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第6章 新しい仲間との新たなる船出
【046】新しい仲間との新たなる船出 その2
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一階受付フロアに降りるとすでに、雪那さんがすでに待っていた。
「雪那さん。おはようございます。早いですね~」
「ウィーンさんおはようございます。昨日は久しぶりにバッチリ眠ることができました。
やはり、初夏に眠るのは氷の寝台に限りますね。暑い時はこちらに寝台をご用意しますのでお声かけ下さい。」「うふっ」
と冗談めかして言ってきた。
「雪那さん。ご紹介します。こっちはうちのサポートをしてくるマスコットキャラクターのミリィです。主にソウルコレクト内での冒険者の案内を行ってもらっています。ソウルコレクトシステムで存在しているので中の業務だけとなります。」
「雪那さん。ミリィだにゃ~。一緒に仲良くお仕事するにゃ~」
「ミリィさん。私、雪那と申します。本日よりこちらで働かせて頂くことになりましたので宜しくお願いします。」
「二人とも挨拶が済んだ所で、今日はもう一人新しい人が来るんだ。その人は、ヨシさん。ええと、ダンジョンマート大阪支店のオーナーが送ってくれた助っ人になります。1ヶ月応援に来てくれるので仲良くやりましょう。そして、雪那さんと僕は、応援スタッフがいなくっても回せるように頑張りましょうか!!」
「はい」「はいだみゃぁー」
「そういえば、雪那さん昨日の夜と今朝はなにか食べました。必要なら、コンビニで買ってきたものがあるので軽く済ませて下さいね。あっ、カキ氷も買ってありますよ。」
「ウイーンさん。お気遣いありがとうございます。私共雪女の食事は主に雪となります。稀に、男性の精気を吸い取ったり、人間の食べる食事も行いますが、あまり食べなくても大丈夫です。カキ氷ありがとうございます。後程頂きます。」
「そうでしたか、物の怪でも種族によって、かなり食事がかわるんですね。ま~それもそうか。僕だと人間の血液がメインになってきますから。はははっ」
「では少し早いですが、お仕事の説明をさせて頂きます。ミリィも今後新人の指導をお願いするかもしれないから聞いておいてね。」
「はい、にゃ~」
「こちらがダンジョンマートの作業服となります。勤務時間中はこちらの制服を着用して下さい。」
「はい、わかりました。どちらで着替えれば宜しいですか?」
「最上階のフロアに、スタッフ専用のロッカールームを設置してありますので、そちらで着替えてください。お客様の時間帯であれば、そちらにある更衣室で着替えても問題ありませんよ。
ダンジョン内での現存物質への着替えは紛失の元になるのでお勧めしておりません。
雪山の方へもなるべく、現実の物質は持ち込まず、こちらのロッカールームをご使用下さい。」
「了解しましたわ。でも、そうしますと、私物を購入した場合の管理に困りますね。私のお部屋を作って頂く事って可能でしょうか?」
「ええ、最上階のフロアであれば、可能です。後程雪那さん専用のお部屋をご用意致します。
社寮扱いとなりますので、お金がかかりますが宜しいですか?」
「ええ、人間のお金はさほど使いませんのでお願いしますわ。」
「ではそのようにしておきます。」
「あと、こちらが教育マニュアルとなります。」
といって、1cmほどのテキストを雪那さんに渡す。
「今後こちらで働く上で必要になってくる知識となります。一遍に全てを覚えるのは難しいので業務をやりながら、少しずつ覚えて行きましょう。
「はいっ」
ちょっと、雪那さんが疲れた表情をしている勉強が苦手なのだろうか?
その後も、色々と細かい内容や業務の仕方を教えていく。うん、詰め込み過ぎている気がすう。
「雪那さん。かなりハイペースで進んでますが大丈夫ですか?」
「いえ、こうやって、雪のある場所でお仕事させて頂いているので、大丈夫です。。。。。。と言いたい所ですが、ソロソロ限界のようです。申し訳ありません。私はこれまで、人間の街にでて、遊んだことはあっても、仕事はしたことがないのです。
なので、すみません。一つ一つの内容が濃くて、処理しきれそうにありません。簡単なお仕事をまずはさせてもらえないでしょうか?ダンジョンやこのお店自体のこともよくわかっておりませんので、慣れるまでにお時間を頂けると助かります。」
「あっ、やっぱり飛ばし過ぎていましたか。。。。雪那さんすみませんでした。私もここのオーナーが初めてする仕事で、まだまだどうやっていくか手探り状態なんです。
今も新人さんに初めてお仕事を教育するので、張り切ってしまい、雪那さんがこれまでどうやって生きてきたのかを知ることもせず、一気に説明してしまいました。
お互いが色々と初めてですね。お互い不手際があると思いますので、フォローしながら進めて行きましょう。たまにこうやって、暴走するかもしれないので、そういう時は止めて頂けると助かります。」
「ふふっ、ウィーンさんお互い初めての似たもの同士だったんですね。ええ、フォローしながら覚えていきましょう。」
「となると、メインとなる業務は、保険契約の説明と、ダンジョンでの注意事項の案内、受付業務になるか。大阪の応援の人には、受付に入って、既存登録者の対応をしてもらおう。
雪那さんは僕と一緒に、新規登録者の受付業務と保険契約の説明と、ダンジョンの案内をしてもらう。今日どれだけの人数が来るのかわからないので、暫定だけど、こんな感じでいこうと思います。
そうだ、人数があまり多いときは、行列の誘導員を雪那さんにやってもらいたいんだけど、このビルの外で活動って出来ますか?」
「雪那さん。おはようございます。早いですね~」
「ウィーンさんおはようございます。昨日は久しぶりにバッチリ眠ることができました。
やはり、初夏に眠るのは氷の寝台に限りますね。暑い時はこちらに寝台をご用意しますのでお声かけ下さい。」「うふっ」
と冗談めかして言ってきた。
「雪那さん。ご紹介します。こっちはうちのサポートをしてくるマスコットキャラクターのミリィです。主にソウルコレクト内での冒険者の案内を行ってもらっています。ソウルコレクトシステムで存在しているので中の業務だけとなります。」
「雪那さん。ミリィだにゃ~。一緒に仲良くお仕事するにゃ~」
「ミリィさん。私、雪那と申します。本日よりこちらで働かせて頂くことになりましたので宜しくお願いします。」
「二人とも挨拶が済んだ所で、今日はもう一人新しい人が来るんだ。その人は、ヨシさん。ええと、ダンジョンマート大阪支店のオーナーが送ってくれた助っ人になります。1ヶ月応援に来てくれるので仲良くやりましょう。そして、雪那さんと僕は、応援スタッフがいなくっても回せるように頑張りましょうか!!」
「はい」「はいだみゃぁー」
「そういえば、雪那さん昨日の夜と今朝はなにか食べました。必要なら、コンビニで買ってきたものがあるので軽く済ませて下さいね。あっ、カキ氷も買ってありますよ。」
「ウイーンさん。お気遣いありがとうございます。私共雪女の食事は主に雪となります。稀に、男性の精気を吸い取ったり、人間の食べる食事も行いますが、あまり食べなくても大丈夫です。カキ氷ありがとうございます。後程頂きます。」
「そうでしたか、物の怪でも種族によって、かなり食事がかわるんですね。ま~それもそうか。僕だと人間の血液がメインになってきますから。はははっ」
「では少し早いですが、お仕事の説明をさせて頂きます。ミリィも今後新人の指導をお願いするかもしれないから聞いておいてね。」
「はい、にゃ~」
「こちらがダンジョンマートの作業服となります。勤務時間中はこちらの制服を着用して下さい。」
「はい、わかりました。どちらで着替えれば宜しいですか?」
「最上階のフロアに、スタッフ専用のロッカールームを設置してありますので、そちらで着替えてください。お客様の時間帯であれば、そちらにある更衣室で着替えても問題ありませんよ。
ダンジョン内での現存物質への着替えは紛失の元になるのでお勧めしておりません。
雪山の方へもなるべく、現実の物質は持ち込まず、こちらのロッカールームをご使用下さい。」
「了解しましたわ。でも、そうしますと、私物を購入した場合の管理に困りますね。私のお部屋を作って頂く事って可能でしょうか?」
「ええ、最上階のフロアであれば、可能です。後程雪那さん専用のお部屋をご用意致します。
社寮扱いとなりますので、お金がかかりますが宜しいですか?」
「ええ、人間のお金はさほど使いませんのでお願いしますわ。」
「ではそのようにしておきます。」
「あと、こちらが教育マニュアルとなります。」
といって、1cmほどのテキストを雪那さんに渡す。
「今後こちらで働く上で必要になってくる知識となります。一遍に全てを覚えるのは難しいので業務をやりながら、少しずつ覚えて行きましょう。
「はいっ」
ちょっと、雪那さんが疲れた表情をしている勉強が苦手なのだろうか?
その後も、色々と細かい内容や業務の仕方を教えていく。うん、詰め込み過ぎている気がすう。
「雪那さん。かなりハイペースで進んでますが大丈夫ですか?」
「いえ、こうやって、雪のある場所でお仕事させて頂いているので、大丈夫です。。。。。。と言いたい所ですが、ソロソロ限界のようです。申し訳ありません。私はこれまで、人間の街にでて、遊んだことはあっても、仕事はしたことがないのです。
なので、すみません。一つ一つの内容が濃くて、処理しきれそうにありません。簡単なお仕事をまずはさせてもらえないでしょうか?ダンジョンやこのお店自体のこともよくわかっておりませんので、慣れるまでにお時間を頂けると助かります。」
「あっ、やっぱり飛ばし過ぎていましたか。。。。雪那さんすみませんでした。私もここのオーナーが初めてする仕事で、まだまだどうやっていくか手探り状態なんです。
今も新人さんに初めてお仕事を教育するので、張り切ってしまい、雪那さんがこれまでどうやって生きてきたのかを知ることもせず、一気に説明してしまいました。
お互いが色々と初めてですね。お互い不手際があると思いますので、フォローしながら進めて行きましょう。たまにこうやって、暴走するかもしれないので、そういう時は止めて頂けると助かります。」
「ふふっ、ウィーンさんお互い初めての似たもの同士だったんですね。ええ、フォローしながら覚えていきましょう。」
「となると、メインとなる業務は、保険契約の説明と、ダンジョンでの注意事項の案内、受付業務になるか。大阪の応援の人には、受付に入って、既存登録者の対応をしてもらおう。
雪那さんは僕と一緒に、新規登録者の受付業務と保険契約の説明と、ダンジョンの案内をしてもらう。今日どれだけの人数が来るのかわからないので、暫定だけど、こんな感じでいこうと思います。
そうだ、人数があまり多いときは、行列の誘導員を雪那さんにやってもらいたいんだけど、このビルの外で活動って出来ますか?」
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