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第8章 変わってしまう日常編
【雇用№169】精霊樹の斧と魔霊樹討伐18
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「愛ちゃん魔神様ってのは、初耳なんだけど。それも女神と同じく神の人柱なのですか?」
「パパ、魔神は魔族の神になる方ですよ。私達精霊の精霊神様、人間の女神フェリシアと同じ形ですね。ですので、御神達がもらって動いているこの方は、魔族側ですよ。」
うーん、魔族の天敵であるノエルがいるとどうも話が進みずらいな。でもよくよく考えると、女神の野郎が人間側を優位にさせたくて、魔法を使える様にする為に愛ちゃんを召喚して、魔霊樹を植えさせた。
魔霊樹は魔素を生み出すから魔法が使える様になる。人間国だかで行うと、他の種族との戦いの際に魔法が使えないので、世界に魔霊樹を植える必要がある。ということだよな。
「リュウ君、ノエルちゃん?の言う通りよ。魔神様は、魔族の神になるお方だわ。魔霊樹を植えるためには、魔神様に御奉納して対価として魔霊樹を植えてもらえことが出来るの。その関連で魔神様と連絡を取っているわ。」
「愛ちゃんよくわかってないんだけど。それだとノエルの言う通り、魔族側ってことにならないのかな?」
「うーん、側から見るとそう見えるかもしれないわね。でも、あくまで私は、人間側の女神様からの御信託で魔霊樹を植えているから、厳密には魔族側ではないわよね。」
「そう、なるよね。」
「でも、この人は魔霊樹を伐採しようとするのを止めましたよ。人間側ならそこまでしない筈です。」
「ノエル、それに関しては、契約内容が完結してないからだと思うよ。」
「そう、リュウ君の言う通りよ。女神様から、終了の合図が来るまでは私は、魔霊樹を植えて保護することがお仕事になるのよ。」
「えっ、お仕事?もしかして愛ちゃんの称号も雇われ○○なの?」
「ええ、私は雇われ魔法少女よ。てことはリュウ君は?」
「僕は雇われ勇者。で、仕事は魔王の討伐。仕事の報酬はなんでもだけど正式な書面は交わしてないし、この状況だと、魔王が魔族の王、魔法少女の王、もしかしたら他にも略称で魔王という存在がいるかも知らないから、神託の履行には女神に確認が必要だね。愛ちゃんの報酬の件も踏まえて。」
「そうした方が良さそうね。でも、どうやって女神様に連絡を取るの?私も色々と方法を考えたけれど、どうやっても連絡が取れなかったわよ。」
「魔神様には連絡は取れないの?その方から、女神に確認してもらえばいけるんじゃ?」
「一度、連絡が来た時に話してみたけど、神の間でのやりとりは原則ご法度。信徒と神との直接でのやりとりが望ましいって返されたわ。」
「それが出来ないから、困ってるのに融通が効かないな。お役所仕事じゃあるまいし。なら、さっき愛ちゃんが使ってた転移、テレポートで直接女神の所に行くのは?」
「それも無理な。私のテレポートは、幻想世界で行ったことがある場所だけなのよね。女神様のいる神界にはテレポート出来ないわ。」
「パパ、今は、それよりも魔族の襲撃をどうにかすることが最優先ですよ。」
「そうだよ。リュウ兄ちゃん。ウェルザさんやモニカちゃん達が安心して生活できる様にする為にここに私達はいるんだよ。」
「二人ともまーその通りではあるんだけどね。どうも事態がややこしく絡まりあっている気がするんだよね。魔霊樹を伐採して、魔王を倒して、ハイ終わりましたでは済まない気
がする訳だよ。」
「確かにリュウ君の言う通りね。女神様に一旦御意志を確認するのがいいわね。もっともそれが出来ない訳だけど。ちょっとその話は隣に置いといて、その娘達を紹介してくれない?」
「私にもその愛さんとの関係を教えて下さい。」
3人にそう言われて、愛ちゃんがもといた世界での最愛の人であること、チルが一緒に暮らして支えてくれる妹分であること。ノエルが前一緒にいたティタニアとの間に出来た娘であることを緊張しながら説明した。
リソースは細かく要所要所で確認出来る人物に確認をとりながら、齟齬が出ない様に最新の注意を払って説明した。
先程まで息を潜めていた僕の破滅の危機が発言の仕方次第で再び訪れてしまうのだから。
「パパ、魔神は魔族の神になる方ですよ。私達精霊の精霊神様、人間の女神フェリシアと同じ形ですね。ですので、御神達がもらって動いているこの方は、魔族側ですよ。」
うーん、魔族の天敵であるノエルがいるとどうも話が進みずらいな。でもよくよく考えると、女神の野郎が人間側を優位にさせたくて、魔法を使える様にする為に愛ちゃんを召喚して、魔霊樹を植えさせた。
魔霊樹は魔素を生み出すから魔法が使える様になる。人間国だかで行うと、他の種族との戦いの際に魔法が使えないので、世界に魔霊樹を植える必要がある。ということだよな。
「リュウ君、ノエルちゃん?の言う通りよ。魔神様は、魔族の神になるお方だわ。魔霊樹を植えるためには、魔神様に御奉納して対価として魔霊樹を植えてもらえことが出来るの。その関連で魔神様と連絡を取っているわ。」
「愛ちゃんよくわかってないんだけど。それだとノエルの言う通り、魔族側ってことにならないのかな?」
「うーん、側から見るとそう見えるかもしれないわね。でも、あくまで私は、人間側の女神様からの御信託で魔霊樹を植えているから、厳密には魔族側ではないわよね。」
「そう、なるよね。」
「でも、この人は魔霊樹を伐採しようとするのを止めましたよ。人間側ならそこまでしない筈です。」
「ノエル、それに関しては、契約内容が完結してないからだと思うよ。」
「そう、リュウ君の言う通りよ。女神様から、終了の合図が来るまでは私は、魔霊樹を植えて保護することがお仕事になるのよ。」
「えっ、お仕事?もしかして愛ちゃんの称号も雇われ○○なの?」
「ええ、私は雇われ魔法少女よ。てことはリュウ君は?」
「僕は雇われ勇者。で、仕事は魔王の討伐。仕事の報酬はなんでもだけど正式な書面は交わしてないし、この状況だと、魔王が魔族の王、魔法少女の王、もしかしたら他にも略称で魔王という存在がいるかも知らないから、神託の履行には女神に確認が必要だね。愛ちゃんの報酬の件も踏まえて。」
「そうした方が良さそうね。でも、どうやって女神様に連絡を取るの?私も色々と方法を考えたけれど、どうやっても連絡が取れなかったわよ。」
「魔神様には連絡は取れないの?その方から、女神に確認してもらえばいけるんじゃ?」
「一度、連絡が来た時に話してみたけど、神の間でのやりとりは原則ご法度。信徒と神との直接でのやりとりが望ましいって返されたわ。」
「それが出来ないから、困ってるのに融通が効かないな。お役所仕事じゃあるまいし。なら、さっき愛ちゃんが使ってた転移、テレポートで直接女神の所に行くのは?」
「それも無理な。私のテレポートは、幻想世界で行ったことがある場所だけなのよね。女神様のいる神界にはテレポート出来ないわ。」
「パパ、今は、それよりも魔族の襲撃をどうにかすることが最優先ですよ。」
「そうだよ。リュウ兄ちゃん。ウェルザさんやモニカちゃん達が安心して生活できる様にする為にここに私達はいるんだよ。」
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がする訳だよ。」
「確かにリュウ君の言う通りね。女神様に一旦御意志を確認するのがいいわね。もっともそれが出来ない訳だけど。ちょっとその話は隣に置いといて、その娘達を紹介してくれない?」
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リソースは細かく要所要所で確認出来る人物に確認をとりながら、齟齬が出ない様に最新の注意を払って説明した。
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