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第6章 アカネと森の狼さんと熊さん クラッシュ編
【男の娘052】アカネと熊繁殖の真相?
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私とマッシュ兄さんは歩いて、養蜂箱を作っていた所まで歩いて行くことになった。お父様は、色々と被害の確認や状況を、把握してから来るんだって。もう、お昼で、うちでお母様が準備してるはずなんだけど、お父様はこれが終わらないと戻れないようだ。
マッシュ兄さんが時間がかかるから、また、来る時と一緒な感じで、運ぼうかと言ってくれたけど、あんな恥ずかしい思いは、緊急時だけで良かったので丁寧に遠慮しておいた。
マッシュ兄さんは、ちょっと残念そうな顔をしていたけど、マッシュ兄さんの手をとって歩き出したら、元気を取り戻してくれた。しばらく来た道を歩いて戻って行くと、養蜂箱が見えてきた。そこにお弁当も一緒に置いてあるはずだった。
そのはずだったのだが、なくなっていた。その代わりにそこには、小さなドラゴンがちょこんと座って、サンドイッチを頬張っていたのである。
「あー、僕のお昼のサンドイッチが食べられてる(現在進行形で)」
「ちょっとマッシュ兄さん。ドラゴンですよ。ドラゴン。小さいですけど、危ないんじゃないですか。サンドイッチなら、また作りますから、そっとしておきましょうよ」
「そうは言ってもな、アカネ。あのサンドイッチは、アカネが早起きして作ってくれたものだろう?せっかく頑張ってアカネが僕のために作ってくれたんだから、食べたいじゃないか。」
マッシュ兄さんたら、嬉しいこと言ってくれるじゃない。
「そう言ってくれるのは嬉しいわ。でもね、そのために無理に兄さんが危険を冒すことはないのよ。もし怪我でもしたら、私は悲しいから。」
「ふー、アカネにそう言われてはこれ以上は、どうしようもないな。仕方ないな。養蜂箱と籠を回収して、家に帰ってなにか食べよう。」
「そうしましょう♪サンドイッチなら、また作るわよ。でも、こんなことになったのは、お父様にお昼分けなかったからかもしれないわね。」
「ふふっ確かにな。父さんにはこのこと話したら、それみたことかって、笑って言いそうだな。」
「ねー、君たち。この美味しいご飯もっとあるの?」
私とマッシュ兄さんはお互いの顔を見合わせた。お互いに更に首を振る。マッシュ兄さんの声真似とかではなかったようだ。となると、マッシュ兄さんと私は、グギギギと、首をドラゴンの方に向ける。
「ねぇ、マッシュ兄さん、ドラゴンって、人の言葉が喋れるの?」
「いや、知らないぞ。ドラゴンにあったことはないし、そういう話も聞いたことはない。御伽噺でそういうのはあったが、それはあくまで物語だろう?」
「でも、今話したのは、兄さんじゃないんでしょ?」
私たちは、小声で喋っている。そして、マッシュ兄さんは、まだ首を横に振って違うと言っている。なら、やっぱりあそこのドラゴンでしかないんでしょ。
「ねぇ、君たち聞こえてるんでしょ?あるの?ないの?はっきりしてよ。僕はもっと美味しいごはんを食べたいんだよ。熊なんかもう、筋張って、美味しくないから食べてらんないよ。」
「ねぇ、マッシュ兄さん、もしかして、このドラゴンちゃんが熊を食べてたから、これまで繁殖しても、総数が増えなかったのかな。それで、このドラゴンちゃんが食べなくなったから、熊が増えて生態系が壊れたんじゃ。」
「多分そうだろ。でも、これまでにドラゴンを見たとの目撃情報はなかったんだがな。でも、この手乗りサイズで、あの狼が怖れる熊どもを捕食していたのか?にわかには信じられんな。」
「こうなったら、お話してみて、熊を倒してくれるようにお願いしてみましょ。もしかしたら、こっちの犠牲者無くして、熊を討伐出来るかも知れないしね。」
「ドラゴンさん。私、アカネと言います。そのサンドイッチは、私が作ったものなので、家に帰れば、また、作ることは出来ますわ。ドラゴンさんて幼く見えるのに、人間の言葉を理解されているんですね。」
「アカネか、なら、その食事を頼むとしよう。僕は、これでも3000年は生きているからね。色々と語学を嗜んでいるから、人の言葉くらいは話せるさ。
それに見た目は、魔法でいくらでも変えられるからな。前までは、別の姿をしていたけど、最近は元の姿を小さくして、生活するのを楽しんでいるんだ。
それと、アカネ。ここらで虹色の魔力を持つものを知らないか?最近、こちらの方で、虹の柱が立ったのを感じたんだが。」
私は、恐る恐る手を挙げた。兄さんは知らないことなんだけど、ドラゴン相手に謀(たばか)ってたら、命がいくつあっても足りないだろう。正直に話してみることにする。
「あっ、その虹の柱を立てたのは私です。」
「なんと、そたながそうであったか。では丁度いい我と契約しようではないか?」
マッシュ兄さんが口をパクパクして、私とドラゴンさんとのやりとりを見ている。
「ええっと、ドラゴンさんよくわからないですけど、契約ってなんのことでしょうか?」
マッシュ兄さんが時間がかかるから、また、来る時と一緒な感じで、運ぼうかと言ってくれたけど、あんな恥ずかしい思いは、緊急時だけで良かったので丁寧に遠慮しておいた。
マッシュ兄さんは、ちょっと残念そうな顔をしていたけど、マッシュ兄さんの手をとって歩き出したら、元気を取り戻してくれた。しばらく来た道を歩いて戻って行くと、養蜂箱が見えてきた。そこにお弁当も一緒に置いてあるはずだった。
そのはずだったのだが、なくなっていた。その代わりにそこには、小さなドラゴンがちょこんと座って、サンドイッチを頬張っていたのである。
「あー、僕のお昼のサンドイッチが食べられてる(現在進行形で)」
「ちょっとマッシュ兄さん。ドラゴンですよ。ドラゴン。小さいですけど、危ないんじゃないですか。サンドイッチなら、また作りますから、そっとしておきましょうよ」
「そうは言ってもな、アカネ。あのサンドイッチは、アカネが早起きして作ってくれたものだろう?せっかく頑張ってアカネが僕のために作ってくれたんだから、食べたいじゃないか。」
マッシュ兄さんたら、嬉しいこと言ってくれるじゃない。
「そう言ってくれるのは嬉しいわ。でもね、そのために無理に兄さんが危険を冒すことはないのよ。もし怪我でもしたら、私は悲しいから。」
「ふー、アカネにそう言われてはこれ以上は、どうしようもないな。仕方ないな。養蜂箱と籠を回収して、家に帰ってなにか食べよう。」
「そうしましょう♪サンドイッチなら、また作るわよ。でも、こんなことになったのは、お父様にお昼分けなかったからかもしれないわね。」
「ふふっ確かにな。父さんにはこのこと話したら、それみたことかって、笑って言いそうだな。」
「ねー、君たち。この美味しいご飯もっとあるの?」
私とマッシュ兄さんはお互いの顔を見合わせた。お互いに更に首を振る。マッシュ兄さんの声真似とかではなかったようだ。となると、マッシュ兄さんと私は、グギギギと、首をドラゴンの方に向ける。
「ねぇ、マッシュ兄さん、ドラゴンって、人の言葉が喋れるの?」
「いや、知らないぞ。ドラゴンにあったことはないし、そういう話も聞いたことはない。御伽噺でそういうのはあったが、それはあくまで物語だろう?」
「でも、今話したのは、兄さんじゃないんでしょ?」
私たちは、小声で喋っている。そして、マッシュ兄さんは、まだ首を横に振って違うと言っている。なら、やっぱりあそこのドラゴンでしかないんでしょ。
「ねぇ、君たち聞こえてるんでしょ?あるの?ないの?はっきりしてよ。僕はもっと美味しいごはんを食べたいんだよ。熊なんかもう、筋張って、美味しくないから食べてらんないよ。」
「ねぇ、マッシュ兄さん、もしかして、このドラゴンちゃんが熊を食べてたから、これまで繁殖しても、総数が増えなかったのかな。それで、このドラゴンちゃんが食べなくなったから、熊が増えて生態系が壊れたんじゃ。」
「多分そうだろ。でも、これまでにドラゴンを見たとの目撃情報はなかったんだがな。でも、この手乗りサイズで、あの狼が怖れる熊どもを捕食していたのか?にわかには信じられんな。」
「こうなったら、お話してみて、熊を倒してくれるようにお願いしてみましょ。もしかしたら、こっちの犠牲者無くして、熊を討伐出来るかも知れないしね。」
「ドラゴンさん。私、アカネと言います。そのサンドイッチは、私が作ったものなので、家に帰れば、また、作ることは出来ますわ。ドラゴンさんて幼く見えるのに、人間の言葉を理解されているんですね。」
「アカネか、なら、その食事を頼むとしよう。僕は、これでも3000年は生きているからね。色々と語学を嗜んでいるから、人の言葉くらいは話せるさ。
それに見た目は、魔法でいくらでも変えられるからな。前までは、別の姿をしていたけど、最近は元の姿を小さくして、生活するのを楽しんでいるんだ。
それと、アカネ。ここらで虹色の魔力を持つものを知らないか?最近、こちらの方で、虹の柱が立ったのを感じたんだが。」
私は、恐る恐る手を挙げた。兄さんは知らないことなんだけど、ドラゴン相手に謀(たばか)ってたら、命がいくつあっても足りないだろう。正直に話してみることにする。
「あっ、その虹の柱を立てたのは私です。」
「なんと、そたながそうであったか。では丁度いい我と契約しようではないか?」
マッシュ兄さんが口をパクパクして、私とドラゴンさんとのやりとりを見ている。
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