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第9章 シフト表とEXDEL(飛ばしても大丈夫です)
【071】営業5日目 シフト表&EXDEL1
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翌朝は、7時ぴったりに扉がノックされた。
「コンッコンッ」
「おはようございます。天魔です」
「開いてますから、入っていいですよ。」
「お邪魔します。」
「おはようございます。天魔さん時間ぴったりですね。」
「ええ、時間に遅れてくるなど社会人として持っての他です。とはいえ、早く来すぎてもそれはそれでご迷惑というもので、時間は調整してきています。」
う~~ん、流石天魔さん、よくヨシさんの元で働いているだけあって、きっちりしてますね。
「それでみて頂きたいのは、こちらのEXDELで作ったシフト表なんですよ。あっ、椅子はそこにあるやつを使ってください」
僕は、モニターの前で作業していて、その隣に天魔さんが椅子を持ってきて座った。
「なるほど」
うん、私の目では、この表示されている情報からでは作り方がわかりそうにないですね。と天魔さんは考えていた。
「一度作り方を見せてもらってもいいですか。2度手間になるといけないので、大分早いですが8分のシフト表を作りましょう。」
「ええ、いいですよ。7月のシートをコピーして、シート名を8月に変更。タイトルにある日付を2019年の7月から2019年の8月に変更と。。。。。はい、終わりました。」
「えっ、これで終わりですか?曜日とか日付は変えないのでしょうか?」
「いえ、そんな手間のかかることはいちいちやってたら時間かかるじゃないですか?なので、関数を使って、自動で出来るように作ってありますよ。」
「えっ、それどうやってするんですか?詳しく教えて下さい。」
「タイトルに年と月の情報があるじゃないですか、それに、日付を1~31まで、予め設定しておきますよね」
「はい」
「で日付の下にDATE関数を使って、
=DATE(年(year)、月(month)、日(day))
を入力するとそこのセルのデータが日付の表示になるんですよ。
例えば
=DATE(2019、8、1)なら
=2019/8/1と同じになるんですよ。」
「なっ、なるほど」
天魔さんがおもむろに内ポケットからメモを取り出して、内容を書き留めていく。
「で、この日付データとtext関数を使って曜日に変換するんですよ。
=text(2019/8/1,"aaa")
=火 って表示結果になりますね。
ちなみに
=text(2019/8/1,"aaaa")
にすると
=火曜日 って表示結果になりますね。
これはお好みで変えて下さいね。僕もこの表示形式は詳しくは知りませんのね、ネットで「text関数 exdel」と打ち込んで検索すれば、詳細が調べられますよ。」
「はっ、はい」
また必死にメモを取っていく天魔さん。あれ、間違っているかどうかの確認じゃなかったのかな?
「今はそのまま値を入力してますが、これを参照形式に変更しますね。そうすると
年データが A1セル、2019
月データが A2セル、8
日付データがD5~AA5のセルになってますよね。
D6=DATE(A1、A2、D5)
って入力すれば、日付が表示されます。
D7=Text(D6,"aaa")
にすると曜日が表示されるわけですね。」
「ふむふむ」
「でもこのままセルをコピーして、1~31日のとこに貼り付けてもダメなんですよね。」
「えっ、何でですか?コピーしたら同じ様に曜日が表示されるんじゃないですか?」
「う~~ん、説明するより自分でやってもらった方がわかりやすいですね。天魔さんやってみて下さい。」
あれ、なんかおかしいような、何で僕が天魔さんに教えているんだろう?逆じゃなかったのかな?でも、真剣に聞いてくれてるし、人に教える練習なのだろうか?
「ほっ、ほんとだ、日付データがオカシイし、曜日データがエラーになっている。これはなぜですか?」
「2日目の数式を見たらわかるんですけど、
E6=DATE(B1、B2、E5) になってますよね。」
「あっ、本当だ。何もないところを参照していますね。これじゃ~。まとめて、出来ないですね。1日1日設定していかないとダメなんですね。これを31日分は根気が要りますね。」
「いえ、天魔さんそんな面倒なことはやりませんよ。今の数式がずれる時の参照方式を『相対参照』というのですが、行や列の合計を出すときはこれでいいんですよね。
でも、年や月なんかは一個あれば、充分なので、これを利用して作るんですよ。参照先が絶対に変わらないものを『絶対参照』というんです。」
「はい、『相対参照』と『絶対参照』ですか。」
とまた、メモを書いていく、書くスペースがなくなったのか、次のページをめくって書いている。そんなに僕が注意することが沢山あるのだろうか?
「絶対参照するには、数式の中にある絶対参照にしたいところにマウスのカーソルでクリックします。
D6=DATE(A|1、A2、D5)
今A1のセルに合わせてますね。この状態でファンクションキーの【F4】キーを押します。
E5=DATE($A|$1、A2、D5)
このように、行と列を示す前に【$】マークが入りましたね。これが絶対に変えないというマークです。この場合は行も列も固定して変更しないという意味になります。
同様に【F4】キーを押すと、
D6=DATE($A|1、A2、D5)
D6=DATE(A|$1、A2、D5)
D6=DATE(A|1、A2、D5)
【$】の付いている位置が変わりますよね。これで調整する形です。勿論、【F4】キーを使わなくても、そのまま絶対参照したい箇所に【$】を入れても大丈夫です。
D6=DATE($A$1、$A$2、D5)という風になるわけです。」
「なっなるほど。」
ちょっと、ペースが早くて、理解が追い付かないけど、これはかなり事務作業が楽になるよシフト表以外でも、カレンダーやなんかで使えるし。でも、ウィーンさんこんなこと一体どこで覚えたんだろう?
「コンッコンッ」
「おはようございます。天魔です」
「開いてますから、入っていいですよ。」
「お邪魔します。」
「おはようございます。天魔さん時間ぴったりですね。」
「ええ、時間に遅れてくるなど社会人として持っての他です。とはいえ、早く来すぎてもそれはそれでご迷惑というもので、時間は調整してきています。」
う~~ん、流石天魔さん、よくヨシさんの元で働いているだけあって、きっちりしてますね。
「それでみて頂きたいのは、こちらのEXDELで作ったシフト表なんですよ。あっ、椅子はそこにあるやつを使ってください」
僕は、モニターの前で作業していて、その隣に天魔さんが椅子を持ってきて座った。
「なるほど」
うん、私の目では、この表示されている情報からでは作り方がわかりそうにないですね。と天魔さんは考えていた。
「一度作り方を見せてもらってもいいですか。2度手間になるといけないので、大分早いですが8分のシフト表を作りましょう。」
「ええ、いいですよ。7月のシートをコピーして、シート名を8月に変更。タイトルにある日付を2019年の7月から2019年の8月に変更と。。。。。はい、終わりました。」
「えっ、これで終わりですか?曜日とか日付は変えないのでしょうか?」
「いえ、そんな手間のかかることはいちいちやってたら時間かかるじゃないですか?なので、関数を使って、自動で出来るように作ってありますよ。」
「えっ、それどうやってするんですか?詳しく教えて下さい。」
「タイトルに年と月の情報があるじゃないですか、それに、日付を1~31まで、予め設定しておきますよね」
「はい」
「で日付の下にDATE関数を使って、
=DATE(年(year)、月(month)、日(day))
を入力するとそこのセルのデータが日付の表示になるんですよ。
例えば
=DATE(2019、8、1)なら
=2019/8/1と同じになるんですよ。」
「なっ、なるほど」
天魔さんがおもむろに内ポケットからメモを取り出して、内容を書き留めていく。
「で、この日付データとtext関数を使って曜日に変換するんですよ。
=text(2019/8/1,"aaa")
=火 って表示結果になりますね。
ちなみに
=text(2019/8/1,"aaaa")
にすると
=火曜日 って表示結果になりますね。
これはお好みで変えて下さいね。僕もこの表示形式は詳しくは知りませんのね、ネットで「text関数 exdel」と打ち込んで検索すれば、詳細が調べられますよ。」
「はっ、はい」
また必死にメモを取っていく天魔さん。あれ、間違っているかどうかの確認じゃなかったのかな?
「今はそのまま値を入力してますが、これを参照形式に変更しますね。そうすると
年データが A1セル、2019
月データが A2セル、8
日付データがD5~AA5のセルになってますよね。
D6=DATE(A1、A2、D5)
って入力すれば、日付が表示されます。
D7=Text(D6,"aaa")
にすると曜日が表示されるわけですね。」
「ふむふむ」
「でもこのままセルをコピーして、1~31日のとこに貼り付けてもダメなんですよね。」
「えっ、何でですか?コピーしたら同じ様に曜日が表示されるんじゃないですか?」
「う~~ん、説明するより自分でやってもらった方がわかりやすいですね。天魔さんやってみて下さい。」
あれ、なんかおかしいような、何で僕が天魔さんに教えているんだろう?逆じゃなかったのかな?でも、真剣に聞いてくれてるし、人に教える練習なのだろうか?
「ほっ、ほんとだ、日付データがオカシイし、曜日データがエラーになっている。これはなぜですか?」
「2日目の数式を見たらわかるんですけど、
E6=DATE(B1、B2、E5) になってますよね。」
「あっ、本当だ。何もないところを参照していますね。これじゃ~。まとめて、出来ないですね。1日1日設定していかないとダメなんですね。これを31日分は根気が要りますね。」
「いえ、天魔さんそんな面倒なことはやりませんよ。今の数式がずれる時の参照方式を『相対参照』というのですが、行や列の合計を出すときはこれでいいんですよね。
でも、年や月なんかは一個あれば、充分なので、これを利用して作るんですよ。参照先が絶対に変わらないものを『絶対参照』というんです。」
「はい、『相対参照』と『絶対参照』ですか。」
とまた、メモを書いていく、書くスペースがなくなったのか、次のページをめくって書いている。そんなに僕が注意することが沢山あるのだろうか?
「絶対参照するには、数式の中にある絶対参照にしたいところにマウスのカーソルでクリックします。
D6=DATE(A|1、A2、D5)
今A1のセルに合わせてますね。この状態でファンクションキーの【F4】キーを押します。
E5=DATE($A|$1、A2、D5)
このように、行と列を示す前に【$】マークが入りましたね。これが絶対に変えないというマークです。この場合は行も列も固定して変更しないという意味になります。
同様に【F4】キーを押すと、
D6=DATE($A|1、A2、D5)
D6=DATE(A|$1、A2、D5)
D6=DATE(A|1、A2、D5)
【$】の付いている位置が変わりますよね。これで調整する形です。勿論、【F4】キーを使わなくても、そのまま絶対参照したい箇所に【$】を入れても大丈夫です。
D6=DATE($A$1、$A$2、D5)という風になるわけです。」
「なっなるほど。」
ちょっと、ペースが早くて、理解が追い付かないけど、これはかなり事務作業が楽になるよシフト表以外でも、カレンダーやなんかで使えるし。でも、ウィーンさんこんなこと一体どこで覚えたんだろう?
応援ありがとうございます!
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