私の旦那様は骸骨です。から始まる異種族恋愛シリーズ

 人と異種族(元は人、後に人になるも含む)との恋愛シリーズ短編集です。
 章ごとに話が独立していますが世界観は繋がっています。
 シリアスな過去を持つ登場人物が多いですが、それを吹き飛ばすヒロインまたはヒーロさんを
 書いてみました。

 1章 私の旦那様は骸骨です

 没落寸前の男爵令嬢メアリーは国一番の黒魔導士かつ侯爵であるアーネストと結婚した。
 誰もがうらやむシンデレラストーリかと思いきや、メアリーの夫は骸骨で。
 ちょっと天然なメアリーと骨なアーネストのコミカルラブストーリ。

 2章 乙女な魔王と貢物の王子
 
 ある日、魔王の所に赤い髪の王子が停戦の貢物としてやってきた。といっても配下に停戦などする気はなく、王子はボコボコにされ虫の息だ。その上、配下が惨殺鑑賞会を始めるとまで言い出した。


 魔王は困った。そんなものは見たくない。

 だが、魔王たるもの冷徹な存在でなくてはならない。見たくないなどと言えるはずもなく。苦肉の策で、うっかり王子をペットにすると宣言してしまい、犬として王子を飼う事になったのだが。


 これは、魔王だけど本当はロマンス小説が大好きな【乙女】魔王と、貢物としてきた赤髪の王子のお話。
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