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38 灯は揺らぐ
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宗一は隣国の国王から手紙をもらった。その手紙は宗一の来訪を求めるというものだった。
ギルバートは号令をかけた。
これにより、閑散としていた宗一の部屋には魔王城に住み込んでいる魔族たちが押し寄せてきた。
ドワーフ族の武骨な男たちは、見た目に反して繊細な手つきで宗一の隅々まで採寸し、裁縫を始める。
妖精族という美女たちは、宗一の顔になにやら液体を塗りたくり、竹節のようなもので髪を梳いている。
ケット・シーという二足歩行の猫たちは、ドワーフ族と毛皮について話し合っている。まさか愛らしい猫のような生き物から毛を剥いだりしないだろうか、などと危惧したが、そこへトカゲやワニのような顔と身体をもつ竜人族が現れ、鱗がどうのこうのと揉めだした。
祭りのような賑わいの中に、見知った顔もいる。
見知った顔というより、見知った面だ。エルフ族のフローリンは、木彫りの面をつけているので、素顔は知れない。しかし、彼のいでたちは見ればすぐに彼だとわかる、鮮麗された美しさがある。
その見目麗しいフローリンは、宗一に対し、礼儀作法についてくどくどと解説していた。
しかし、フローリンの話を聞いていたのは、宗一よりも、アインハルトの方だった。彼はフローリンの解説に反論するものだから、揉めに揉めた。
しまいには、アインハルトはこう言い放った。
「ソーイチ様のなさることを、誰も咎めることはできないのだ」と。
それなら、王様の前で屁を放っても許されるのか、と宗一は意地の悪いことを思ったが、すぐに打ち消した。
礼儀作法などは、一朝一夕で身につくものではない。異世界の人間だからと、大目に見てくれるのならありがたい。
準備は大急ぎで進められ、昼食と夕食の時も、フローリンとアインハルトによる食事マナーの講義を受ける。しかし、上等な料理などはないので、代わりに固いパンを齧った。例の如く、野菜スープも提供されたわけだが、教材としては申し分なかった。
その日の食べ物もなく苦労した時代を思えば、毎食同じ料理だろうと、宗一にはどうということはない。食の豊かな時代になり、それに慣れてしまうと、人は贅沢を言ってしまうもの。食べ物がある、これぞ幸福。宗一は、そう己を諭すに至った。
宗一の周囲は常に慌ただしい。
宗一は魔族たちの対応に四苦八苦していたが、そんなさなかでも、目は自然とギルバートを追っていた。
ギルバートもまた慌ただしく動き回っていた。部屋を何度も出入りしたり、指示を出したり、時には談笑もしている。時々、視線がかち合うと、宗一へウインクをしてみせた。
すると、宗一は決まって視線を逸らしたが、暫くしてまたギルバートを盗み見ていた。ウインクをされると、どう返したら良いのか、わからない。気まずくなって、背けてしまう。なぜ、そんなふうに戸惑うのか。謎の解明をしたいところだが、のんびりと思考を巡らせている暇をフローリンとアインハルトは与えてくれなかった。
月が高く上った頃、ギルバートはせっせと準備作業をしている魔族たちに言った。
「皆、手を止めて聞いてくれ。準備は予定通り進められている。皆の尽力に感謝する。残りの作業は別室で進めてくれ」
仕事を抱えた魔族たちは、宗一とギルバートに挨拶をして次々と退室していった。
アインハルトは最後まで渋っていたが、宗一のひと声で観念した。
「おやすみなさい」
「うっ……、おやすみなさいませ、ソーイチ様。御前を失礼します」
しょげた顔をしていたアインハルトは、去り際にギルバートへ視線を向けた。それは恨めしいというよりは、どこか勝ち誇っているように見えた。
気のせいだったのか。宗一はギルバートの様子を伺う。
だが、ギルバートは何食わぬ顔で、日暮れに魔法で作った照明代わりの光の球体を消した。
月明かりの差し込む薄暗い部屋に、誰かが置いていったランタンが橙色の明かりを灯している。二人きりになった部屋は、さっきまでの喧騒がぴたりと消え、寂しさが残った。
見上げるギルバートの横顔に影がかかる。暗がりに目が慣れてくると、ギルバートの表情が読み取れた。
彼の顔は、不敵に口角を吊り上げているが、眉間には深い皺が刻まれていた。何とも苦虫を嚙み潰したような顔で、いつになく汚い言葉を吐いた。
「クソッタレ、アインめ」
気のせいではなかったようだ。
事ある毎に喧嘩をするのは、仲の良い証拠だと思うのだが、それを発言するのは藪蛇だろう。
「若者は元気があってよろしい」
宗一は言葉を遠回しにして濁した。
すると、ギルバートは鼻を鳴らした。
「オレがソウイチに着いて行けないとわかっていやがるんだ」
「え?」
宗一は耳を疑う。ギルバートは何と言ったのか、理解するまでに時間を要した。
「ソウイチ、残念だけど、オレはヴァールグレーンには行けない。こう見えても、オレはこの国のトップだからな。易々と動けない」
「そ、それもそうか……」
宗一は脳裏をかすめる不安を広げてしまう。
単身で隣国へ赴くことになるのか、いや、アインハルトも同行するだろう。それは僅かな救いだ。だが、この世界に来てから、ギルバートとは常に共にいた。多少の別行動は当然だが、国を跨ぐような長距離は初めてだ。不安を抱かない方が難しい。
しかし、不安は、悪い感情を引き寄せる。宗一の感情はギルバートの害を及ぼす。宗一は自身の心を落ち着かせようと息を深く吸い込んだのだが、既にギルバートはその精悍な顔を歪めていた。
「だ、大丈夫だ、ソウイチ」ギルバートはぎこちなく笑ってみせる。「アサギを共に行かせる。頼りないがアインもいる。ソウイチがピンチの時は必ずオレが駆けつけるから、心配するな」
そう言って、ギルバートは宗一の身体をきつく抱きしめた。
ギルバートの胸から心臓の音が聞こえた。少し早い。だが、僅かに花のような香りがする。彼の体温と力強い締めつけ感は、宗一の心を穏やかなものに変えた。
宗一は不思議に思った。こうしていると、こんなにも暖かな気持ちになるのに、昼間にはウインクされただけで戸惑った。彼が退室すると、どこへ行ったのかいつ戻るのだろうかと胸が騒いだ。ギルバートに対する感情が目まぐるしく動くのは、なぜなのか。宗一にはわからない。
「すまないね。もう大丈夫だよ」
宗一はギルバートの背中に回した手でポンポンと叩いた。
拘束を解いたギルバートは宗一の顔を覗き込む。大きな手で宗一の頬を包み、肌質を確かめるかのように親指で撫でる。
「ごめん、ソウイチ。オレ、キミを不安にさせてばかりだ。幸せにしたいのに、うまくいかない……」
ギルバートの金色の髪が揺れた。眉間の皺は上へ寄せられ、口角はへの字に下がった。涙を堪えているのだろうか。青い瞳がじっと宗一を見つめていた。
何度か見ているギルバートの悲しい時の顔だ。こういう時は、宗一が笑ってやるのが決まりだ。
宗一は微笑んだ。
「君はよくやってくれているよ。僕の方こそ、うまいことできていない。しばらくの間、君と離ればなれになると思っただけで心を乱すなんざ、とんでもないひよっこ……っ!」
宗一が言い終えるより早く、ギルバートの顔が接近してきて息を飲んだ。
「キスしてい?」
互いの鼻先が触れると、ギルバートはかすれた声で囁いた。
月明かりが青い瞳を潤んでいるように見せている。
宗一はギルバートの瞳に抗えない。彼の青い瞳が好きなのだと認めてしまっているからだ。
「うっ、ん」
返答がぎこちなく突っかかった。
だが、そんなことを気に留めもせず、ギルバートの唇は、宗一のものと重ね合わさった。
ギルバートは宗一の唇を噛みつくようにはむものだから、唇を塞ぐことはできず、容易く、口内への侵入を許してしまう。差し込まれた舌が絡み合い、卑猥な水音をたてた。
「んふ……」
鼻から息が零れ、呼吸が乱される。胸の奥から熱が生まれ、全身へと広がっていく。
唇を何度も重ねながら、ギルバートの息遣いも激しくなる。触れ合う肌を離さないようにしながら、ほんの僅かな隙間ができると、ギルバートは吐息交じりに呟いた。
「は、ああ、好きだ……、ソウイチ、キミが好きだ」
宗一の心臓が締めつけられた。思わず、ギルバートの服を力いっぱい握った。
薄っすらと開いた目に映ったのは、切なげな表情で宗一を求めているギルバートだ。
「う、んん……」
嗚咽を零す度に、思考が溶けていく。それでも、必死に考え、宗一は己に言い聞かせるように心の中で言葉を繰り返した。
それは、違う。勘違いするな、と。
ギルバートは号令をかけた。
これにより、閑散としていた宗一の部屋には魔王城に住み込んでいる魔族たちが押し寄せてきた。
ドワーフ族の武骨な男たちは、見た目に反して繊細な手つきで宗一の隅々まで採寸し、裁縫を始める。
妖精族という美女たちは、宗一の顔になにやら液体を塗りたくり、竹節のようなもので髪を梳いている。
ケット・シーという二足歩行の猫たちは、ドワーフ族と毛皮について話し合っている。まさか愛らしい猫のような生き物から毛を剥いだりしないだろうか、などと危惧したが、そこへトカゲやワニのような顔と身体をもつ竜人族が現れ、鱗がどうのこうのと揉めだした。
祭りのような賑わいの中に、見知った顔もいる。
見知った顔というより、見知った面だ。エルフ族のフローリンは、木彫りの面をつけているので、素顔は知れない。しかし、彼のいでたちは見ればすぐに彼だとわかる、鮮麗された美しさがある。
その見目麗しいフローリンは、宗一に対し、礼儀作法についてくどくどと解説していた。
しかし、フローリンの話を聞いていたのは、宗一よりも、アインハルトの方だった。彼はフローリンの解説に反論するものだから、揉めに揉めた。
しまいには、アインハルトはこう言い放った。
「ソーイチ様のなさることを、誰も咎めることはできないのだ」と。
それなら、王様の前で屁を放っても許されるのか、と宗一は意地の悪いことを思ったが、すぐに打ち消した。
礼儀作法などは、一朝一夕で身につくものではない。異世界の人間だからと、大目に見てくれるのならありがたい。
準備は大急ぎで進められ、昼食と夕食の時も、フローリンとアインハルトによる食事マナーの講義を受ける。しかし、上等な料理などはないので、代わりに固いパンを齧った。例の如く、野菜スープも提供されたわけだが、教材としては申し分なかった。
その日の食べ物もなく苦労した時代を思えば、毎食同じ料理だろうと、宗一にはどうということはない。食の豊かな時代になり、それに慣れてしまうと、人は贅沢を言ってしまうもの。食べ物がある、これぞ幸福。宗一は、そう己を諭すに至った。
宗一の周囲は常に慌ただしい。
宗一は魔族たちの対応に四苦八苦していたが、そんなさなかでも、目は自然とギルバートを追っていた。
ギルバートもまた慌ただしく動き回っていた。部屋を何度も出入りしたり、指示を出したり、時には談笑もしている。時々、視線がかち合うと、宗一へウインクをしてみせた。
すると、宗一は決まって視線を逸らしたが、暫くしてまたギルバートを盗み見ていた。ウインクをされると、どう返したら良いのか、わからない。気まずくなって、背けてしまう。なぜ、そんなふうに戸惑うのか。謎の解明をしたいところだが、のんびりと思考を巡らせている暇をフローリンとアインハルトは与えてくれなかった。
月が高く上った頃、ギルバートはせっせと準備作業をしている魔族たちに言った。
「皆、手を止めて聞いてくれ。準備は予定通り進められている。皆の尽力に感謝する。残りの作業は別室で進めてくれ」
仕事を抱えた魔族たちは、宗一とギルバートに挨拶をして次々と退室していった。
アインハルトは最後まで渋っていたが、宗一のひと声で観念した。
「おやすみなさい」
「うっ……、おやすみなさいませ、ソーイチ様。御前を失礼します」
しょげた顔をしていたアインハルトは、去り際にギルバートへ視線を向けた。それは恨めしいというよりは、どこか勝ち誇っているように見えた。
気のせいだったのか。宗一はギルバートの様子を伺う。
だが、ギルバートは何食わぬ顔で、日暮れに魔法で作った照明代わりの光の球体を消した。
月明かりの差し込む薄暗い部屋に、誰かが置いていったランタンが橙色の明かりを灯している。二人きりになった部屋は、さっきまでの喧騒がぴたりと消え、寂しさが残った。
見上げるギルバートの横顔に影がかかる。暗がりに目が慣れてくると、ギルバートの表情が読み取れた。
彼の顔は、不敵に口角を吊り上げているが、眉間には深い皺が刻まれていた。何とも苦虫を嚙み潰したような顔で、いつになく汚い言葉を吐いた。
「クソッタレ、アインめ」
気のせいではなかったようだ。
事ある毎に喧嘩をするのは、仲の良い証拠だと思うのだが、それを発言するのは藪蛇だろう。
「若者は元気があってよろしい」
宗一は言葉を遠回しにして濁した。
すると、ギルバートは鼻を鳴らした。
「オレがソウイチに着いて行けないとわかっていやがるんだ」
「え?」
宗一は耳を疑う。ギルバートは何と言ったのか、理解するまでに時間を要した。
「ソウイチ、残念だけど、オレはヴァールグレーンには行けない。こう見えても、オレはこの国のトップだからな。易々と動けない」
「そ、それもそうか……」
宗一は脳裏をかすめる不安を広げてしまう。
単身で隣国へ赴くことになるのか、いや、アインハルトも同行するだろう。それは僅かな救いだ。だが、この世界に来てから、ギルバートとは常に共にいた。多少の別行動は当然だが、国を跨ぐような長距離は初めてだ。不安を抱かない方が難しい。
しかし、不安は、悪い感情を引き寄せる。宗一の感情はギルバートの害を及ぼす。宗一は自身の心を落ち着かせようと息を深く吸い込んだのだが、既にギルバートはその精悍な顔を歪めていた。
「だ、大丈夫だ、ソウイチ」ギルバートはぎこちなく笑ってみせる。「アサギを共に行かせる。頼りないがアインもいる。ソウイチがピンチの時は必ずオレが駆けつけるから、心配するな」
そう言って、ギルバートは宗一の身体をきつく抱きしめた。
ギルバートの胸から心臓の音が聞こえた。少し早い。だが、僅かに花のような香りがする。彼の体温と力強い締めつけ感は、宗一の心を穏やかなものに変えた。
宗一は不思議に思った。こうしていると、こんなにも暖かな気持ちになるのに、昼間にはウインクされただけで戸惑った。彼が退室すると、どこへ行ったのかいつ戻るのだろうかと胸が騒いだ。ギルバートに対する感情が目まぐるしく動くのは、なぜなのか。宗一にはわからない。
「すまないね。もう大丈夫だよ」
宗一はギルバートの背中に回した手でポンポンと叩いた。
拘束を解いたギルバートは宗一の顔を覗き込む。大きな手で宗一の頬を包み、肌質を確かめるかのように親指で撫でる。
「ごめん、ソウイチ。オレ、キミを不安にさせてばかりだ。幸せにしたいのに、うまくいかない……」
ギルバートの金色の髪が揺れた。眉間の皺は上へ寄せられ、口角はへの字に下がった。涙を堪えているのだろうか。青い瞳がじっと宗一を見つめていた。
何度か見ているギルバートの悲しい時の顔だ。こういう時は、宗一が笑ってやるのが決まりだ。
宗一は微笑んだ。
「君はよくやってくれているよ。僕の方こそ、うまいことできていない。しばらくの間、君と離ればなれになると思っただけで心を乱すなんざ、とんでもないひよっこ……っ!」
宗一が言い終えるより早く、ギルバートの顔が接近してきて息を飲んだ。
「キスしてい?」
互いの鼻先が触れると、ギルバートはかすれた声で囁いた。
月明かりが青い瞳を潤んでいるように見せている。
宗一はギルバートの瞳に抗えない。彼の青い瞳が好きなのだと認めてしまっているからだ。
「うっ、ん」
返答がぎこちなく突っかかった。
だが、そんなことを気に留めもせず、ギルバートの唇は、宗一のものと重ね合わさった。
ギルバートは宗一の唇を噛みつくようにはむものだから、唇を塞ぐことはできず、容易く、口内への侵入を許してしまう。差し込まれた舌が絡み合い、卑猥な水音をたてた。
「んふ……」
鼻から息が零れ、呼吸が乱される。胸の奥から熱が生まれ、全身へと広がっていく。
唇を何度も重ねながら、ギルバートの息遣いも激しくなる。触れ合う肌を離さないようにしながら、ほんの僅かな隙間ができると、ギルバートは吐息交じりに呟いた。
「は、ああ、好きだ……、ソウイチ、キミが好きだ」
宗一の心臓が締めつけられた。思わず、ギルバートの服を力いっぱい握った。
薄っすらと開いた目に映ったのは、切なげな表情で宗一を求めているギルバートだ。
「う、んん……」
嗚咽を零す度に、思考が溶けていく。それでも、必死に考え、宗一は己に言い聞かせるように心の中で言葉を繰り返した。
それは、違う。勘違いするな、と。
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