後から話し合いを再開することになった」
バクケンについては物騒な噂を繰り返し聞かされていましたから、ああ、いかにもそれっぽいと納得しました。今月末に『表裏一体・都の賑い』を開催する予定の南座を、偶然、彼らが占拠しているとは考えづらい。つまり意図的に妨害しているのに違いない。
でも、どうして?
彼らが目指しているのはアヤカシ勢力の急進的な改革、幕府の復権だと聞いています。それと芸舞妓の催しって、直接的な因果関係はなさそうだけど。
「表向きの理由としては、裏町に舞妓を招待するのが気に入らんと」
「裏の理由は?」
「五臓だろ」
「なるほど」
宣戦布告の通り、ついに五臓さんが正面切っての妨害工作を仕掛けてきたと。
「だけどさ、こんなの不法占拠でしょ」
「使用許可を得ているらしい。連中の貸し切りだと主張している」
「うっそ。先に私が予約していたはずだけど」
「勅命なんだとさ」
「朝廷からってこと? どこにそんな人達が?」
「どこかにいるんだろ。江戸幕府があるくらいだ、朝廷だってあるだろうさ」
「もー、いー加減な主張!」
裏町のことだから、朝廷、とか書いた旗を立てているだけの自称勢力に決まっている。そんな道理が堂々とまかり通るだなんて。
「……裏町なら普通にありそう。こういう場合はどうするの?」
「弁論を携えての特攻になりますよ」
白装束が華麗に舞い降りてきました。木の葉のように軽やかで、微かに足元の草履に砂ぼこりが浮いて、すっと背を伸ばして私を見る端正な顔立ちは――
真神さんでした。
どこから飛び降りてきたのか。もしかすると南座の天守閣にいたのかな。
「主義主張は討論によって曲げさせねばなりません。穏便に解決しようとの試みですが、相手側は武力行使をしていますからね、やむを得ない処置も有り得ます」
「まさか……戦うのですか?」
ごくり、と唾を飲みます。
「そうならないように歩み寄る、つもりではいますよ」
真神さんは爽やかに笑います。どことなく楽しんでいるような。
「もう間もなく討論が再開されます。午後の部ではアマモリの会員も参加しますから、薫さんも是非」
アマモリの皆さんが加勢されるそうです。
これは、穏便に済むはずがない。
梅雨に覆われた四条通の交差点には、黒や紺色、黄色やビニールの透明が入り乱れています。その中を突き進む一本の可憐な紅い和傘。川を昇る鯉のように舞妓さんが人の流れに逆らっていました。足早に去る背中を見送りながら、祇園会館へ。今日は高千穂と一緒に、表の芸妓さんや舞妓さんが集う『都の賑わい』の練習風景の観覧です。
「梅雨の彼岸花やね」
舞妓さんの簪の赤を見て、高千穂が言います。
来週からは、合同練習の第一回目。
表京都では『都の賑い』を今月の末に控えていますが、その千秋楽に『表裏一体・都の賑い』が開催されることに決まったのです。表の五花街と、裏の十だか二十くらいの花街が一同に介する豪華な演目、とはいえ皆さん多忙ですから、全員が集まれるのは週一回の計三回だけになります。せめて本番までには裏町の舞台を体験しておいた方が良いだろうと、表の芸舞妓さん達を裏町の歌舞練場へ案内するのが私の勤めです。
「修学旅行みたいになるわ。統率するん大変になるよ」
「最初くらいは自由に観光してもらおうかなって。VIPの志、奪うべからずって言うしね」
「匹夫も志、やよ。意味も言葉も全然違うわ」
ひとまず土御門屋へ戻り、お腹が空いてきたので裏町の東大路通で『梅雨饅頭』と『河童の皿煎餅』を買いました。饅頭をパクリと食べますと、口の中でざーざーと雨が降ります。
水分補給が同時にできる斬新なアイデア。だけど、これでは会話がままならない。
「ちょうど、いいタイミングだ」
私達のすぐ近くの道の脇に朧車が停まります。瓦屋根の牛車の前面に厳つい般若のような顔が付いています。あれはタクシー的な役割です。
「厄介なことになった」
声が上から被さってきたので見上げると、ハルが朧車の屋根の上で泰然と腕と膝を組んで座っていました。車の上に乗るなどと別に裏町ではいいのですが、表でも非常識を発動しないのかと心配になったり。
「何があったの?」
「見た方が早い。とりあえず南座へ向かう」
何のことかサッパリですが、急かすものだから、私と高千穂は背中を押されるようにして朧車に乗り込みます。内装は外観に反して煌びやかな金箔塗りで、雰囲気に合わせるべきかと私もできるだけお淑やかに腰掛けに座ったのですが、戸が閉まるのと同時にビュンと勢いよく前に進むものだから、私の背中が壁に引っ付いて高千穂と抱き合う格好になって。
高千穂の簪が頬に刺さる。これは痛い。
車窓に目をやると、どうやら通りを北へと走っているようです。裏川端通に面する南座は東大路通からそれほど離れていませんから、五分と掛からないでしょう。
ほどなくして到着。私が朧車から降りると南座の周辺には人だかりならぬ、アヤカシだかりができていました。表京都にある南座は江戸初期に建てられた歴史的な劇場です。お城のような大屋根にコンクリートと、威風堂々たる出で立ちをしています。裏町の南座も表と同時期に建てられたそうですが裏町では平城だったらしく、後に明治の和洋折衷建築を取り入れたため、上は三層櫓の天守閣、下はオペラ館のような赤レンガ造り、入り口は何故かギリシャ神殿のように石柱が幾本も並んでいます。
「なんで入れねーんだ」
「チケットの払い戻し代金はアンタ等が責任取ってくれるのか」
「中に布団を忘れたんだが」
不穏な声が飛び交っています。
石柱の大玄関の前には銃剣を持った軍人さんが立ち塞がって、それを押しのけようとするアヤカシ達を一層の威圧で押し返しています。ベランダには侍やら鬼やらが眉を吊り上げながら徘徊しており、二階のアーチの窓からは『幕』と書かれた旗が突き出て、瓦屋根には黒装束を着た忍者が観衆を見下していました。
「バクケンの連中だ」
ハルが朧車の上から降ってきます。
「討論の最中だったが昼休憩にして、午後から話し合いを再開することになった」
バクケンについては物騒な噂を繰り返し聞かされていましたから、ああ、いかにもそれっぽいと納得しました。今月末に『表裏一体・都の賑い』を開催する予定の南座を、偶然、彼らが占拠しているとは考えづらい。つまり意図的に妨害しているのに違いない。
でも、どうして?
彼らが目指しているのはアヤカシ勢力の急進的な改革、幕府の復権だと聞いています。それと芸舞妓の催しって、直接的な因果関係はなさそうだけど。
「表向きの理由としては、裏町に舞妓を招待するのが気に入らんと」
「裏の理由は?」
「五臓だろ」
「なるほど」
宣戦布告の通り、ついに五臓さんが正面切っての妨害工作を仕掛けてきたと。
「だけどさ、こんなの不法占拠でしょ」
「使用許可を得ているらしい。連中の貸し切りだと主張している」
「うっそ。先に私が予約していたはずだけど」
「勅命なんだとさ」
「朝廷からってこと? どこにそんな人達が?」
「どこかにいるんだろ。江戸幕府があるくらいだ、朝廷だってあるだろうさ」
「もー、いー加減な主張!」
裏町のことだから、朝廷、とか書いた旗を立てているだけの自称勢力に決まっている。そんな道理が堂々とまかり通るだなんて。
「……裏町なら普通にありそう。こういう場合はどうするの?」
「弁論を携えての特攻になりますよ」
白装束が華麗に舞い降りてきました。木の葉のように軽やかで、微かに足元の草履に砂ぼこりが浮いて、すっと背を伸ばして私を見る端正な顔立ちは――
真神さんでした。
どこから飛び降りてきたのか。もしかすると南座の天守閣にいたのかな。
「主義主張は討論によって曲げさせねばなりません。穏便に解決しようとの試みですが、相手側は武力行使をしていますからね、やむを得ない処置も有り得ます」
「まさか……戦うのですか?」
ごくり、と唾を飲みます。
「そうならないように歩み寄る、つもりではいますよ」
真神さんは爽やかに笑います。どことなく楽しんでいるような。
「もう間もなく討論が再開されます。午後の部ではアマモリの会員も参加しますから、薫さんも是非」
アマモリの皆さんが加勢されるそうです。
これは、穏便に済むはずがない。
0
お気に入りに追加
242
あなたにおすすめの小説
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
鬼の御宿の嫁入り狐
梅野小吹
キャラ文芸
▼2025.2月 書籍 第2巻発売中!
【第6回キャラ文芸大賞/あやかし賞 受賞作】
鬼の一族が棲まう隠れ里には、三つの尾を持つ妖狐の少女が暮らしている。
彼女──縁(より)は、腹部に火傷を負った状態で倒れているところを旅籠屋の次男・琥珀(こはく)によって助けられ、彼が縁を「自分の嫁にする」と宣言したことがきっかけで、羅刹と呼ばれる鬼の一家と共に暮らすようになった。
優しい一家に愛されてすくすくと大きくなった彼女は、天真爛漫な愛らしい乙女へと成長したものの、年頃になるにつれて共に育った琥珀や家族との種族差に疎外感を覚えるようになっていく。
「私だけ、どうして、鬼じゃないんだろう……」
劣等感を抱き、自分が鬼の家族にとって本当に必要な存在なのかと不安を覚える縁。
そんな憂いを抱える中、彼女の元に現れたのは、縁を〝花嫁〟と呼ぶ美しい妖狐の青年で……?
育ててくれた鬼の家族。
自分と同じ妖狐の一族。
腹部に残る火傷痕。
人々が語る『狐の嫁入り』──。
空の隙間から雨が降る時、小さな体に傷を宿して、鬼に嫁入りした少女の話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
命を狙われたお飾り妃の最後の願い
幌あきら
恋愛
【異世界恋愛・ざまぁ系・ハピエン】
重要な式典の真っ最中、いきなりシャンデリアが落ちた――。狙われたのは王妃イベリナ。
イベリナ妃の命を狙ったのは、国王の愛人ジャスミンだった。
短め連載・完結まで予約済みです。設定ゆるいです。
『ベビ待ち』の女性の心情がでてきます。『逆マタハラ』などの表現もあります。苦手な方はお控えください、すみません。

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
真夜中の仕出し屋さん~料理上手な狛犬様と暮らすことになりました~
椿蛍
キャラ文芸
「結婚するか、化け物屋敷を管理するか」
仕事を辞めた私に、父は二つの選択肢を迫った。
料亭『吉浪』に働いて六年。
挫折し、料理を作れなくなってしまった――
結婚を断り、私が選んだのは、化け物屋敷と父が呼ぶ、亡くなった祖父の家へ行くことだった。
祖父が亡くなって、店は閉まっているはずだったけれど、なぜか店は開いていて――
初出:2024.5.10~
※他サイト様に投稿したものを大幅改稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。