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にゃんこの里親探しで
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ある日私の家に子猫がやってきた。
私のお母さんが、職場の同僚の人のとこで、ネコが大量出産したらしい。
その人が里親を何人か探しているようだった。
うちのお母さんにも、連絡が来ていて、お母さんのLINEに可愛い子猫5匹のちょっとした動画が送られてくるようになった。
子猫たちがじゃれる仕草がほんと可愛い。どうして、人間の赤ちゃんも動物の赤ちゃんもこんなに可愛いのだろう。
私たちを誘惑するフェロモンが子供の時期は出ているのかな?
1にゃん匹目、毛が真っ黒の猫
2にゃん匹目、白色をベースにちょっと茶色のラインが入った猫
3にゃん匹目、茶色と白がほどよくまざった斑な猫
4にゃん匹目、真っ白な、純白の王子様みたいな気品のある猫
5にゃん匹目、茶色がベースにちょっと黒色のラインが入った猫
どうして、同じ親から生まれてきたのにこんなに色が違うんだろうって思う。
私たち人間って、黒髪と黒髪なら、黒だけなのに。
金髪の人と黒髪の人が子供を作っても、金髪と黒髪が一緒に生えることがないのに不思議だよ。
私は真っ白なニャン子が欲しかった。
だって、真っ白だよ真っ白。世がよなら、きっとお城に迎えられるほどの高貴さだよ。この猫ちゃんは。うちはお城じゃなくて、ただの一般ピーポーなおうちだけど、迎えて上げたいと思った。
「ねぇ、お母さん私あの真っ白な猫ちゃんがいい」
ある日私はお母さんにそういった。
「あら、○○ちゃんごめんなさいね。あの白い猫ちゃんはね。奉公先が決まったのよ。
だから無理なのごめんね。」
「えええ~~~」
うちでも、前はビーグル犬のクーちゃんと名古屋コーチンのコ―ちゃんを買っていたのだが、クーちゃんは老衰でなくなってしまった。
コーちゃんは、外で放し飼いにしてたんだけど、頼りになるボディーガードのクーちゃんがいなくなった後も外で遊ばせていたの。
そしたら、ある日、血まみれになって、畑のとこでなくなっていた。
どうも野生の鴉(カラス)か、ハクビシンにやられたようだ。
私は心のよりどころの2匹がいなくなり、かなりの時間泣いて過ごした。
それから我が家には動物がいない。
私が、コーちゃんの後に鶏を飼ってよ~~って頼んでもダメだった。
もう、勇敢なボディーガードがいないのだ。
今回はニャンコである。
ニャンコなら、室内で飼える。なら大丈夫と思ったのだ。
お兄ちゃんもお父さんもOKしてくれている。
後はお母さんさえOKしてくれれば、もう一度うちで動物を飼うことができるのだ。
お母さんにお願いすると、
「○○ちゃん。動物を買うのにはね。お金が沢山かかるんだよ。
ワクチン代に、病気にかかった時の診察代、餌代や、小屋やトイレ用シートだってかかるのよ。」
「それに、、、、、あなた面倒見れる?
コーちゃんの時も、クーちゃんの時も初めは私するって、言ってたけど、しばらく経ったら母さんがしてたじゃないの」
お母さんに窘められてしまった。
確かに、私は、お兄ちゃんやお父さん、お母さんみたいに仕事をしていない。
使えるお金だって、断然少ない。でも、お父さんもお兄ちゃんも飼っていいっていってくれた。
後はお母さんさえ、説得出来ればニャンコは飼えるんだ。
お母さんだって、LINEの動画見て、「あら、可愛いニャンコね。うちにも一匹欲しいわね」
って言ってたもの。
お母さんだって、飼いたいはずなんだ。だから、その最後の一押しを私が出来れば、ニャンコをお家にお迎えできる。
「お母さん。お母さん。今度は私、ちゃんとやるよ。トイレの後始末だって、エサの買い出しだって、絶対やるよ。バイトだってして、お金もちゃんと準備する。だから、飼ってよ。」
私のお母さんが、職場の同僚の人のとこで、ネコが大量出産したらしい。
その人が里親を何人か探しているようだった。
うちのお母さんにも、連絡が来ていて、お母さんのLINEに可愛い子猫5匹のちょっとした動画が送られてくるようになった。
子猫たちがじゃれる仕草がほんと可愛い。どうして、人間の赤ちゃんも動物の赤ちゃんもこんなに可愛いのだろう。
私たちを誘惑するフェロモンが子供の時期は出ているのかな?
1にゃん匹目、毛が真っ黒の猫
2にゃん匹目、白色をベースにちょっと茶色のラインが入った猫
3にゃん匹目、茶色と白がほどよくまざった斑な猫
4にゃん匹目、真っ白な、純白の王子様みたいな気品のある猫
5にゃん匹目、茶色がベースにちょっと黒色のラインが入った猫
どうして、同じ親から生まれてきたのにこんなに色が違うんだろうって思う。
私たち人間って、黒髪と黒髪なら、黒だけなのに。
金髪の人と黒髪の人が子供を作っても、金髪と黒髪が一緒に生えることがないのに不思議だよ。
私は真っ白なニャン子が欲しかった。
だって、真っ白だよ真っ白。世がよなら、きっとお城に迎えられるほどの高貴さだよ。この猫ちゃんは。うちはお城じゃなくて、ただの一般ピーポーなおうちだけど、迎えて上げたいと思った。
「ねぇ、お母さん私あの真っ白な猫ちゃんがいい」
ある日私はお母さんにそういった。
「あら、○○ちゃんごめんなさいね。あの白い猫ちゃんはね。奉公先が決まったのよ。
だから無理なのごめんね。」
「えええ~~~」
うちでも、前はビーグル犬のクーちゃんと名古屋コーチンのコ―ちゃんを買っていたのだが、クーちゃんは老衰でなくなってしまった。
コーちゃんは、外で放し飼いにしてたんだけど、頼りになるボディーガードのクーちゃんがいなくなった後も外で遊ばせていたの。
そしたら、ある日、血まみれになって、畑のとこでなくなっていた。
どうも野生の鴉(カラス)か、ハクビシンにやられたようだ。
私は心のよりどころの2匹がいなくなり、かなりの時間泣いて過ごした。
それから我が家には動物がいない。
私が、コーちゃんの後に鶏を飼ってよ~~って頼んでもダメだった。
もう、勇敢なボディーガードがいないのだ。
今回はニャンコである。
ニャンコなら、室内で飼える。なら大丈夫と思ったのだ。
お兄ちゃんもお父さんもOKしてくれている。
後はお母さんさえOKしてくれれば、もう一度うちで動物を飼うことができるのだ。
お母さんにお願いすると、
「○○ちゃん。動物を買うのにはね。お金が沢山かかるんだよ。
ワクチン代に、病気にかかった時の診察代、餌代や、小屋やトイレ用シートだってかかるのよ。」
「それに、、、、、あなた面倒見れる?
コーちゃんの時も、クーちゃんの時も初めは私するって、言ってたけど、しばらく経ったら母さんがしてたじゃないの」
お母さんに窘められてしまった。
確かに、私は、お兄ちゃんやお父さん、お母さんみたいに仕事をしていない。
使えるお金だって、断然少ない。でも、お父さんもお兄ちゃんも飼っていいっていってくれた。
後はお母さんさえ、説得出来ればニャンコは飼えるんだ。
お母さんだって、LINEの動画見て、「あら、可愛いニャンコね。うちにも一匹欲しいわね」
って言ってたもの。
お母さんだって、飼いたいはずなんだ。だから、その最後の一押しを私が出来れば、ニャンコをお家にお迎えできる。
「お母さん。お母さん。今度は私、ちゃんとやるよ。トイレの後始末だって、エサの買い出しだって、絶対やるよ。バイトだってして、お金もちゃんと準備する。だから、飼ってよ。」
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