7 / 17
chapter 2 -road to quest- 01
しおりを挟む
「そういえば、町を出るときに番兵のおっさんにクエストのヒントをもらえるんだったよな。」
町の商店が集まった大通り、俺たちはクエストをこなすため、町の外に向かっていた。
「あぁ、そういえばそんなこと言ってたっけ。でもその前に持ち物を整理したいんだよ。」
初戦闘時に数体のモンスターを狩り、モンスターからドロップしたアイテムをいくつか持っている。
普通ならこういうアイテムは、武器素材やクエストで納品する対象のアイテムになっているはずだ。
しかし、今の俺たちには必要のないものだ。
「確かにな。これギルドで買い取ってもらって、その金で何か買っていってもいいな。」
町の外に出る前に、用意していくに越したことはない。
幸いなことに、回復アイテムは潤沢だ。
何か戦闘で使えそうなアイテムや装備を手に入れておきたいところだ。
「ギルドに引き返して素材を買い取ってもらおう。」
「このあたりの商店じゃダメなのか?」
悠に尋ねる。
「モンスターのドロップ素材はこの辺の商店より、ギルドの方が高く買い取ってくれる。露店は珍しいアイテムを購入するのには良いけど、普段使いのモノを買うならギルドの商店からの方がお得だな。」
一長一短あるんだな。
それほど遠くないから良いけど…。
そこかしこにある露店を見回しながら歩いていると、足元に衝撃を感じた。
「あいたっ。」
金髪の少女が後ろに倒れこんだ。
金髪の長い髪に透き通る緑の目、ぶつかった拍子に長い髪に隠れた尖った耳が見えた。
「あ…。」
とその耳をすぐ髪で隠してしまった。
可愛らしく、小さな女の子だ。
どうやらぶつかったらしい。
戦士のごつい装備、体格のおかげか全く動じなかった。
この娘も華奢な印象だが、大丈夫だろうか。
「スマン、大丈夫か?」
手を差し伸べる。
「ええ、大丈夫…。あれ?あなた…。」
少女は手を取って立ち上がり、俺の方をじっと見つめる。
どうしたんだろう。
「いいえ。ぶつかってごめんなさい。」
少女は礼儀正しく挨拶し、周りを見回した後、駆け足で反対方向に走っていった。
悠が横に立って、遠ざかる少女を眺めていた。
「今のキャラクター可愛かったな。金髪ロリ系エルフか…。レベル高いな。」
それは今の娘のキャラデザのレベルがってことか?
「あのキャラメイクは時間かかったろうな。この魔法使いも結構かかったんだけどな。」
悠のキャラ『ゆうゆう』はキャラメイクにやたらこだわっていることが伺える。
地味過ぎない紺色の髪、装備も他のキャラとは違う。高レベルを思わせる魔女風の衣装を着用する徹底ぶりである。
「そりゃ、こだわったら時間はかかるよな。」
「まぁ、時間だけじゃないけどな。」
こいつ、キャラメイクに課金しやがったな。
こういうプレイヤーがいるから、運営が儲かるんだな。
ま、そのおかげで無料に遊べているのかもしれないが…。
「なんだよ、その目は。そういう『ノビー』だって課金キャラじゃないのか。その顔とかさ。」
顔?どういうことだ?
「『ノビー』の顔は昇の顔風に作ってるじゃん。そんな顔パーツは無料の枠になかっただろ。」
「いや、このキャラは作るときにカメラか何かで顔認証を取り込んでた気がする。だから輪郭とか似てるんじゃない?多少修正して美化してるけどな。」
「え、そんな機能あったっけ?いいなー、昇君はイケメンで。」
「よく言うよ、イケメンリア充の悠君が。俺は単純にわかりやすかったから選んだだけさ。」
悠というやつは、学校内でも評判のイケメン君だ。
「悠の方は女性キャラを選んだから、カメラ機能を選べなかったんじゃないか?」
「そっか。でもあんまりその機能使ってるプレイヤー居ないんじゃない?結構プリセットのキャラが多いよ。」
そんなもんだろうか。
もしかして俺ってナルシスト?
「今のロリエルフも顔見てたしな。」
顔を?
顔を見てあんな不思議そうにしてたのか?
ちょっとショックだな。
「それにしても、あのエルフ耳とか細かいよなぁ。あれはきっと課金アイテムなんだろうなぁ。」
そんな話をしているうちに戻ってきた。
ギルドの商店で、俺たちの持つ素材を買い取ってもらう。
値段の相場はわからないが、少しなら買い物もできるだろう。
「冒険者の皆さんが持ち込まれた素材やアイテムは、皆さんがクエストなどで使うアイテムや装備に還元されています。」
ギルドの商人が言っていた。
だからこそ、この値段なんだろうな。
モンスターの素材を活かす術を持っていても不思議はない。
例の指輪の事も解決させておくため、鑑定士のところへも行った。
しかし
「これは見たことがないなぁ。だが、これだけの意匠が施されてあるところを見ると、かなりの一品である事は間違いないだろう。」
という事だった。
「よければ買い取ろうか?」
レア度の高いアイテムである事は間違いないようだ。
しかし鑑定士曰く、呪いのアイテムというものもあるらしく、着用するとマイナス効果を付与される可能性があるらしい。
未鑑定のアイテムにはそういう怖さもあるから、鑑定士も訪ねてくれたのだろう。
だが手放すのはまだ惜しいような気がした。
アイテムや装備を整え、クエストに向かう。
関所が見え始めた。
さぁ、初クエストへ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
名前 :ノビー(昇)
Lv :3
職業 :戦士
装備 :鉄の帽子
ガントレット
鉄の鎧
鉄の剣
鉄の盾
スキル :薙ぎ払い
アイテム:???の指輪(未鑑定)
スタートポーション×30
短刀
ブーメラン
所持金 :120G
――――――――――――――――――――――――――――
名前 :ゆうゆう(悠)
Lv :6
職業 :魔法使い
装備 :とんがり帽(魔女)
布のローブ
木の杖
火の書01
氷の書01
癒しの書01
スキル :ファイア
チリング
ヒール
アイテム:スタートポーション×27
マジックポーション×7
所持金 :110G
――――――――――――――――――――――――――――
町の商店が集まった大通り、俺たちはクエストをこなすため、町の外に向かっていた。
「あぁ、そういえばそんなこと言ってたっけ。でもその前に持ち物を整理したいんだよ。」
初戦闘時に数体のモンスターを狩り、モンスターからドロップしたアイテムをいくつか持っている。
普通ならこういうアイテムは、武器素材やクエストで納品する対象のアイテムになっているはずだ。
しかし、今の俺たちには必要のないものだ。
「確かにな。これギルドで買い取ってもらって、その金で何か買っていってもいいな。」
町の外に出る前に、用意していくに越したことはない。
幸いなことに、回復アイテムは潤沢だ。
何か戦闘で使えそうなアイテムや装備を手に入れておきたいところだ。
「ギルドに引き返して素材を買い取ってもらおう。」
「このあたりの商店じゃダメなのか?」
悠に尋ねる。
「モンスターのドロップ素材はこの辺の商店より、ギルドの方が高く買い取ってくれる。露店は珍しいアイテムを購入するのには良いけど、普段使いのモノを買うならギルドの商店からの方がお得だな。」
一長一短あるんだな。
それほど遠くないから良いけど…。
そこかしこにある露店を見回しながら歩いていると、足元に衝撃を感じた。
「あいたっ。」
金髪の少女が後ろに倒れこんだ。
金髪の長い髪に透き通る緑の目、ぶつかった拍子に長い髪に隠れた尖った耳が見えた。
「あ…。」
とその耳をすぐ髪で隠してしまった。
可愛らしく、小さな女の子だ。
どうやらぶつかったらしい。
戦士のごつい装備、体格のおかげか全く動じなかった。
この娘も華奢な印象だが、大丈夫だろうか。
「スマン、大丈夫か?」
手を差し伸べる。
「ええ、大丈夫…。あれ?あなた…。」
少女は手を取って立ち上がり、俺の方をじっと見つめる。
どうしたんだろう。
「いいえ。ぶつかってごめんなさい。」
少女は礼儀正しく挨拶し、周りを見回した後、駆け足で反対方向に走っていった。
悠が横に立って、遠ざかる少女を眺めていた。
「今のキャラクター可愛かったな。金髪ロリ系エルフか…。レベル高いな。」
それは今の娘のキャラデザのレベルがってことか?
「あのキャラメイクは時間かかったろうな。この魔法使いも結構かかったんだけどな。」
悠のキャラ『ゆうゆう』はキャラメイクにやたらこだわっていることが伺える。
地味過ぎない紺色の髪、装備も他のキャラとは違う。高レベルを思わせる魔女風の衣装を着用する徹底ぶりである。
「そりゃ、こだわったら時間はかかるよな。」
「まぁ、時間だけじゃないけどな。」
こいつ、キャラメイクに課金しやがったな。
こういうプレイヤーがいるから、運営が儲かるんだな。
ま、そのおかげで無料に遊べているのかもしれないが…。
「なんだよ、その目は。そういう『ノビー』だって課金キャラじゃないのか。その顔とかさ。」
顔?どういうことだ?
「『ノビー』の顔は昇の顔風に作ってるじゃん。そんな顔パーツは無料の枠になかっただろ。」
「いや、このキャラは作るときにカメラか何かで顔認証を取り込んでた気がする。だから輪郭とか似てるんじゃない?多少修正して美化してるけどな。」
「え、そんな機能あったっけ?いいなー、昇君はイケメンで。」
「よく言うよ、イケメンリア充の悠君が。俺は単純にわかりやすかったから選んだだけさ。」
悠というやつは、学校内でも評判のイケメン君だ。
「悠の方は女性キャラを選んだから、カメラ機能を選べなかったんじゃないか?」
「そっか。でもあんまりその機能使ってるプレイヤー居ないんじゃない?結構プリセットのキャラが多いよ。」
そんなもんだろうか。
もしかして俺ってナルシスト?
「今のロリエルフも顔見てたしな。」
顔を?
顔を見てあんな不思議そうにしてたのか?
ちょっとショックだな。
「それにしても、あのエルフ耳とか細かいよなぁ。あれはきっと課金アイテムなんだろうなぁ。」
そんな話をしているうちに戻ってきた。
ギルドの商店で、俺たちの持つ素材を買い取ってもらう。
値段の相場はわからないが、少しなら買い物もできるだろう。
「冒険者の皆さんが持ち込まれた素材やアイテムは、皆さんがクエストなどで使うアイテムや装備に還元されています。」
ギルドの商人が言っていた。
だからこそ、この値段なんだろうな。
モンスターの素材を活かす術を持っていても不思議はない。
例の指輪の事も解決させておくため、鑑定士のところへも行った。
しかし
「これは見たことがないなぁ。だが、これだけの意匠が施されてあるところを見ると、かなりの一品である事は間違いないだろう。」
という事だった。
「よければ買い取ろうか?」
レア度の高いアイテムである事は間違いないようだ。
しかし鑑定士曰く、呪いのアイテムというものもあるらしく、着用するとマイナス効果を付与される可能性があるらしい。
未鑑定のアイテムにはそういう怖さもあるから、鑑定士も訪ねてくれたのだろう。
だが手放すのはまだ惜しいような気がした。
アイテムや装備を整え、クエストに向かう。
関所が見え始めた。
さぁ、初クエストへ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
名前 :ノビー(昇)
Lv :3
職業 :戦士
装備 :鉄の帽子
ガントレット
鉄の鎧
鉄の剣
鉄の盾
スキル :薙ぎ払い
アイテム:???の指輪(未鑑定)
スタートポーション×30
短刀
ブーメラン
所持金 :120G
――――――――――――――――――――――――――――
名前 :ゆうゆう(悠)
Lv :6
職業 :魔法使い
装備 :とんがり帽(魔女)
布のローブ
木の杖
火の書01
氷の書01
癒しの書01
スキル :ファイア
チリング
ヒール
アイテム:スタートポーション×27
マジックポーション×7
所持金 :110G
――――――――――――――――――――――――――――
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

Free Emblem On-line
ユキさん
ファンタジー
今の世の中、ゲームと言えばVRゲームが主流であり人々は数多のVRゲームに魅了されていく。そんなVRゲームの中で待望されていたタイトルがβテストを経て、ついに発売されたのだった。
VRMMO『Free Emblem Online』
通称『F.E.O』
自由過ぎることが売りのこのゲームを、「あんちゃんも気に入ると思うよ~。だから…ね? 一緒にやろうぜぃ♪」とのことで、βテスターの妹より一式を渡される。妹より渡された『F.E.O』、仕事もあるが…、「折角だし、やってみるとしようか。」圧倒的な世界に驚きながらも、MMO初心者である男が自由気ままに『F.E.O』を楽しむ。
ソロでユニークモンスターを討伐、武器防具やアイテムも他の追随を許さない、それでいてPCよりもNPCと仲が良い変わり者。
そんな強面悪党顔の初心者が冒険や生産においてその名を轟かし、本人の知らぬ間に世界を引っ張る存在となっていく。
なろうにも投稿してあります。だいぶ前の未完ですがね。
Anotherfantasia~もうひとつの幻想郷
くみたろう
ファンタジー
彼女の名前は東堂翠。
怒りに震えながら、両手に持つ固めの箱を歪ませるくらいに力を入れて歩く翠。
最高の一日が、たった数分で最悪な1日へと変わった。
その要因は手に持つ箱。
ゲーム、Anotherfantasia
体感出来る幻想郷とキャッチフレーズが付いた完全ダイブ型VRゲームが、彼女の幸せを壊したのだ。
「このゲームがなんぼのもんよ!!!」
怒り狂う翠は帰宅後ゲームを睨みつけて、興味なんか無いゲームを険しい表情で起動した。
「どれくらい面白いのか、試してやろうじゃない。」
ゲームを一切やらない翠が、初めての体感出来る幻想郷へと体を委ねた。
それは、翠の想像を上回った。
「これが………ゲーム………?」
現実離れした世界観。
でも、確かに感じるのは現実だった。
初めて続きの翠に、少しづつ増える仲間たち。
楽しさを見出した翠は、気付いたらトップランカーのクランで外せない大事な仲間になっていた。
【Anotherfantasia……今となっては、楽しくないなんて絶対言えないや】
翠は、柔らかく笑うのだった。
VRゲームでも身体は動かしたくない。
姫野 佑
SF
多種多様な武器やスキル、様々な【称号】が存在するが職業という概念が存在しない<Imperial Of Egg>。
古き良きPCゲームとして稼働していた<Imperial Of Egg>もいよいよ完全没入型VRMMO化されることになった。
身体をなるべく動かしたくないと考えている岡田智恵理は<Imperial Of Egg>がVRゲームになるという発表を聞いて気落ちしていた。
しかしゲーム内の親友との会話で落ち着きを取り戻し、<Imperial Of Egg>にログインする。
当作品は小説家になろう様で連載しております。
章が完結次第、一日一話投稿致します。

神速の冒険者〜ステータス素早さ全振りで無双する〜
FREE
ファンタジー
Glavo kaj Magio
通称、【GKM】
これは日本が初めて開発したフルダイブ型のVRMMORPGだ。
世界最大規模の世界、正確な動作、どれを取ってもトップレベルのゲームである。
その中でも圧倒的人気な理由がステータスを自分で決めれるところだ。
この物語の主人公[速水 光]は陸上部のエースだったが車との交通事故により引退を余儀なくされる。
その時このゲームと出会い、ステータスがモノを言うこの世界で【素早さ】に全てのポイントを使うことを決心する…

VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?

【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~
みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】
事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。
神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。
作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。
「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。
※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。
異世界列島
黒酢
ファンタジー
【速報】日本列島、異世界へ!資源・食糧・法律etc……何もかもが足りない非常事態に、現代文明崩壊のタイムリミットは約1年!?そんな詰んじゃった状態の列島に差した一筋の光明―――新大陸の発見。だが……異世界の大陸には厄介な生物。有り難くない〝宗教〟に〝覇権主義国〟と、問題の火種がハーレム状態。手足を縛られた(憲法の話)日本は、この覇権主義の世界に平和と安寧をもたらすことができるのか!?今ここに……日本国民及び在留外国人―――総勢1億3000万人―――を乗せた列島の奮闘が始まる…… 始まってしまった!!
■【毎日投稿】2019.2.27~3.1
毎日投稿ができず申し訳ありません。今日から三日間、大量投稿を致します。
今後の予定(3日間で計14話投稿予定)
2.27 20時、21時、22時、23時
2.28 7時、8時、12時、16時、21時、23時
3.1 7時、12時、16時、21時
■なろう版とサブタイトルが異なる話もありますが、その内容は同じです。なお、一部修正をしております。また、改稿が前後しており、修正ができていない話も含まれております。ご了承ください。

異世界でカフェを開くことになりました
ならん
ファンタジー
菜々美は平凡な高校生だったが、ある日突然異世界に転移してしまう。未知の世界で途方に暮れていた彼女を救ったのは、リュウという青年だった。リュウとその仲間たちの助けを借りながら、菜々美は異世界で新たな生活を始めることに決める。趣味のハーブティーを活かし、町に癒しを届けるカフェを開業することを目指す。
カフェの修繕作業は困難を極めたが、リュウやガイデンたちと協力し、少しずつ形になっていく。しかし、順調に思えた生活の中で、一人の常連客エドワードが姿を消すという事件が起きる。エドワードの家を訪れた菜々美とリュウは、彼の日記から古代の遺跡を発見したことを知る。エドワードの行方を追って森へ向かった二人は、怪物に襲われ負傷した彼を救出するが、その後町全体が地震のような揺れに見舞われる。
果たしてこの異世界で、菜々美は平穏なカフェ経営を続けられるのか。そして、エドワードの発見した古代の遺跡とは何なのか。新たな冒険と癒しの時間が交錯する物語が、今始まる。
更新は週1回の予定です。
本作品はAIで生成した文章に加筆修正を加えたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる