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第10章 物の怪の新たな人材と朝活デビュー
【084】営業6日目 小咲さんのスカウトその1
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「小咲さん、ダンジョンマートにご興味はありませんか?」
「興味はあるよ。最近出来たって噂になってるしね。どんな人が来ているのかは凄く気になってるんだ」
「これからご予定がなければ、もしよかったら一緒に行きませんか?」
「えっ、いいんですか!入ってみたいとは思ってたんだけど、行列に並ぶのは好きじゃないし、暑いのも苦手なんで、しばらく行くのは諦めてたんだ。
よければ是非行きたいです。」
「では、これから一緒に行きましょ。天魔さん、雪那さんもう行きますけど良いですか?」
「はいっ!!」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「へーこれが、ダンジョンマートさんですか。思ってたのとは違って凄く普通なんですね。」
天魔さんと雪那さんは、一旦戻って出社のための準備をしに行った。僕は彼女をスカウトするため!鋭意ご案内中である。
「それで、ウィーンさん、そろそろ営業時間前に私をダンジョンマート内に入れて、ご案内した目的をお話しせてもらってもいいですか?」
「ええっ、ではそちらにお掛けになって下さい。お気づきだとは思いますが、うちは現状人手不足でして、スタッフを探している所なんですよ。今日朝活に顔を初めて出したのも、地元の物怪たちと顔馴染みになるものとスタッフを探しに行くという理由が、あったからですね。」
「やっぱりそうなんですね。薄々気づいてましたよ。というかあの場にいた人は大体わかってたと思いますよ。それで、私に声をかけたのは、現状フリーであったからですかね?」
「勿論、それも一つの理由ではあります。ただ、小咲さんが何をこれからしていきたいのかが分かってませんでした。まずはダンジョンマートで何をしているか肌で感じてもらった上で、ご説明をして、お互いの内容にメリットがあるかどうかを確認したかったので、足を運んで頂いた次第です。」
「なるほど納得行きました。それでも、案内してもらえたのが、一回の冒険者が入れる所だけなのは、私のこれからのご回答次第ということですね~。
私は、これから色々自分の興味のあることをやって行きたいんですよ。受付のサービススタッフということであれば私はそれほど興味がありませんので、辞退させてもらいますね。
情報をより深く早く扱えるように、プログラムを学んだり、情報発信で世界の動向を左右したり、自分の作ったデザインを世界に出して、評価してもらったり、とにかく色々と挑戦してみたいんですよね。
なので、マニュアルに沿った、定作業って、いうのは私のやりたいことではないんです。」
「それがやりたいことですか。それなら、私の方でもいくつかご提案できる内容がありますね。
うちは、ご存知の通りダンジョン内を探索してもらえことをメインにしてます。そのダンジョンですが、私が最上階で、デザインしているです。それに、ダンジョン内の装備は、冒険者は、私達スタッフがデザインして、登録しているものもあります。」
「えっ、ダンジョンって、各支店で作られているんですか?てっきり本社でデザインしまものを入れているのだとばかり思ってました。それに冒険者がデザインですか!!それっ、凄く面白そうです。詳しく教えてください!!」
よし、小咲さんの興味は、バッチリひけた。こういう人種は、自分力でどれだけ出来るか挑戦してみたいって気持ちのある人が多い。でも、一から始めようと思ったら、凄く大変だし、やりたくない業務も沢山出てくるからね。
「ええっ、その前に詳細の説明しますので、こちらの契約書にサインしてもらえますか。内容は、たいがいへの情報の漏洩禁止に関してです。」
「それは、企業さんでしたら、必要ですよね。はい、サインしました。」
「では、お話する際に最上階の制御室に行きましょう。本来、我が社の正社員でも特定の人しか入れない場所ですので、他言無用でお願いします」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「へーここが制御室ですか。やっぱり普通のパソコンルームに見えますね。」
「えてして、他の箇所はそのようなものですよ。
で、これが、ダンジョン設計で使用しているパソコンになります。今は、次の2階フロアのダンジョン開放に向けて、雪山をベースとしたダンジョンを設計中です」
「細かくモンスターや、オブジェクト、木や森、洞窟なんかも配置出来るんですね。おっ、ここはなんですか?」
「これはですね。私達スタッフが一生懸命考えて作成している肝の部分になります。スキー場と温泉になります」
「えーっ、ダンジョンにそんな場所があるんですか?そういえば、ホームページやにゃんスタで、オアシスでの水泳やビーチバレーの写真が上がってましたね。他のダンジョンは、いわゆる小説やゲームなんかで出てくるモンスターを倒すためのものですけど、ここは違いますね。アトラクションリゾート施設な感じがします。」
「そうですね。他のオーナーさんにも話を聞いてますけど、ここだけのようですし、しばらくはうちだけしかありません。既存の場所では、既存のニーズが固まっているので大幅な仕様の変更が出来ない状態なんです。」
「えーっ、絶対に面白いですよね。このダンジョンのデザイン設計の作業!私がここで働くと言ったら、させてもらえるんですか?」
「お願いしたいと思ってます。他に補助として、休憩を回すために受付の作業を覚えてもらったりする必要がありますが、メインはこのデザイン設計やそのテストプレイ、事務処理。こちらは、関数やVBBで合理化してく予定なので、その作業をしてもらう予定です。
私も少しはプログラムは分かりますので、初歩までで有れば教えることが出来ます。
こちらは冒険者がSHOPで購入できるものなんですけど、こちらの水着や着物なんかは知り合いがデザインしたものとなります。冒険者の購入度合いによって、ロイヤリティが入ります。」
「興味はあるよ。最近出来たって噂になってるしね。どんな人が来ているのかは凄く気になってるんだ」
「これからご予定がなければ、もしよかったら一緒に行きませんか?」
「えっ、いいんですか!入ってみたいとは思ってたんだけど、行列に並ぶのは好きじゃないし、暑いのも苦手なんで、しばらく行くのは諦めてたんだ。
よければ是非行きたいです。」
「では、これから一緒に行きましょ。天魔さん、雪那さんもう行きますけど良いですか?」
「はいっ!!」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「へーこれが、ダンジョンマートさんですか。思ってたのとは違って凄く普通なんですね。」
天魔さんと雪那さんは、一旦戻って出社のための準備をしに行った。僕は彼女をスカウトするため!鋭意ご案内中である。
「それで、ウィーンさん、そろそろ営業時間前に私をダンジョンマート内に入れて、ご案内した目的をお話しせてもらってもいいですか?」
「ええっ、ではそちらにお掛けになって下さい。お気づきだとは思いますが、うちは現状人手不足でして、スタッフを探している所なんですよ。今日朝活に顔を初めて出したのも、地元の物怪たちと顔馴染みになるものとスタッフを探しに行くという理由が、あったからですね。」
「やっぱりそうなんですね。薄々気づいてましたよ。というかあの場にいた人は大体わかってたと思いますよ。それで、私に声をかけたのは、現状フリーであったからですかね?」
「勿論、それも一つの理由ではあります。ただ、小咲さんが何をこれからしていきたいのかが分かってませんでした。まずはダンジョンマートで何をしているか肌で感じてもらった上で、ご説明をして、お互いの内容にメリットがあるかどうかを確認したかったので、足を運んで頂いた次第です。」
「なるほど納得行きました。それでも、案内してもらえたのが、一回の冒険者が入れる所だけなのは、私のこれからのご回答次第ということですね~。
私は、これから色々自分の興味のあることをやって行きたいんですよ。受付のサービススタッフということであれば私はそれほど興味がありませんので、辞退させてもらいますね。
情報をより深く早く扱えるように、プログラムを学んだり、情報発信で世界の動向を左右したり、自分の作ったデザインを世界に出して、評価してもらったり、とにかく色々と挑戦してみたいんですよね。
なので、マニュアルに沿った、定作業って、いうのは私のやりたいことではないんです。」
「それがやりたいことですか。それなら、私の方でもいくつかご提案できる内容がありますね。
うちは、ご存知の通りダンジョン内を探索してもらえことをメインにしてます。そのダンジョンですが、私が最上階で、デザインしているです。それに、ダンジョン内の装備は、冒険者は、私達スタッフがデザインして、登録しているものもあります。」
「えっ、ダンジョンって、各支店で作られているんですか?てっきり本社でデザインしまものを入れているのだとばかり思ってました。それに冒険者がデザインですか!!それっ、凄く面白そうです。詳しく教えてください!!」
よし、小咲さんの興味は、バッチリひけた。こういう人種は、自分力でどれだけ出来るか挑戦してみたいって気持ちのある人が多い。でも、一から始めようと思ったら、凄く大変だし、やりたくない業務も沢山出てくるからね。
「ええっ、その前に詳細の説明しますので、こちらの契約書にサインしてもらえますか。内容は、たいがいへの情報の漏洩禁止に関してです。」
「それは、企業さんでしたら、必要ですよね。はい、サインしました。」
「では、お話する際に最上階の制御室に行きましょう。本来、我が社の正社員でも特定の人しか入れない場所ですので、他言無用でお願いします」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「へーここが制御室ですか。やっぱり普通のパソコンルームに見えますね。」
「えてして、他の箇所はそのようなものですよ。
で、これが、ダンジョン設計で使用しているパソコンになります。今は、次の2階フロアのダンジョン開放に向けて、雪山をベースとしたダンジョンを設計中です」
「細かくモンスターや、オブジェクト、木や森、洞窟なんかも配置出来るんですね。おっ、ここはなんですか?」
「これはですね。私達スタッフが一生懸命考えて作成している肝の部分になります。スキー場と温泉になります」
「えーっ、ダンジョンにそんな場所があるんですか?そういえば、ホームページやにゃんスタで、オアシスでの水泳やビーチバレーの写真が上がってましたね。他のダンジョンは、いわゆる小説やゲームなんかで出てくるモンスターを倒すためのものですけど、ここは違いますね。アトラクションリゾート施設な感じがします。」
「そうですね。他のオーナーさんにも話を聞いてますけど、ここだけのようですし、しばらくはうちだけしかありません。既存の場所では、既存のニーズが固まっているので大幅な仕様の変更が出来ない状態なんです。」
「えーっ、絶対に面白いですよね。このダンジョンのデザイン設計の作業!私がここで働くと言ったら、させてもらえるんですか?」
「お願いしたいと思ってます。他に補助として、休憩を回すために受付の作業を覚えてもらったりする必要がありますが、メインはこのデザイン設計やそのテストプレイ、事務処理。こちらは、関数やVBBで合理化してく予定なので、その作業をしてもらう予定です。
私も少しはプログラムは分かりますので、初歩までで有れば教えることが出来ます。
こちらは冒険者がSHOPで購入できるものなんですけど、こちらの水着や着物なんかは知り合いがデザインしたものとなります。冒険者の購入度合いによって、ロイヤリティが入ります。」
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