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第6章 新しい仲間との新たなる船出
【054】新しい仲間との新たなる船出 その10
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その後はつつがなく物事が進んでいった。
もう二人の適応スピードが半端ないのだ。雪那さんは完全に二人に置いてかれている。
入ったのは雪那さんが3時間ばかり先だが、雪那さんがミスしたり不明な点があると優しく時渡さんが教えたり、フォローしたりしているんですよ。
雪那さんもそのせいか、時渡さんに凄くなついてました。天宮君に関してはも、もう天魔さんの細かい指導が不要なくらいになっています。保険契約の説明に関しても僕と一緒に数回やったら、
『次、僕が説明してもいいですか?』って言って、本当にやっちゃうくらいなんだよ。
初めだし、ポカとかあるからフォローしなきゃねと思って保険の説明を聞いていたけど、指摘する場所がほとんどないくらいに問題なかった。人間の高校生ってここまでハイスペックなものなのか?それともこの二人が特別優秀なんだろうか?
21時になって、二人はバイト時間が終了になった。
「結局、ダンジョン探検ができなかったですね。また、後日時間を調整して潜ってくださいね。
今日は二人のおかげでとてもスムーズに業務が出来ました。ありがとうございます。
また、明日も宜しくお願いしますね。お疲れ様です」
「「お疲れ様でした」」
二人は私服に着替えて帰っていった。
受付けには、天魔さんだけが、返却のお客様対応に一人でいる。雪那さんは清掃しているし、僕も備品のチェックしないとな。
22時になり、すべてのお客様が帰って行った。
終礼は、天魔さん、僕、ミリィ、雪那さんの4人で行った。
「今日はお疲れ様でした。雪那さん、どうでしたか、初めてのお仕事ですけど」
「はい、色々なお客様との対応すごく楽しかったですわ。覚えることが沢山あって大変ですけど、時渡さんのフォローもあるおかげで、とても円滑に出来ましたわ。」
「よかったですね。天魔さんは初の金沢店でのお仕事いかがでしたか?」
「ええ、みなさん初めてながらも熱心にお仕事をしていたのでとても教えがいがありました。こちらのお客様は女性の割合が多いこともあり、大阪とは一味違った対応になりましたので新鮮でした。」
「それは、よかったです。時渡さんも、天宮君も明日以降、シフトを組んで入ってもらいます。
当初は、雪那さんも天魔さんも12時間労働をしていく予定でしたが、二人が今日入ってくれたおかげで、大分予定が緩くなりました。まだまだ、就業時間を超えて行う部分は多いですがご協力お願いします。」
「それで、ですね皆さんにお二人のことで気を付けてほしいことがあります。」
僕の口から先ほど天魔さんと話した内容を掻い摘んで話した。
「うんみゃ~。そうだったかにゃ~。しゃべらにゃい自信がにゃいにゃ~。
でも、ミリィはまだ会ってないからにゃ~」
「私も自信があまりありませんわね。ダンジョンのことについては必要以上に知らない方がよさそうですわね。物の怪に関してはこれまでも気を付けておりましたので大丈夫ですわ。」
「ええ、お二人は有能な上、コミュケーション力も高いのですぐにポロット喋ってしまうかもしれませんので十分気を付けて下さいね。その点さえ抜ければ、二人はうちの強力な戦力ですし仲間ですから。そんな調べる気にならないように、仲良くなって、僕たちの仲間にしてしまいましょう。」
「それ、いいにゃ~。それならミリィにも出来そうにゃ~」
「私もそれなら、出来そうですわ。」
「それも一つの手ですね。私は、そとからじっくり見させてもらいますよ。」
「シフト表は僕の方で、バイトの人を中心に入れておきます。雪那さんと天魔さんは、それに合わせてシフトを組みますので、ちょっとお待ちくださいね。」
「あと、4人とも入る時間帯は、僕は制御室で次のダンジョンが2週間後に控えてますので、そちらの出デザイン設計を行います。なにか連絡することがあれば、制御室までお越しください。」
「オーナー、バイトの子が人間である以上、僕たちと明確に分けすぎるのも危ないですよ。なので経営者とサポートマスコット以外立入禁止にした方がわかりやすいですよ。」
「そっそうでした。制御室には、バイトの子は入れませんので、電話で連絡してください。あと、雪那さんは二人に2階のダンジョンに入っていることは秘密にして置いて下さいね。それと雪那さん知り合いの物の怪でこちらで働けそうな子がいましたら教えて下さい。もう後1~2名増やす予定ですので。」
「ええ、わかりましたわ。勤務時間内は入りませんわ。そうですわね。スタッフに関しては、少しあたってみますわ。何分スマホをもっていない方が多いので時間がかかりますが。」
「ええ、それでお願いします。では今日はお疲れ様でした」
「「お疲れ様でした」」
さ~、やることもやって、優秀なスタッフを二人採用することも出来て、過密スケジュールは終わったし、これからは、次のダンジョンフロアに向けて頑張るぞ~~~
もう二人の適応スピードが半端ないのだ。雪那さんは完全に二人に置いてかれている。
入ったのは雪那さんが3時間ばかり先だが、雪那さんがミスしたり不明な点があると優しく時渡さんが教えたり、フォローしたりしているんですよ。
雪那さんもそのせいか、時渡さんに凄くなついてました。天宮君に関してはも、もう天魔さんの細かい指導が不要なくらいになっています。保険契約の説明に関しても僕と一緒に数回やったら、
『次、僕が説明してもいいですか?』って言って、本当にやっちゃうくらいなんだよ。
初めだし、ポカとかあるからフォローしなきゃねと思って保険の説明を聞いていたけど、指摘する場所がほとんどないくらいに問題なかった。人間の高校生ってここまでハイスペックなものなのか?それともこの二人が特別優秀なんだろうか?
21時になって、二人はバイト時間が終了になった。
「結局、ダンジョン探検ができなかったですね。また、後日時間を調整して潜ってくださいね。
今日は二人のおかげでとてもスムーズに業務が出来ました。ありがとうございます。
また、明日も宜しくお願いしますね。お疲れ様です」
「「お疲れ様でした」」
二人は私服に着替えて帰っていった。
受付けには、天魔さんだけが、返却のお客様対応に一人でいる。雪那さんは清掃しているし、僕も備品のチェックしないとな。
22時になり、すべてのお客様が帰って行った。
終礼は、天魔さん、僕、ミリィ、雪那さんの4人で行った。
「今日はお疲れ様でした。雪那さん、どうでしたか、初めてのお仕事ですけど」
「はい、色々なお客様との対応すごく楽しかったですわ。覚えることが沢山あって大変ですけど、時渡さんのフォローもあるおかげで、とても円滑に出来ましたわ。」
「よかったですね。天魔さんは初の金沢店でのお仕事いかがでしたか?」
「ええ、みなさん初めてながらも熱心にお仕事をしていたのでとても教えがいがありました。こちらのお客様は女性の割合が多いこともあり、大阪とは一味違った対応になりましたので新鮮でした。」
「それは、よかったです。時渡さんも、天宮君も明日以降、シフトを組んで入ってもらいます。
当初は、雪那さんも天魔さんも12時間労働をしていく予定でしたが、二人が今日入ってくれたおかげで、大分予定が緩くなりました。まだまだ、就業時間を超えて行う部分は多いですがご協力お願いします。」
「それで、ですね皆さんにお二人のことで気を付けてほしいことがあります。」
僕の口から先ほど天魔さんと話した内容を掻い摘んで話した。
「うんみゃ~。そうだったかにゃ~。しゃべらにゃい自信がにゃいにゃ~。
でも、ミリィはまだ会ってないからにゃ~」
「私も自信があまりありませんわね。ダンジョンのことについては必要以上に知らない方がよさそうですわね。物の怪に関してはこれまでも気を付けておりましたので大丈夫ですわ。」
「ええ、お二人は有能な上、コミュケーション力も高いのですぐにポロット喋ってしまうかもしれませんので十分気を付けて下さいね。その点さえ抜ければ、二人はうちの強力な戦力ですし仲間ですから。そんな調べる気にならないように、仲良くなって、僕たちの仲間にしてしまいましょう。」
「それ、いいにゃ~。それならミリィにも出来そうにゃ~」
「私もそれなら、出来そうですわ。」
「それも一つの手ですね。私は、そとからじっくり見させてもらいますよ。」
「シフト表は僕の方で、バイトの人を中心に入れておきます。雪那さんと天魔さんは、それに合わせてシフトを組みますので、ちょっとお待ちくださいね。」
「あと、4人とも入る時間帯は、僕は制御室で次のダンジョンが2週間後に控えてますので、そちらの出デザイン設計を行います。なにか連絡することがあれば、制御室までお越しください。」
「オーナー、バイトの子が人間である以上、僕たちと明確に分けすぎるのも危ないですよ。なので経営者とサポートマスコット以外立入禁止にした方がわかりやすいですよ。」
「そっそうでした。制御室には、バイトの子は入れませんので、電話で連絡してください。あと、雪那さんは二人に2階のダンジョンに入っていることは秘密にして置いて下さいね。それと雪那さん知り合いの物の怪でこちらで働けそうな子がいましたら教えて下さい。もう後1~2名増やす予定ですので。」
「ええ、わかりましたわ。勤務時間内は入りませんわ。そうですわね。スタッフに関しては、少しあたってみますわ。何分スマホをもっていない方が多いので時間がかかりますが。」
「ええ、それでお願いします。では今日はお疲れ様でした」
「「お疲れ様でした」」
さ~、やることもやって、優秀なスタッフを二人採用することも出来て、過密スケジュールは終わったし、これからは、次のダンジョンフロアに向けて頑張るぞ~~~
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