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chapter 1 -beginning of the game- 05
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冒険者協会の二階。
声をかけてきた男とラウンドテーブルの対面に座る。
その男は、関所にいた番兵ほどの大男というわけではなかった。
しかし頬の傷、左眼の眼帯、右目から発せられる眼光、立派な髭。
身体つきからも歴戦の古強者という雰囲気を思わせる。
「私はジャラール。協会では教官と呼ばれている。」
見た目は少し怖いが、説明を聞くだけだ。
別に取って食われたりするわけじゃない。
「冒険者協会へようこそ。協会に登録する事で、様々な依頼を受けたり、パーティに誘う冒険者を募集することができる。もちろん依頼を出すこともできる。これからの君の活躍に期待しているぞ。」
教官というか、ギルドリーダー的な人なんだろうな。
「まず、この建物は冒険者たちの活動をサポートする施設だ。武器商人、雑貨屋、鑑定士、錬金術師などが常駐している。詳しい説明は受付で聞くといいが、協会員は割引価格で利用できる。」
協会に登録すると優遇が受けられる制度があるのか。
「質問があるんですが、協会員になる際の利用料は必要なんですか?会費とか。」
「いや、そういったものは必要ない。協会の運営自体は、依頼の手数料や領主からの報酬で賄われる。基本的には無償だと思ってくれて構わない。」
なるほど。
「続けるぞ。我々冒険者の鉄則となる規則書がギルドカードに記されている。基本的には禁止行為に関してだ。」
ギルドカードを呼び出し、規則書を確認する。
それぞれ見出しに
その一 冒険者は常に清くあるべし。
その二 欺くべからず。
その三 正しき者を貶めるべからず。
その四 人を傷つけるべからず。
その五 助け合うべし。
と書かれている。
「広い意味合いで書かれているが、基本的に一はネットマナー、二は詐欺行為や非公式RMT(リアルマネートレード)等に関する規則、三はプレイングマナー、四はPK(プレイヤーキル)に関する違反規則、五はこのゲーム内での推奨プレイングについての指南が書かれている。君はゲーム外の友人と行動を共にしているようだが、その友人以外のプレーヤーとパーティを組む前に確認しておいてくれ。」
ネットゲームのリテラシーに関する講習だったのかな。
MMORPGにおいては常識だ。
俺はこのゲーム以外にもネットゲームを経験しているから大丈夫だろう。
「次にログアウトに関しての説明だ。このゲームからログアウトする際にも冒険者協会を訪れてもらう必要がある。ログアウトは、受付横のポータルまで行くようにしてくれ。次回のログイン時に、ログアウトした冒険者協会から始めることができる。」
と、いう事はオートセーブのゲームなんだな。
確かに、ボス直前でセーブしたりすると、緊張感は無くなる。
「最後に禁止エリアについてだ。」
ジャラールは巻紙を机の上に広げた。
古い羊皮紙には地図が描かれていた。
「はじまりの森から道をたどってここがメジハだ。道沿いに進んでいけば、看板に地名も書いてある。禁止エリアというのは、冒険者の立入禁止区域だ。東の山岳地帯、南方の森林に禁止エリアが設置されている。」
禁止エリアね…、ゲームによってはゲームの裏側に行けたり、バグを誘発したり、ペナルティが発生するする場所だ。
立ち入るとどうなるんだろうか。
「禁止エリアに入ってしまったらどうなるんです?」
「禁止エリアには、それとわかるように警告の看板が置かれている。入ってしまったら、引き返してくれればいい。ただ区域内に進んでしまった場合、エラーや致命的なバグによって、ゲームデータや筐体機器等の破損等の可能性がある。絶対に近づかないようにしてくれ。」
最後に念を押される。
まぁ世界の端に行って、テクスチャの隙間から落下し続けるとか怖いからな。
ゲーム筐体が破損するというのは、プレイヤーにとっても範囲ではない。
「ここまでで初心者講習は終わりだ。何か最後に聞いておきたいことはあるか?私は基本的にこの施設にいるから、聞きたいことがあれば私か、受付を訪ねてくれればいい。では君の健闘に期待する。」
そういうとジャラールは立ち上がり、三階に上っていった。
俺は建物を後にし、悠と合流する。
建物の外のクエストボードには、多くの張り紙が貼られている。
冒険者達はそれを眺め、ある者は取り外して協会に向かう。
「3つくらい受注してみた。」
悠が何枚か、募集の紙を取り出す。
受注していたクエストは、緑の雫を納品するクエストとコボルトを討伐するクエスト、領地外の偵察クエストだった。
このゲームでは、いくつかのクエストを同時に受注できるようだ。
「ランクが上がれば、もっと多くのクエストを受けられるんだろうけど、俺らはとりあえず三つだな。」
「そうなのか。コボルトと雫……、ってことはスライム系か…。」
持ち物の中にあるスライムの素材が青い雫だから、雫は別タイプのスライムなんだろう。
「グリーンスライムってモンスターが居るんだ。ポーション系の素材らしい。」
「じゃあ偵察クエストってのはなんだ?」
「領地に接近するモンスターを発見するために冒険者が見回るクエストだな。指定された地点に行くだけだ。」
モンスターの群れが町を襲ったりするのだろうか…。
丸太で作られた頑丈な柵があるくらいだ、そんなこともあるのかもしれない。
「ゆくゆくはモンスターから町を守るような、大規模なイベントもあるのかもな。」
モンスターの接近、大討伐クエスト、多人数協力。
それに備えてレベルも上げておかないとな。
とにかく町の外に出るため、あの関所に向かうのだった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
名前 :ノビー(昇)
Lv :3
職業 :戦士
装備 :鉄の帽子
ガントレット
鉄の鎧
鉄の剣
スキル :薙ぎ払い
アイテム:???の指輪(未鑑定)
スタートポーション×30
青い雫×6
レッサーコボルトの毛×4
――――――――――――――――――――――――――――
名前 :ゆうゆう(悠)
Lv :6
職業 :魔法使い
装備 :とんがり帽(魔女)
布のローブ
木の杖
火の書01
癒しの書01
スキル :ファイア
ヒール
アイテム:スタートポーション×27
青い雫×5
壊れた弓
――――――――――――――――――――――――――――
声をかけてきた男とラウンドテーブルの対面に座る。
その男は、関所にいた番兵ほどの大男というわけではなかった。
しかし頬の傷、左眼の眼帯、右目から発せられる眼光、立派な髭。
身体つきからも歴戦の古強者という雰囲気を思わせる。
「私はジャラール。協会では教官と呼ばれている。」
見た目は少し怖いが、説明を聞くだけだ。
別に取って食われたりするわけじゃない。
「冒険者協会へようこそ。協会に登録する事で、様々な依頼を受けたり、パーティに誘う冒険者を募集することができる。もちろん依頼を出すこともできる。これからの君の活躍に期待しているぞ。」
教官というか、ギルドリーダー的な人なんだろうな。
「まず、この建物は冒険者たちの活動をサポートする施設だ。武器商人、雑貨屋、鑑定士、錬金術師などが常駐している。詳しい説明は受付で聞くといいが、協会員は割引価格で利用できる。」
協会に登録すると優遇が受けられる制度があるのか。
「質問があるんですが、協会員になる際の利用料は必要なんですか?会費とか。」
「いや、そういったものは必要ない。協会の運営自体は、依頼の手数料や領主からの報酬で賄われる。基本的には無償だと思ってくれて構わない。」
なるほど。
「続けるぞ。我々冒険者の鉄則となる規則書がギルドカードに記されている。基本的には禁止行為に関してだ。」
ギルドカードを呼び出し、規則書を確認する。
それぞれ見出しに
その一 冒険者は常に清くあるべし。
その二 欺くべからず。
その三 正しき者を貶めるべからず。
その四 人を傷つけるべからず。
その五 助け合うべし。
と書かれている。
「広い意味合いで書かれているが、基本的に一はネットマナー、二は詐欺行為や非公式RMT(リアルマネートレード)等に関する規則、三はプレイングマナー、四はPK(プレイヤーキル)に関する違反規則、五はこのゲーム内での推奨プレイングについての指南が書かれている。君はゲーム外の友人と行動を共にしているようだが、その友人以外のプレーヤーとパーティを組む前に確認しておいてくれ。」
ネットゲームのリテラシーに関する講習だったのかな。
MMORPGにおいては常識だ。
俺はこのゲーム以外にもネットゲームを経験しているから大丈夫だろう。
「次にログアウトに関しての説明だ。このゲームからログアウトする際にも冒険者協会を訪れてもらう必要がある。ログアウトは、受付横のポータルまで行くようにしてくれ。次回のログイン時に、ログアウトした冒険者協会から始めることができる。」
と、いう事はオートセーブのゲームなんだな。
確かに、ボス直前でセーブしたりすると、緊張感は無くなる。
「最後に禁止エリアについてだ。」
ジャラールは巻紙を机の上に広げた。
古い羊皮紙には地図が描かれていた。
「はじまりの森から道をたどってここがメジハだ。道沿いに進んでいけば、看板に地名も書いてある。禁止エリアというのは、冒険者の立入禁止区域だ。東の山岳地帯、南方の森林に禁止エリアが設置されている。」
禁止エリアね…、ゲームによってはゲームの裏側に行けたり、バグを誘発したり、ペナルティが発生するする場所だ。
立ち入るとどうなるんだろうか。
「禁止エリアに入ってしまったらどうなるんです?」
「禁止エリアには、それとわかるように警告の看板が置かれている。入ってしまったら、引き返してくれればいい。ただ区域内に進んでしまった場合、エラーや致命的なバグによって、ゲームデータや筐体機器等の破損等の可能性がある。絶対に近づかないようにしてくれ。」
最後に念を押される。
まぁ世界の端に行って、テクスチャの隙間から落下し続けるとか怖いからな。
ゲーム筐体が破損するというのは、プレイヤーにとっても範囲ではない。
「ここまでで初心者講習は終わりだ。何か最後に聞いておきたいことはあるか?私は基本的にこの施設にいるから、聞きたいことがあれば私か、受付を訪ねてくれればいい。では君の健闘に期待する。」
そういうとジャラールは立ち上がり、三階に上っていった。
俺は建物を後にし、悠と合流する。
建物の外のクエストボードには、多くの張り紙が貼られている。
冒険者達はそれを眺め、ある者は取り外して協会に向かう。
「3つくらい受注してみた。」
悠が何枚か、募集の紙を取り出す。
受注していたクエストは、緑の雫を納品するクエストとコボルトを討伐するクエスト、領地外の偵察クエストだった。
このゲームでは、いくつかのクエストを同時に受注できるようだ。
「ランクが上がれば、もっと多くのクエストを受けられるんだろうけど、俺らはとりあえず三つだな。」
「そうなのか。コボルトと雫……、ってことはスライム系か…。」
持ち物の中にあるスライムの素材が青い雫だから、雫は別タイプのスライムなんだろう。
「グリーンスライムってモンスターが居るんだ。ポーション系の素材らしい。」
「じゃあ偵察クエストってのはなんだ?」
「領地に接近するモンスターを発見するために冒険者が見回るクエストだな。指定された地点に行くだけだ。」
モンスターの群れが町を襲ったりするのだろうか…。
丸太で作られた頑丈な柵があるくらいだ、そんなこともあるのかもしれない。
「ゆくゆくはモンスターから町を守るような、大規模なイベントもあるのかもな。」
モンスターの接近、大討伐クエスト、多人数協力。
それに備えてレベルも上げておかないとな。
とにかく町の外に出るため、あの関所に向かうのだった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
名前 :ノビー(昇)
Lv :3
職業 :戦士
装備 :鉄の帽子
ガントレット
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鉄の剣
スキル :薙ぎ払い
アイテム:???の指輪(未鑑定)
スタートポーション×30
青い雫×6
レッサーコボルトの毛×4
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名前 :ゆうゆう(悠)
Lv :6
職業 :魔法使い
装備 :とんがり帽(魔女)
布のローブ
木の杖
火の書01
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スキル :ファイア
ヒール
アイテム:スタートポーション×27
青い雫×5
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