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第1章 ダンジョンマート金沢店 オープン準備編
【004】モンスターの配置 幻獣系
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やることは早々色々と残ってました。
受付の設置入りますね。ただ1Fに作成するものの、冒険者登録をしている人しか、ソウルコレクトのエリアには入場できないので、ソウルコレクトシステムの効果範囲外のエリアに作成することになる。
ということは、どういうことだとうか?人との接客をするために、人を雇うことになる。モンスターの接客の方がよいのだが、出来ないのだ。そして、物の怪でも良いのだが、僕は金沢に友達がいない。強いていうなら、日本に友達は一人もいないのだ。
ふ~~む。現地で人間の人を雇うというのももちろんありではある。というか他のダンジョンのチェーン店ではそういう風にしている所が多いのだ。
経営者は本社と繋がりを保つために、物の怪である必要があるのだが、受付は誰がしようとさほど問題はない。ソウルコレクトシステムの根本に人間が立ち入って触ることなど皆無なのだから。
そう、人間でもよいのだ。人間でもよいのだが、。。うむむむうむ。。。。
「ご主人何を悩んでいるにゃ?」
「あ~ミリィ、受付にだれを配置するか考えていたよ。」
日本には、物の怪の知り合いはいないし、残すところは人間になるからね。とはいえ、仕事での初めての部下、従業員になるだけだろう。
これまで働いたことのないの僕に指導して、ちゃんと雇用主としてコミュニケーションとれるか不安ですね。
「う~~ん。ミリィは受付は無理だにゃ。人間も不安なら、ご主人が頑張ればいいにゃ。」
「あ~確かにそれがあったか。」
「ええ、他のダンジョンでも初めてで1店舗のみ経営されているオーナー様は、ご自身またはパートナーの方とされております。ダンジョン経営は、特に営業時間や休日等は定めておりません。
ウィーン様のご都合にあわせて設定されて宜しいかと存じます。もちろん、世間一般の基準に合わせた方がお客様は理解されやすいと思われます。」
「ふむ、ではしばらく、ダンジョン経営がどんなものか手探りになるので受付は自分で行います。営業時間は、他に合わせて、10時~22時として、休日は、月曜日にしておこう。」
「ええ、それでしたら、日本のダンジョンとほぼ同一ですので、お客様も大丈夫でしょう」
「なら、これであらかた決まりましたね。2週間後のオープンに向けて、やり忘れがないか徹底的にチェックします。」
「それではウィーン様チュートリアルの説明はここまでとなりますので、私はこれにて失礼します。
月に一度締日に売上の詳細報告書が提出必要となりますので、お願い致します。ご不明な点や、困ったことがありましたらお気兼ねなくご相談下さい。
私はウィーン様のサポート担当でございますので、協力してダンジョンを成功させていきましょう。」
「はい、エリックさん今日は東京より、ご指導頂きありがとうございます。仕事の出来ない僕がダンジョン経営をできたのも、エリックさんの丁寧な教育の賜物です。今後とも宜しくお願いします」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
こうしてウィーンは、ダンジョンの1Fフロアを2週間の間にテストした。
サソリの攻撃が、尻尾だけだったり、ラクダがノンアクティブでまったく動かなかったり、色々と不具合もみつかった。
僕はこのテストで初めてダンジョンに入ったのだが、一番驚いたのは。
砂漠にされた空間だった。ビルの1Fであったはずなのに、扉をくぐると、そこには開けた世界があった。地平線まで見える、果てしなき砂漠、上を見上げれば、満点の☆が見える綺麗な夜空。
そして、肌に鳥肌が立つほどに、冷たい、夜の砂漠。
間違いなく、僕の五感に訴えるものがあった。
ダンジョン経営には携わることになっているが、ソウルコレクトシステムによるダンジョン化がどのような原理で行われているかもわからない、
創業者のリッチであるリッチ・エンぺルン社長が、開発して出来たものらしい。
パソコンやスマホと同じく、原理を説明されても僕には難しくわからないだろう。
ただ、やっぱり、おかしい、あるけば、3分で端から端まで移動できるフロアなのにダンジョン化したあとは、10分歩いても、30分歩いても端にたどり着くことができなかった。
摩訶不思議な空間と化している。
モンスターも実際に倒してみた。ダンジョン経営者であって、ダンジョンに入る以上保険契約は必要だ。契約料はオーナー特権で格安にはなっているものの。寿命が縮むのは少し嫌だ。
受付の設置入りますね。ただ1Fに作成するものの、冒険者登録をしている人しか、ソウルコレクトのエリアには入場できないので、ソウルコレクトシステムの効果範囲外のエリアに作成することになる。
ということは、どういうことだとうか?人との接客をするために、人を雇うことになる。モンスターの接客の方がよいのだが、出来ないのだ。そして、物の怪でも良いのだが、僕は金沢に友達がいない。強いていうなら、日本に友達は一人もいないのだ。
ふ~~む。現地で人間の人を雇うというのももちろんありではある。というか他のダンジョンのチェーン店ではそういう風にしている所が多いのだ。
経営者は本社と繋がりを保つために、物の怪である必要があるのだが、受付は誰がしようとさほど問題はない。ソウルコレクトシステムの根本に人間が立ち入って触ることなど皆無なのだから。
そう、人間でもよいのだ。人間でもよいのだが、。。うむむむうむ。。。。
「ご主人何を悩んでいるにゃ?」
「あ~ミリィ、受付にだれを配置するか考えていたよ。」
日本には、物の怪の知り合いはいないし、残すところは人間になるからね。とはいえ、仕事での初めての部下、従業員になるだけだろう。
これまで働いたことのないの僕に指導して、ちゃんと雇用主としてコミュニケーションとれるか不安ですね。
「う~~ん。ミリィは受付は無理だにゃ。人間も不安なら、ご主人が頑張ればいいにゃ。」
「あ~確かにそれがあったか。」
「ええ、他のダンジョンでも初めてで1店舗のみ経営されているオーナー様は、ご自身またはパートナーの方とされております。ダンジョン経営は、特に営業時間や休日等は定めておりません。
ウィーン様のご都合にあわせて設定されて宜しいかと存じます。もちろん、世間一般の基準に合わせた方がお客様は理解されやすいと思われます。」
「ふむ、ではしばらく、ダンジョン経営がどんなものか手探りになるので受付は自分で行います。営業時間は、他に合わせて、10時~22時として、休日は、月曜日にしておこう。」
「ええ、それでしたら、日本のダンジョンとほぼ同一ですので、お客様も大丈夫でしょう」
「なら、これであらかた決まりましたね。2週間後のオープンに向けて、やり忘れがないか徹底的にチェックします。」
「それではウィーン様チュートリアルの説明はここまでとなりますので、私はこれにて失礼します。
月に一度締日に売上の詳細報告書が提出必要となりますので、お願い致します。ご不明な点や、困ったことがありましたらお気兼ねなくご相談下さい。
私はウィーン様のサポート担当でございますので、協力してダンジョンを成功させていきましょう。」
「はい、エリックさん今日は東京より、ご指導頂きありがとうございます。仕事の出来ない僕がダンジョン経営をできたのも、エリックさんの丁寧な教育の賜物です。今後とも宜しくお願いします」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
こうしてウィーンは、ダンジョンの1Fフロアを2週間の間にテストした。
サソリの攻撃が、尻尾だけだったり、ラクダがノンアクティブでまったく動かなかったり、色々と不具合もみつかった。
僕はこのテストで初めてダンジョンに入ったのだが、一番驚いたのは。
砂漠にされた空間だった。ビルの1Fであったはずなのに、扉をくぐると、そこには開けた世界があった。地平線まで見える、果てしなき砂漠、上を見上げれば、満点の☆が見える綺麗な夜空。
そして、肌に鳥肌が立つほどに、冷たい、夜の砂漠。
間違いなく、僕の五感に訴えるものがあった。
ダンジョン経営には携わることになっているが、ソウルコレクトシステムによるダンジョン化がどのような原理で行われているかもわからない、
創業者のリッチであるリッチ・エンぺルン社長が、開発して出来たものらしい。
パソコンやスマホと同じく、原理を説明されても僕には難しくわからないだろう。
ただ、やっぱり、おかしい、あるけば、3分で端から端まで移動できるフロアなのにダンジョン化したあとは、10分歩いても、30分歩いても端にたどり着くことができなかった。
摩訶不思議な空間と化している。
モンスターも実際に倒してみた。ダンジョン経営者であって、ダンジョンに入る以上保険契約は必要だ。契約料はオーナー特権で格安にはなっているものの。寿命が縮むのは少し嫌だ。
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