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第9章 シフト表とEXDEL(飛ばしても大丈夫です)
【072】営業5日目 シフト表&EXDEL2
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「これでさっきの日付のやつに関してはご回答できた形ですね。」
「ええ、あの、この月曜日が赤色のマークがついているものも、自動だったのでしょうか?さっき、7月から8月に変えたことで、赤色の位置が変わったような気がしたのですが。」
「そうですね。赤色はうちのお店は月曜日が定休日ですので、お店の休日という形で示しています。」
「そうなんですね。これはどうやってやっているんでしょうか?」
「EXDELの『ホーム』タブの中央らへんに『条件付き書式』があるんですけど、これを使ってやっていますね。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
『1』色を条件によって変えたいセル範囲を選択
ここでは曜日なので、D6~AA6を選択
『2』『条件付き書式』を選択
『3』『新しいルール』を選択
『4』『数式を使用して・・・』を選択
『5』 次の数式を・・・・の項目に
『=D6="月"』と入力する。(※1)
『6』 書式を自分の設定したいものにする。
ここでは塗りつぶしで赤色を選択
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
※1でD6と書いてありますが、ここは要注意ですね。
セルで選択した一番左上のセルで考えることになります。
ここでは、D6~AA6なので一番左のD6を使用。
"月"の部分は、月曜日が休みなので、表示が月の時で設定しますが、土曜なら土、日曜なら日そこに表示されるもので考えて下さい。」
「はいっ、なるほどこんな便利な機能もあるんですね。ちなみに聞いておきたいんですが、どこでここら辺の勉強をしたのでしょうか?学校ですか?」
「いえ、私の時は、ここまでやっていませんね。普通にSUMやMINの関数を使っての計算やグラフになります。これは、家で、テキスト買ってやりましたよ。確か、初級のテキストに載っていたと思います。」
「これで初級の内容ですか。とてもじゃないですが、使っている人を私は見たことがありませんね。」
「ええと、天魔さん。どこまでが私の作業の内容確認なんでしょうか?今は、新人でEXDELをあまり使われていない人の想定での質問ですよね。」
そういえば、そういう形式で問題がないかを確認しているんでしたね。さて、ここで本当のことを言っても、大丈夫だろうか?と天魔さんは考える。
「いえ、あまりの上手なシフト表の作り方に内容確認のことを忘れて、自分が知りたい一心で聞いてました。本当にすごいことですよ。これは、少なくとも私が知っている人でここまで出来る人はいません。」
とべた褒めされている。
「えっ、でも、このくらいは、経験のある社会人なら誰でも出来ると思いますよ。だって、うちの家族はみんな出来てますし。私のよりすごいVBBで作って、自動化してますから。
家族は、『そんなことも出来ないなんて情けないわ。社会にいけばこの程度のことは、誰でも出来んだぞ。』って言ってましたし。」
ウィーンさんの根底にあるのは、家で植え付けられた歪んだ概念ですか。その基準を当たり前として、徹底されて教育された結果、仕事をしている人は無意識的にみんな出来ると思っているのか。これは、ちょっと僕の手に負えないかもしれませんね。長所を長所として認識できず短所として捉えてしまっている。と天魔さんは考えた。
「いえいえ勿論私はできますよ。でも結構出来ないかたが沢山いるんですよ。多分そのご家族の方は、エンジニアなら誰でも出来ると言いたかったんじゃないですか?うちのスタッフはエンジニアではなく、サービス業のスタッフですから分野が異なりますし。」
「はぁ~~、そうなんですかね。僕も別にエンジニアではなく、ただの、最近始めた見習い経営者なんですけど。」
う~~ん、やっぱり私ではダメですね。この固定観念を取り外すことが出来そうにありません。それにしても出来ないものを出来るというのは、あまり気持ちのいいものではありませんね。
「うんうん、オーナーのおっしゃることは良くわかりました。では、引き続き新入のスタッフに教える形で色々とチェックしていきましょう。」
「やっぱり、そうですよね。新人に教える体裁で勧めますよね。」
なんかウィーンさんがほっとしているけど、うん、この方が前に進むので一旦横に置いて置きましょう。
「ええ、あの、この月曜日が赤色のマークがついているものも、自動だったのでしょうか?さっき、7月から8月に変えたことで、赤色の位置が変わったような気がしたのですが。」
「そうですね。赤色はうちのお店は月曜日が定休日ですので、お店の休日という形で示しています。」
「そうなんですね。これはどうやってやっているんでしょうか?」
「EXDELの『ホーム』タブの中央らへんに『条件付き書式』があるんですけど、これを使ってやっていますね。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
『1』色を条件によって変えたいセル範囲を選択
ここでは曜日なので、D6~AA6を選択
『2』『条件付き書式』を選択
『3』『新しいルール』を選択
『4』『数式を使用して・・・』を選択
『5』 次の数式を・・・・の項目に
『=D6="月"』と入力する。(※1)
『6』 書式を自分の設定したいものにする。
ここでは塗りつぶしで赤色を選択
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
※1でD6と書いてありますが、ここは要注意ですね。
セルで選択した一番左上のセルで考えることになります。
ここでは、D6~AA6なので一番左のD6を使用。
"月"の部分は、月曜日が休みなので、表示が月の時で設定しますが、土曜なら土、日曜なら日そこに表示されるもので考えて下さい。」
「はいっ、なるほどこんな便利な機能もあるんですね。ちなみに聞いておきたいんですが、どこでここら辺の勉強をしたのでしょうか?学校ですか?」
「いえ、私の時は、ここまでやっていませんね。普通にSUMやMINの関数を使っての計算やグラフになります。これは、家で、テキスト買ってやりましたよ。確か、初級のテキストに載っていたと思います。」
「これで初級の内容ですか。とてもじゃないですが、使っている人を私は見たことがありませんね。」
「ええと、天魔さん。どこまでが私の作業の内容確認なんでしょうか?今は、新人でEXDELをあまり使われていない人の想定での質問ですよね。」
そういえば、そういう形式で問題がないかを確認しているんでしたね。さて、ここで本当のことを言っても、大丈夫だろうか?と天魔さんは考える。
「いえ、あまりの上手なシフト表の作り方に内容確認のことを忘れて、自分が知りたい一心で聞いてました。本当にすごいことですよ。これは、少なくとも私が知っている人でここまで出来る人はいません。」
とべた褒めされている。
「えっ、でも、このくらいは、経験のある社会人なら誰でも出来ると思いますよ。だって、うちの家族はみんな出来てますし。私のよりすごいVBBで作って、自動化してますから。
家族は、『そんなことも出来ないなんて情けないわ。社会にいけばこの程度のことは、誰でも出来んだぞ。』って言ってましたし。」
ウィーンさんの根底にあるのは、家で植え付けられた歪んだ概念ですか。その基準を当たり前として、徹底されて教育された結果、仕事をしている人は無意識的にみんな出来ると思っているのか。これは、ちょっと僕の手に負えないかもしれませんね。長所を長所として認識できず短所として捉えてしまっている。と天魔さんは考えた。
「いえいえ勿論私はできますよ。でも結構出来ないかたが沢山いるんですよ。多分そのご家族の方は、エンジニアなら誰でも出来ると言いたかったんじゃないですか?うちのスタッフはエンジニアではなく、サービス業のスタッフですから分野が異なりますし。」
「はぁ~~、そうなんですかね。僕も別にエンジニアではなく、ただの、最近始めた見習い経営者なんですけど。」
う~~ん、やっぱり私ではダメですね。この固定観念を取り外すことが出来そうにありません。それにしても出来ないものを出来るというのは、あまり気持ちのいいものではありませんね。
「うんうん、オーナーのおっしゃることは良くわかりました。では、引き続き新入のスタッフに教える形で色々とチェックしていきましょう。」
「やっぱり、そうですよね。新人に教える体裁で勧めますよね。」
なんかウィーンさんがほっとしているけど、うん、この方が前に進むので一旦横に置いて置きましょう。
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