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chapter 1 -beginning of the game- 01
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「いや、お前……、なにやってんの?」
悠《ゆう》は目を細め、呆れたように俺を見ている。
いや、なんで引き気味なのかわからない。俺はこのVR世界を最高に満喫しているのだ。
「ハァハァ……。いや、マジすげーよ、これ。お前もやってみろって。」
俺は息を切らせて、悠に言う。
人気ゲームになるわけだ。何しろここまでのVR体験は他のゲームにもなかった。
「やらないよ、そんなこと。ハァ…、前回は進む気満々だったのに、まだスタート地点にいるじゃないか。」
悠はため息交じりに言う。
そう、ここはゲームにログインした者が必ず訪れる場所。人呼んでスタート地点である。
前回、このゲームの完成度に感動した俺たちは、冒険を始めるべく冒険者(プレイヤー)たちが集う最初の街に向かった。
しかし、俺たちの冒険はまだ始まっていなかった。
それどころか、初期地点からそれほど動いていなかった。
「こんな大自然、ゲームの中以外では味わえないじゃん。」
「いや、感動するの分かるけどさ…。なぁ昇《のぼる》、そろそろ進んでいかないか?街の方はもっとスゲーからさ!」
「一度でいいから、マンガやアニメみたいに、土を思いっきり掘ったり、草の上で寝転んだりしてみたかった。」
最近じゃそういう事できる場所もあまりないしな…。
このスタート地点で俺は、一面に広がる草原の黒土を思うさま掘り起こしていた。
朝露に湿り気の残る柔らかな黒土には、この戦士アバターの手によって深い穴が開いていた。
「土はもう分かったよ!でも、流石に進まないか?一昨日がキャラメイク、昨日は動作を軽く確認しただけ、今日は何の実績も得られてないわけだし…。」
たしかに、このゲームを始めるまでに時間を費やした割には、ゲームは進んでいなかった。
「もう軽く落とし穴みたいになってるから!足入れたら、膝の上まで埋まるぐらい大きな穴が掘れてるから!」
俺の掘った穴は、自分の身体の三分の一が埋まってしまうほどに大きな穴となっていた。
掘り起こした土の臭い、柔らかな土の感触に感動した俺は、汗だくになって穴掘りに興じていたようだった。
まるで、雨の日の植物園のような、そんな匂いだった。
「この臭いまでリアルなんだな…、そういや雨の日のこの臭いってカビの臭いなんだっけ?」
「いや、知らんけど…、もう行こうぜ!いい加減そろそろ冒険始めようぜ!」
穴をのぞき込む悠が、しびれを切らしたように言う。
「じゃあ、そろそろ行くか!…うん?」
穴のへりに手をかけてよじ登ろうとした時、足をかける場所を探していると、不意に小さな光が目に入った。
「なんだコレ?」
その光が気になって、俺はしゃがんで手を伸ばした。
埋まったその光の正体を突き止めようと、周りの土を掃《はら》う。
「お!?」
その小さな光の正体は……指輪だった。
白のリングに緑の装飾、そこに透き通るような赤い宝石が埋まった、高級そうなリングだった。
「こんなの見つけたぞ!ゲームっぽいな!」
指輪を拾って、穴のへりをよじ登った。
悠は指輪を見て驚いている。
「すごいな!こんなアイテム、俺も見たことない。きっと隠し系のレアアイテムだな!」
悠の言うとおりだった。
見るからにマジックアイテム然とした、いかにもというような装飾の指輪。
これは正規の入手法で手に入れるには、どのくらいのレベルのプレイヤーが入手できるものなのか、それが気になるほどの魅力的な雰囲気を放っていた。
「……バグじゃねぇよな?」
不安だ。
精巧なゲームにこそバグはつきものだし、これだけ大規模なオープンワールド系のMMORPGなら尚更だ。
バグ技や怪しい裏技を使って入手したレアアイテムは、それこそ不思議な魅力を放っているものだが、リスクも大きく、最悪の場合キャラがバグったり、データが消失したりすることもあるらしい。
「流石にこんな序盤で穴掘りするプレイヤーがいるとは思えないから、デバッグが抜かってた可能性はあるけどさ、流石にこんなレアそうなアイテムが序盤から手に入るって情報があったら、攻略情報に出てるんじゃないか?そうなると最初の街でのトレードも多そうだけど、そんなの見たこともないしな…。」
興奮した様子で悠は言った。
「あんまりそのアバターでテンション上げるなよ。クソ可愛いじゃねえか、そのアバター。俺も女キャラにしても良かったな…。でも戦士キャラで、ガントレットつけてたから、この初期地点で穴を掘れるんだよな…。」
俺が選んだ戦士の職業は、軽い鎧と帽子、鉄の甲がついたガントレットが初期装備だ。
他の職業では、硬い装備を手に入れられる職業がない。
「戦士キャラって少ないのかな…?やっぱこれだけの没入型だと、戦闘もリアルだよな。そうなると、遠距離系のイメージがあるジョブを選ぶ人が多いのかな?」
「え、何でよ?」
「そりゃ、戦闘描写がリアルってことはガチバトルしてるようなもんだろ?魔法の撃ち合いとかだったら、体に来る衝撃も大したこと無いかもしれんが、近接バトルってガチ喧嘩じゃねーか。」
さっき穴を掘った時といい、疲労感もそこそこのリアルさが、戦闘への恐怖を倍増させる。悠は魔法職らしいが、俺は戦士。ということは、槍で刺されたり、刃で切られたりするのは怖い。
「それは無いんじゃね?流石に衝撃とか振動コントロールとかは軽減されるだろう。じゃないと、いくらVRだからって、もっと規制入るだろ。」
確かにこのアルカディアは13歳以上であれば、だれでも参加することができるゲームだ。
強いショックや心臓の悪い方は、なんて注意書きがあったとしても、それほどの恐怖感はないという事だろうか。
「…あ。それで穴掘って、戦闘避けてたのか?」
悠もするどい。
「いや、まぁ…。それもあるかなー…。」
強がってごまかしたが、笑われてしまった。
「ハハハ、心配ないって。ちょっと押されるくらいの衝撃だよ。俺らより幼い子供がやってるんだぞ。」
不安だな…。
こんなところで躓いていては、先が思いやられる。
「そうだな…、当たって砕けろって言うしな。」
そんな話をしながら、続く道を歩んでゆく。
町の場所を示す塔は、まだ遥か遠くに見えた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
名前 :ノビー(昇)
Lv :1
職業 :戦士
装備 :鉄の帽子
ガントレット
鉄の鎧
鉄の剣
スキル :薙ぎ払い
アイテム:???の指輪(未鑑定)
――――――――――――――――――――――――――――
名前 :ゆうゆう(悠)
Lv :5
職業 :魔法使い
装備 :とんがり帽(魔女)
布のローブ
木の杖
火の書01
癒しの書01
スキル :ファイア
ヒール
――――――――――――――――――――――――――――
悠《ゆう》は目を細め、呆れたように俺を見ている。
いや、なんで引き気味なのかわからない。俺はこのVR世界を最高に満喫しているのだ。
「ハァハァ……。いや、マジすげーよ、これ。お前もやってみろって。」
俺は息を切らせて、悠に言う。
人気ゲームになるわけだ。何しろここまでのVR体験は他のゲームにもなかった。
「やらないよ、そんなこと。ハァ…、前回は進む気満々だったのに、まだスタート地点にいるじゃないか。」
悠はため息交じりに言う。
そう、ここはゲームにログインした者が必ず訪れる場所。人呼んでスタート地点である。
前回、このゲームの完成度に感動した俺たちは、冒険を始めるべく冒険者(プレイヤー)たちが集う最初の街に向かった。
しかし、俺たちの冒険はまだ始まっていなかった。
それどころか、初期地点からそれほど動いていなかった。
「こんな大自然、ゲームの中以外では味わえないじゃん。」
「いや、感動するの分かるけどさ…。なぁ昇《のぼる》、そろそろ進んでいかないか?街の方はもっとスゲーからさ!」
「一度でいいから、マンガやアニメみたいに、土を思いっきり掘ったり、草の上で寝転んだりしてみたかった。」
最近じゃそういう事できる場所もあまりないしな…。
このスタート地点で俺は、一面に広がる草原の黒土を思うさま掘り起こしていた。
朝露に湿り気の残る柔らかな黒土には、この戦士アバターの手によって深い穴が開いていた。
「土はもう分かったよ!でも、流石に進まないか?一昨日がキャラメイク、昨日は動作を軽く確認しただけ、今日は何の実績も得られてないわけだし…。」
たしかに、このゲームを始めるまでに時間を費やした割には、ゲームは進んでいなかった。
「もう軽く落とし穴みたいになってるから!足入れたら、膝の上まで埋まるぐらい大きな穴が掘れてるから!」
俺の掘った穴は、自分の身体の三分の一が埋まってしまうほどに大きな穴となっていた。
掘り起こした土の臭い、柔らかな土の感触に感動した俺は、汗だくになって穴掘りに興じていたようだった。
まるで、雨の日の植物園のような、そんな匂いだった。
「この臭いまでリアルなんだな…、そういや雨の日のこの臭いってカビの臭いなんだっけ?」
「いや、知らんけど…、もう行こうぜ!いい加減そろそろ冒険始めようぜ!」
穴をのぞき込む悠が、しびれを切らしたように言う。
「じゃあ、そろそろ行くか!…うん?」
穴のへりに手をかけてよじ登ろうとした時、足をかける場所を探していると、不意に小さな光が目に入った。
「なんだコレ?」
その光が気になって、俺はしゃがんで手を伸ばした。
埋まったその光の正体を突き止めようと、周りの土を掃《はら》う。
「お!?」
その小さな光の正体は……指輪だった。
白のリングに緑の装飾、そこに透き通るような赤い宝石が埋まった、高級そうなリングだった。
「こんなの見つけたぞ!ゲームっぽいな!」
指輪を拾って、穴のへりをよじ登った。
悠は指輪を見て驚いている。
「すごいな!こんなアイテム、俺も見たことない。きっと隠し系のレアアイテムだな!」
悠の言うとおりだった。
見るからにマジックアイテム然とした、いかにもというような装飾の指輪。
これは正規の入手法で手に入れるには、どのくらいのレベルのプレイヤーが入手できるものなのか、それが気になるほどの魅力的な雰囲気を放っていた。
「……バグじゃねぇよな?」
不安だ。
精巧なゲームにこそバグはつきものだし、これだけ大規模なオープンワールド系のMMORPGなら尚更だ。
バグ技や怪しい裏技を使って入手したレアアイテムは、それこそ不思議な魅力を放っているものだが、リスクも大きく、最悪の場合キャラがバグったり、データが消失したりすることもあるらしい。
「流石にこんな序盤で穴掘りするプレイヤーがいるとは思えないから、デバッグが抜かってた可能性はあるけどさ、流石にこんなレアそうなアイテムが序盤から手に入るって情報があったら、攻略情報に出てるんじゃないか?そうなると最初の街でのトレードも多そうだけど、そんなの見たこともないしな…。」
興奮した様子で悠は言った。
「あんまりそのアバターでテンション上げるなよ。クソ可愛いじゃねえか、そのアバター。俺も女キャラにしても良かったな…。でも戦士キャラで、ガントレットつけてたから、この初期地点で穴を掘れるんだよな…。」
俺が選んだ戦士の職業は、軽い鎧と帽子、鉄の甲がついたガントレットが初期装備だ。
他の職業では、硬い装備を手に入れられる職業がない。
「戦士キャラって少ないのかな…?やっぱこれだけの没入型だと、戦闘もリアルだよな。そうなると、遠距離系のイメージがあるジョブを選ぶ人が多いのかな?」
「え、何でよ?」
「そりゃ、戦闘描写がリアルってことはガチバトルしてるようなもんだろ?魔法の撃ち合いとかだったら、体に来る衝撃も大したこと無いかもしれんが、近接バトルってガチ喧嘩じゃねーか。」
さっき穴を掘った時といい、疲労感もそこそこのリアルさが、戦闘への恐怖を倍増させる。悠は魔法職らしいが、俺は戦士。ということは、槍で刺されたり、刃で切られたりするのは怖い。
「それは無いんじゃね?流石に衝撃とか振動コントロールとかは軽減されるだろう。じゃないと、いくらVRだからって、もっと規制入るだろ。」
確かにこのアルカディアは13歳以上であれば、だれでも参加することができるゲームだ。
強いショックや心臓の悪い方は、なんて注意書きがあったとしても、それほどの恐怖感はないという事だろうか。
「…あ。それで穴掘って、戦闘避けてたのか?」
悠もするどい。
「いや、まぁ…。それもあるかなー…。」
強がってごまかしたが、笑われてしまった。
「ハハハ、心配ないって。ちょっと押されるくらいの衝撃だよ。俺らより幼い子供がやってるんだぞ。」
不安だな…。
こんなところで躓いていては、先が思いやられる。
「そうだな…、当たって砕けろって言うしな。」
そんな話をしながら、続く道を歩んでゆく。
町の場所を示す塔は、まだ遥か遠くに見えた。
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名前 :ノビー(昇)
Lv :1
職業 :戦士
装備 :鉄の帽子
ガントレット
鉄の鎧
鉄の剣
スキル :薙ぎ払い
アイテム:???の指輪(未鑑定)
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名前 :ゆうゆう(悠)
Lv :5
職業 :魔法使い
装備 :とんがり帽(魔女)
布のローブ
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スキル :ファイア
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